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オリジナルウルトラマンを創るスレ【オリトラ7】

1 :名無しより愛をこめて:2006/12/28(木) 17:51:23 ID:yUzfx5MN0

オリトラ五つの誓い

一つ、ここはオリジナルのウルトラマンを創るスレである事を理解する事

一つ、作風は自由だが、話はしっかり完結まで書き、なおかつ下品な作品はスルーする事

一つ、感想も自由だが、批判意見等はアドバイス程度に済ます事。

一つ、荒らしには絶対反応しない事。(それ以前に荒らしなど人が不愉快になる行為はしない事)

一つ、sage進行で進める事。(スレッドが落ちてしまいそうになった時だけageる事)

前スレ↓
オリジナルウルトラマンを創るスレ【sixth】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1165726897/

オリジナルウルトラマン公式ホームページ (パソコン版↓)
http://originalultraman.cyber-ninja.jp/index.htm
(携帯版↓機種によっては観覧できない場合があります)
http://www.sjk.co.jp/c/w.exe?y=http%3A%2F%2Foriginalultraman.cyber-ninja.jp%2Findex.htm

2 :名無しより愛をこめて:2006/12/28(木) 17:57:43 ID:IM7I87y6O
↓以下オリジナルバルタン星人スレに

3 :名無しより愛をこめて:2006/12/29(金) 00:20:57 ID:M6LeZsTbO
>>1
乙です。ところで過去スレは全部張らなくていいんですか?
まあとりあえず↓からオリジナルウルトラマンを創るスレ再開!

4 :名無しより愛をこめて:2006/12/29(金) 21:44:43 ID:mNDbiLgRO
>>1乙です。
オリジナルウルトラマンを創るスレ【first】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1148132212/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【second】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1154531054/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【third】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1157799460/
オリジナルウルトラマンを創るスレ【fourth】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1160846909/501-600
オリジナルウルトラマンを創るスレ【fifth】
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1163688391/
/

5 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 00:38:53 ID:BwOGfh6j0
何時の間にか前スレいっぱいになってましたか? 乙です。

6 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 01:12:55 ID:8m3b588+0
>>1
乙であります。
7でしたかー。これからもよろしくお願いします。

7 :イースリング:2006/12/30(土) 10:47:41 ID:44vOQwtx0
第4話「対立する者よ」怒獣ヴァース登場

街は騒いでいた。
と、いうよりテレビスタッフ達が大勢集まっていた。
ニュースも同じ話題ばかり。
それは”謎の巨人と謎の獣現る!”と。
これは、もちろんイースリングとカルブの事である。
街のど真ん中で戦ったため、一切に人々の目に入ったのだ。
最初の戦いでも人が多い中戦っていたのだが、テレビはこの情報を隠していた。
だが、前回の戦いを一人の物好きマスコミが発見したために、ニュースの表へ出すよう指示。
一挙に話題の中心へ。

アナウンサー「巨人と獣が戦っていました!果たしてこれは・・・?」
評論家「これは・・・サターンズではないでしょうか?」
アナウンサー「サターンズ?」
評論家「そうだな。君は21歳。知らないのも当然か。
     サターンズは23年前に地球を襲った侵略者だ。
     その手先二人が喧嘩をしたのであろう。」
アナウンサー「そ、そうなんですか・・・」

また若者の間でも討論が行われた。
あの巨人が組織に反論し、我々を守っているんだ!と、思う者もいれば、
あの巨人が組織のトップに立ちたくて、逆上しているんだ!
などなど様々である。

8 :イースリング:2006/12/30(土) 10:48:18 ID:44vOQwtx0
この報道をテレビで見ていた雅人と麻紀は不安げな表情を見せた。
そこへ起きてきた隆一郎が。
とっさにテレビの電源を消し、麻紀は「ねえ隆一郎さん。一緒にドライブしません?」と誘う。
隆一郎「ん?うん!全然かまわないよ。」
こうして、麻紀の持つ赤い車でドライブへ。
行く先は・・・洋服屋。
麻紀が買い物をしたかったそうだ。
雅人「すみません、奥菜さんもこんな目に合わせちゃうなんて。」
隆一郎「雅人はずっと、1時間もこうして?」
雅人「時には3時間以上ですよっ!困りますよね」
すると後ろからマイクを持った女性とカメラを抱えた男性がつめよってきた。
その正体はまさしく生放送番組の街頭インタビュー組であった。
「あの巨人についてどう思われますか?!」
と隆一郎にマイクを向ける。
麻紀は焦って、「やっぱいいです!」と店員に服を返して外へでる。
雅人も「ご、ごめんなさい!今は時間がなくて」
といって、麻紀と共に隆一郎の手を引っ張り車の中へ。
「あっ!」と戸惑う隆一郎だが連れてかれるがままに、乗車。
麻紀はエンジンをかけて急いでその場から出発した。
インタビュー「あ!!ん〜、もぅっ!」

車内にて。
隆一郎「ねえ、いったいどうしたんだい?」
麻紀「え?いや、なんでもないのよ!」
雅人「麻紀はテレビに映るのが嫌いだからね」
隆一郎「そう・・。」

9 :イースリング:2006/12/30(土) 10:48:52 ID:44vOQwtx0
サターンズ城。
メガンダー「地球・・人間達・・・No.099・・・怪しんでる」
ヘル・デス「そうか、そうか、ついに人間達がNo.099について。フフフ」
ゴウ・マグマ「どうしたしました?ヘル・デス様」
ヘル・デス「ん?いい案が浮かんだのだ。
       人間達は敵か味方かを討論しているのだろう?
       ならばそれを利用するのだ。」
ゴウ・マグマ「ほほお。どのようにでしょうか?」
ヘル・デス「簡単だ。No.011の持つ血を撒き、人間どもの闘争本能を強くさせればいいのだ」
ギライバー「なるほど!」
バド・リュー「たしかにあいつは、闘争の鬼・・・・」
ゴウ・マグマ「ようし、メガンダー!準備にかかれ」
メガンダー「了解・・・No.011のカプセル開放準備に・・・入ります・・・」
プシューと、頭部の蓋が上へ外され中から獣の生物が現れた。
ヘル・デス「お前はヴァースと名づける。さぁ、人間どもを争わせるのだ!」
ヴァース「ギーッ!」

そして公園にて巨人についてインタビューしている例の二人の姿が。
他にも16人ほどの子供や若者、老人らがいた。
インタビュアー「巨人について、どう思いで?」
男「あれはやっぱり敵ですよ!地球の危機です!」
インタビュアー「しかし、彼はあのとき・・・」
そこへヴァースはビルの屋上から口の中から放つ青い血を大量に振りまいた。
ピタッと皮膚に触れ、雨かと反応する人々。
徐々にその青い血は皮膚に染み込んでゆき、今一番気にしていることをメインに、
意見が対立したものと争うようになった・・・。
インタビュアーの女性とカメラマンの男は味方派。
インタビューを受けていた29歳ほどの男性は敵派。。
お互い睨み合い、掴み合いの喧嘩がはじまった。
老人二人も口げんか。子供等も砂を掛け合い喧嘩。若者もとっくみあい!
その様子はモニターで笑いながら鑑賞するサターンズ一同。

10 :イースリング:2006/12/30(土) 10:49:33 ID:44vOQwtx0
そこに丁度通りかかった隆一郎の姿が。
買い物中の二人をここで待っている最中であった。この争いに気づいた隆一郎は、公園へ突入した。

モニターを見ていたサターンズは驚く。
ゴウ・マグマ「む?!奴はNo.099!!」

隆一郎「一体、何をしているんだ!」そういい、カメラマンらをおさえようとするが、殴り倒されてしまう。
傷めた頬を手でおさえ、再び止めに入る。
「なんで争っているんだ?!」
男「こいつらはあの巨人を味方だとおもっているようなんだ!」
カメラマン「あんたこそ、敵だと?!ふざけるな!」
隆一郎(巨人?・・・・もしかして俺のことか?!)
一瞬と惑う隆一郎だが、決死に「やめろー!」と、叫び軽く首をしめる。
一旦、気絶させたのだ。「ごめんよ・・・」
老人等や子供等も必死に止め、引き離すことに成功した。

すると後ろからヴァースが飛び掛ってきた!
驚いた老人や子供は転んでしまう。
隆一郎はいきなりの攻撃に押し倒されるものの、ころころと状態を変えてゆき、
自分が上で止まったときにいっきに顔面をなぐりつけた!
ギーッと叫び、ヴァースは一旦引き下がった・・・。

その後に大丈夫ですか?!と公園にいたみんなの様子をうかがう。
よく見ると、全員が気絶していた。
すると手からはさきほど染み込んだ青い血が口から垂れていた。
隆一郎「これが原因・・・?ということはしばらくすればみんなは助かるんだな。」
安心した表情を見せる。

CM

11 :イースリング:2006/12/30(土) 10:51:03 ID:44vOQwtx0
倒れてた人たちは救急車で運ばれた。
すると、そこへ雅人と麻紀がやってきた。
麻紀「隆一郎さん、遅れてごめんなさい!」
雅人「本当、麻紀ったらさ。ハハハ」
だが隆一郎は黙り込んでいた。
雅人「奥菜さん・・・・・?」
隆一郎「俺のせいなんだ。。。」
雅人「え?」
隆一郎「俺が来たばかりにみんなが争ってる・・・・。
     俺のせいで!!」
そういって、走り去ってしまった。
麻紀「隆一郎さーんっ!」
雅人「もしかして・・・」
麻紀「!・・・例の?」
うんづく雅人。
麻紀「でも隆一郎さんは何も悪くない!
    いくら悪といわれうようと、彼は正義の味方なのよ?!」
雅人「それよりも早く奥菜さんを!」
そういって、車に戻り隆一郎を追いかけた。

サターンズは大満足のもよう。
ゴウ・マグマ「ふふふ、これであいつは戦う気力を無くしてゆくであろう。
        そのすきに奴を倒せば、世界は我々のものだ!」
ギライバー「さあ、ヴァース。もっともっと血を飛ばすのだ!」
ヴァース「ギエエー!」

そして街は次々に争うもので埋め尽くされてゆく。
「敵だ!」「味方だ!」
夫婦や警察同士、タレントなどまでも。
その血は総理大臣にも投げつけられようとしていた。
こうなってしまったら、日本は滅びてしまう!

12 :イースリング:2006/12/30(土) 10:56:53 ID:44vOQwtx0
奥菜は街行く度に喧嘩するものを自力で取り押さえ、正気に戻していこうとするが、
全くうまくいかない。
すると、区と区の境界線である架け橋にヴァースがいるのを発見する。
追いかけようとするが、横から男の若者がおそいかかった!
「お前はどっちだと思うんだ?」
と睨みつけてきた!
隆一郎「・・・・あの巨人は・・・悪だ!」
自分で自分を悪と決め付けたのだ・・・。
男は同じだったようで「ふふ、お前もわかるやつだ」と引き離してくれた。
このために嘘をついたとおもったら、そうではなかった。
自分がいたせいで、こんな争いが始まってしまった。
しかも侵略者として生まれたのだ。
属性は”悪”に変わりないないのだ・・・

だが、これ以上荒れぬようヴァースを追いかけた。
すると2体2で男女が争いをしていた。
その片一方はまぎれもなく雅人と麻紀であった!!
「みんな、やめるんだ!目を覚ますんだ!!」
だが雅人と麻紀は相手の男女と争い続ける。
「目をさませ!イースリングは悪だ!悪でもう、いいんだ!」
こういうものの、雅人と麻紀は正義の味方派。
麻紀「隆一郎さん、あなたがそんなことううなんて」
雅人「信じてたのに!」
と、二人は隆一郎に襲い掛かった!!
雅人に殴られ、麻紀に蹴られ・・・・。
だが耐えに耐える隆一郎。
きっと目を覚ますはずだ・・・

13 :イースリング:2006/12/30(土) 10:58:15 ID:44vOQwtx0
と、その先にはヴァースの姿が!
もうここはヴァースを倒さなければならぬと、この状況を切り抜け、後を追った。
雅人と麻紀らは再び、同じ2名と争いを開始してしまった。
ヴァースのスピードもかなりのもので、なかなか追いつかない。
そればかりか、ヴァースの姿が見えなくなるほどだ。
そのまま道に迷う隆一郎。
きょろきょろと街を見渡しながら歩いていると、ゴウ・マグマが現れた!!
隆一郎「貴様っ!」
ゴウ「ふふふ、悪魔のNo.099よ!貴様は自分が悪魔と言うことをちゃんと自覚したようだな」
隆一郎「くっ!」
ゴウ「いいな?お前は侵略者なのだ。
   本来はこのような光景を好むはずなのだ。
   だから喜ぶのだ!さあ、人間達が争う姿を見て喜べ!」
隆一郎「喜ぶものか!
     人間達は争うべきじゃない。手を繋ぎあうべきなんだ!」
ゴウ「ではなぜ、サターンズのはずのお前は、我々と手を繋ぎあわぬ?
    お前こそ我々に牙を向ける敵なのだ。
   それは許されるとでも?」
隆一郎「地球を狙う奴に良い奴などいない!」
ゴウ「ふん、それはたまたまお前が地球を好きになってしまっただけで、
   本当は今頃、お前は滅びた地球を見て我々と共に笑っていたはずなのだ。
   それを忘れるな。
   今度こそお前を倒す!行け、ヴァース!」

14 :イースリング:2006/12/30(土) 10:59:32 ID:44vOQwtx0
すると近くの倉庫のシャッターを突き破り、ヴァースが飛び掛る!
押し倒される隆一郎。
さらにヴァースはジャンプして何度も踏みつけてくる。
だが何回目かのジャンプのときに、瞬時に横へ転がり回避。
立ち上がり、思い切り蹴り上げる!
隆一郎「もう許さん!人々を争わせるなんて。
     戦争を好むなんて俺は許せない!」
ゴウ「ふん、たしかに戦争は悪いことかもしれない。
   だが争わなければいけないこともあるのだ。
   我々にとってはこの戦いが大事なのだ」
隆一郎「俺にとっては貴様らを倒すことが、大事であり、
     平和のためだと思っている!
     争いは場合によって必要かもしれない。
     だけど、人と人が争い、信頼も何もかもを無くす必要はあるのか?!」
ゴウ「ある。我々にとってはな。人間が消え去れば、全宇宙を我々のものにできる。」
隆一郎「くそっ!そんなことはさせない!貴様らの勝手な考え方によって、
     地球を侵略させてたまるか!」
そしてフラッシュラッシュを手にする。
ヴァースもそのとき巨大化!
フラッシュラッシュを作動させ、隆一郎はイースリングへ変身!

巨人と獣が現れ、争いをしていた人々は見上げて驚いた。
どちらが敵か味方・・・結果はこの戦いででるかもしれない。
そう思い黙って見つめる。

15 :イースリング:2006/12/30(土) 11:00:30 ID:44vOQwtx0
掴み合い、なげつけようとするがお互いなかなか譲らない。
イースリングが思い切り後ろへ投げ飛ばすが、ヴァースは着地。
そして振り返り、イースリングに突っ込む!
腹にタックルを受け、倒れこむイースリングの首を噛み付く!!
強烈な牙にやられ苦しむものの、なんとか振り飛ばす。
だが痛みが残っているようで、首をおさえながら戦う。
そしてヴァースの首をワキに固め、そのまま振り回す!
グルグルと首だけを持った上体で回したため、ヴァースも首にダメージを受ける。
クラクラめまいを起こすヴァースにイースリングは2つめの光線技”ガッツ・レーザー”を放つ!
ヴァースの顔面に直撃し、大爆発!
最後にエモーション光線を放ち、見事撃破した。
ゴウ・マグマもその場から立ち去る。

人間達は正気に戻り、勝った巨人をまだみつめる。
果たして敵か・・・味方か・・・。
そんな人々を見下ろし、イースリングは空へ飛び去った。
「味方だったのかな・・・」
「地球を襲わず帰ってけど・・・」
「なんだか正義のオーラが感じられたわ・・」

16 :イースリング:2006/12/30(土) 11:01:11 ID:44vOQwtx0
空を飛んだイースリングは途中で隆一郎の姿で着陸。
雅人と麻紀のもとへ走っていった。
翌日のニュースは同じく巨人についての討論で溢れていたが、
8割が正義の味方との答えをくれた。
だが隆一郎は嬉しくなかった。
2割が反対だからではない。
本当に自分が正義か苦悩していたからだ・・・
だが、ここで引き下がったらサターンズに地球を奪われてしまう。
隆一郎は、なにがあろうと守らなければならない。
そう思い、強く拳を握った。

そして雅人と麻紀と再び買い物へ。
苦笑いで「ま、またー!?」と嘆くものの、雅人と共に仕方なく付き添うことにした。

つづく

次回予告
第5話「デパート崩壊予告!」巨怪クレブ
非常事態!
大勢の人々がいるデパートが1時間後に崩壊?!
隆一郎は一人残さず助けだすことができるのか?
お楽しみに。

17 :イースリング:2006/12/30(土) 11:10:55 ID:44vOQwtx0
ちなみに>>6も自分ですが、再び。>>1さんお疲れ様です。


18 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 16:08:51 ID:CPU+Kf/x0
「お控えなすって!」
 冥王星圏防衛の任務を続けていたウルトラマンバーンの前に、かつて二度も地球を襲った
暴力星団の札付き怪獣、一度目はウルトラマンイレイズに倒され、二度目の復活の際も
デリート隊長に倒された、ラムパルスとドビドーグが突如現れた。何事かと構えるバーンの
前で、二頭は中腰に構えて片腕を斜め下に伸ばし、仁義を切った。
 二頭は戦いに来たのではない。デリートの処遇で又復活させられ、執行猶予処分で
長い経過観察とお勤めの末、更正したのである。そして、バーンのカプセル怪獣として
平和のために働くことになったのだ。二頭をつむじ風のように回る光が包んだ後、二つの
小さなカプセルが出来上がり、バーンの手に収まった。


ウルトラマンイレイズ 外伝6 暁の中で
あのお方、他色々 登場


 時間はかなり遡る。
 地球に就任する前のウルトラマンイレイズは、銀河辺境の無人惑星の荒野の中で、やるせない
思いに浸っていた。周囲の荒野の光景が彼の今の精神状態そのものだった。
 暴力星団の管轄を長く続けていたイレイズは、疲れていた。来る日も来る日も、道理の通らない
自分勝手な化け物どもを痛め付け、殺し続ける。望んで引き受けた任務のはずだったのだが、
悪意に満ちた存在は倒しても倒しても現れ、家畜を屠殺する様にそれらを屠り続ける自分から、
宇宙警備隊の同僚も、守っているはずの市井の人々も皆遠ざかっていく。ディアナとも意見が
合わなくなり、もう長いこと逢っていない。

19 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 16:10:25 ID:CPU+Kf/x0
 そんなイレイズにも、他のオリウル戦士達の例に漏れず、心の師と密かに仰いでいる先達がいた。
無論、オフィシャルの存在の。
 かつて何度か、というか結構何度も地球を訪れ、その平和を守り抜いてきたその先達も、平和を
守るという理想と、そのために続けなければならない血塗られた闘争とのギャップに何度となく
苦悩したという。お前が守っている地球人は守るに値しない屑だと何度も何度も言われ、実際
地球人のどうかと思う行為を何度も目の当たりにし、ボロボロになっての帰還の後にもう一度
地球就任の役目についたら今度は脚を折られて長期の変身不能となり、仕方ないので当時の防衛隊の
指揮役になったら今度は防衛隊が敵の奇襲で壊滅して自分も怪獣に飲み込まれ、そんなことがあっても
なんかまだ生きていて平成の世で三度目の地球防衛を行ったら、地球人と骨肉の争いを続けていた
海底文明が最早私情レベルでしつこく根に持って怪獣を送りつけて来る、子飼いのカプセル怪獣
二頭がその戦いで殺される、防衛軍のタカ派の参謀はあまつさえ自分に銃を向け、大人とは思えない
情けない言い訳をやけくそで喚いて反省もしない、その手下は地球人側の不祥事をあくまで隠匿
するために機密ごと焼身自殺する・・・
 それでもいまだに宇宙平和のために戦い続けているというその先達を、イレイズは心底凄いと
思っていた。
「俺には出来ません。宇宙全ての人の心の闇と始終向き合い続けるなど・・・どうしても
手が先に出てしまう。俺は、暴力星団のゴロツキどもと同じレベルの修羅でしかない。
 こんな俺の前に、貴方は現れないでしょう。いや、それを願うこともおこがましい。シグマや
ミラクルのように、自分の理想とする人の領域に届きたいという想いとは違うのだ」
 自嘲した後、イレイズはその場から去ろうとした。

20 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 16:12:07 ID:CPU+Kf/x0
「本当に、出来ないのか?」

 突然聞こえた声に、イレイズは振り向いた。
「お前は本当に、私のいる場所に届きたいと思ってはいないのか? 出来ないのではなく、
自分の可能性に勝手に限界を定め、自分から成し遂げようとしていないだけではないのか?」
 愕然とするイレイズ。
 見上げた断崖の上には、その男が立っていた。
 地平からゆっくりと昇り、闇の夜空を赤く染めていく朝日が、邂逅した二人の戦士のシルエットを
浮き上がらせた・・・

 時間は一気に現在へ戻る。M78星雲。
 急に二頭のカプセル怪獣の上司となったバーンは、本国に戻り、『カプセル怪獣運用研修』を
後から受ける羽目になり、今日漸く資格試験に合格した。
 実は、カプセル怪獣を使うためには資格を取る必要があるのだ。というか、最近そういう
制度が出来た。別次元情報で、怪獣を使役するに相応しくない心の歪んだ巨人が、怪獣を悪用して
他の戦士やその守っている場所を襲わせるというケースが近年見られるようになったからである。
海の力の青い巨人が怪地底獣を暴れさせたとか、闇の絆の巨人の使うスペースなんたらとか。
そういう事態を防止するための制度である。
 バーンの合格祝いがラムパルスとドビドーグの進言で行われ、その席に、イレイズも参加していた。
ラムパルスとドビドーグにはイレイズも少なからぬ縁があり、かつての凶悪怪獣がここまで更正した
様をイレイズも嬉しいと思った。
イレイズ「思えばあの時は俺も大人気なかったな」
ラムパルス「お互い様ですって」
ドビドーグ「なんかむしゃくしゃして馬鹿な真似をしたのは俺達もですし」

21 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 16:13:36 ID:CPU+Kf/x0
 二頭から聞いた話では、彼らと昔つるんでいた怪獣のザンバやロクストン、これもイレイズ8話で
改心した怪獣ダマクラーなども社会復帰し、宇宙を回って精力的にボランティアを続けているという。
 バルトスはやっと入院生活から復帰し、実家の農業を継いでいる。只、かつて地球を襲ったことに
ついてはもう触れないで欲しいとバルトスの両親や担当医からもラムパルスとドビドーグは頼まれた。
心の傷に対して色々まずいらしい。
イレイズ「・・・・・・」
ラムパルス「ま、まあ、今真面目になって人に迷惑をかけてねえんなら」
ドビドーグ「そんなこともありますよ、旦那」
イレイズ「済まん・・・」
 そういえば、と、イレイズはもう一つ思い出した。地球を襲った暴力星団の怪獣軍団のリーダー、
イレイズに一番最後まで食い下がったブラックローはどうなったか。
 ラムパルスとドビドーグは困ったが、真相を伝える。
 宇宙刑務所に投獄され、収監期間の終わった後経過観察で出所したが、その後、姿を消し、現在
行方不明だという・・・

 そのブラックロー。
 辺境をぶらついては小規模な悪さをしていたところに、別の巨大宇宙人が現れ、その悪さを妨害
してきた。
「おぬし、小さいのう。こんなことをしていて何になる」
「何だ手前、いきなり脇から出てきやがって・・・手前に何が判る!?」

22 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 16:15:13 ID:CPU+Kf/x0
 激闘の末、奮闘したもののブラックローは又も負け、地に伏した。
「何故だ・・・何故俺は勝てない!? こんなことじゃ、あのイレイズの野郎にも勝てやしねえ!」
「何と?」
 宇宙人は尋ねた。
「おぬし、ウルトラマンイレイズの縁の者か?」

 現れた宇宙人は、裃に紋付袴にちょんまげの巨大な殿様。義賊路線に転向していた代官怪人・
アーダイカだった。今日は悪徳怪獣エゴチには別の場所で金勘定の仕事をさせている。
 アーダイカは、かつて再度地球を襲った際にイレイズに説得され、それを契機に現在の活動に
転向したことをブラックローに語った。
「あいつが・・・あの疳の虫野郎が、そんなことを・・・?」
「そうじゃ。あやつの言う通り、弱い者を守るために戦うようになってから、わしは精神的に
実に楽になった。今わしは、世直し活動が非常に楽しい。どうじゃ、おぬしもやることが特に
ないなら、一緒にやってみんか?」
「・・・俺は・・・」

 M78星雲。
ラムパルス「大丈夫、あいつもきっと何とか上手くやってますよ」
ドビドーグ「信じてますから、俺達は」
イレイズ「・・・ああ。そうだな、きっとそうだ」

23 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 16:17:03 ID:CPU+Kf/x0
 祝いの席には二人と二頭だけだが、宴は盛り上がる。次に、他のオリウル戦士の現在は
どうかという話になる。
 ミラクルは地球就任が終わってからは、ハイパワーマンから次の使命を与えられるのを
待ちながら、奇跡の国で修行中。まあ、何か大きな事件が起これば又出てくるだろう。
 最近地球勤務が終わったシグマは、修行がてら、宇宙の各地を旅して回っているという。
地球を離れる際にちょっと色々あったらしく、自分の中で整理をつける意味もあるらしい。
イレイズ「まあ、俺達が信じていた通り、あいつは最後の最後にあの恐るべきバゾード星人を下し、
地球を守り抜いてくれた」
バーン「きっと又元気な顔を俺達の前に見せてくれるさ。なあ」
 そして、カイザーは地球勤務を目指して研鑽中。色々問題もあるが、あと少しだろうと二人は
見ている。

 次に、バーンの言葉を受けてイレイズが地球勤務を決意した際の思い出話。
「人間に姿を変えて地球に行く際、俺は『明野暁』という名を自分につけた」
 イレイズが目標とする先達が地球を去った時、彼が最後まで守った地球の地平から眩しい朝日・・・
暁(あかつき)が昇り、明けの明星が輝いた、その逸話からつけた名である。
「自己陶酔と笑うなら笑えばいい。俺はこの名を気に入っている。信也や百合子さん、当時俺の周りに
いた地球人達がこの名を呼んでくれていたことが、俺が地球にいて地球を愛し続けた証だと思っている」
「笑わねえさ」
 バーンも、HEETの仲間達の勇姿を思い出す。
「そういえば、お前の心の師たるあの人、まだ現役やってるらしいな」
「ああ・・・宇宙のあちこち飛び回って今何処にいるのかも掴めないが・・・相変わらず、凄い人だ」

24 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 16:18:29 ID:CPU+Kf/x0
「あーーーーー!!」
 宴の席に偶然出くわしたウルトラマンバーストが、彼の目標であるバーンを指差して激しく興奮する。
バーストも、カプセル怪獣運用研修を受けに来ていたところだった。その彼の後ろには、斬撃怪獣・
ヤイバラスがいる。こいつもかつて15話で地球を襲ってバーストと交戦したが、その際出会った
地球人の余りといえば余りな醜態を目の当たりにして地球を襲う気が失せて宇宙に帰り、その後、
やっぱり真面目に暮らそうと思った口である。
バーン「誰、こいつ?」
イレイズ「・・・俺の後輩」
 バーストも飛び入りで宴席に加わり、宴は更に盛り上がっていく・・・

 宇宙の何処かの星。
 ガッツ星人の軍団は、ぴきゅぴきゅぴきゅと騒いで慌てふためく。
 彼らの悪事を阻止しにたった一人で現れた戦士を、昔のままに大勢で囲んで手からビームのゴムヒモを
放って拘束しようとしたのだが、戦士は縛られながら全く動じず、力押しで身体を振り回す。それだけで
ガッツ星人達は引き回されて転がされ、地に叩き付けられ、更に戦士は手の力だけでビームゴムヒモを
引き千切ってしまう。
「おのれ・・・あれを出せ、あれを!」

25 :名無しより愛をこめて:2006/12/30(土) 16:20:44 ID:CPU+Kf/x0
 ガッツ星人の指令で、宇宙ロボット・キングジョーが四体合体して出現。おあっしゃおあっしゃと
不気味な機械の音を立て、戦士に歩み寄ってくる。
 戦士は慌てず騒がず、頭頂にセットされた宇宙最強のブーメランに両手を掛け、分離させて投げつける。
光の刃が地面すれすれを飛んでキングジョーの足下から頭上へと駆け抜け、再び戦士の頭にセットされた
直後、キングジョーは、正中線から真っ二つになり、爆発した。
 ガッツ星人は蒼白になるが、まだ諦めず、更に最後の切り札を呼ぶ。
 円盤生物・シルバーブルーメ。
 宇宙の星空一杯に触手を広げ、胴体の中心の口から、戦士を再び飲み込もうとじわじわ襲い掛かる。
 銀の頭と胸と肩、真っ赤な身体の戦士は、黙って空を見上げ、両手を合わせ、L字に組む。
 最強光線・ワイドショットがかつてよりも遥かに威力を増して放たれ、シルバーブルーメの膨張した
超巨体を跡形もなく焼き尽くし、巻き起こった爆発でガッツ星人の軍団も一掃されていく。
「レオに後を託した時点で役目は終わり、私は夕陽のように只地平に沈むのみと思っていたが・・・
 まだまだ、沈めんな」
 ウルトラセブンは、地平から昇る朝日に照らされながら呟いた。

26 :イースリング:2006/12/30(土) 16:38:47 ID:44vOQwtx0
>イレイズ作者様
待ち望んでいた外伝6.
振り返ればセブンも、歴代ウルトラマンの中で一番苦悩しながらも平和を守っていたことになりますね。
それと、実はミラクルのその後的な特別編を創ろうかと計画していたので、
その前フリ的な短文を加えてあったのには感謝しています。
(実際に書くかは未定です)

27 :アルファ作者:2006/12/30(土) 19:26:34 ID:CPU+Kf/x0
おお、後日談ですか。期待はしときます。

イースリングも、毎回いい感じに路線が纏まってきたと思います。

28 :名無しより愛をこめて:2006/12/31(日) 20:36:53 ID:qrx/zU7u0
来年もよろしく保守

29 :シグマ作者:2006/12/31(日) 23:18:43 ID:hhgCeWqQ0
イースリング作者様、自分が本当に正義なのか…こう深いテーマ性を
感じます。そして敵の策略とはいえ醜く争う人間達。
イースリングは真の正義を求める作品になりそうですね

アルファ作者様、イレイズの尊敬する人物はセブンだったのですね。
それにしてもいろんな人物が出てきて豪華使用だw
アーダイカまで出とる…シグマ後日談と言うか次回作に繋げるお話を
もうすぐやります。

30 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:15:46 ID:EQ3qxCmd0
これよりシグマ最終設定を投下します。
最終だけあってやたら量が多いですが、イースリング作者殿、
ご苦労お掛けしますがよろしくお願いします。

31 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:17:04 ID:EQ3qxCmd0
ウルトラマンシグマ設定集

あらすじ
宇宙警備隊員でアンドロメダ星雲支部に所属していたウルトラマンシグマは
宇宙警備隊隊長ゾフィーから、地球を中心に太陽系を守るように指示される。
シグマが地球に向かうと地球人の青年、大和真悟が無茶をしながらも
果敢に怪獣に立ち向かう姿を見て、彼を気に入り、一心同体になることを決意。
真悟は地球防衛軍・SGTに入隊、怪獣や侵略者との熾烈な戦いを繰り広げる。

概要
とにかく正統派ヒーロー物を、という一心で作り上げた作品。一話完結、勧善懲悪は
ほぼ基本と言っていい。明るく、単純明快なストーリーが多いが、時にロマン調な
作品もあり、それなりに挑戦をしてみたことも。自己犠牲というヒーローとしての
側面から最後は悲しい結末を迎えることになってしまった。

ウルトラマンシグマ
身長48m 体重4万6000t 出身地M78星雲・光の国 年齢9500歳。
飛行速度はマッハ12。宇宙では光よりも速い。弱点は寒さに弱いことと、
エネルギーが地球上では約3分間しか持たないことである。
宇宙警備隊員で以前はアンドロメダ星雲支部に所属していた。宇宙警備隊長ゾフィーの
指令を受け、地球に派遣される。性格は熱血漢で無鉄砲なようで冷静に戦局を
見極めたりもする。ウルトラマンエースを非常に尊敬している。シグマの容姿は
エースの顔と瓜二つでエネルギーホールもあるが、ウルトラスターが無く、
目は平成三部作の方々っぽい形をしていおり、体の模様も違うので、十分見分けが
付くと思われる。地球人の青年、大和真悟と一心同体となり凶悪な怪獣や侵略者と戦う。

32 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:18:07 ID:EQ3qxCmd0
シグマ必殺技集
アスシウム光線:シグマの基本必殺技で大抵の敵はこれ一発で倒す事が出来る。
構えはワイドショット、メタリウム光線と同じで腕をL字に組んで発射する。
最終回でアスシウムエネルギーとプラズマエネルギーを全て開放した
最強必殺光線、ビッグバン・アスシウム光線を使った。これは最大パワー、
もしくは使用に失敗すると、太陽系を軽く吹き飛ばすほどのパワーで発射されてしまう
制御のため、真悟と完全同化する必要があったのだ。しかし最大パワーでなくても
ラストレイガを倒すのに十分であったことからその破壊力が
どれほどの物か分かるだろう。

バーチカルギロチン:シグマがアンドロメダ星雲支部にいたころ、ウルトラマンエースに
教えてもらったカッター光線。元祖と同じく三日月型であり、あらゆる怪獣を
ぶった切った。これを教えてもらうまでは八つ裂き光輪を使用していたようだ。

バーニングキック:歴代ウルトラマンの必殺キックを研究し編み出した技。
基本的にとどめのための繋ぎ技だが、破壊力は並みの怪獣は十分に倒せるほど。
サッカーキックバージョンもあり、一撃で怪獣墓場まで吹っ飛ばすパワーがある。

プラズマスピン:身体を高速回転させ相手に突撃する技。まんま超電磁な
ロボットの必殺技っぽい。しかしこれも繋ぎになることが多い。その場で高速回転し
周辺にプラズマ光線を浴びせるプラズマトルネードもある。

シグマソード:シグマの剣術はウルトラ一刀流免許皆伝の腕前である。そこで
エースと同じく念力で剣を作り出し戦う技を身に付けたのだ。
ソードではなくフライパンを製作しチャーハンを作ったこともある。
ネオシャバーザを切り刻み、アスシウム光線で消滅させた連続攻撃は
「シグマソード・閃光斬」というウルトラ一刀流の奥義の一つ。

33 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:18:58 ID:EQ3qxCmd0
スパークビーム:攻撃力は低いが両手でも片手でも発射でき、光線、光弾の
2タイプで撃て、速射制、連射制も高いため、シグマはかなり多用していた。
なおエネルギー光球も使った事があるがレオほどの破壊力は無い。

シグマシールド:リバウンド光線と同じく壁型のバリアである。
それだけではなく特定の場所を守るために球体状で使うことも出来る。

ウルトラ念力:離れながらも特定の箇所を破壊したりするため使った。シグマソードや
封印用の石を作り出したり、透視光線や縮小光線を使ったのもウルトラ念力の力である。

シグマファイヤー:両手を合わせ40万度の炎を浴びせる技。他にも相手を
溶かすウルトラシャワーを使ったこともある。

カウンター光線:相手の攻撃を受け止め、そのエネルギーを吸収、光線に
して跳ね返す技。

ウルトラロード:異空間から脱出したり逆に突入する技。

リクライン光線:凶暴化した怪獣を大人しくさせたり、戦意を奪ったり、
元の姿に戻し、傷を癒す、平和のための光線。

野球攻撃:アスシウムエネルギーのボールを連続ノックでくらわす、
ウルトラ千本地獄ノックと、どう変化するか分からないウルトラナックルボールの
二つがある。

シューティングビーム:両手を突き出し、破壊光線を発射する技。

マシンガン光線:片手の指先から発射。高速で連続光弾を撃ち出し、
相手のスタミナを奪う技。

34 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:20:40 ID:EQ3qxCmd0
宇宙防衛隊・SGT
SGTとはSpace Guard Team の略称で、地球防衛軍直下所属の精鋭チームである。
本部はオーストラリアのシドニーに置かれている。観測センターが北極、南極に
設置されており、宇宙ステーションL1、L2、L3が常に宇宙の異変を
調査・警戒している。支部はロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、シベリア、
カイロ、ニューデリー、バンコク、ブエノスアイレス、上海、シンガポール、
そして日本にある。なお日本は極東第一支部とされており基地は東京の
奥多摩地下に建造されている。基地周辺には迎撃システムが多数設置されており、
敵の攻撃を寄せ付けない。基地内部はSGT隊員が常駐している作戦司令室を
中心に数々の研究・開発室や、訓練所、隊員達の個人部屋、独房、会見所、仮眠室、
客間、医療室、レーダー室、記録室、格納庫、弾薬庫などの施設があるほか
小都市も建造されており、隊員達のくつろぎの場である。ちなみに管制室は
あるにはあるが実は侵略者・侵入者を欺くためのダミーである。兵器の出動も、
基地のシステム管理も全て作戦司令室で行っている。つまり管制室を制圧しようと
する者はお馬鹿さんなのである。作戦司令室は広く、SGT隊員のほか、
通信・レーダー要員、入口には警備員が常に見張りとして待機している。さらに
スイッチ一つであらゆるデータを表示し、事件現場の映像をモニターに
映し出すことも出来る。各国支部や、他防衛チームとリアルタイムで情報交換を
行っている。地下に基地が作られたチームは壊滅的な被害を負うことが無いという
ジンクスがあるのか、最終回でも極東はもちろん、各国支部、宇宙ステーションも
破壊されずに無事戦い抜いた。怪獣撃退数も多い。

35 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:21:54 ID:EQ3qxCmd0
極東第一支部隊員
大和真悟(やまとしんご)年齢20歳、野球と蕎麦が大好きな青年。
高校卒業後はその日暮らしで友人たちと草野球をしていた日々だったが、
怪獣に遭遇した際に素手で立ち向かい重傷を負ったところをシグマに助けられ、
彼と一心同体になり地球防衛のためにSGTに入隊した。熱血漢の正義漢で
積極的に前線に飛び出す。無茶もするが、根は真面目なのでチームに貢献している。
同僚の桃瀬雪隊員と最初は喧嘩友達のようだったが次第に意識し始め、
38話にて恋人同士となる。シグマ本人と性格が似ていたためか精神同化が早く、
テレパシーに驚異的な身体能力、テレポーテーション、透視、ウルトラ念力までも
使えるようになる。最終回においてビッグバン・アスシウム光線の影響で完全に
シグマと同化、永久に分離不能となり、それと同時に自身の地球上での存在も
消滅したため地球を去った。

神勇五郎(じんゆうごろう)年齢38歳、SGT極東第一支部隊長。
性格は冷静且つ人情家であり、一回の失敗を強く咎めたりはしない。全隊員から
非常に信頼されている。現場主義者であり、自ら前線に出向く。地球を守るのは
最後は人類、ウルトラマンはそれの手助けをしているという考えの持ち主で
最後の最後まで諦めず、隊員達を引っ張る。隊員全員に夏休みを与えたり
真悟と雪の関係をからかう等、茶目っ気もある。

桃瀬雪(ももせゆき)年齢20歳、地球防衛軍屈指のエースパイロットで
生身での戦闘能力も高い。性格は気が強くツンデレで、真悟とよく喧嘩していたが
次第に彼に好意を抱くようになり38話で恋人同士となる。料理は下手ではないが
お菓子作りは苦手なようだ。最終回でシグマの正体を知った唯一の人物で
真悟とは悲劇の別れをすることになる。

36 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:24:26 ID:EQ3qxCmd0
中村聡史(なかむらさとし)年齢20歳、戦闘のプロフェッショナルで
特に射撃の腕前は100m先で動き回る蝿を撃ち落とし、クレー射撃ではクレーの
破片が無くなるほど撃ってみたりするほど。格闘術のレベルも高く、タロウの
スワローキックを使い、真悟も敵わないほどである。それでいて性格は気さくで
思いやりがある。短気なところも持ち合わせている。真悟とはマブダチ(死語)であり、
雪とも仲が良いので、この三人で行動する時は差し詰め仲良しトリオとでも呼ぼうか。

荒井浩治(あらいこうじ)年齢27歳、SGTのあらゆる兵器を開発していて
隊長の補佐も務める副隊長格。彼の開発した兵器のほぼ全てがシグマのピンチを
救い、SGTの勝利に貢献したのは間違いないだろう。ファルコンシリーズの
設計も彼が担当した。彼の開発した兵器を中村が使用し怪獣を攻撃するのは
基本パターンである。作戦考案もする参謀的な一面もある。厳しい性格ながらも
根は優しい人で強く信頼されている。

谷村明(たにむらあきら)年齢25歳、攻走守・三拍子揃った隊員だが
如何せん突出したところがないため地味な人扱いである。そのためサポート役に
回っている。だが彼のサポートが無ければ勝利することは難しい場面もあったので
やはり重要な存在で縁の下の力持ち的存在である。32話でリエという彼女が
出来たのだが彼女の出番も以後、無く地味キャラを拭えなかった。
食いしん坊という設定も全く持って活かされていない。

佐々木姫子(ささきひめこ)年齢18歳、通信・解析に、システム管理を行う
SGTの最年少隊員。大人しくて、見た目も精神的にも幼い感じがあるが
芯はしっかりしている。祐二という兄がいて、雪を姉のように慕うところもあったが、
本人は極度のブラコンである。その様子は30話で垣間見える。
人気バンドUMOのファン。なお家事全般が得意である。

37 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:25:19 ID:EQ3qxCmd0
竹岡勇(たけおかゆう)年齢10歳、小学4年生。病弱でよくいじめにあっていたが、
真悟と知り合い、一緒に遊んだりしているうちにかなり丈夫になったようだ。
運動神経は抜群で、運動会で大活躍した。真悟を慕っている。デルストンとの戦いで
勇気を出して立ち向かったことからSGT特別隊員に任命された。最終回で
真悟に地球人同士、力を合わせることが大事と教えられ二度と会うことは無かった。

オオヤマ一樹(おおやまかずき)元UGMの隊長で現在はSGT極東支部担当長官。
現役時代から腕は落ちていないようでシルバーガルでシグマとSGTの
ピンチを救った。真悟の正体を知っているように感じるが真相は不明。

38 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:26:01 ID:EQ3qxCmd0
SGTが使用した兵器
携帯兵器:隊員達はベルトにスペースガンという携帯銃と小型爆弾を装備している。
スペースガンは通常は弾丸を発射するがモードチェンジでレーザー光線を撃ったり、
麻酔弾を放つことも可能。小型爆弾はデルストンの足の爪を破壊し、シグマの
ピンチを救ったり、バンリースの戦闘員のほとんどを吹っ飛ばしたこともある。

スーパーファルコン1号:全長65m 横幅52m 重量49t 最大速度マッハ6
SGTが誇る大型戦闘機で、移動指令部となる。コックピットは10人以上
軽く乗り込める広いスペースでSGT全員で乗り込むこともしばしばある。
奥多摩山中の棚田が二つに割れそこから発進する。武装はミサイルとレーザー砲、
麻酔弾など。26話より、決定打となる武装が無かったことからメタリウム砲を装備。
主に神隊長がメインパイロットを務め、姫子と谷村が一緒に乗り込むことが多い。
ちなみにお茶室とトイレが設置されている。

スーパーファルコン2号:全長17m 横幅15.3m 重量14t 最大速度マッハ8
SGTの小型戦闘機で大量に生産されている。二人乗りでファルコン1号の支援を
行う。武装はミサイル、レーザー砲、26話よりメタリウム砲を装備している。
29話ではパンチレーザーSPを使用した。多摩川の底から水しぶきをあげ、発進する。
パイロットはSGT隊員全員が務めるが神隊長の使用例は極端に少ない。
スペースファルコンという宇宙用のファルコンがあるが、性能は2号と全く同じ。
主翼の形が違うだけで、しかもファルコンは全て宇宙で使用できるので、出番は
ほとんど無かった。ファルコン1号がほぼ無敵の不沈艦だったのに対しこちらは
よく撃墜されていた。

スーパーファルコン3号:全長10m 横幅8.7m 重量7t 最大速度マッハ14
31話より新しくSGTに配備された小型高速戦闘機。1人乗りで
ヒットアンドアウェイ戦法が多い。武装はミサイル、レーザー砲、メタリウム砲等。
奥多摩山中の森林が割れ、そこから発進する。ほぼ真悟専用機だが雪や谷村も
操縦したことがある。最大速度はシグマ以上だがエネルギー積載量が3機の
ファルコンの中で一番低いため、あまり最大速度を出しすぎるとすぐに
エネルギー切れを起こしてしまう。

39 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:27:24 ID:EQ3qxCmd0
SGTタイガー:全長6.2m 横幅1.87m 時速280km
パトロール専用車両。だが光線砲とバリアー装置も付いているので戦闘も十分可能。
マイナスエネルギー探査機が装備されている。

SGTシャーク:全長8m 横幅2.5m 重量38t 最大速度29ノット
特殊戦闘潜航艇で海底、湖などの調査に使用される。武装は魚雷と光線砲。
4人乗りである。ファルコン1号に現場まで輸送される。特殊水中カメラや
音波探知機を装備している。

バルバイザー:全長20m 横幅11m 重量160t 時速50km(地中)
特殊地底戦車。3人乗り。地底の調査に使われるはずだったが出番は全然無かった。
武装はレーザー砲と大型ドリル。39話の整備シーンのみに出てくる。

バリア突破装置:一時的に強力なバリアを抜けることが出来る装置

バスターカノン砲:強力な光線を発射する兵器。ガルックスを倒した。

殺虫剤レーザー:マスキンロッグに使用されるも効果は無し。

かゆみ止めレーザー:マスキンロッグのかゆみ攻撃に苦戦するシグマを回復させた。

G弾:バズーカにセットし発射。ビーコンを攻撃するが怪光線で相殺されてしまう。

スパーク8Z:科学特捜隊の使用したスパーク8を荒井が改良し、開発した兵器。
強力な光弾を連続発射し当たった者は跡形も無く消滅する。バトルキング、
ウバレート星人を倒した。

火炎放射器:強力な火炎を放射する。身体のほぼ全てが水で構成されている
ウォル星人に致命傷を与えた。

40 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:29:06 ID:EQ3qxCmd0
ボルトミサイル:高圧電流が流れていて、命中すると、ところどころショートする。
オールタイを半壊させ、動きを止めた。

バリア装置:ファルコンが大嵐でも問題なく飛べるよう開発。一時的にしか
使用できない。なお同時にエンジン強化を行った。

メタリウム砲:26話よりファルコン全機に装備された。かなりの破壊力で
シグマのピンチを救う。フルチャージしても2発しか撃てないのが欠点。
なお29話でパンチレーザーSPという部分的攻撃に適した兵器をファルコン2号に
装備。どちらもウルトラマンエースの技を参考に開発された。

ストームバズーカ:最高のロックオンシステムと破壊力を合わせ持つ兵器。
ツゴンを木っ端微塵に粉砕した。

フォーメーションヤマトS:従来のフォーメーションヤマトをさらに発展。
おとりになった機体が相手の頭を越えた後、宙返りで尻尾に攻撃する戦法。
バンドラークの武器を不完全ながらも破壊した。

RX1号:惑星破壊ミサイル。チョイカ星人にキレたSGTが使用許可を出す
寸前までいったが、未使用で終わった。なお命中すると破壊したうえに
綺麗な花火になるらしい。

サクシウムナパーム弾:ファルコン1号に搭載され使用した兵器。弾数が一発しか
なかったためSGTは当てるために苦労した。コーザスを粉砕した。
ウルトラマン80のサクシウム光線と計算上は、ほぼ同じ威力。

41 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:29:46 ID:EQ3qxCmd0
空間突入マシン:消失したファルコン1号がある空間に向かうため使用。
ファルコン2号が余裕で通れる大きさである。

アタックライフル:強力なレーザー光線を発射する大型銃。ジャラゴを倒した。

プラズマクラッシャー砲:SGTの最終兵器。エネルギー源はデリアス鉱石。
まだテストも行われていない不完全な物だがエネルギー分の2発発射には耐えた。
バゾード星人を倒し、ラストレイガの怯ませる威力がある。

42 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:31:52 ID:EQ3qxCmd0
メビウスっぽいのを
ドキュメントSGT:「Space Guard Team」、すなわち「SGT」が担当した
怪獣や宇宙人、事件事象の記憶がアーカイブされている。シドニーに本部を置く、
地球防衛軍直下の精鋭部隊であり、極東第一支部は日本の奥多摩山中地下に
基地が建造されている。メンバーは冷静で人情家の神勇五郎隊長以下、
副隊長格で兵器開発担当の荒井浩治隊員、戦闘のスペシャリスト中村聡史隊員、
名サポーター谷村明隊員、エースパイロットの桃瀬雪隊員、
通信・分析担当の佐々木姫子隊員、新入隊員の大和真悟隊員の7人であったと
言われている。

ウルトラマンシグマ主題歌(エースのOPで歌ってください)
遥かにきらめく夜空の星に 僕らの夢が届く時
銀河の星々 光り輝き
平和のために やってくる
今だ! 変身!
光が走る!
いざゆけ いざゆけ ウルトラマンシグマ 僕らのシグマ
たたかえ たたかえ ウルトラマンシグマ 宇宙のシグマ

SGTの歌(TACの歌で歌ってください)
山の棚田が左右に分かれ 輝くマシンが現れる
緊急知らせるサイレン響き 愛と勇気が合言葉
SGTの仲間と宇宙を超えて スーパーファルコン光り輝く
ゆけ ゆけ SGT 真悟を乗せて

43 :ウルトラマンオーバー:2007/01/01(月) 00:34:16 ID:w1UkNVf+0
皆さん、明けましておめでとうございます

>イースリング作者様
苦悩する
これこそヒーロー物の醍醐味ですよね
正しい道を選ぼうと努力するイースリングに感動しました
これからも頑張ってください

>アルファ作者様
何かイレイズの同窓会みたいになりましたね
しかしバーン、本編があんなに短いのになぜか他のキャラと共闘する時は一番目立つのはなんでなんだろう
それはともかく、バーンをバーンらしく書いていただき、ありがとうございます
これからも頑張ってください

>シグマ作者様
結構能力持ってたんですね、シグマ
多彩な能力を持つ万能な戦士は大好きです
これからも頑張ってください

皆さん、本年度もどうかよろしくお願いします

44 :シグマ作者:2007/01/01(月) 00:36:18 ID:EQ3qxCmd0
最終設定は>>31-42までです。
本当に量がやたら多くてごめんなさい。
イースリング作者殿、本当にご苦労お掛けしますが
よろしくお願いします。今、HPに載ってるのと丸々入れ替えてください。
本当にすみません。

そして明けましておめでとうございます!
新年の予定は俺と真悟のシグマ最終回座談会、
そして現れる、新たなウルトラ戦士…!
さあ今年もよろしくお願いします!

45 :イースリング:2007/01/01(月) 00:42:06 ID:39oLrqXK0
>シグマ作者様
今のデータと取り替える形でよろしいでしょうか?
莫大なデータですね!とてもわかりやすいです。
光線技、SGT、主題歌。
これだけ揃えば、オリトラ図鑑は完璧ですね
お疲れ様です。
(ここでオーバー作者様、イレイズ作者様含め)
 感想ありがとうございます。
苦悩するヒーロー物が大好きなので、
それを加えて今までとは違うものを考えた結果、争いとなりましたです。
これからも様々な苦悩する描写などのアイディアがありますので、
どうかよろしくお願いします。

皆様の作品につづきや新作も心より楽しみにしています!

そして、新年明けましておめでとうございます。

46 :イースリング:2007/01/01(月) 00:46:44 ID:39oLrqXK0
更新いたしました!
ご確認ください。

もう2007年ですね・・・。
オリトラ製作から半年。1周年目指して頑張りましょう!

47 :アルファ作者:2007/01/01(月) 01:01:53 ID:vaUj6kX+0
おめでとうございます。今年も宜しく。

隆一郎様
 イレイズの画像がやはり小さいので、頭部だけUPにしたものを送ったのですが、届いてます?

48 :イースリング:2007/01/01(月) 01:43:04 ID:39oLrqXK0
>アルファ作者様
えーと、いまのところ届いておりません。
すみません。ご確認くださいませ。

49 :フォルテ作者:2007/01/01(月) 08:54:45 ID:YkPuDqJmO
新年あけましておめでとうございます。

なかなか顔を出せなくて申し訳ないのですが、今年もよろしくお願いします!

50 :アルファ作者:2007/01/01(月) 10:07:01 ID:bi6YIwtn0
フォルテ様
おひさー。今年も宜しく。

51 :イースリング:2007/01/01(月) 12:19:31 ID:39oLrqXK0
>フォルテ作者様
お久しぶりです。
あけおめであります!
これからもよろしくお願いします。

またまたイースリング5話投下します。
(ペース早かったらすみません)

52 :イースリング:2007/01/01(月) 12:20:23 ID:39oLrqXK0
第5話「デパート崩壊予告!」巨怪クレブ

今日は快晴。
空を見上げることすらできないほど、眩しい太陽が散々と輝く。
その下では、たくさんの人々が行列を作っている。
そのほとんどが主婦であるが、小さな子供や高校生、サラリーマンなどの姿もうかがえる。
たまたま通りかかった隆一郎は、その行列にいた50代ぐらいのお爺さんに聞いてみる。
男「おぉ、実はな今日は閉店セールということで商品の全価格が80%OFFなんだよ。
  驚いちゃうだろ?ハハハ、君もぜひ買い物するといいよ。」
隆一郎「そうだったんですか。ありがとうございます!
     でも僕はお金が無いので、遠慮させていただきます。」そういって家へ向かった。

サターンズ城。
ゴウ・マグマ「あいつが反発してから、全く侵略をできなくなってしまった!
        今すぐにでもあいつを倒したいぞ!!」
ギライバー「まぁまぁそう、カッカしないの。」
ヘル・デス「そうだぞゴウ・マグマ。作戦はまだあるのだから。」
ゴウ・マグマ「作戦?!ヘル・デス様、今回の案はいったい?」
ヘル・デス「脅しだ。1時間という制限時間を与えてな」

隆一郎が家に帰ってくると、そこに雅人と麻紀の姿がない。
隆一郎「あれ?雅人と麻紀ちゃんはどこいったんだろう」
すると机に上に紙が。
そこには”DAIデパートに行ってます。 雅人・麻紀”とかかれていた。
隆一郎「てことはあの行列にいたんだ!ハハハ、気づかなかったなぁ」
と、突然の殺気に反応して体を横へずらす。
すると思い切り壁に謎のボールがぶち当たった。
ボールを手に取り、中を開けると紙が入っていた。
”DAIデパートやらを生物によって壊滅させてもらう。
制限時間は60分。
お前が本当に人間どもを助けられるのかの調査だ。
十分努力するがいい。 サターンズ”

53 :イースリング:2007/01/01(月) 12:21:02 ID:39oLrqXK0
隆一郎「これは!!くそ、サターンズめ。また卑怯な手を!」
そして急いでバイクに乗りDAIデパートへ向かった。
だが行く先で芝生の中にあった落とし穴の罠にはまってしまった!
そして2メートルの高さのある床に転落。
上手く着地するが、上から出れないため道筋にそつて歩くことにする。
ポツン、ポツン・・・
雫が垂れ、その音が響く通路。

すると、隆一郎の後ろに黒い影が!
気づかない隆一郎はそのままその影に首をしめられる!
「うっ!・・・・」
だんだん苦しみだす。
すると目の前にあった洞窟の奥へ押し倒されてしまった。
そこには、ギライバー!
隆一郎「貴様、今度は何の真似だ?!」
ギライバー「ふふ、何の真似ですって?
        私はただ、このNo.012であるグレブを1時間に巨大化させて
        デパートを崩壊させようとしているだけよ」
隆一郎「中にどれだけの人々がいるとおもいっているんだ!」
ギライバー「人間など地球のガラクタにすぎない!
        そんな奴等をお前は何故守ろうとするのだ?
        ・・だが、今回は全員守りきれるのかな?フフ」
そう言い、人差し指からレーザーを放ち隆一郎の右足に命中させる。
吹っ飛ぶ隆一郎。
そして起き上がり前を見るとすでにギライバーとグレブの姿が無かった。

レーザーによって受けた攻撃により右足が思うように動かない。
だが気力で歩き続け、出口を発見。
そこからでる。しかし、そこは森のど真ん中。
デパートとの距離はかなりである。
腕時計を見ると現時刻はPM2:05。おそらくサターンズが襲うのは3時。
一刻も早く助けなければと、隆一郎は走った。

54 :イースリング:2007/01/01(月) 12:21:58 ID:39oLrqXK0
一方デパートでは、何も知らずに買い物する老若男女の姿が300ほどあった。
隆一郎は何とかデパートに到着。時刻は2:20。もう40分しかない。
急いで辺りの人に「危険だ!ここはあと40分で崩壊する。逃げるんだ!」
と呼びかけるが、誰も信用しない。
しまいには警備員に怪しまれて無言で外に追い出されてしまう。
隆一郎「みんな!本当なんだ!」

CM

これではいけないと隆一郎はデパートの裏の壁のでっぱっている部分を使い、
徐々に昇ってゆくことに。でっぱりが無くなったところで隣の家の屋上へ飛び移る。
そしてそこから再びデパートの筒状の水道管へ飛び掴み、そこを這い上がってデパートの屋上へ。

その屋上の下にあった蓋を外して下へ降りるとそこは、13階のトイレ。
だがここで右足の痛みが再発。
かばいながら歩くことに。
すると何か再び殺気を感じた隆一郎。
壁にそってゆっくり歩きながら個室の扉を1つ1つ開けてゆく。
しかし中に誰もいない・・・。
残るはあと1つ。そこを思い切りあける!
・・・だが誰もいない。
と、後ろからいきなり押され壁に激突!
振り返ると、グレブその姿が!!
左足で蹴り上げ、グレブは窓を突き破り外へ。
そのすきにトイレから脱出。
再びみんなに呼びかける。
隆一郎「本当なんです!あと30分でサターンズの生物がここを襲います!」
お客A「サターンズって一体なんなのよ?」
お客B「冗談やめてよ、なんであなたが知っているのよ」
なかなか信じてもらえない隆一郎。
もちろん、あれだけ報道されたが知っているのは都会の人ぐらい。
サターンズや巨人の存在も、大きいものではなかったのだ。

55 :イースリング:2007/01/01(月) 12:22:57 ID:39oLrqXK0
すると雅人と麻紀に遭遇!
雅人「あ、奥菜さん!」
麻紀「もしかして寂しくなって探しに?ハハハ」
隆一郎「いや、大変なんだ!あと少しでサターンズがここを潰そうと!」
雅人「なんだって?!」
麻紀「なんですって!」
隆一郎「一緒にみんなを避難させてくれ!」
うなづく二人。

急いで呼びかけるのだが、全く信じてくれない。
さらにはあの時の警備員が再び現れ、隆一郎は取り押さえられてしまう。
そして個室へ連れ去られてしまった。
隆一郎「警備員さん、本当なんです!信じてください!」
真剣に問うのだが、なんだか警備員の様子が怪しい・・・
ずっと無言なのだ。
隆一郎「あなた、まさか?」
すると深く被った帽子と人間顔の粘着マスク、警備服をバット外しはじめた!
正体はやはりクレブだった!!
メガンダーの生物組換光線により、一時的に姿を変えていたのだ。
首をしめられる隆一郎。
乗り移られた本物の警備員は気絶中。
苦しい隆一郎は近くにあった傘で殴りつけて回避。
そのままデパート内をウロウロ逃げ回る。
だがここで他の人に被害を与えてはならない。
そう思ったやさきに「助けてー!」と6歳ほどの子供がクレブの腕の中に!
残り時間は15分・・・。
周りは謎の生物に怯えて逃げてゆく。
だが入り口にギライバー青色の壁をつくってしまい、出入り禁止にしてしまう。
そこに居合わせた雅人と麻紀も焦る。
「助けてくれー!」「出してくれー!」

56 :イースリング:2007/01/01(月) 12:24:42 ID:39oLrqXK0
クレブに飛び掛り、子供を助けようとするが、あちらも猛スピードで逃げてしまう。
ここで何かを閃いた隆一郎は消火器を取り出し、あたり一面に撒き散らす。
クレブはそこで立ち止まる。
そのすきに隆一郎はとび蹴り!子供を救出し、逃がしてあげる。
子供「ありがとう!」
隆一郎「さあ、早く!」
残り時間は3分。
とそこでクレブに体を後ろから抱きつかれ、身動きを奪われる。
ここで巨大化されたら崩壊されてしまう!!
そのまま隆一郎はジャンプし、クレブとともに窓を突き破り外へ!
ここでフラッシュラッシュを取り出し、イースリングへ変身!
クレブも巨大化した。なんとかギリギリ外へ回避した。
ギライバー「No.099!!」
そしてデパートを守るためにクレブの尻尾を掴み、安全な空き地へ飛んで移動。
空き地に到着し、空から投げ飛ばす!
地面へ叩きつけられたクレブにさらに思い切り膝を打ちつける!
クアァァ!と苦しむクレブ。
だが巨大な右拳で殴りつけられ、思い切り遠くへ吹っ飛ばされる。
巨大な体である・・・
まともに格闘戦でやっても無意味である。
イースリングはそう思い、クレブの周りをクルクルと空中移動!
それを追ってその場を周りクレブは混乱。
そこへ強烈なキック!思い切り倒れるクレブ。
さらにガッツ・レーザーを頭部のトゲから発射!
これでさらに転ぶクレブ。
最後に、クレブが立ち上がったところで、エモーション光線!
完全撃破となった。

その頃、クレブの死に怒り、ギライバーは閉じ込めた人々を狙い始めた。
だが空き地から、イースリングがオーロラ・ドリームを目から放ち、バリアを解除。
人々を守りきった。
ギライバーはそのオーロラ・ドリームを同時に受けて、苦しみ退散した。

57 :イースリング:2007/01/01(月) 12:26:31 ID:39oLrqXK0
イースリングはすぐさま人間体へ戻り、雅人らの無事を確認しにいった。
雅人「奥菜さん!!」
麻紀「私達はみんな無事よ!変な女の生物は逃げていったわ」
隆一郎「そうかあ!良かったー!」と笑顔で安心した。

その後三人で再び買い物することに。
隆一郎は自分の携帯電話もGETし喜びに満ちた顔を見せた。
その帰り車の助手席で外を眺める隆一郎。

今回のように、こんなにもたくさんの人間を狙う卑怯なサターンズ。
だが必ず守りきることを信じた隆一郎によって、みんなを助け出すことができた。
サターンズは次はどんな作戦にでるのか・・・
しかし、何があろうとこの平和を守ってくれ!
正義の味方、ウルトラマンイースリングよ!

隆一郎(必ず、お前等を滅ぼす!)

つづく

第6話「夢が叶う日」夢人ドリットル登場

将来の夢が叶う日。
子供達はその誘惑に乗ってしまい危険な目に?!
今回もまたサターンズの作戦なのか。
みんなが危ない!行け、隆一郎!
お楽しみに。

58 :クラウス超番外編U:2007/01/02(火) 03:24:32 ID:2ZkdMKHG0

『クラウスVSフリップ最終決戦』

風が空気を切り刻む荒野で、ついに最終決戦が火蓋を切った。
「パファファファ、今日で決着を付けるぜ、クラウス!」
「のぞむところだ、フリップ星人!! トァァァァ!!!」
「あぎゃあ!! 不意打ちとは卑怯なりぃぃぃぃ、うりゃああ!!」
「あぽぉぉ!! くそぉ、お前なんか目ん玉にワサビぬりやがれうりゃあああ!!」
「あぼらす!! お前こそ唇にハバネロぬって後悔しろそりゃああああ!!」
「ぬぬ! 手術中に突然バルンガが現れて停電になって手術失敗しやがれほあぁぁぁ!」
「ヤヤ! 育ててた花が実はアストロモンスでうっかり喰われやがれとぁぁぁぁぁぁ!」
「車運転してたら突然ナックル星人が乗り込んできてそのまま引きづられて殺されろ!!」
「野原でのどかに寝転んでいたらその場にスカイドンが落ちて踏み潰されて絶命しろ!!」
「地下鉄に乗っていたらアリブンタとギロン人に襲われて命からがら地下道に逃げたら
 今度はテレスドンに追い回されて命からがら地上に辿り着いた瞬間に心臓麻痺しやがれ!」
「旅客機に乗ってたらバキシムに墜落されたけどパラシュートで脱出したら豚のような
 バルタン星人にパラシュートを切られて自由落下してる途中にブルトンの異次元に逝け!」
「MACステーションでお茶を飲んでたら実はそのお茶はマンダリン茶で苦しもがいてる最中
 シルバーブルーメに基地ごと飲み込まれたけどギリギリの所でマットアロー2号で脱出して
 地上に降り立ったらゴロメデが出現して逃げ込んだ家のタンスの角に足の小指ぶつけろ!」
「山に遠足に行ったらバルダック星人が現れて弁当をよこせと脅されたけど山にパンドンが
 出現して海から現れたゴルザとガチンコバトルおっぱじめてどさくさにまぎれて逃げたら
 ワロガが地響きを立てて現れてその衝撃で弁当を落としちゃって切ない気持ちにひたれ!」
「「チョコボールだと思って口にしたら実はレーズンで貧しい気持ちになれあほぉぉ!!!」」

2人の戦いは 終わらない

元ネタ:集英社『ギャグ漫画日和』


59 :クラウス筆者:2007/01/02(火) 03:26:34 ID:2ZkdMKHG0
他にもいくつか書いたんですがこれが一番マシだったんで…。
ギャグ漫画日和なんか知らねーよって人は御免なさい。

60 :イースリング:2007/01/02(火) 22:21:30 ID:FQsQJ9bK0
>クラウス作者様
なんかすごい・・・
ギャグ連発でしたね。結局小指にぶつけろかよ!(笑

61 :アルファ作者:2007/01/03(水) 00:20:24 ID:FeQ8Zan20
クラウスとフリップ星人の憎み合いはそんなに激しいのですか?
アヴォルとヴァニル並です。

62 :リュウラ:2007/01/03(水) 14:20:30 ID:HwiUYc2y0
男は一人、その星を周回していた。冥王星。男は、愛する地球の守りを兄弟たちに任せ、自身は太陽系に侵入する敵を排撃するため、この星で闘っていた。
そんな時、突如冥王星の暗き空へ、それよりも暗い「穴」が現れた。
「何だ!?超空間跳躍現象か?」
男はその穴へ吸収され…同じく冥王星上空に吐き出された。しかし、遠目で周囲を見回すと奇怪な点がある。
地球人の建造した火星、木星、土星などを周回する宇宙ステーションが一切見当たらないのだ。ゾフィらからの連絡はないが、何かが起きているのかもしれない。
「ステーション消滅…。べムスターやシルバーブルーメくせえな。地球に行ってみるか。カイザーが留まってるはずだ。」
男は地球へ降り立とうとして…強烈なエネルギーシールドに阻まれた。
一方、別の星。
「『彼』が消息を絶った。その直前、強い時空の乱れが観測されている。彼は別次元、平行世界へ跳んでしまった可能性が高い。」
「そんな!…僕にできることは?」
「冥王星には未だ時空の乱れが残っている。そこを通り、彼を助けに行ってほしい。しかし…君までもその時空からこちらの世界へ帰れなくなる恐れがある。正直、気が進まんのだ…。」
「大丈夫です。行かせて下さい。僕たちは最強の絆でイメージマターを倒した。あの時の様に、今度も奇跡を起こして見せます。ハイパワーマン!」
「それでこそ、君だ。では頼む…。飛べウルトラマンミラクル、ウルトラマンバーンの元へ!」

ウルトラマンリュウラ 第三十六章 龍の新年は奇跡が燃えたぎる
分裂邪仙キオイ 剛武邪仙ザイラ発現
ウルトラマンバーン、ウルトラマンミラクル登場

63 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:22:10 ID:HwiUYc2y0
日本帝国の帝都、東京。その喧騒を見守るようにそびえる城塞。軍 日本基地。その中心部にはレイハの指令房が置かれている。そして今、あと数分で年が変わろうとしている。
「今年も色んなことがあったわねえカンナちゃんがエロい目にあったり。」
「大宰、前回と導入部が同じです。」
笑顔でさらっと意味不明なことをぬかす優雅な女。「大宰」ゴジョウ ホノカ。一方突っ込みを担当した遊び人風の男は「小宰」フナト ベニヒト。オカマ。
「ヘキ、機翼の調子はどおよ?」
「問題ない。いつでも飛べるよ。」
機翼の整備状況を気にする男。二十八章から参加した司馬、ワタリベ サクヤ。唯一の既婚者。機翼をすぐさまモニターした中背で痩せぎすの青年は兵装の知識に秀でるヘキ ゼンジロウ。
「あ゛〜、眠たいけど寝んなよ私。日付が変わる瞬間が一番危ないんだから。」
自分を律する武人風の妙齢の女。呪術や法術のプロ、イワカゲ ユリノ。
「ヒスイくん、何で新年になる瞬間が一番ヤバイんでしたっけ?」
「年が変わる際―今年は卯年だから次は辰年だー北斗七星と南斗六星の神々が宇宙全体に満ちる『気』をそれまでの金気から木気へ変換する。
その際宇宙全体がほんのわずかな間安定を欠き、未知の現象が発生する可能性がある。つまり年が変わるその一瞬は、何が起こっても不思議ではないんだ。」
「あ、蜜柑下さい。」
「聞けよ。」
著者自身何書いてるかよくわからん解説を行う長身で仏頂面の青年。主人公その一、マミヤ ヒスイ。
その解説を聞いているのかどうかよく分からんこれまた長身で無表情な南蛮人風の少女。主人公その二、イズモ カンナ。
そしていよいよ日付が変わる…、だが、地球には何の異常も無い。
「…危険域、回避。特に異常ありません。皆さん、明けましておめでとうございます。
ヘキの報告を受け、レイハ全員、お辞儀をすませる。

64 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:23:20 ID:HwiUYc2y0
「さ、じゃ寝ますか。お参りは朝でいいわよね。」
いち早く緊張を解くフナトだが…
「!?小宰待ってください。冥王星付近に時空の乱れを観測…そこから現れた全長十七丈程度の物体が地球へ接近しています!」
しかしその物体は、地球在住の神々が発生させるシールド「神壁」に激突する。
が、神々はその物体を神壁から開放、地球へ招き入れた。
「物体を召喚した時空の乱れは冥王星付近で発生したのよね?冥王星だったら…ヘキくん、麻布の黄蓮寺に連絡を取ってみて!」
取ろうとしたが、つい先刻新年を迎えたばかりだ。この寺も大賑わいで、連絡が取れよう筈もなかった。
「まあ、新年を祝うのも重要だしね。」
新年を祝う「マツリ」は、人間が昨年より引き継いだ「死気」を「生気」へ転換するための重要な儀式なのだ。
「仕方ないわね。ヒスイ君、カンナちゃん、明朝改めて黄蓮寺に行ってきて。確かあの寺は日本帝国内で唯一、冥王星を供養する修法を行ってたハズ…。」
「御意。」
そして、地球へもう一つの物体が招き入れられていた…。
明朝、軍日本基地の全職員が基地防護用神宮へ拝礼する。彼らの初詣はこれで終わり。フナトの
「趣がないわねえ。」
との愚痴をシカトし、ヒスイとカンナは軍用車「リョウブ」に搭乗、黄蓮寺へ向かった。ちなみにレイハ専用車ではないため「レイリョウブ」ではない。
一方、麻布に隣接する飯倉の街。一人の男が道に迷っていた。
「全く…。異世界だってことは覚悟していたハズだけどさ、この大正時代のような町並みは一体何なんだ?」
ふと町角を見ると、小柄な少年が数人のチンピラに囲まれ金をせびられている。チンピラも少年も時代がかった服装だが、とりあえずカツアゲであることは確かだ。
チンピラを止め…ようとしたが、唐突に現れた少女が手に持つ刀の柄で先に彼らを殴り倒し少年を逃がした。
少女は失神したチンピラの懐から財布を抜き取り、立ち去る。相手が誰だろうと、これは盗みだ。少女を呼び止める…。

65 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:25:49 ID:HwiUYc2y0
「おいちょっと君…」
少女は刀を振りぬき、切っ先を男の喉に向ける。
「…アンタ、光の一族?…ごめん、違うみたい。」
少女は刀を納める。何と荒んだ目だ、と思った。立ち去る彼女へ男は名を問うてみた。
「あたし?クラマ…じゃない。アマタツ ミウ。アンタは?」
「宮野 奇跡。」

一方、黄蓮寺に到着したヒスイとカンナは住職から話を聞いていた。
「確かに我が黄蓮寺は冥王星を供養する秘法を行っています。実は、この法に使用する本尊は、旧暦に現れた邪仙の体の一部なのです。
この本尊は冥王星の神威により力を封じ込めることができます故、我々は冥王星への供養を欠かせないのです。」
「その本尊、我々レイハへ処理を御一任頂いた方が安全では?」
「あの本尊を邪仙が身内へ取り込みますと、その邪仙が増殖を始めてしまうのです。うかつに門外へは…。」
「…冥王星から飛来した物体は何者とお考えですか?」
「神壁が解かれたのですから高位の神か…あるいは、神々があえて壁を解いたという可能性も有りましょう。それならば害意は無い。」

リョウブで基地への帰路に着くヒスイとカンナ。
「『冥王星』そのものに意味はなかったらしいな。むしろあの本尊をどうにかしなければ…。」
無言
「カンナ?」
「…伊達巻き、食べてない。お正月なのに。」
「…仕事中だ。」
「…伊達巻き。」
「仕事ち」
「だて巻き。」
「…大宰こちらマミヤ。カンナが伊達巻きを食べたいと言っています。基地に戻る際買っても構いませんか?」
「あそお?じゃついでにカズノコと黒豆買ってきてね。」
…そんなリョウブを止めた女がいる。麻布で甘味処を経営している、ワタリベの妻である。
「良いトコに来てくれたマミヤさん今朝妙な男が倒れてて店の方で話聞いてみたんだけど何言ってんのかよくわかんないから通訳しなさい。」
強引にヒスイとカンナを店へ引っ張り込む。
「だて巻き食べられるのかな。」
「違うだろうな。」

66 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:26:38 ID:HwiUYc2y0
店に入る。ヒスイ及びカンナと目が合い、決まりの悪そうな給仕の少年、トキツグ。そして彼へ向かって吼える一人の男。
「んだから防衛軍に電話しろっつーの、局番無しの999だ、科学特捜隊からの伝統だろおが!!」
この男…この暑苦しい声…あの風情の無い街で共に闘った戦友。
「よう…アマカワ ダイハチ…。アンタここで何してる…?」
わざわざ時空まで越えはって。ようお越しやす。
「…おお!リュ」
「言うな。」

天川を探していた宮野奇跡は、何処かより禍々しい波動を感じていた。
「これは、マイナスエネルギー?やはりこの力を完全に駆逐することはできないのか…。」
「恨みの心は消えないよ。当然。」
先ほどの少女が背後に来ていた。
「それは…そうかもしれないけど…。ミウさん、君は何者なんだ?」
「卑怯者、裏切り者、お尋ね者、その他諸々。」
何の希望も抱いていない暗い眼光。と、例の波動がますます強まった!場所は
「黄蓮寺!」
走るミウ。追う宮野。
一方黄蓮寺。一人の若い僧侶が、邪仙の欠片である本尊を持ち出そうとする。住職がこれを制止しようとするが、若い僧侶は瞬間移動で寺から逃亡する。しかし、先回りしていたレイハへ取り囲まれる。
「まっさか坊さんに憑依してたとはねえ。ユリノ、化けの皮はいでやんなさい!」
フナトの命でユリノの術が炸裂、僧侶は邪仙ザイラの姿を現した!

67 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:27:35 ID:HwiUYc2y0
「そっか〜、お前の世界に流れ着いたわけだなオレは。いや運がいい。イメージマターん時はお前のことイレイズやシグマから伝え聞いてただけだったから全然信用できなかったんだわ。勘弁な。」
「どうでもいいが声が大きいぞ。しかし、偶然来てしまったのなら何故転化してアンタの世界へ帰ろうとしない?」
「いやなんか地球を包んでた妙なバリアーにやられてエネルギーが切れてさ、今補充中なんだよ。」
「…神壁か。ウチの地球はそうなってるんだ。すまんな。」
天川はふと、給仕の少年トキツグを見る。
「…なあ少年。守れなかったんだな?色んなモンを。」
固まるトキツグ。
「オレもさ、守れなかったんだ。仲間たちをな。あいつらはもう助けてやれない。オレはオレ自身が許せない。でもさ、自分を責めて何か変わるか?そう思ったら、ちょっとだけ楽になった。そんなモンだよ、戦士は。」
ただ無言になるトキツグ。そのとき、ヒスイとカンナに出陣指令が下る。
「黄蓮寺。邪仙発現。急いで!」
興味津津でヒスイの通信用の札を見る天川。
「怪獣か?オレも連れてってくれ!」
「アンタは転化できる状態じゃないんだろう?休んでいろ、俺達で何とかしてくるから。」
しかし、そこへトキツグが歩み出る。
「マミヤさん、オレは行きます!確かに今は軍人じゃないけど…。」
ヒスイは、少し微笑んだ。
「…トキツグ、アマカワダイハチ、邪魔はするなよ。カンナ、行くぞ!」
四人はリョウブで黄蓮寺へ向かった!
邪仙ザイラを迎撃するレイハと、その様子を見守るミウ、そして宮野。
「ねえ、ウルトラマン。」
宮野はまたしても驚愕した。このミウという少女、自分の正体を見抜いている。
「アンタがどこから来たのかはどーでもいいわ。アンタは、何で闘ってるの?」
「…地球と宇宙の平和を守るため。」
「その意思はどこから出てくんの?」
「命あるものには一人に一つ、必ず奇跡がある。でも、平和を乱す敵に奇跡を起こさせるわけにはいかない。だから闘うんだ、自分自身で。」
「…あたしにも起きるかな、奇跡。運命なんかシカトした奇跡が。」
大きく頷く宮野。カンナを想うミウ。

68 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:29:18 ID:HwiUYc2y0
「ミヤノキセキ、ここで、ちょっと待ってて。」
ミウは、刀を抜く。そして…
「君が宿主、天龍水映姫(アマタツノミウツシヒメ)の名において命ずる。鬼、炎、和合すべし。出でよ、ラセツ!」
刀…「鬼炎剣バーニングヴァジュラ」へ光が集束、ミウは光の炎に包まれる。空間に炎の柱が生まれ、そこから紅い巨人、
冥府の鬼神を宿す戦士、ウルトラマンラセツが現れた!ラセツは左腕から光の剣「冥光剣ハデスヴァジュラ」を引き抜き、ザイラへ立ち向かう!宮野は、ミウがウルトラマンであることが、何故か喜ばしかった。
現場へ到着したヒスイ達。ラセツの援護に回ろうとするが、黄蓮寺の住職が寺の中で倒れている。
「カンナ、ここを頼む。俺はあの人を!」
そして天川へ小さな声で忠告する。
「良いか、アンタの力をなめているわけじゃないが、奴は怪獣じゃない、邪仙だ。アンタにとって未知の敵だ。それにアンタの体は完全じゃない。ウルトラマンになるなよ。」
そう言うと、ヒスイは寺へ駆け込んでいく。
「…トキツグくん、どうする?せっかくここまで来たんだ。闘っちまった方が、男らしくないか?」
「…アマカワさんが何者か知らないっすけど、そのつもりで来ましたから。カンナさん、レイバンガを貸してもらえますか?」
そしてトキツグもラセツを援護するため、ザイラを狙撃し始めた。さらにトキツグは物陰に入ると、鏡を備えた両刃の短剣「翼雷鏡サンダーボルトクロー」を手に持つ。
「君が宿主、ロクドウトキツグの名において命ずる。翼、雷、和合すべし!出でよ、カルラ!」
トキツグは光の稲妻に包まれる。その中から巨鳥が現れ、更に黒い巨人、鳥神ガルーダの力を宿す戦士、ウルトラマンカルラが姿を現した!
カルラは光の短剣「翼光牙セントラルクロー」を召喚、さらにその両端を伸ばし、長槍としてザイラへ踊りかかる!
不利と見たザイラは自らの角を折り、先ほど奪った本尊とその角を融合させる。と、五十近い数の邪仙、キオイが出現した!
キオイの攻撃で吹き飛ばされる天川。それを救った男がいた。
「!宮野奇跡!」

69 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:30:05 ID:HwiUYc2y0
「君を探してここまで来たんだ。しかし、あの二人のウルトラマンは一体…。」
「味方。そんだけだな、オレに分かるのは。それより寺に飛び込んでったアイツは…。」
と、ヒスイが寺から気を失った住職を抱えて姿を現した。
「大丈夫だ。命に別状はない…。!アンタ、ミヤノキセキ!」
「君は、真宮 翡翠!」
ヒスイは、住職を降ろすと再び走り出す。
「いいか、ウルトラマンになるなよ、すぐ戻る!」
そう言ったヒスイの手に、龍水玉アクアアイが現れる。
「君が宿主、マミヤヒスイの名において命ずる。龍、明、和合すべし。出でよ、リュウラ!」
ヒスイは龍の姿、さらに蒼き巨人、最強の神である龍の力を宿す戦士、ウルトラマンリュウラへ転化した!
三人のウルトラマンと五十を越える邪仙の戦いを見入る、天川と宮野。
「ウルトラマンってさ、何なのかな。僕たちでも時々分からなくなる。」
「消えない闘志を燃やす、無茶な奴の総称、かもな。」
宮野と天川は、次第に体が本調子を取り戻し始めた。彼らの中に燃える闘志が、光のエネルギーを回復させるという奇跡を起こしたのだ。
「俺たちの出番だな。行くぜ、宮野奇跡!」
「OK天川大八!邪仙がどんなに恐ろしい相手でも、ウルトラマンは負けはしない!」
宮野は両腰のミラクルパズルを合身させ、全身を光で包む。
天川は己の中に燃える炎を具象化させ、ラセツにも似た巨大な火柱と化す。

キオイの数押し戦術に苦しむ三人、そこへ、ウルトラマンミラクル、ウルトラマンバーンが現れた!
「!あんたたちは…」
驚くカルラ。
「変わるなと言ったろ…。」
呆れるリュウラ。
「まあ、いいさ。とにかく、この数の多い連中を先ず滅ぼす。戦闘開始だ!」
並び立ち、邪仙らへ立ち向かう五人のウルトラマン!

70 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:31:28 ID:HwiUYc2y0
ラセツは右手先から伸ばした光の鍵爪で敵を貫く「破邪冥剛爪オーガプレッシャー」でキオイ三匹をまとめて打ち抜く。
カルラは長槍モードのセントラルクローを投げつけ、さらにその槍が空中で翼を広げ、鳥のような形状で敵に突き刺さる最強必殺技「鳥神総凱破ウィングインパクト」を放つ。槍は軌道を次々に変えてキオイを切り、貫く。
襲い掛かってくるキオイをヒートビームで蹴散らすバーン。続いて彼は、ダイナミックキックで墜落したキオイどもに止めをさす。
ミラクルはガンプレッシャー光球、ハイアタッカー光線と、広範囲を攻撃できる必殺技を多用し確実にキオイを屠っていく。
リュウラはゲキをも越える強化形態「コウ」へ変身、シャイニングボムで一気にキオイを殲滅する!
「残るはてめえだけか、一気にカタをつけてやる!」
バーンのタイマーフラッシャーが炸裂するが…効かない!
「やろお!盾持ってやがる。」
「リュウラ!バーン!正攻法では勝てない。イメージマター戦のように、連携攻撃で倒そう!」
先ずはカルラがウィングインパクトを放つ。こちらは盾に弾かれるが、ウィングインパクトに防御を集中したところへ、ミラクルのスパイラル光線が命中。
怯んだ所に地上からラセツのオーガプレッシャー、空中からバーンのダイナミックキックが唸りをあげる!ザイラは目からの光線でバーンを襲い、盾でオーガプレッシャーを防ぐ。
しかし防がれた瞬間にラセツは、光の業火を放射する必殺技「裁邪冥光炎ハデスフレア」を決めた!盾を吹き飛ばされたザイラ。そこに、光線で撃墜したはずのバーンが突っ込んできた!
「これがタイムラグアタックだ!喰らえ、ダイナミックキィィィィィック!」
スパイラル光線の炸裂した箇所にダイナミックキックを打ち込まれたザイラへリュウラも急降下、「破邪龍剛脚ドラゴンカムイ」を決めた!

71 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:32:32 ID:HwiUYc2y0
が、ザイラは全身から光線を放射し、最後の抵抗を試みる…。と、その動きが突如止まった。レイハがザイラを呪縛したのである。
「こ…こっちの防衛チームは随分と怪しげなテクノロジーで闘うんだね…。」
ちょっと引いたミラクル。しかしトドメをさすには絶好のチャンス!
ラセツのハデスフレア、カルラのウィングインパクト、
バーンのタイマーフラッシャー、ミラクルのハイパワー光線、
そしてリュウラの、龍の姿成す光を叩き付ける無敵の必殺技「龍神総恐撃ドラゴンインパクト」が同時に炸裂!ザイラはついに消滅した。

「んじゃ宮野、オレたちは帰るか。」
「ああ、ありがとう真宮翡翠。君のおかげで天川を見つけられたし、再び共闘することもできた。…ミウさんによろしく。」
「そう、トキツグくんにも頑張れって言っといてくれ。」
「冥王星だろ?そこまで送っていくよ。」
「いいよ、これ以上迷惑かけたくない。あばよ。」
バーンよ、なぜグロンケンなのだ?と突っ込みたかった宮野であった。

数日後、M78星雲。バーンはウルトラマンシグマへ、ウルトラサインを送っていた。
「オレの正月はパラレルワールド旅行だったぜうらやましいだろへへーん。」
「あ゛あ゛ん゛!?正月だぁ?こちとらあの野郎のせいで今年も台無しだったんだ覚えとけ!」
チョイカ星人を、まだ倒せていないらしい。


72 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/03(水) 14:34:28 ID:HwiUYc2y0
ということで、今年もよろしくお願いします。

追記。ネットカフェで三分でカレーかきこんでコーラ八杯おかわりして四時間半で書き上げました。
追加料金凄いだろうな。

73 :イースリング:2007/01/03(水) 19:47:56 ID:e/oSTH4w0
>リュウラ作者様
お久しぶりです。
ミラクルの技の数々、作者である自分なのに「あ、これあったなー」となつかしんでいました。
それぞれのストーリーを最後にうまくまとめられていたとおもいます。
これからもよろしくお願いします。

74 :イースリング:2007/01/03(水) 22:35:59 ID:e/oSTH4w0
第6話「夢が叶う日」夢人ドリットル登場

一人の男の子が学校で作文を発表している。
名前は優太くんだそうだ。小学2年生。
優太「僕の将来の夢は・・・野球選手です!」
その直後、他の生徒から大きな笑い声が。
「お前がなれるわけないだろー!」
「ヒットすら大して打てないくせに!」
うつむく優太。
心配した教師は「こら!そんな事言っちゃダメでしょ!」
優太「言っちゃだめ・・・、先生もどうせそう思ってるんでしょ?下手だって!」
そういって泣き飛び出してしまう。
追いかける教師。
だが既に遠くへいってしまっていた。
また、音楽の授業中に、小学3年生の女の子、真由は、
ピアノの先生に「私、ピアニストになりたいわ!」と言うものの、
「何を言ってるの!まだ、この曲さえ弾けてないのに、そんな浮かれた事いってるんじゃないの!」
と罵倒されてしまい、悲しげな表情を見せる。

そんな様子を監視していたサターンズ一同。
バド・リュー「夢を見ているようだなーっ」
ギライバー「ふん、くだらない。これだから人間は嫌いだわ」
ゴウ・マグマ「ハハハ、本当にくだらないな。
        何になりたい。何をしたい。
        そんなもの、我々が地球と共に打ち砕いてやる。」
メガンダー「いい・・・作戦・・・浮かんだ」
ゴウ・マグマ「おぉ!なんと、メガンダーが作戦を?いかがなものを?」
メガンダー「その・・夢を・・・利用して・・・子供を・・連れ去る」
ゴウ・マグマ「ほぉ、なるほど。」
ヘル・デス「良いではないか。No.099も子供を必死に守っていた。
       ということは、今回も追いに来るはず。
       そして罠にかけるのだ!」

75 :イースリング:2007/01/03(水) 22:37:21 ID:e/oSTH4w0
全員「ハハァ!」
そういい、No.013を解放。
宇宙人のような体系である。
ヘル・デス「ゆけ!お前の名はドリットルだ!」

その頃、隆一郎は公園のベンチで休憩中であった。
その隣には男が二人いた。
男1「俺、将来レーサーになりたいんだ!有名な!」
男2「頑張れよ、応援してるぜ!願えば必ず叶う!」
男1「あぁ!」
隆一郎(そうか、みんな必ず願望を持っているのか。
      俺が平和を願っているように。)
そう思った帰り際、最初の二人が近くで一緒に泣いていた。
そこへたまたま隆一郎が通りかかり、「どうしたの?」と声をかける。
真由「ぅ・・うん・・ピアノの先生に・・」
優太「学校の先生に・・」
直後に一斉に泣き出した。
隆一郎「まぁまぁ、何があったかはわからないけど、
     落ち着いて。ね!
     先生が悪いこといったかもしれない。
     だけど君達は泣いてばかりじゃなく、それに反抗して頑張ればいいんだ!」
優太「う、うん。」
隆一郎「家は?」
真由「私と優太は兄弟なんです。家はわかります。」
隆一郎「そうか!
     ようし、ここで泣いてたら危ないから一緒に帰るんだぞ!」と笑顔で言った。
その説得にうなづいて、手を繋いで帰る二人であった。

76 :イースリング:2007/01/03(水) 22:38:20 ID:e/oSTH4w0
その帰り、裏路地をたまたま一緒に歩いているときに、何者かに遭遇。
帽子を被り姿を隠したドリットルであった。
ドリットル「おい。。子供達よ・・」
男「だ、誰?!」
女「キャーッ!」
ドリットル「こらこら、怪しいものではない。僕は子供達の願いをかなえてあげる魔法使いなんだよ」
男「魔法使い?」
ドリットル「うん。君は野球選手、そこのお娘ちゃんはピアニストになりたいんだろう?」
男・女「なんで知っているの?!」
ドリットル「魔法使いだからさ!
      だが君達の夢は他の皆に否定されてしまったんだろう?」
男・女「うん・・・」
ドリットル「だったら僕が君達の夢を叶えてあげようじゃないか」
男・女「本当に?!」
ドリットル「簡単さ。さぁ、僕の家までおいで」
そういわれ、嬉しそうについてゆく2名・・・
その途中も6名を一緒についてこさせる。

そしてドリットルらが着いたのは大きな屋敷。
その中でジュースをだし、くつろがせる。
ドリットル「ちょっと待っててね」
そういい、別の部屋へ。
そこにはゴウ・マグマとメガンダーの姿が。
ゴウ・マグマ「でかしたぞ、ドリットル!
        そして、これからこの子供等をサターンズ生物に変えてやるのだ!」
メガンダー「そうすれば・・・099も・・・手が出ない・・」
ゴウ・マグマ「ふふ、じゃあ、あいつらをこの部屋に連れてくるのだ」
言われたとうり、ドリットルは子供達に「さぁ、夢をかなえてあげるからこっちへおいで」
と呼びかけた。

77 :イースリング:2007/01/03(水) 22:39:41 ID:e/oSTH4w0
だが急に怪しさにきづいた優太と真由はお互いうなづきあい、こっそり脱出!
気づかなかったドリットルはそのまま6人の子供を隣の部屋の奥へ寄せ、上から降ろされた
鉄格子で閉じ込めた!
子供達「わー!!!」
と驚き、「出して!!」と助けを求める。
ゴウ・マグマ「ふふ、知るものか!貴様らをサターンズ生物にして、見せつけ、
        そこに099を呼んで倒す作戦なのだ。それまで命乞いでもしてるんだな。ハハ」
この叫び声は入り口付近で聞き、ただ事ではないと二人はダッシュした。

CM

そして逃げ出した子供二人は町へ出て助けを求めに。
そこへ丁度、隆一郎がバイクで通りかかる。免許を獲得したようだ。
隆一郎「あっ!さっきの!一体どうしたんだい?」
優太「助けてください!!」
真由「変な人に、私達以外の子達が捕まってしまって!」
隆一郎「なんだって?!(まさかサターンズか?)場所はどこだい?」
優太「そこの奥の森の中の館です!」

急いでそこへ向かう隆一郎。
広く迷いやすい森だが、ようやく館を発見。
だが正面ドアからの進入は怪しまれてしまう。
そのため、近くにあった木を昇りそこから屋根に飛び移り、煙突から進入。
下はどこかの部屋と繋がっていた。

78 :イースリング:2007/01/03(水) 22:40:38 ID:e/oSTH4w0
そこから慎重に進むと、なにやら声が聞こえてきた。
隣の部屋から?
そう思い、壁に耳を当てて聞いてみると、
ゴウ・マグマ「ふふ、子供と言うものは単純だ。夢が叶うと知っただけでうかれてしまう。
        だが我々はあいつらを生物にし、世界征服という夢を叶えるために言っただけだというのに・」
ドリットル「さすがです、メガンダー様。」
メガンダー「なんの・・これしき・・・」
ゴウ・マグマ「ふふ、これでサターンズの夢が叶う日が近づいてきたぞ!」

これを聞いた隆一郎は(くっ!サターンズめ、なんていうやつ。そうはさせない!)
そういい、壁を打ち破り隣の部屋へ突入!
コロッと体を回転させ、無事着地。
驚くサターンズ一同。
隆一郎「子供達をそんな目にあわせるとは、おまえら卑怯だぞ!
      俺は絶対にそんなことさせない!」
ゴウ・マグマ「貴様、No.099.またも邪魔しやがって!まあいい、コレを見ろ!」
そういうと、正面の壁が自動ドアのように横へスライドする。
そこにはロウヤにとらえられた6人の子供が!!

隆一郎「みんな!!」
子供達「助けて!」「お兄さんー!」「出して!!」
隆一郎「わかった!今すぐ助けてやる!」
と足を一歩踏みだした直後に、ゴウ・マグマの4つの目からのフォーリアルレーザーを受けそうになる。
間一髪で避けたが、近づけない。
ゴウ・マグマ「いいか?今お前が下手に手を出したら子供等の命はない!
        子供達を助けてほしければ、お前が死ぬか、お前がサターンズに戻るかだ」
メガンダー「さあ・・・どうする・・・No.099?」
ドリットル「ふふふ。」
どうしようもない状況に隆一郎は困る・・・

79 :イースリング:2007/01/03(水) 22:41:39 ID:e/oSTH4w0
その頃、外では優太と真由が心配そうに森を眺める。
そこへたまたま通りかかった雅人と麻紀。
隆一郎のバイクが置いてあるのと、子供が二人して森を眺めているのに不振を抱き、何事かを聞く。
雅人「悪い奴に子供達が捕まって、それを追ったお兄さんも帰ってこないんだ!」
真由「助けてあげて!」
雅人「まさか・・・」
麻紀「隆一郎さん!!」
そう思い、館へ向かう。そして窓から中を覗くと、捕まえられた子供と、
立ち尽くす隆一郎と正面にいるゴウ・マグマの姿が目に入る。
状況をなんとなく把握した雅人らは一大決心し、下に落ちていた大きな岩を窓に向かって投げつける!
バリーン!と窓は思い切り割れ、岩がゴウ・マグマに命中。
いまだ!とばかりに、隆一郎は子供等のもとへ飛び込み、その岩の破片で鍵を破壊!
子供等を逃がすことに成功する。
窓越しに「ありがとう!この子達を頼む!」といい、雅人と麻紀はうなづいて子供等を救出。
ゴウ・マグマ「貴様ー!」と怒り、メガンダーと共に姿を消す。
直後にドリットルが巨大化!!
館がボロボロに崩れ落ちる。だが隆一郎はその直前に変身しており、イースリングとして、ドリットルに立ち向かう!
雅人「奥菜さん!!」

ドリットルは口から青く太い光線を発する。
eは側転で避けるが、避けきった直後に放たれた光線をモロに食らってしまう。
さらに走ってきたドリットルに膝蹴りされ、回転して倒れたところを踏みつけられる。
苦しみ、反撃できずにいるe。しかもドリットルはeの足を掴み折ろうとしている。
雅人「みんな、巨人はウルトラマンイースリングていうんだ!」
麻紀「私達の味方よ!一緒に応援しましょう!」
それを聞いた子供達が一斉に叫んだ。
「頑張れー、ウルトラマン!!」

80 :イースリング:2007/01/03(水) 22:44:33 ID:e/oSTH4w0
声援を受けたeは、力を振り絞り、ドリットルをけり倒して立ち上がった!
そして首筋へ2段蹴り!
さらに背を向けて首を掴み、前へヒックリ倒す!
ドリットルがそのまま仰向けで倒れた直後に、顔を膝で踏みつける!
痛みに苦しみながら立ち上がるドリットルにトドメのエモーション光線を放ち、撃破。
eはそのまま空へと飛行。
子供達らのいない場所で隆一郎となり着地した。
イースリングの勝利に喜ぶ子供達と雅人と麻紀。
そんな光景を後ろから見て、一緒に笑みをこぼす隆一郎であった。

翌日、子供達それぞれは野球やピアノに一生懸命に打ち込んだ。
夢は自分の実力で掴むもの。
魔法や特殊能力で叶えるものではないのだ。
そう。自分も実力で夢を叶える!平和と言う名の夢を。
心にそう誓い、今日もバイクに乗ってサターンズらの行動を監視する隆一郎であった。

つづく

次回予告
第7話「逮捕される隆一郎」魔鬼ダクス登場

サターンズがあることに気づき、隆一郎を逮捕へ追い込んだ?!
その時、サターンズ生物の怪獣が街を襲った!
次回をお楽しみに。

81 :イースリング:2007/01/03(水) 23:12:36 ID:e/oSTH4w0
ちなみに>>77の、
「免許を獲得したようだ」
の欄は間違いです。
取り消しでお願いしますすみません・・

82 :名無しより愛をこめて:2007/01/04(木) 14:23:12 ID:Ny9gm/LH0
 ウルトラマンアルファ 27 ジャネット来訪
 女ウルトラマン・ジャネット、カプセル怪獣・グローピス、
 暗黒宇宙大魔王・テンペスト星人 出現


 それは、突然来た。
 テレパシーで呼び出しを受けた城達志は、ウルトラマンアルファに変身し、大気圏外へ。
そこには、もう一人のウルトラマンが待っていた。
 正統シルバー族と、セブンタイプが混ざり合ったような顔。体格は細身のアルファから
見ても一回り小さく華奢にさえ見える。女ウルトラマン。
『君は一体何者だ? 何のために地球に・・・』
 女ウルトラマンは、返答の代わりに、いきなり高速で接近して格闘を挑んできた。
『ちょっ・・・!?』
 何故戦いを挑まれるのか判らず、虚を突かれたこともあってアルファは防戦一方。
華奢そうな身体の何処にそんなパワーがあるのか、打撃を止めるアルファの身に強烈な
振動が響く。アルファは一旦離れて構え、
『何故ウルトラマン同士の僕達が争わなければならない!?』
『今更何を』
 女ウルトラマンからテレパシー。
『貴方は既に一度、ウルトラマンを相手に戦っているではないですか』
 アルファは誰のことかと考え、ウルトラマンズィーベンを思い出す。
『ズィーベン隊長・・・君は、隊長と縁の者か!?』
 ズィーベンは、自分が地球を去っても、アルファが地球に留まり続けることを快く思わない
他の者が又アルファを狙うだろうと言っていた。この女ウルトラマンがそうなのか?

83 :名無しより愛をこめて:2007/01/04(木) 14:27:52 ID:Ny9gm/LH0
『待って・・・!』
 言いくるめようとする前に、別の方向から不意討ち。
 相手はもう一体いた。青みがかったメタリックボディの、ロボット怪獣。
 バーニアを全開にして死角から迫り、長いクローの付いた片手を伸ばしてアルファを後ろから
押さえつける。腕に仕込まれたパイルが稼動し、衝撃が何度も叩き込まれ、更に電撃が流されて
感電するアルファ。
 カラータイマーが鳴り、意識が朦朧としたところに、女ウルトラマンのハイジャンプからの
必殺の跳び蹴り。
 アルファの意識が飛び、世界が暗転した。

 アルファ=達志の意識は、西野家で回復した。目を覚ますと、恵や一誠、和子が心配して
見下ろしていた。
 寝かされていた布団から身を起こすが、おかしい。散々攻撃を受けたのに、殆ど身体に
ダメージが残っていない。
恵「この人が治してくれたんです、城先生」
 恵の指した先には、まだ少女といっても差し支えない若く小柄な女性が座っていた。暗色系の
ぴったりした衣装を着た、表情の乏しい少女。
 彼女が自分を攻撃した相手の変身した姿であることを達志は直ぐ察し、警戒するが、遅れて、
恵の言ったことを認識。
「治してくれた・・・?」
「はい」
 ウルトラマンの光の力を達志の身体の治癒に当てたのだ。

84 :名無しより愛をこめて:2007/01/04(木) 14:29:13 ID:Ny9gm/LH0
 少女は、ジャネットと名乗った。デリート隊長直属の部下で、デリートとズィーベン双方の意図で
遣わされたと言う。
「何のために?」
「ウルトラマンアルファ。貴方はズィーベン隊長の帰還命令を跳ね除けたとき、この西野家の方々と
地球全体の双方を守り抜き、ウルトラマンとしての本分を果たすと仰った。それを見届けるためです」
「何・・・!?」
 達志は内心焦る。本当は・・・割と勢いで言った。
 ジャネットはデリートとズィーベンの命を受け、アルファが自分の言ったことを何処まで実践できるか
監査し、その結果を宇宙警備隊本陣へ報告するためにやってきた。
「誰か正式に認められた代表者が出て監査を行わないと、個人的な感情に走った者が勝手に貴方に攻撃を
掛けかねません。割と沢山いるんですが、そっちのほうがいいですか?」
「・・・・・・」
 確かに困るといえば困る。
「デリート隊長の今回の措置は寧ろ寛大です。感謝していただきたい」
「はあ・・・それはどうも有難うございます」
 棒読み。
「即座に結論は出しません。暫く様子を見て、総合的な採点を行った上で私の判断を上層部に報告
します。それまでは貴方の地球防衛のための活動を逐一監視させていただきます。異存はありますか?」
 あるといったら、今度は大勢のウルトラマンが自分を狙ってくるのだろう。実際は問答無用だ。

85 :名無しより愛をこめて:2007/01/04(木) 14:31:05 ID:Ny9gm/LH0
和子「あの・・・城先生を監視するために、貴方もこの家に留まるということですか?」
ジャネット「ご心配なく。私はウルトラマンです。地球滞在中の身の振り方は自分で何とでもします。
そちらに負担は掛けません。何処にいても私はウルトラマンアルファの行動を監視し続けます。
そう、何時も見ています。見ていますから。おはようからおやすみまでライオンのように」
 ジャネットは魚眼レンズ効果の歪んだUPの顔でにたーーーーーと笑い、眼が青白く光った。
 筆者は『第四惑星の悪夢』とか『悪魔と天使の間に』とか大好きだ。
 断っておくが、イレイズの時のように侵略者が化けているとか言うのではない。本当に
宇宙警備隊からの使者だ。残念ながら。
 達志は仏頂面をしていたが、
「では、さっき僕に攻撃を食わせ、更にカプセル怪獣を使って不意討ちまで掛けたのも、僕が地球に
留まる資格のテストの一環か?」
 アルファに不意討ちを掛けたロボット怪獣は、ジャネットの使役するカプセル怪獣・グローピスであった。
カプセル怪獣といえばおおよそ時間稼ぎのための雑魚という印象があるが、筆者の一連のシリーズに
おいてはそれは当てはまらない。油断すると寝首をかかれるような奴ばかりだ。
「ズィーベン隊長は以前仰ったはずです。地球を狙う怪獣や侵略者が本気で手段を選ばなければ
こんなものではないと。寧ろ、今回は西野家の皆さんには手を出さずに地球人に影響の及ばない
宇宙へ呼び出し、しかもダメージを受けた貴方の治療というアフターサービスまでしている。
別に、あのまま宇宙に放置してもよかったのですよ」
 言ってることは判る。判るのだが。
 この女の言うことは、一々癇に障る。ジャネットも、意図的に嫌味を言っている。彼女も、
アルファが地球に留まることを個人的にはよく思ってはいない。
「あの程度の不測の事態でここまでの危機に陥るようでは、今後貴方の言った大言壮語を実現
出来るか怪しいものですね。それとも、あれはその場しのぎの出任せですか?」

86 :名無しより愛をこめて:2007/01/04(木) 14:32:15 ID:Ny9gm/LH0
 数日後、新たな敵が地球圏に来襲した。
『ははははは!! わしは暗黒宇宙の大魔王・テンペスト星人!!』
 地球侵略を狙う巨大宇宙人は、宇宙を飛びながら大声で笑う。実際、策略も何もなく単身での
自らの戦闘力のみの力押しで多くの星を制圧し、滅ぼしてきたつわものだ。
『地球には宇宙警備隊の戦士が駐留しているというが、何、取るに足らん。今回もわしの小手先
一つでねじ伏せ、卑小な人間どもに地獄を見せてくれるわ! 先ずは』
 両腕を前に構え、眼前に見えてきた青い地球の地上に、まだ遠い宇宙から大威力の破壊光線を
撃ち込もうとした。
 次の瞬間。
 地球からテレポート同然の速度で飛んできたウルトラマンアルファの膝が、テンペスト星人の
顔面に叩き込まれ、顔が大きくひしゃげた。
『ぶぎゃああああーーーーー!?』
 無様な悲鳴を上げ、星人は月に叩き落される。
 それを追ってアルファは月面に降り立ち、顔を押えてのたうっているテンペスト星人の前に、
全身真っ黒なベタで目だけ光らせて仁王立ちになる。
『・・・何が地球征服だ』
 地獄の底から響くようなアルファの声。
『幼稚な頭脳と精神で、無駄に力だけ持て余して暴れに来ただけの癖に、何が暗黒宇宙の大魔王だ!?
迷惑なだけなんだよ!!』

87 :名無しより愛をこめて:2007/01/04(木) 14:33:10 ID:Ny9gm/LH0
 アルファはウルトラ縮地で残像を残して超高速で飛び回り、拳で星人を滅多打ちにする。
反撃する暇を与えない。
 ぼこぼこにした上で蹴りを入れて地上に転がすと、今度は、アルファが予め月面に設置しておいた、
ワイヤーで信管を引かれて炸裂する爆弾や、巨大な竹槍や熊挟みなどのトラップが一斉に作動する。
『待て! ちょっと待て! わしは、ここまでされにゃならんのか!?』
『笑止! その程度の覚悟で地球を襲ったお前が悪いのだ!!』
 巻き起こった爆発で高く吹っ飛ばされた星人に、アルファはとどめのギャラシウム光線を
最大出力で放ち、暗黒宇宙の大魔王は断末魔の叫びを上げて塵となった。
 離れた場所では、ウルトラマンとなったジャネットとグローピスが黙って監視している。戦いに手を貸すと
いう選択肢もあるが、それはアルファの地球滞在資格テストにおいて減点対象となる。
 月の静寂に、アルファの荒い息がぜえぜえとこだまする。

 地球上では、恵や両親が不安を覚えながら空を見上げ続ける。

 宇宙警備隊・勇士司令部。
『戦う相手を間違えなければいいのですが』
 相変わらず状況を彼方から見届けながら、デリート隊長は呟いた。

88 :シグマ作者:2007/01/04(木) 23:00:08 ID:a4bNqkGl0
イースリング作者殿、子供達の夢のつけ込むようなサターンズに
戦い挑む、イースリング。そして彼を応援する子供達。すっきりした
良い終わり方でした。これからも頑張ってください。

アルファ作者殿、おおアルファを監視に女ウルトラマンのジャネット登場ですか
テンペスト星人を瞬殺するアルファ。しかし罠用意してるんですね…。

リュウラ作者殿、お正月ということで素晴らしく豪華なしようですね。
集まったウルトラマンの一斉攻撃で締めるのは爽快感に溢れてていいですね。

あ〜ちなみにシグマは「あ゛あ゛ん゛!?」とか「覚えとけ!」とかは
口に出さないです…。


89 :リュウラ著者:2007/01/05(金) 12:47:23 ID:r+QBIw7x0
シグマ作者さま
あ、これはまたすいません。劇場版でシグマ書いてるはずなのに私も未熟だね。
しかしアレですね、シグマが終わっちゃうと妙に違和感ありますね。今更ながら面白いシリーズだったのだな、と。

アルファ作者さま
ズィーベン隊長に代わっての監視官。ところでズィーベン隊長には絶対みんな「隊長」て付けますね。
このスレでも女性型ウルトラマンは少ないですので嬉しかったりします。さてアルファ、いつそのトラップ仕掛けたんだい?

イースリング作者さま
あれ、イースリングの通称は「e」になったのかな?
やっと子供達にヒーローと認識されるところとかティガ二十五話を彷彿とさせました。

クラウス作者さま
非常に面白そうなマンガですね(笑)
もう、バルダック星人が弁当をせびる意味がわからない(笑)




90 :名無しより愛をこめて:2007/01/05(金) 14:32:29 ID:WhD2FPu80
 ウルトラマンアルファは、愕然としていた。
 何時もの通り、街に襲来した怪獣を迎撃し、ギャラシウム光線で爆破した。
 だが、その爆風の勢いが予想外に大きく、周辺の住宅地は、軒並み吹き飛ばされた。
 廃墟と化した宅地群。近所の人々は、皆倒れて死んでいる。
 西野家の家屋も崩壊し、瓦礫の中に、血と煤にまみれて目を見開いたまま倒れて動かない恵。
『恵・・・ちゃん・・・
 あああああああーーーーーッ!!!!!』
 アルファのテレパシーの思念が、暴風のように一帯に吹き荒れる・・・


 ウルトラマンアルファ 28 オムニバス・パラドックス
 夢幻怪人・アングラス 出現


「恵ちゃーーーーーん!!!!!」
「何ですか」
「・・・はえ?」
 何時の間にか、倒壊どころか全く何時も通りの西野家の自室。和子によって、達志の私物も
全て元の位置に戻されている。その部屋のベッドで彼は、全く無事な恵に呼ばれて目を覚ました。
「恵ちゃん・・・何故無事で?」
「何を寝ぼけてるんですか。勝手に私を夢に出さないでくれます?」
「・・・夢?」
「もう朝ご飯できてますから、さっさと起きて食べてください。お父さんとお母さんも待ってますから」
「あ・・・はい」
 恵は何時も通り憮然として一階へ降りていく。
「夢か・・・夢ね。そう、そんなわけないよね」
 すっきりして着替える。

91 :名無しより愛をこめて:2007/01/05(金) 14:33:47 ID:WhD2FPu80
 一方、異次元空間のゼバット星人の根城。星人達はアルファとズィーベンの二大ウルトラマンの
直接攻撃でびびって以来、地球侵略活動の再開をまだしあぐねて隠れ続けていた。
「そろそろ動かないと、本星からの支援物資も差し止められると思うんだが」
「しかし、ズィーベンが帰ったと思ったらなんか又新しいウルトラマンが来たそうで、しかもそいつも
結構な実力者らしいからな」
 情報だけは早い。
「もう少し様子を見るか」
「そうしよう」

 翌日。
「地球侵略は我々の急務だ。早急に事を運ばなければならない」
 ゼバット星人のリーダーは拳を握って力説した。
「我等の故郷・ゼバット星は、核兵器実験の失敗で壊滅して今はなく、生き残った同胞達は急遽設営した人口居住星で
苦しい生活を強いられている。一刻も早く、緑の星・地球に移住する態勢を整えねばならんのだ。諸君の力を
一つにして事に当たってほしい」
 うおーと士気高く呼応するゼバット星人一同。その一角で、兵士同士が、
「俺達の星って、壊滅したんだっけ?」
「確かそうだったろう」
「そうか。では、頑張らねばならんな。うおー!」

92 :名無しより愛をこめて:2007/01/05(金) 14:35:15 ID:WhD2FPu80
 翌々日。
「今回は、ウルトラマンアルファ捕獲作戦を実行する」
 ゼバット星人のリーダーは拳を握って力説した。
「何度も我々に屈辱を与えてきたにっくきウルトラマンアルファを計略によって捕らえ、ゼバット星の動物園に入れて
晒し者にしてやるのだ!」
 うおーと士気高く呼応するゼバット星人一同。その一角で、兵士同士が、
「あれ・・・俺達の星って、既に壊滅して跡形もないんじゃなかったっけ?」
「そうだっけ? 気のせいだろう、縁起でもない」
「それもそうだな。うおー!」

 翌々々日。
 ゼバット星人と地球は、和平協定を結んだ。
 大モニター越しに双方の代表が顔を合わせ、厳粛に、しかし穏便に対話を行う。以降は、本星を失って難儀している
ゼバット星の住民に地球側が徐々に援助を行っていく。どちらの人々も、戦いが終わって平和が来たことに
安堵の微笑を浮かべている。
「故郷を離れての地球圏への長く苦しい駐留は無駄ではなかった・・・ううう」
「リーダー、涙を拭いてください。もう泣くことはないのです」
 ゼバット星人リーダーを慰める兵士達。

 ディフェンスポートで、特命防衛隊の一同も喜ぶ。
川上隊長「宇宙に生きているのは我々地球人だけではない。これを契機に、宇宙全ての人々が仲良く暮らせる日が
来ることを私は切に願うよ」
美樹「そうですね」

93 :名無しより愛をこめて:2007/01/05(金) 14:36:34 ID:WhD2FPu80
 翌々々々日。
「はあ? 宇宙人?」
 市民(子供らしい)からの通報の受話器をとった斎木隊員は、ぞんざいな応対をする。
「あのね、君、大人をからかっちゃいけないよ。そういうのはこども相談室にでも」
「待て、斎木。そういう対応はいかん」
「はあ・・・」
 川上は斎木をしたり顔で諭す。
「如何に宇宙人がまだ未知の存在とはいえ、我々特命防衛隊はそういう万一の事態に対応するために作られた組織だ。
市民からの善意の協力には、小さなことといえども真剣に応対しなくてはいかん」
「はっ、失礼しました」
 うむと川上は頷き、電話応対を代わる。

 都内、桜ヶ丘小学校。
 西野哲夫はテストで100点を取り、教室で先生にほめられ、クラスの皆からも賞賛されていた。
「怪獣オタクでウルトラマンオタクの君がここまでやるとはなあ」
「えへへ・・・いや、僕もずっとウルトラマンに憧れてるだけじゃいけないと思ったんです。ヒーローに近づくためには
僕自身も努力しないと」
「よく言った。その姿勢を忘れるなよ」
「はい、城先生!」
 担任・城達志の激励に哲夫は頷いた。

94 :名無しより愛をこめて:2007/01/05(金) 14:37:40 ID:WhD2FPu80
 翌日。
「相変わらず哲夫君は駄目だなあ」
 哲夫は今日も学校のテストで散々な点を取り、自宅で両親に叱られ、恵の家に愚痴を言いに来たら達志にもきつく言われた。
「こんなことじゃ、憧れのウルトラマンに顔向けできないぞ。一度くらい100点取って見せたらどうだい」
「うー、もう言わないでよ・・・」
 哲夫はしょぼくれるが、ふと、
「達志兄ちゃん」
「なんだい?」
「昨日、うちの学校にいなかった?」
「何言ってるんだ。僕は恵ちゃんの家庭教師だぞ。公の学校にいるわけないだろう」
「・・・そうだよね」

 翌々日、ゼバット星人の根城。
「今回は人間の脳をサルの脳と入れ替えて知能を低下させ、我々の奴隷にする作戦を行う」

 翌々々日。
「今回は地球上から全てのパンダを盗み、動物園に楽しみにやってきたガキどもを泣かせる作戦を行う」

 翌々々々日。
「今回は都内の自販機のジュースにマンダリン草を混ぜ、それを飲んだガキどもの体を虚弱化させる」

95 :名無しより愛をこめて:2007/01/05(金) 14:39:13 ID:WhD2FPu80
 世界中が混乱の渦にあった。客観的に考えればどう見てもおかしい、前後の因果が繋がっていない状況に人々は振り回されるが、
そのことを知覚できずに翻弄されていた。
 街のビルからビルへ、奇怪な男が異常な跳躍力で、しかも人知れず飛び回る。
 赤・黄・緑のサイケ模様の、道化師のような悪趣味な衣装。顔はあからさまに人を小馬鹿にした嘲笑の表情。両手には、
羽を揺らす蝶のおもちゃが先に付いた針金を持ってぶらぶらさせている。
 揺らすたびに蝶の羽から広範囲にりんぷんが飛び散って街に広がり、それを浴びるたび、人々の認識や発言内容が
ばらばらになり、ちぐはぐな行動を繰り返す。しかも、それをまったくおかしいと思っていない。
 楽しげに踊りながらりんぷんを撒き散らしていた男は、ビルの屋上でふと足を止め、一点を見据えた。
「もうばれたのかい?」
 視線の先には、女ウルトラマン・ジャネットの人間体の少女が立っていた。
「グローピスがいなければ、危ないところでしたけどね」
 ジャネットの隣には、カプセル怪獣・グローピスが黙って控えている。人間サイズで。こいつも人間サイズに
なれるらしい。
「グローピスはロボット怪獣、機械です。人間の知覚に訴えて認識を狂わせる攻撃は通用しません」
 きりきりときしんで頷くグローピス。彼がこの異常事態に気づき、ジャネットに気づかせたのだ。
 ジャネットの指摘したとおり、怪人物の持つ蝶のおもちゃにはそういう効果があった。

 ディフェンスポートでも、丁度メンテナンスに出されていたアンドロイド・ミリーが戻ってきて色々指摘して漸く
特防一同は異常に気づき、慌てて色々修正を行っていた。
「何でゼバット星人と和平協定を結んだなんて思ったんだろう・・・?」
「何で市民の通報に対してカビの生えたお約束対応なんかしたんだろう・・・?」

96 :名無しより愛をこめて:2007/01/05(金) 14:40:23 ID:WhD2FPu80
「御蔭でとんだ茶番を演じさせられたぜ」
 ジャネットとグローピスによって現実に引き戻された達志も男の前に現れる。
「何のためにこんな真似をした?」
 男はにやりと笑うと、蝶のおもちゃを一際強く振り回した。
 りんぷんの霧と共に世界が一転し、極彩色の異次元世界になる。
「ゼバット星人・・・!?」
 しかし、彼らの異次元とは又微妙に雰囲気が違うのを達志とジャネットは感じる。
「ああ、ゼバット星人なら、私の力の影響を序でに受けて彼らも楽しい夢を見ている頃さ。邪魔をされると困るからね」
 男は『アングラス』と名乗った。別次元から、地球世界を侵略に来たという。
「この世界の人間の精神は実に脆弱でいいね。例え見え見えの嘘であっても、自分に都合のいい情報を提示すれば
ころりと騙され、自分だけの次元に閉じ篭って出てこない。そこら辺をちょいと刺激してやればこの通りさ。それに
乗じて我々がこの地球を頂く、というわけさ」
「人間の心はそんなに弱くはない!」
 達志は一喝する。
「人間は厳しい環境に自ら挑み、適応していこうという心もちゃんと持っている。お前のまやかしは何時までも
通じはしないぞ!」
「ふうん。へえー」
 アングラスは鼻で笑うと、蝶の棒を更に魔法の杖のように振る。すると、異次元世界が更に変化していき、達志達の
周囲に、小規模の閉じた別空間が無数に展開する。そのそれぞれの内部が見える。
 クラスで一番の成績になって皆からほめられる万年落ちこぼれ。
 会社でも一目置かれ、家庭でも家族皆から慕われる、うだつの上がらないよれた中年サラリーマン。
 ミスコンで一位になって男の熱い視線を浴びる、醜く太った主婦。
「・・・・・・・・」
 その他にも無数の現実世界が嫌になった人々が、世界の中心でアイを叫んでおめでとうおめでとうおめでとうと
いもしない人々から拍手され、その中でさわやかなふにゃけた笑顔を浮かべたまま、幾ら達志やジャネットが呼び掛けても
見向きもしない。
「私のまやかしは何時まで通用するのかなーーーーーひゃーーーーーはっはっはっは!!」
 アングラスは哄笑。

97 :名無しより愛をこめて:2007/01/05(金) 14:50:46 ID:WhD2FPu80
「こうやって人間どもを現実世界からどんどんいなくしていけば、そのうち地球には誰もいなくなる。そんな世界を
制圧することなどいともたやすいひゃはははははは!!」
 転げ回って笑った後、達志の前にずいと近づく。
「ウルトラマンアルファ、城達志君。君も、地球を守るという使命だけを押し付けられ、誰とも知れない見ず知らずの他人のために
馬車馬のように働かされる宇宙警備隊の現状にさぞうんざりしているだろう」
「・・・・・・・・」
「こっちの世界に来ないかね? こっちの世界で自分に都合のいい情報にだけどっぷり漬かっていれば、
もう辛い思いをして何時までも戦い続ける必要もない。結果だけを求めてうるさく追い回す上司や監視官もいない。
楽しいよ〜〜〜〜〜」
 アングラスの姿が、じわじわと変貌する。そして。
「城先生」
 恵が現れた。
「もう戦わないでください、先生。私、本当はもうこれ以上先生が傷つくのは嫌なんです」
 上目遣いでもじもじして、達志にすがり付いてくる。
「ううん・・・先生なんて嫌、本当は呼びたかったんです・・・あ・な・た」

 鉄拳の音が轟いた。
 瞬時に達志から転じたウルトラマンアルファに恵は殴り飛ばされ、一見足場も何もない下のほうに叩きつけられ、
アングラスの姿に戻って転がった。
『恵ちゃんはそんなこと言わない』
 アルファは静かに言う。
『あの子は、僕がへたれていると直ぐにぼかぼか殴ってきて、世間の荒波に叩き出す。そして、ありもしない空しい
夢から覚まさせてくれて、しかも、本当はその陰で僕のことを何時も心配してくれている。
 そんなツンデレな恵ちゃんが大好きだ!!』
 臆面もなく叫ぶ脇でジャネットはうんざりしている(序でにグローピスも)が、構わずアルファは続ける。
『お前も同類だ、アングラス』
「何・・・?」
 よろよろと起き上がったアングラスはアルファを睨む。

98 :名無しより愛をこめて:2007/01/05(金) 14:52:10 ID:WhD2FPu80
『小難しいことを延々とぬかしたが、要は地球侵略という蛮行を都合のいいように正当化するための理論武装だろう!
お前の言うようなことは、もうセブンとかマックスとかで耳にタコが出来るほど繰り返されている! 陳腐以上でも
以下でもないデッドコピーだ! もっと気の利いた理屈を持って来い!!』
「・・・・・・・・・・・・」
『お前、今自分のやってることが本当にかっこいいと思うか!? 他人が醜い行動をしてるから自分も同じように
醜い行動をするのか!? 自分の姿を一遍ロングで引いて離れた場所から見直してみろ!!』
「あ〜〜〜〜〜はいはい、きれいきれい」
 アングラスは小指で耳をほじった後、ぴょんと後ろに跳んで距離を取り、本当の姿を現した。
 両手に蝶のおもちゃを持ち、サイケ模様なのは変わらないが、妙に頭でっかちで小太りの不細工な怪物。
「鼻息荒くして、何マジになってんの?
 わっかりましたー。じゃ、改めて出直しましょう。只・・・絶対私の言うとおりにしてたほうがよかったと
後悔するはずよ。じゃあね〜」
 アングラスは撤退を開始。背を向けると、尻には何故か大きなロケットが突き刺さっており、それを噴射して
軽やかにジャンプしながら遠ざかっていき、異次元の果てに消えた。

「ジャネット」
「はい?」
「君とグローピスの協力がなかったら僕はアングラスの計略を見抜けなかったかもしれないが、これは
減点対象になるのかい?」
「いえ。言い忘れましたが」
 ジャネットは説明。
「私達がアングラスに敵対したのは、自己防衛のための自主的な行動です。貴方から救援要請をされた
訳ではありませんので、対象にはなりません。今回の姿勢を忘れないように」
 アングラスが消え、現実世界に戻った両者はその場を去っていく。
 周りでは、これも現実に引き戻され、異次元から帰ってきた人々が、あの気持ちいい世界に戻してくれーと
転がり回って呻いているが、達志とジャネットはそこまで面倒は見ない。さっさと帰る。
 自分で現状を何とかしようという気がないくれくれ乞食まで助けるほどウルトラマンは暇ではない。

99 :イースリング:2007/01/06(土) 00:42:43 ID:gTV1UAoo0
第7話「逮捕される隆一郎」魔鬼ダクス登場

一本の雷が激しく、サターンズ城を貫く。
普段は宇宙の彼方にいるヘル・デスが激怒しているのだ。
城内から天井を見上げ、片膝をついて敬礼するゴウ・マグマ達。
ヘル・デス「こんな事で許されるとでも思っておるのか!!」
ゴウ・マグマ「ヘル・デス様、まことに申し訳ございません。」
ギライバー「どうかお許しを。」
バド・リュー「次こそは必ず!」
メガンダー「No.099を・・倒します」
ヘル・デス「ふん!当たり前だ!何かあいつを窮地へ追い込むのだ!」
ゴウ・マグマ「は、はぁぁ!かしこまりました。」
ギライバー「しかし、いつものような作戦では破られてしまうかもしれない」
ゴウ・マグマ「うーむ・・・。!!そうだ!」
メガンダー「何か・・ひらめいた・・・?」
ゴウ・マグマ「ああ!完全な作戦をな。ふふ」

バイクで走行中の隆一郎。
すると、前のほうで警察官が一人の男に注意しているが、暴力をふられてしまう。
すぐに飛び出して、加害者を抑える隆一郎。
男「なんだ?てめえは!」
隆一郎「ただの通りすがりだ。だが、暴力を振るうなんてよくないぞ!」
男「けっ!うるせー!」
そういって隆一郎を突き倒し、男は自分のバイクで逃走。
警察官「ま、待てー!・・・・くそぉ。また逃がしちまった・・・」
隆一郎「大丈夫ですか?一体なにが?」
警察官「ん?あぁ、ありがとう。実はな、あいつ無免許運転だったんだ。
     それを注意してたんだが・・・逃げられりゃって。
     これで10人目だ。まぁ俺の気が弱いせいでもあるけどね。」
隆一郎(免許・・?)「そうでしたか。次からは気をつけて、頑張ってくださいね!」
警察官「おうよ。なんだか勇気がわいてきたぜ!ありがとな!」
そういってパトカーを走らせた。

100 :イースリング:2007/01/06(土) 00:44:22 ID:gTV1UAoo0
そんな警察官が、人気の居ない街を走行中にいきなり目の前に人らしき姿!
気づいた直後に焦ってブレーキを入れる。
恐怖に震えながら、降りて無事かを確認する。
警察官「大丈夫ですか?!」
?「ぅ・・・あぁ、、大丈夫だが腕が痛い。。」
警察管「!い、いそいで救急車を!」
?「いや、救急車はやめてくれ。
  これしき平気だ」
警察官「で、でも!」
?「だがこれで、あんたが俺をひいたって通知されれば
  あんたはクビになるんだぜ?」
警察官「う!!・・・・」
?「そこでお願いがあるんだ。」
警察官「お願い?」
?「ああ。あんたの手柄になる。
  とある無免許運転と暴行を加えた罪なる男がいるんだ。そいつを捕まえて欲しい。」
警察官「無免許?!・・・・・だけど今まで無免許運転を捕まえたことが1度もないんだが」
?「大丈夫!そいつはすぐ捕まる。
  場所はここだ」
そういって地図を渡す男。
警察官は礼と謝罪をしてすぐさま向かった。
そしてこの男の正体は、バド・リューの人間体!!
バド「ひっひっ、これでNo.099も御用だぜ!」
実は渡した地図の先に住む男はまぎれもなく隆一郎であった。
4本ある腕のうちの2本は大きなジャンバーで隠し、
わざとひかれてこういう展開に持ち込んだのだ。

101 :イースリング:2007/01/06(土) 00:45:12 ID:gTV1UAoo0
何も知らずに家へ戻る隆一郎。
雅人「奥菜さん!おかえり!」
麻紀「おかえりなさい!」
隆一郎「ただいま!」
雅人「ねぇ、奥菜さん。今度、また三人でドライブいきましょうよ!」
麻紀「そうね!映画を見に行ったりしましょう。」
隆一郎「あぁ!明日にでも!」
そのとき、先ほどの警察官が入ってきた。
雅人「わぁっ!!」
麻紀「警察?!」
警察官「いたぞ!君だな!・・・って君はさっきの!!」
隆一郎「あなたは!・・・一体何が?!」
警察官「とぼけるんじゃない!さっきは偽善者ぶっていたが、
     まさか君も無免許運転をし、暴力までふっていたとは!
     君を逮捕する!」
そういわれ、隆一郎は手錠をかけられてしまった!

雅人「奥菜さん!!」
麻紀「隆一郎さんが何をしたっていうの?!」

CM

取調室。
警察官「君、まず名前や住所などを詳しく聞こうではないか。」
隆一郎「待ってくれ!俺が何を?」
警察官「まだ否認するのか?
     君は免許を持っていないだろ?」
隆一郎「免許・・・そうだ、免許とはいったい?!」
警察官「なにぃ?免許すら知らないのか君は?!」

102 :イースリング:2007/01/06(土) 00:45:54 ID:gTV1UAoo0
また、この事情を聞きつけた雅人と麻紀は事情を説明しようとしたが、困った。
サターンズ生物だから持っていないとも言えない。
しかも信じてくれないであろう。
雅人「俺が免許証のことを忘れてたばかりに・・・・」

隆一郎「免許はたしかに無い。だが暴力はふっていない!」
警察官「被害者の証言だ。君はふったに違いない!」
隆一郎「しかし・・・」
警察官「それに君は身分証や保険証なども持っていないのかね?
     いったい、どうやって暮らしてきたんだね?!」
隆一郎「うっ・・・・」
そしてその警察は、「ちょっとトイレに行くから待っていてくれ」と、他の警察官に
後をまかして、この場を離れた。
そしてそのトイレで用を足した後、なにやら窓の外から声が聞こえてきたため、
隙間から覗いてみると、それはサターンズであった!!
警察官(化け物!!)と一瞬驚くが、何事かと話を聞いてみる。

ゴウ・マグマ「ハハハハ、ついにやったぞ。
        これでこいつは刑務所の中。 」
ギライバー「バド、たまには役にたつこともあるわね」
バド・リュー「いえいえ。」
ゴウ・マグマ「これでコイツが捕まった後にNo.014を暴れさせ、
        刑務所を踏み潰してしまえばいいのだ!」
バド・リュー「そうですねぇ。ふふ、あいつは我々が生み出したサターンズ生物。
        だから免許を持ってないのも当たり前だ持ってないのも当たり前だ。」
ゴウ・マグマ「我々に反旗を翻した罰だ!」
ただ事じゃないと気づき、警察官は急いでそこから出ようとするが、過ってバケツをけり倒してしまう。
その音に気づいたサターンズは窓を突き破り、警察官を取り囲んだ。
警察官「わぁーー助けてくれーーーー!!」

103 :イースリング:2007/01/06(土) 00:46:38 ID:gTV1UAoo0
その叫び声に、取調室にいた他の警察官は「な、なんだ?!」と言って飛び出す。
隆一郎と雅人、麻紀も後を追う。
すると、礼の警察官がゴウ・マグマに空中で捕らえられており、外へと連れら去れてしまう。
ゴウ・マグマ「く!この会話を聞かれたからには、死んでもらう!」
警察官「やめてくれー!」
それを追おうと外へ飛び出してバイクへ乗ろうとする隆一郎だが、無免許・・・・
代わりに他の警察官がバイクで追った。

隆一郎「一体どうすれば・・・・」
雅人「とにかく走ってでも追いましょう!」
麻紀「えぇ!」
隆一郎「うん!」
そしてどこまでも追いかけたが、サターンズらの姿は目に見えてこない。

もう手段は選ばないと、元の場所へ引き返し、隆一郎はバイクに乗った。
麻紀「隆一郎さん!!」
雅人「行くんですか・・・?」
隆一郎「これしかない!」
そういい、バイクを全速力で走らせた。

一方、追いかけていた警察官までもバド・リューに捕まってしまう。
二人の警察官が空中で体を捕らえられ走行している。
そこへようやく隆一郎が追いついてきた!
そこは砂や岩だらけの空き地。

警察官「助けてくれえ!!」
ゴウ・マグマ「く!No.099!」
そして隆一郎へ光線を連発するマグマ、バド、ギライバー。
地面が数箇所爆発するが、全てを避け続ける。
このままではまずいと、モニターで見ていたメガンダーがNo.014を解放。
名をダクスと名づけ、そこへと向かわせた。

104 :イースリング:2007/01/06(土) 00:47:19 ID:gTV1UAoo0
そのとうり、ダクスはその空き地へ巨大な姿で登場した。
ゴウ・マグマらは直後に警察官二人を空から落として姿を消した。
隆一郎「危ない!!」
そのまま隆一郎はバイクから飛び降り、変身!

イースリングとなり、高速飛行。
無事に警察官を保護して、避難させた。
警察官「あ・・あんたは・・・」
うなづくイースリング。
そして振り向き、ダクスへタックルで飛び掛る!
さらに蹴って殴りの猛攻撃。
だが、ダクスの体中につけられた謎の粘液がeを襲う!
両腕を締め付けられ、防御ができなくなったところで、首筋を噛みつけられる。
一生懸命に振り倒し、なんとか引き離しても顔にまで粘液をつけられてしまい、
ダクスの体当たりを食らう。
このままでは危ない!と、警察官は意を決してピストルをダクスに発砲!
ダクスの体に命中し、ダメージを与えることに成功。
さらには奇跡なのか、大雨が降った!
そのおかげで体中の粘液が溶け落ち、eは復活!
大ジャンプし、ダクスの顔面へ強烈な蹴りを見舞う!
そのあとも尻尾を掴んで10回転!
直後に上へ投げ飛ばし、落ちてくるところでエモーション光線!
ダクスは爆発し、破片が辺りへ散らばった。
勝利したeは隆一郎の姿へその場で戻り、警察官におじぎした。

105 :イースリング:2007/01/06(土) 00:48:09 ID:gTV1UAoo0
数分後、取調室にて事情をしった警察官は無罪と自己判決し、
「あのときは本当にありがとうございました!」
「あなたが正義の巨人だとも知らずに・・・」
隆一郎「こちらこそ、免許すら知らずにバイクに乗って本当にすみません・・・」
警察官「ううん。いいんだよ。だが、これからは免許を取るまで乗車禁止だよ。
     身分証に関しては、僕達が頼んで発行してあげるよ。」
隆一郎「しかし、僕は!!」
警察官「君の事情は知っている。
     だが君は必死に助けてくれた。だからこれから、人として頑張ればいいのさ!」
隆一郎「・・・は、はい!ありがとうございます!」
雅人「これで奥菜さんも、一般人として正式な生活ができますね!」
麻紀「やったわ!」
隆一郎「うん。ありがとう、みんな!」

人間界に普通の人間として生きれるようになった隆一郎。
だがサターンズは、まだ隆一郎の事を追い続けるであろう。
そして地球全体をしつこく狙ってくるであろう。
その時は、頼んだぞ!我等のヒーロー、ウルトラマンイースリングよ!

つづく

次回予告
第8話「ペンダントが輝く時」岩人ブローン登場
様々な宝石が生物の力となる。
人々に危機!そのとき、麻紀からもらったペンダントが輝いた!
次回をお楽しみに。

106 :イースリング:2007/01/06(土) 00:51:39 ID:gTV1UAoo0
今回は「免許はとったのか?」のような矛盾点を解消しようと、
こんな話を作りました。

>シグマ作者様、リュウラ作者様
感想ありがとうございます。
子供達がヒーローを応援する光景は、自分で書いてても楽しかったです。
これからも何か暗くなったら、子供達に光を求めたいと思います。
ティガ25話。自分は初めて見たときは感激しました。
ありがとうございます。

107 :アルファ作者:2007/01/06(土) 08:34:46 ID:lz1pUatk0
イースリング作者様
 このお巡りさんは再登場の予定はありますか? めっちゃ燃えました。
いいっすよねー、「悪魔の審判」。

108 :名無しより愛をこめて:2007/01/06(土) 15:09:24 ID:qktgPTaY0
>アルファ作者様
あの警察官がですか?!
予想外な感想で嬉しいです。ありがとうございます。
ストーリー展開によって登場もありかな・・・と思っております。
(12話あたりかた急展開なので)

アルファvsズィーベン前半、ウルトラマンが地球に留まりたいという
叶わぬ夢を明確にあらわされていて、非常に共感を持ちました。

109 :イースリング:2007/01/06(土) 15:11:34 ID:qktgPTaY0
ageちゃったああああ・・・・・
ごめんない。


110 :シグマ作者:2007/01/06(土) 15:53:50 ID:CvV2p8pe0
ウルトラマンシグマ最終回記念座談会
真悟「皆様、明けましておめでとうございます!…数日経ったけど。座談会
やるの遅いだろ…常識的に考えて…」
「本当は元旦の日にやるつもりだったんだけど…」
真悟「作者はウルトラマン福袋のために東京を歩き回っていました」
「メビウスブレイブとガンローダー入ってた」
真悟「聞いてないよ!というか早く始めようよ!?」
「というわけでウルトラマンシグマ最終回記念座談会の始まり始まりぃ〜!!」

真悟「まず最初になんでシグマ作ろうと思ったん?」
「そりゃあ、ウルトラマンが好きだったからに他ならない!そしてスレを見つけた時、
自分の理想のね、ウルトラマンを作ってやるぜ!と」
真悟「なるほど〜さすがにガキの頃からウルトラ中心に生きてきただけあるわ」
「まあねぇ〜!」
真悟「褒めてない!!」

真悟「え〜じゃあ次にキャラクターについてだけど…」
「うん、まずお前のことなんだけどさ」
真悟「なんだよ?」
「お前、俺のコピーと言っても過言じゃないよ」
真悟「え!?馬鹿な!なんで、お前みたいな落ち込むとやたら立ち直りが遅い人間の
コピーじゃなきゃいけないんだ!?」
「そこまで言わんでもええやん…だってお前、野球と蕎麦好きだろ?」
真悟「それがどうしたよ?」
「俺も野球好きだし、俺はうどんが好きだからこいつは蕎麦でいいや〜って感じに」
真悟「ガ〜ン!そんな簡単な性格付けされたのかよ、俺…」
「それでいて俺のマイナス面やダークサイドは消しておいてある」
真悟「都合の良いように曲げてんなおい!…で、他のみなさんについては…」

111 :シグマ作者:2007/01/06(土) 15:54:33 ID:CvV2p8pe0
「そうだね、まず隊長の神はTACの竜隊長っぽくしようかなって」
真悟「名前も似ているしな。まあエース好きだから分かるけど…」
「中村は間違いなくウルトラ警備隊のソガ隊員。射撃の名手で主人公とも仲が良い
ところとか。あと、荒井はTACの山中隊員の性格と科学特捜隊のイデ隊員を
足して割る感じにしようと思ったんだけど…」
真悟「結果は荒井さん、別に俺と衝突するような事は無かったね。発明はかなり
良い物作ったけど。谷村さんは?」
「これは…名前も中村と同じ『村』が付いちゃったんだよね…初期、よく
確認しなかったからこんなミスを犯しました。実は本当は『谷川』だったんです」
真悟「え〜!?最終回迎えて初めて知ったわ!」
「でもほら…地味キャラだから…いっかなぁ…なんて」
真悟「おい!…谷村さんが向こうで泣いてるじゃないか!」
「次は女性隊員のことだけど…雪とか」
真悟「おお!雪ね!ささ早く早く!谷村さん?気が済むまで泣くのが吉ですよ」

谷村「真悟ぉぉぉぉぉ!!(泣)」

「姫子と雪の名字、桃瀬。まあとある漫画からその名は来てるわけです」
真悟「漫画好きだもんなぁ〜」
「姫子はもう典型的な通信担当の女性隊員。でもそれだけじゃあ物足りないので
ブラコンにしといた」
真悟「前から思っていたけど、結構簡単なキャラ付けするな…」
「雪も、その場の思いつきでその名前を付けた。性格がツンデレなのも
恋愛要素にしようということでそうした」
真悟「雪までそんな簡単に付けられたんかい!なんだよ、このノリだけで
物事決める作者は!?」
「勇君は子供キャラが欲しかったから」
真悟「作者の暴露のせいで台無しだよ!いろいろと!怪獣の名前は!?」
「それは、語呂の良さや、その怪獣の特殊能力に合わせた名前」
真悟「うん、怪獣の方が待遇よさそう…」

112 :シグマ作者:2007/01/06(土) 15:55:17 ID:CvV2p8pe0
真悟「次に各々の話について。気に入ってる話とかある?」
「第38話・復活の超獣!起こせ聖夜の奇跡!かな。スノーギランを出せたし
雪と真悟がやっとこさカップル成立!だったし」
真悟「うん、俺もあれは良いと思った。雪かわいいよ雪」
「…お前、SGTに入ってから駄目な男になったな…」
真悟「ジャック先輩に失礼なネタはやめろ!他には何かある?」
「真必殺!フォーメーションヤマトS!かな。これには結構深いわけがあるんだな…」
真悟「どういうこと?」
「お前さんの名字が先生と同じになってしまって…まあやっぱりオイラのミスですが。
というか、よほど『大和』って漢字使いたかったんだろうな。それのフォローの意味も
込めて、オオヤマ隊長をSGTの長官にしてみたんよ」
真悟「怪我の功名って奴か…」
「そうだ、架空の地名が出た話には注目してみてください。次回作にも、
もしかしたら出てくるかも…」
真悟「祭りの話とかね」
「あとウルトラ時代劇シリーズ。多くは語らないけど」
真悟「よほど、味を占めたらしいです」

真悟「作っている間のトラブルとかあった?」
「トラブルはねぇ〜…いろいろあった。一週間休んだこともあったけど
今ではさすがに立ち直りました。当時居合わせたみなさん、本当にあの時は
ご迷惑をお掛けしました」
真悟「こいつ、非常にわがままでナルシストなんで勘弁してやって!」
「他には、やっぱネタ切れした時はどうしようかと思った」
真悟「それでも全52話作ったんだな、作者」
「だってさ、俺の一番好きなウルトラと同じ話数にしたかったんだ」

113 :シグマ作者:2007/01/06(土) 15:56:22 ID:CvV2p8pe0
真悟「こだわってるねぇ…こだわりといえば自分の中でこれは譲れないみたいなのは
あった?」
「台詞。絶対に譲れないものがあった…!」
真悟「おや?なんか急にマジになった。一体どんなの?」
「『死ね』『殺す』これだけは絶対に悪役以外には言わせない」
真悟「それは何故?」
「嫌な世の中だよ、今は。いや世の中語れる程、人生なんか経験しちゃいないけど。
でもな、軽々しくこんな言葉使っちゃいけないよ。というか一生の一度も
使いたくない。小学生でもすぐに使うんだから。ちょっと嫌な事があれば
殺人犯すような人もいるし。そんな殺伐したのは現実だけで十分。こういう
自分の創作の中ぐらい、物騒な台詞ぐらい無くしたい」
真悟「…なんか、そういうことで嫌な目にあった?」
「あった。だから尚更そんなの使ってたまるか!というか、現実でも
殺伐したものが無くなればいいのにな…まあ理想なのかもしんないけど…」
真悟「優しさを失わないでくれ…弱いものをいたわり、互いに助け合い、
どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ…
大先輩が最後に残した言葉だ…」

真悟「…さて最終回についてはどんな思いで作った?」
「シグマを書き始めた当初からシグマは、というか真悟は地球に残って
生き続けるというエンディングを迎える気は無かった。地球を救うために
自分を犠牲にしてでも最後の必殺技を放つ…自己犠牲に酔っちゃったから。
悪いな真悟…こうしたことによってお前は雪とは別れなくちゃいけなくなっちまって」
真悟「…いいよ、地球を守ること=雪を守ることだし…雪に俺の願いも
聞いてもらったし」
「そうか…他には地球人の力は侵略者達と比べると全然大した事なんか無さそうだけど
努力次第で、それは超えられるっていうのも見せたかった。上手くいかなかったけど
プラズマクラッシャーの扱いにちょっと失敗した。バゾード星人を倒したら
破損でよかったかも」
真悟「まあ、その悔いは次回に活かすってことで」

114 :シグマ作者:2007/01/06(土) 15:56:59 ID:CvV2p8pe0
真悟「さてそろそろ座談会もお開きにしますか」
「おう。さてさてみなさん、新たなウルトラ戦士の紹介を…」
真悟「おっと、待った!…それは今度の特別編でやりましょうや!」
「そうだった。投下は今夜?それとも明日?月曜?」
真悟「早よ、作れ!!」
「ごめんごめん…それではみなさん、次回作はまあ気長に待っててね」
真悟「急がせますんでホント…それじゃあ、またね〜!」

115 :シグマ作者:2007/01/06(土) 15:59:15 ID:CvV2p8pe0
というわけでシグマもこれで本当に終わりです。
イースリング作者殿、この座談会をシグマEXとかにしてくれると
嬉しいです。お手数掛けます。

116 :イースリング:2007/01/06(土) 16:04:58 ID:qktgPTaY0
>シグマ作者様
感動したよ〜(泣
最後の最後に作者様の制作秘話や感想を聞けて本当に良かった。
ありがとー、真悟!シグマー!

EX了解です

117 :名無しより愛をこめて:2007/01/06(土) 16:17:26 ID:lz1pUatk0
>>108
イースリング作者様
 感想ありがとうございます。急がずにじっくり読んでいただけるとうれしい。
後、「叶わぬ夢」かどうかはまだ確定していません。どれだけ不興を買おうとも。

118 :イースリング:2007/01/06(土) 16:23:08 ID:qktgPTaY0
>アルファ作者様
そうでしたね。勝手に確定しちゃってすみません。
達志のこの望みがどんな結果を示すのか、これから広がってゆくストーリーとともに楽しみにしてます。


119 :名無しより愛をこめて:2007/01/07(日) 18:40:50 ID:v0qu2H1Z0
 たまには季節ものをやることにする。
 まとめサイトに掲載されると判らないだろうから書いておく。これを書いてるのは
2007年1月。

 冬の信州・浅間山一帯。
 スキーに来ていた女性・渚(なぎさ)は、突然の吹雪の煽りを食って遭難し、深い雪の中を
途切れそうな意識と共に歩いていた。その刹那、渚はふと山あいの光景を見た。
 山向こうに、巨大な影が見えた。次第に全貌が見えてくる。
 二本足で立つ、毛足の長い白い犬・・・のようなもの。頭頂には角が一本。両腕は、
翼竜のような大きな翼。
 巨大なそれは、何の気もなさげに身を振り回し、翼の一端が山の中腹にぶつかった。
それだけで雪崩が起きた。
 渚は逃げる暇もなく、呆然としながら、雪の激流に飲まれていった。


 ウルトラマンアルファ 29 断絶の雪
 雪獣・ユキギララ 出現


 後日、特命防衛隊が浅間山にやってきた。只、今回は何時ものディフェンスポートの面々
だけではない。北米支部からの部隊がわざわざ来日、同行している。というより、北米支部の
部隊の戦力のほうが明らかに多い。最近梶山隊で実用化された強化型のプロライザーに、
雪上で活動するための除雪装置を搭載し、がりがり雪を削って進んでいく。序でに木々も
なぎ払っていく。そんな地上部隊が、歩兵も含めてぞろぞろ。
 北米部隊を率いる女隊長・ダイアンは、今回遭難した女性・渚の古くからの友人。
 その渚は、既に凍死体として発見されている。

120 :名無しより愛をこめて:2007/01/07(日) 18:42:27 ID:v0qu2H1Z0
「・・・今回の流れ、大体判ったね」
 哲夫が呟く。
 たまたま、ええーたまたま、リゾートに来ていた西野一家は、兵士達が山に向かってぞろぞろ
歩いていくのを眺める。

 地元民の間に伝わる伝承では、この山地一帯には、古くから雪に隠れて住んでいる山の
『ぬし』がいるという。観光客からも、吹雪に紛れて何か大きな影が動いているのを見たという
話が幾つか入っている。恐らく怪獣であろうと特防は推測し、捜索を行っていた。
 幾らか時間が経過した後、一人の兵士がダイアンに報告しにきた。捜索活動を妨害する者が
いるという。

 山の『ぬし』の使いである雪の精霊『ミユキ』。
 その伝承に該当する外見である、白い着物を着た少女が、捜索隊を妨害している。
 少女は深い雪の中をこともなげに素早く移動して回り、兵士達を翻弄する。冷静さを失った兵士が
発砲し、誤射によって負傷する兵士も出てくる。
 少女・ミユキは何処か悲しげな微笑を浮かべながら、私達は人知れずひっそり山奥で暮らして
いるのに、人間達が一方的に山に踏み込んできて自然を荒らしているとかなんかそんな感じの
ことを言う。しかし、それを伝えられても、ダイアンは捜索活動の中断の指示は出さない。
親友を死に追いやられているダイアンには、ミユキの言葉は陳腐な文句にしか聞こえない。
「山は自分達の縄張りだから、踏み込んで死んだ者が不運だったとか、そういうこと?
そんな話で引き下がれるわけないでしょう!!」
 相手は明らかに超常の力を使っている。人間ではない。もう遠慮はするなとダイアンは
指示し、兵士達も呼応する。

121 :名無しより愛をこめて:2007/01/07(日) 18:44:29 ID:v0qu2H1Z0
 本来の日本の管轄である何時もの特防の面子は捜索には携わらず、というか、上に顔の聞く
ダイアンの指示によって携われず、やむなく今回の事件の事実関係の調査を行っていた。
美樹「どうだった?」
斎木「あれだろう。遭難者が何か怪獣を怒らせるような行動をしたとか、或いは怪獣とは
関係なくアクシデントで死んだとか、そういうのだろう?」
 山の麓の本陣で待っていた特防本隊の下へ、憮然として戻ってきた柏村と由美子が、
黙って記録映像を出す。由美子のテクノロジーを駆使し、山岳一帯にあった観測機器のデータや
上空の監視衛星の記録などから洗い出して纏めた結果。
 観測された怪獣は、雪のどっさり積もった山中で気紛れに暴れて山の雪を崩し、その雪崩に
巻き込まれて遭難者は死亡した。何遍確認しても。
 過失でも何でも、怪獣が原因という事実に変わりはない。
 重い溜息をつく一同。

 ダイアンは捜索隊の指揮を最前線で直接取り、周到な罠を徹底的に張る。そして、遂に
ミユキを捕らえた。
 拘束されてもミユキは態度を変えず、かつて人間と自分達は上手く共存していたのに、人間達の
文明の進歩によって自分達は次第に限られた土地に追いやられた、私達は被害者だと言い張る。
だからといって友人を殺されたダイアンの怒りは収まらず、彼女は激情にあかせてミユキを
痛め付け続ける。ミユキは遂に叫ぶ。
「ユキギララーーーーー!!!!!」

122 :名無しより愛をこめて:2007/01/07(日) 18:46:27 ID:v0qu2H1Z0
 名を呼ばれた山の『ぬし』が、大地を鳴らして山の奥から出現した。
 ユキギララが歩き回るだけで山の雪が崩れ流れて多くの被害を出し、口から吐く冷気が
当たるもの全てを凍らせる。その姿に兵士達は恐怖し、ダイアンはミユキを突きつけて人質が
いることを主張するが、怒りに駆られたユキギララはお構いなしに迫ってくる。やむなく
ダイアンはミユキを打ち捨て、部隊を連れて一端後退。雪中に倒れ、既にかなり消耗している
ミユキを見て、ユキギララは更に激怒する。
 ダイアンは態勢を立て直し、プロライザー隊を率い、大挙してユキギララへの攻撃を開始。
ユキギララに救い出されたミユキも怒り、ユキギララに反撃を指示。凄絶な攻防が始まり、
雪山は地獄と化す。特防日本支部はダイアンの待機命令を受け、見ているしかない。
地元民達も、もう自分達にはどうしようもないと力なく傍観している。
 観光客達は特防日本支部の指示で避難。西野一家を先に退かせた達志は、戦場へ向かう。
「どうするつもりですか?」
 何時の間にか現れ、見ていたジャネットを、達志は一瞥。彼女の力を貸してくれと頼めば、
地球滞在の資格テストにおいて減点対象となる。だが、そんなことは関係なく、元より力を
借りる気等達志にはない。
 黙ってアルファプラスをかざし、ウルトラマンアルファに変身する。そして。

 敵を攻撃するための能力は使わない。一切。
 といって、今戦っている互いの武器を無力化させたり、手からアコースティックなBGMと共に
有難い虹色の光かなんかが出て怒りに駆られた者同士の憎しみを鎮めるとか、そんなご都合な力も
生憎アルファにはない。
 そこで、お互いの砲火が飛び交っている戦場のど真ん中を、ウルトラ縮地で、超高速で
動き回り、砲火を遮る。自前の巨体で。

123 :名無しより愛をこめて:2007/01/07(日) 18:48:22 ID:v0qu2H1Z0
 遠くから目を見張るジャネット。特防日本支部。そして西野一家。
 アルファの身体の前面にダイアン隊の大砲火、背面にユキギララの氷の弾丸の混じった猛吹雪が
一斉に直撃。
ダイアン「・・・何のつもり、ウルトラマン!?」
ミユキ「・・・愚かな他所の星の者よ・・・そんなことをしても、もう私達の怒りは収まらない!」
 両陣営は一端呆気に取られたが、又戦闘を再開。
 アルファは高速移動を再開し、もう己の意地を以って、お互いの攻撃をお互いに届かせない。
全身が砲火でボロボロになり、手足が折れて変なほうに曲がり、結晶のような質感の眼やカラー
タイマーも終いには割れ砕け、光を失う。
 それでももう意地だけで立ち、動き回り続ける。
 遠くのほうで見ている恵が、ご両親や哲夫がもういい、やめてくれと叫んでいるが、続ける。
 ジャネットのテレパシーが脳に響く。
『・・・何故そこまで・・・!?』
 彼女の内的宇宙で、血まみれの達志が言う。
『・・・僕だって・・・誰よりも大切な恵ちゃんや、ご両親や哲夫君を何かの弾みで誰かに
傷付けられたり殺されたりするようなことがもしあったら・・・多分、今戦ってるこの人達と
同じようになるだろう・・・どっちの言い分も判るから、攻撃は出来ない・・・しかし、その
どっちの言い分も判る同士が殺し合うのを放っておくわけにも行かない・・・となれば』
 達志は笑って、
『こうするしかないだろう』

124 :名無しより愛をこめて:2007/01/07(日) 18:51:18 ID:v0qu2H1Z0
「・・・・・・何故」
「・・・・・・くっ・・・!!」
 ミユキにも、ダイアンにも、次第に迷いが生じてくる。
「それでも・・・それでも、人間を許すわけにはいかない・・・!!」
「渚は・・・もう帰ってこない!!」

 アルファの視界が、暗転した。又。

 そして、達志の姿に戻った状態で意識が戻った。又。
 今回もジャネットの治療を受け、達志は一命を取り留めた。といっても、この前より遥かに
ダメージは大きく、暫くは安静状態である。周囲では西野一家が安堵の息をつき、特に恵は
何でこんなことをするのか、少しは考えて行動してくださいと絶叫しながら下を向いて
号泣していた。達志は力なく笑いながら何度も詫び、既にこの場にはいないジャネットと
テレパシーで会話。
ジャネット『こんなやり方を続けていたら、貴方は何時か死にます』
 それでも、達志はやめる気はない。
達志『地球の土になれるなら、それはそれで』
ジャネット『・・・ああそうですか』
達志『ところで・・・ミユキさんと、ダイアンさんはどうなった?』

125 :名無しより愛をこめて:2007/01/07(日) 18:52:58 ID:v0qu2H1Z0
 両者とも流石にショックを受け、戦いはやめた。
 だが、仲直りは出来なかった。
 ミユキとユキギララは山奥の更に奥の、人間がおいそれと立ち入れない何処かに消え、
その後、地元民にももう姿を見た者はいない。ダイアンは部隊を連れ、結局日本支部とも
ろくに会話も交わさずに黙って北米へ帰った。
達志『まあ・・・しょうがないね。各々の考え方までは強制できないから』

 冬の浅間山に何時までも吹き荒れる吹雪の場面がフェードアウトし、この話は終わった。

126 :ウルトラマン//Grow-Up:2007/01/07(日) 23:24:38 ID:qSMBPeHdO
光の国から来た8人の戦士!
ウルトラマンスケィス
ウルトラマンイニス
ウルトラマンメイガス
ウルトラマンフィドヘル
ウルトラマンゴレ
ウルトラマンマハ
ウルトラマンタルヴォス
ウルトラマンコルベニク

8人の戦士は謎のウィルス「アイダ」を追って、地球に飛来。
それぞれが地球人をデュナミストに選び、アイダに取り憑かれた怪獣達と激闘を繰り広げるぞ。
8人の戦士達は、必殺技「ウルトラドレイン」を使って怪獣の中からアイダを取り除く!


ご期待ください

127 :名無しより愛をこめて:2007/01/08(月) 00:05:50 ID:lJxz8yOiO
期待できねー
なに、このクソトラマン。さっさと消えろよな。

128 :名無しより愛をこめて:2007/01/08(月) 00:13:09 ID:t/J+6fQoO
ネタをネタと見抜けない人にh(ry

129 :名無しより愛をこめて:2007/01/08(月) 12:34:01 ID:SGAuhmVm0
ほしゅ

130 :イースリング:2007/01/08(月) 13:41:52 ID:98CtTLWX0
>アルファ作者様
23話ズィーベン隊長、行っちゃったんですか?!
むむ。。。予想外の展開で悲しかったり嬉しかったり。
達志はこれでしばらく地球にいられるけど、この矢先何が待ち受けているのか注目ですね。

131 :イースリング:2007/01/08(月) 14:28:48 ID:98CtTLWX0
第8話「ペンダントが輝く時」岩人ブローン登場

若者が集う街。
そこでは、様々な若者が指輪やネックレス、キラキラ光るブランド物を求めてにぎわっていた。

ギライバー「ふん、あんな石を削っただけの、ガラクタに大金をかけるなんて馬鹿な人間どもめ」
ゴウ・マグマ「まあまあいいじゃないか。
        これらを次の作戦に使えばいいのさ!」
ギライバー「ほぉ、なるほどね〜」
ゴウ・マグマ「さあ、No.15からNo.18の4体の岩石生物を各地へ送り込むのだー!」
メガンダー「了解・・・」

隆一郎ら三人も仲良くデパートで買い物をしていた。
麻紀「あぁー!ねえねえ雅人ー!」
雅人「ん?なんだい?」
麻紀「このペンダント、すっごく綺麗じゃない?!」
雅人「う、うん・・・。でも、もしかして・・・・?」
麻紀「ふふふ。当たり前でしょ」
雅人「ちょっと待ってくれよ!俺だって今月ピンチなんだ・・」
だが、麻紀にするどい目でにらめつけられ、いつのまにかレジでお金を払っていた雅人。
そんな光景を笑いながら見る隆一郎。
その隆一郎の首にも第2話で説明されたとうり、麻紀からもらったペンダントがかけられている。

とある街。
そこでもたくさんのペンダントやダイヤが勝手に散らばり始めた!!
店員は驚いて後を追うが、宝石らはどんどん同じ方向へ飛び始めた。
一般人が身につけているものまで飛び始め街は大混乱。
その宝石は各地の岩場で隠れすんでいるブローンの元へ到着した。

132 :イースリング:2007/01/08(月) 14:30:10 ID:98CtTLWX0
そこにいたギライバーは大笑い。
ギライバー「ハハハ、本当に人間どもは馬鹿なやつだわ。
        たかが石がなくなったくらいでわめいちゃって。
       まあ、いまのうちにたっぷり泣いとくがいい。
       これから作戦が開始するからね。ふふ」

そして空中に、考えられないほど超巨大な宝石が現れた!
その宝石の真ん中のダイヤになにやら映像が映し出された。
ゴウ・マグマである!
ゴウ・マグマ「人間達よ!
        君達が探しているのは、たくさんの宝石であろう?
        それなら我々が協力してやる!
        それよりも君達自身を宝石の塊のようにしてあげよう!」
そういい、手に持った誰も見たことが無いような輝かしいダイヤを突きつけた。
輝かしいダイヤと、そんな発言に誘われるかのように、人間達は巨大宝石が示す方へ歩いていった。

丁度どこへ店から出てきた隆一郎らが。
隆一郎「なんだろう、この集団移動は?」
雅人「きっと、ヴィジュアル系バンドとかじゃない?・・トホホ・・・」
麻紀「なにそんなに落ち込んでるのよ!これ、ありがとね!」

何も知らずに家へと帰ろうとする三人。
実はサターンズの今回の作戦は、ダイヤなどで人間を誘惑して連れ去り、
人間自身も石の塊に改造して、ブローンと合体させようというのだ。
今3各地の人間達、計100名ほどがそれぞれの集合場所へ行こうとしている。
果たして、みんな石にされてしまうのか?!

CM

133 :イースリング:2007/01/08(月) 14:31:40 ID:98CtTLWX0
ついに集まり、
「そのダイヤをくれー!」
「私の体にたくさんのダイヤをまとってー!」
などと誘惑にのり、叫ぶ人間達。

ゴウ・マグマ「落ち着くのだ!すぐにお前達を輝かしい石の塊にしてやる。
        だが人が足りない。もう少し集めてからだ」
そして次々に各地のダイヤやペンダントを魔力で盗み取ってゆく。
一般の人の家にある引き出しも勝手に開き、中の宝石が宙を待ってひきつられてゆく。
ビルの天井にあるビールの煙のような金色のものまで・・・

その度に巨大な宝石から誘惑していく。
一方、隆一郎と雅人は二人でキャッチボールをしに。
麻紀は一人で料理をしていた。
その途中、いきなりクビにぶらさがるペンダントが浮き始め、ひとりでに動き始める。
何事かと驚く麻紀はどんどん動いてゆくペンダントを掴もうと四方八方動き回るが、
結局とらえられず、見逃してしまう。
慌てて外に出ると、例の巨大宝石!
麻紀までもが誘惑されてしまった・・・

ゴウ・マグマ「よぉし、人数は十分だ。」
そういい、ギライバーが上からたくさんの光物をばら撒く。
人間達は飢えた魚のようにそれをかき集めて争い始める。
しかし、それはただの石ころ。
誘惑されたあまり、光物に見えてるだけなのだ。
そして先ほどから奪っていった宝石などは、ブローンの餌として提供していた。
ギライバー「さぁ、これからブローンが目覚めるわよ。
       そしてブローンの目から放たれる光線により人間どもは石化。
       そのままブローンのパワーの源になるのよ!ハハハハッ!」
しかし、ブローンは何故か目覚めようとしない。
どうしたのかと、ゴウ・マグマがテレパシーで聞いてみると、
ここにある宝石だけでは納得いかないというのだ。

134 :イースリング:2007/01/08(月) 14:32:44 ID:98CtTLWX0
ゴウ・マグマ「なにぃ?こんなにたくさんあって、価値あるものばかりだぞ!」
ブローン「感情がこもったものが、5つ程度しかない。あと1つ、ほしい!」
ゴウ・マグマ「あと1つ。。。」
ギライバー「どいつのだ?」
ブローン「・・・・No.099の姿が頭に浮かんだ!!」
ゴウ・マグマ「なんだと?!」
ギライバー「あいつの持つ物がなくてはいけないのか?」
ゴウ・マグマ「しかし、あいつを呼んでは作戦が台無しだ!」
ギライバー「いや、あいつもみちづれにすればいいのよ!
       それしか作戦はないわ・・・」
ゴウ・マグマ「くっ。あぁ、わかった。」

そして隆一郎の首にかけられたアクセサリーも魔力で勝手に盗み取る。
キャッチボール中に急に浮いたアクセサリーに驚く隆一郎と雅人。
そのまま高速で移動し始めた!
と、ここでまたもや例の巨大宝石が現れた。
ゴウ・マグマ「No.099!麻紀や人間共の命を助けたければ、
        今すぐそのアクセサリーの後を追うのだ!」
隆一郎「サターンズ!!」
雅人「麻紀達が危ない!行きましょう!」
隆一郎「あぁ!」

135 :イースリング:2007/01/08(月) 14:34:40 ID:98CtTLWX0
二人は走った。
身勝手に動く犬に繋がれた首輪を必死に掴んで追うかのように。
ようやく到着し、みんなの無事を確認する。
ゴウ・マグマ「ようやく着いたな、No.099!」
隆一郎「みんなを離せ!」
ゴウ・マグマ「ふふ、それはどうかな?」
隆一郎「なに?!」
そのとき、隆一郎のアクセサリーが、他の宝石らと共にブローンに合体。
さらに他の地区にいた2体のブローンもここのブローンと合体し、
超巨大宝石の生物が誕生した!
ゴウ・マグマ「お前がこいつを倒せば助かるであろう!
        だがお前が負けた場合、こいつらは石ころとなり、我々のパワーとなるのだ」
隆一郎「そうはさせるか!」
雅人「奥菜さん・・・気をつけて。」
隆一郎「・・・うん!」
ベルトからフラッシュラッシュを取り出し、変身!
巨大なトゲを頭に抱えた、黒と銀の巨人がここに登場。
ゴウ・マグマ「あとはまかせたぞ!」
と、ギライバーとゴウマグマは姿を消した。

ブローンは体中にピカピカと太陽の光が反射して強烈な光を出す宝石が散りばめられている。
イースリングが近づいた瞬間に、それらが一斉に光らせ、目を攻撃する。
目を抑えて苦しみに耐えるイースリングだが、うつむいているところで腹にパンチを受ける。
あまりの強さにふっとび、岩山にぶつかってしまう。
ここでは危険だと、雅人は必死にみんなを避難させようとするが、まだ誘惑から抜け出せずにいる。

その頃イースリングは、蹴りやパンチで攻撃するもダメージを与えられずにいた。
すぐさまエモーション光線を放つも、ダメージがない!!
直後に、ブローンの体中から放たれた、ダイヤモンド光線を体中に受け、全身が虹色に光りだした!!
徐々に全身からパワーを吸い取られているのだ。
なんとかそこから抜け出すも、パワーはほぼ無い。
うつむきの状態で、はい上がろうとするが立てることすら厳しいのだ。

136 :イースリング:2007/01/08(月) 14:36:04 ID:98CtTLWX0
事情によりここで中断。
いちおう完成しているのですが事情が・・・
3時ごろにまた。すみません

137 :イースリング:2007/01/08(月) 14:52:28 ID:98CtTLWX0
そのとき雅人は気づいた。
これらはみんなの誘惑が宝石らにパワーを与えているんだと。
みんなが目を覚ませば、宝石らは怪獣の力にならない。
とにかくみんなに問いかけた。
雅人「麻紀!みんな!見てくれ、イースリングがあんなに苦しんでいるんだ!
    それを見てもまだ、宝石に夢中なのか?
    そんなの許さない!目を覚ましてくれ!
    みんなが一緒に平和を願うことこそが、本当の光なんだ!」
徐々にその言葉を受けた人々は誘惑から解放されてゆく・・・

そのたびごとに、ブローンからダイヤが外れてゆく!
最後に残ったのは麻紀!
雅人「麻紀。目をさますんだ!奥菜さんがピンチなんだ!
    なぁ麻紀、目を覚ましてくれ!!」
そう強く肩を握ってゆすぶった時であった・・・
ブローンにはめられた隆一郎と麻紀の残り2つのアクセサリーが勝手に動き出し、
イースリングを包んだのだ!

麻紀「・・・っう・・私はいったい・・・?」
雅人「麻紀ー!!目を覚ましたんだね!麻紀はサターンズに捕まりそうだったんだ!」
麻紀「なんですって?!・・・あ、イースリングが!」

そのイースリングを包んだアクセサリー2つは合体し、イースリングの頭の角に入っていた・・・
角は次第に光りだし、先端が今よりさらに強烈なトゲと化した!
イースリングはパワーを受けたのか、軽く立ち上がり、ブローンを睨みつける。
そして片脚を曲げ、ランナーのスタートダッシュのような体制に入った。

雅人「イースリング・・・・」
麻紀「新しい・・・技・・・?」

138 :イースリング:2007/01/08(月) 14:54:53 ID:98CtTLWX0
そのとうりであった。
イースリングはそのまま足で地面を蹴り上げ、体をピンと真っ直ぐに伸ばし、
頭のトゲを突き上げてブローンに向かって突撃した!
あまりの速さと、光の強さにブローンは逃げられず、
イースリングはブローンのど真ん中を一気に突き抜けた!
新必殺技の”シャイニング・ソード・スラッシュ”である。
技を終え、着地するイースリング。
それと同時にブローンの体中が粉々に爆発した。
元の姿へ戻る隆一郎。

みんな「やったぁぁぁ!」
隆一郎はみんなのもとへ駆け寄り、手を振る。
麻紀にもアクセサリーを返す。
雅人「奥菜さん、体は?」
隆一郎「心配しなくて大丈夫!このとうり元気さ!」
麻紀「良かったわ!」
そして空から見ていたゴウ・マグマは、
ゴウ・マグマ「くそぉ、覚えていろ!必ずお前を倒してやる!」
と怒りをぶつけた。

数分後、隆一郎ら三人は一緒に笑顔で草原を歩いていた。
今回も見事にみんなを救った隆一郎。
新しく、強烈な技も習得したが、次はどれほどの生物が現れるのであろうか。
その時も、決して諦めず頑張れ!イースリング!
そして隆一郎のアクセサリーが一瞬、綺麗に光った。

次回予告
第9話「怪奇!お化け軍団!」怪化軍団登場
新しいお化け屋敷へようこそ。
ここは怖さに耐えられなければ、二度と出ることができないかも??
そんな屋敷へ隆一郎が足を踏み入れた。
次回をお楽しみに。

139 :シグマ作者:2007/01/08(月) 15:56:05 ID:C6aaV+z30
アルファ作者殿、ミユキもダイアンもどちらの考えも否定できませんね。
最後も両者、仲直りせずに終わるというのもいいです。それにしても
今回の怪獣、名前はエースに真っ二つにされた奴に似てるけど、
実際はウーっぽいですね。

イースリング作者殿、宝石の美しさに心奪われた者のエネルギーが
怪獣のパワーに、か…。サターンズもいろいろ考えるね。人間にとって
価値ある物でもサターンズにとってはただの石の塊か…。でも美しいのは
宝石だけじゃない!って感じで楽しめました。

140 :シグマ作者:2007/01/08(月) 15:57:11 ID:C6aaV+z30
ウルトラマンシグマ最終回記念座談会2
真悟「…えーと、何ですかこれは?」
「読んで字の如く、座談会2だよ」
真悟「何言ってんの!?この前、シグマもこれで本当に最後です!とか
言ったくせに!!」
「いやぁ、ちょっと言い忘れがあってさぁ…後からHPのBBSでこれ追加して
ください、を細かくやるよりいいかなぁ、と」
真悟「アホか!!ちゃんと入れ忘れが無いか確認せんかい!」
「マジごめん。でも今回は座談会だけじゃないから」
真悟「というと、まさか!?」
「そう、新作発表だよ!」
真悟「まあ、それが付いてんならいっか。じゃあ座談会2回目はじまりはじまり〜!」

―――消えた設定。
真悟「なんか、考えてたけど使わなかった設定は?」
「うん、エース好きとはいつもいつもしつこく言っているけど、エースの特徴の
一つに合体変身があったろ?」
真悟「ああ、あったね…まさか!?」
「うん、最初は合体変身考えてた」
真悟「おい〜!1回目の座談会で言え!そういうのは」
「悪い、ちなみに相手は雪でも姫子でもない、まったく新しいキャラの予定でした」
真悟「一体どんな人だったんだろう…」
「そこはご想像にお任せします」

141 :シグマ作者:2007/01/08(月) 15:58:31 ID:C6aaV+z30
―――やりたかったけどやらなかったエピソード
「ウルトラ兄弟という設定を活かしてやりたかった話もある」
真悟「それはどんなの?」
「エースキラーとか、ヒッポリト星人とか、そのあたりを」
真悟「イベント編としてはどっちも豪華だったしね。でもどうしてやらなかったん?」
「だって普段、噛ませイヤー言ってる人間が人様のキャラを噛ませにしていいのかと。
もし、実行したら十字架に貼り付けだぜ?ブロンズ像だぜ?」
真悟「もし許可貰えても、実行するのに気が引けるな、確かに…」
「ちゅーことで没に。あとバレンタインの話やったし、ホワイトデーもとか
考えていたけど、難しかったので止めた」
真悟「話にしにくい行事もやっぱあるって…」
「とりあえずウルトラ兄弟が関わる話は次回作で比較的、いろいろ
やってみようかな、とは思いますので」

―――他にもいろいろと…
「実はオマケコーナーもあるはずだったんだ…」
真悟「マックスボックスとかメビナビみたいな?」
「そう。でもなんか、やらなかった。次回はやるよ、うん」
真悟「他には?」
「学年誌的なネタもやりたかった。悪くなった頭はなおらなかった。みたいな」
真悟「あれは…爆笑物だね」

真悟「さて今度こそ、座談会も終わりですね」
「うん、そしていよいよ新たなウルトラマンが登場するよ!」
真悟「俺の新しい弟をみんなで応援してくれ!」
「それではいってみよう!!せーの!!」

             『新たなウルトラ兄弟は誰だ!?』




142 :シグマ作者:2007/01/08(月) 16:00:53 ID:C6aaV+z30
すみません、>>140-141の座談会をシグマEXに追加しておいて下さい。
またまたお手数掛けます。


143 :新たなウルトラ兄弟は誰だ!?:2007/01/08(月) 16:01:58 ID:C6aaV+z30
「新たなウルトラ兄弟は誰だ!?」

バゾード星人の野望を食い止め、ラストレイガを倒したウルトラマンシグマ。
彼は地球を去り、故郷の光の国へ長い旅を続けていた…。
そして遂に光の国が見えてきた!光の国に到着したシグマは盛大な歓迎を受けた。

ミラクル「お帰り、ウルトラマンシグマ!」
シグマ「ありがとうミラクル。バーン、イレイズ、バゾード星人の侵攻を
食い止めようとしていたらしいじゃないか。すまなかったな」
イレイズ「俺達の第二の故郷はおろか、全宇宙侵略を企むような輩を
許すわけないじゃないか」
バーン「そういうことだ。だからあんま気にすんな!」
シグマ「ありがとう!」
話が盛り上がる中、デリートが現れる。

シグマ「只今、戻りました!」
デリート「ウルトラマンシグマ、一年間地球でご苦労様。さて、シグマ」
シグマ「はい?」
デリート「疲れているところ申し訳ありませんが、新たなウルトラ兄弟を探すのを
手伝ってほしいのです。新たに地球に派遣する戦士を探しに」
シグマ「はい!」

144 :新たなウルトラ兄弟は誰だ!?:2007/01/08(月) 16:02:42 ID:C6aaV+z30
―――宇宙警備隊訓練所
ここでは日々、己の肉体、精神を鍛えて宇宙の平和を守ろうとする者達が
無数にいる。彼らの中から、探そうということになったのだが…。
教官「新たなウルトラ兄弟の候補としてこの4人はいかかでしょうか?」
と、4人の候補生が2代目ウルトラ兄弟の目の前に並ぶ。彼らの実力を
確かめるため、手合わせをすることに。
一人目の候補者とバーンが手合わせをする。候補者が掴み掛かろうとするが
バーンは避わし、勢いを利用して逆に投げ飛ばす!
バーン「全然駄目だ!ただ闇雲の攻撃ではな!」

二人目の候補者とイレイズが手合わせをする。候補者はいきなり光線を放ってきた。
イレイズはそれをかわし、急接近!一瞬のうちに候補者を投げ飛ばし、
イレイズショットの構えを取る。
イレイズ「光線を当てるためには相手の態勢を崩すことから始まる。基本だぞ」

三人目の候補者はウルトラ念力でミラクルを宙に浮かそうとするのだが…
ミラクルは逆に候補者を念力で浮かし、背後に回って首に一撃を入れる
ミラクル「強い精神力、そして気合!それが無くてはウルトラ念力は使いこなせないぞ」

最後の候補者は剣を取り出し、シグマに斬りかかる。シグマはシグマソードで
応戦、相手の剣を弾き飛ばし、体当たりをかまして倒れたとこにソードを
目の前に突きつける。
シグマ「武器は使い方しだいだ。上手くやれば心強い味方になり、そして
下手な扱いをすればただの足枷となる」

全ての候補者と戦ってはみたが…。
バーン「駄目だ、連中まだまだ甘い」
ミラクル「地球を守るのは生半可なことではいけないからな」
シグマ「仕方ない、また次回だな」

145 :新たなウルトラ兄弟は誰だ!?:2007/01/08(月) 16:03:42 ID:C6aaV+z30
2代目ウルトラ兄弟は国中を探し回った。ある日、デリートがウルトラ広場の
ところまで来ると、人々が各々の時を過ごしていた。その時…!
デリート「むっ!?地響きが!!」
ウルトラ広場の地面が割れ中から、剣腕怪獣グラバンが現れた!
デリート「あれは宇宙警備隊の独房に投獄されていたグラバン!逃げ出してきたのか!?」
「うわぁ〜!!」
「助けてくれぇ!」
デリート「今助けに行くぞ!!」

デリートが助けようとした瞬間眩い光と共に…!
青年「タァァー!!」
光と共に現れた青年は勢いよくパンチを放ち、グラバンをぶっ飛ばす!
デリート「おお、あの勇敢な青年は誰だ!?」
青年は素早くグラバンの懐に入り込み、連続パンチに続きキックを浴びせ
グラバンはうろたえる。グラバンは広場にいた人々に襲い掛かろうとし、火炎を放つ!
青年「あぶない!」
青年は人々の前に飛び立ち、バリアを張り火炎を防ぐ。
デリート「あの青年…しばらく様子を見ることにしよう!」
青年は左手首に装着していたブレスレットを刀状に変化させた!グラバンは
腕の剣で応戦する。お互い斬りあい鍔迫り合いが続くが、青年は切り払い、
一気にグラバンの剣を斬り落とす!苦しむグラバンに青年は腕を十字に組み…
青年「バルゼウム光線!!」
必殺光線を発射!グラバンに直撃し、爆発四散した。

146 :新たなウルトラ兄弟は誰だ!?:2007/01/08(月) 16:07:18 ID:C6aaV+z30
デリート「…この青年こそ2代目ウルトラ兄弟の新たな弟だ。さっそくみんなの
ところへ連れて行こう!」
グラバンに完勝し、人々を守ったこの青年を新たなウルトラ兄弟の一員に
することに決めたデリート。彼を宇宙警備隊本部に連れて行く。
デリート「みんな、新たなウルトラ兄弟の一員を連れて来ましたよ!」
バーン「なんだって!?」
ミラクル「一体、どんな者です?」
デリート「紹介しましょう、新たなるウルトラ兄弟!」

「ウルトラマンアレスだ!!」

アレス「アレスです。よろしくお願いします!」
シグマ「何?アレスだって!?宇宙理心流の…確かに彼ならば…」
警備隊員A「デリート、アレスはまだ若すぎる」
警備隊員B「そうです。まだ見送った方が…」
???「待ちたまえ、君達」
全員が一斉に声のした方に顔を向ける。そこにいたのは…
ミラクル「ハイパワーマン!!」
ハイパワーマン「確かに彼はまだ若い。だがそれは今まで地球を守ってきた
他のウルトラ兄弟もそうだ。そして立派に戦ってきた。きっと彼もウルトラ戦士として
恥じない活躍を見せてくれるだろう」
イレイズ「そうだな」
バーン「決まった!2代目ウルトラ兄弟の新たな弟だ!!」

こうしてウルトラマンアレスは2代目ウルトラ兄弟の一員となり、
同時に地球派遣も決まった。アレスを待ち受けるのは一体、どんな怪獣や侵略者か?
それはまだ誰にも分からない…。

147 :アレス作者:2007/01/08(月) 16:11:25 ID:C6aaV+z30
今回からはアレス作者です。まず、キャラの扱いがおかしかったら
ごめんなさい。イースリング作者殿、これをHPにUPする際は
アレスEXでお願いします。…本編より先にEXが出来るとは…w
本編もすぐ作りますので…。

というわけでみなさん、ウルトラマンアレスをよろしくお願いします!

148 :アルファ作者:2007/01/08(月) 18:55:34 ID:G+rOpelu0
シグマ→アレス作者様
 おお、これは燃える! それにしても、二代目兄弟確定ですか。
これはもう迂闊なことは出来んな。
 戦闘においてかませにされること自体は、私個人は構いません。
未知の敵の能力を先に出させて自分は負けても、後に続く者に攻略の
ヒントを残すという見せ場の作り方もあるし。そういう見せ場を作って
もらえるなら、磔でもブロンズ像でも。
 後、アルファ感想有難う。「まぼろしの雪山」はモロにネタになってますが、
それ以外にガイア33話「伝説との戦い」で、カナダの森の守護獣と言われる
怪獣のせいで両親が死んで、その仇を討ちに来る女性の話も混じってます。

イースリング作者様
 新必殺技が凄くダイレクトでかっこいい。やっぱり体当たり技はいい。
出生の忌まわしさと対象的に、毎回のイースリングの活躍は非常に
正統派ヒーローのドラマになってますね。
 アルファについては、ズィーベンは帰ってしまいましたが、彼がらみの
後続のウルトラマンが直ぐに来ますので、読み進めてください。

149 :バルグ作者:2007/01/08(月) 19:42:50 ID:Qv3hFBXP0
新作キター!新たなるウルトラ兄弟アレスの活躍に期待します

150 :イースリング:2007/01/08(月) 20:18:00 ID:98CtTLWX0
>アレス作者様
新作発表お疲れ様です。
素晴らしいトレーニング・・・・
そしてこれからもよろしくお願いします!
 感想ありがとうございます。
サターンズにとっては人間界そのものが、クズ。
欲しいのはただただ地球の周りにあるエネルギーだけなのです。
醜いですね。。

>アルファ作者様
あのトゲで突き抜ける技だけは創りたかったので、
すっきりしました。
感想ありがとうございます。
 アルファの新展開ですね。はい!どんどん読んでいきます。

151 :イースリング:2007/01/08(月) 20:51:22 ID:98CtTLWX0
技名変更
”シャイニング・ソード・スラッシュ”

”シャイニング・ニードル・スラッシュ”

すみません

152 :名無しより愛をこめて:2007/01/09(火) 16:58:03 ID:5vFezuVe0
 信州・碓氷峠一帯。
 なんか今回も信州。ロケ序でに2話纏めて撮ったらしい。

 山中の街道を攻めていた某暴走族集団・・・チーマーとか珍走団とか、今のご時世は
何と言うのかいまいち不明だが、そんな感じの見るからにたちの悪いライダー達。実際に
たちが悪く、他のドライバーや観光客にちょっかいを出したりしていた。
 その報いかどうかは知らないが、怪獣に襲われた。
 調子に乗って夜の山道を騒音を立てて大勢で走っていたら、何時の間にか道沿いの森の上に
半身を見せ、巨大な影が四足で凄いスピードで走っていた。驚いた一同は、振り切ろうと
スピードを上げて道を飛ばすが、道と併走しながら怪獣ははあはあ息を立てて一緒に走ってくる。
「何で付いて来るんだよー!?」
「あれか、下手に逃げると野犬とか猛獣は追ってくるのと同じ理屈・・・なのか!?」
 ひたすら飛ばし続けた暴走集団は、結局ハンドルを切り損ね、全員転倒したりガードレールに
ぶつかったり崖から転落したりして、重傷を負って入院する羽目になった・・・


 ウルトラマンアルファ 30 何となく暴走
 衝動怪獣・サドン 出現

153 :名無しより愛をこめて:2007/01/09(火) 16:59:00 ID:5vFezuVe0
 通報を受けた特命防衛隊は調査を開始した。
 作戦コードネーム『サドン』と名づけられた怪獣の存在は直ぐに確認されたが、どうやっているのか、
現れたと思ったら瞬時に素早く姿を消す。神出鬼没。もう一つ不可解な点として、現れた際の行動が一貫
していない。暴走族を驚かせて事故らせたという事実がある一方で、山中で迷子になっていた観光客の少年を助け、
麓近くに送り届けたという報せがあったのである。
 嘘ではないらしい。当の子供の証言によると、迷っているところに突然巨大な怪獣が現れ、追い詰められ、
襟首をつままれて持ち上げられ、食われるのかと思って身をすくめていたら、そのまま怪獣は山を駆け下り、
少年をそっと地面に降ろし、そのまま去っていった、らしい。
 他にも、観光客の捨てていったゴミを集めて指定された投棄場所に持って行ったり、川や湖の汚れを
洗い出したり、火の元を踏みつけて山火事を防いだりしている。では、暴走族のようなたちの悪い連中
だけ襲うのかと思ったら、今度は、調べた限り特に悪いことをしたわけではない観光地の売店や普通の民家に
いきなり走りこんで破壊したりする。日によって行動内容がバラバラで、何がしたいのかわからない。
 取り合えず、現地での捜査の一方で由美子がディフェンスポートに残って怪獣の行動原則を分析してみる
ことになった・・・のだが。
 前回同様、特防の組織内での発言権だけ無駄にでかい一団が、又介入してきた。
 上層部御用達の研究団らしいが、それを指揮しているリーダーの女性が、何を思ったのか、サドンは
『いい怪獣』であると断定したのである。人間にとって有益な行動をランダムに行っているのは、何が
『いい行動』なのかまだ完全に把握しておらず、試行錯誤しているだけで、本当は『私達と友達になりたい』のだと。
そこで自分達が先行してサドンを『説得』する。上手く教育できれば、特防にとっても有用な戦力に
なるはずだ、と言い張って聞かない。
 川上隊長や他の一同は困ったが、分析を続けつつ由美子は、ためしにやらせてみたらと答えた。

154 :名無しより愛をこめて:2007/01/09(火) 17:00:35 ID:5vFezuVe0
 碓氷峠。
 山中でぼーっとしていたサドンの前に研究団は現れ、刺激しないようにそろそろと近寄っていく。
サドンはじっと見ている。研究団の最前に女団長は立ち、思い切り胡散臭い笑顔を浮かべ、夜も寝ないで昼寝して
考案したジェスチャーを取り、変な身振り手振りでサドンへのコンタクトを試み続ける。周りでは他の研究員が
観測機器を出してせせこましくサドンのデータを取り続ける。
 サドンは黙っていたが、ぷるぷると身を震わせて。
 巨大な音で放屁した。
 匂いは一帯に充満し、研究団は全員卒倒し、サドンが歩み去って行った後ガスマスクをつけた救護班に回収され、
入院した。屁が特に有毒物質を含んでいなかったのは不幸中の幸いだった。

 由美子の分析結果が出た。
「サドンの頭部をスキャンし、検知された脳波からその思考ロジックを図式化したものです」
 モニターに映像が出る。
 賭博場。サイコロが振られてランダムに目が出続ける。ルーレットが回されてランダムに数字が出る。
スロットマシンが回されてランダムに数字が出る。
 怪訝な顔をする特防一同。
由美子「これが奴の思考ロジックです」
川上「・・・つまり」
由美子「そう。奴の行動は全て乱数式に決定されています。要するに、行動に特に意味はないのです。我々が
善とする行動も悪とする行動も、特に意味もなく『何となくそうしたいから』だけでやっているのです。
外部から与えられた刺激も、その後の奴の行動とは特に関連していません」

155 :名無しより愛をこめて:2007/01/09(火) 17:02:06 ID:5vFezuVe0
美樹「そんな・・・」
斎木「奴は『いい怪獣』ではなかったってことか・・・」
由美子「いいとか悪いとかいう次元の話は関係ありません。それに、そう珍しいことでもないでしょう。
猫だって気が乗らないときは魚を見せても見向きもしない日もあるし、人間だって・・・」
 言った由美子は、一同が彼女を見ているのに気づく。
柏村「うん、まあ、そうだな」
美樹「そういうこともあるわね」
由美子「・・・何であたしを見て言うの?」

 とにかく、今後の行動内容が一切不確定であるというのはやはり危険であり、放っておくのはまずいという
結論になり、怪獣サドンは殲滅ということになる。
 深夜、山中で寝ているサドンを、出来るだけ遠方から包囲する大部隊。地上には柏村の指揮する
プロライザー隊、空には斎木のソニックバードとそれに従うトライバード編隊。いずれにも超長射程の
ミサイルや砲が搭載され、川上の号令で一斉射撃という手はずになっている。
 美樹から情報を知らされた達志は、ジャネットと共に現地に密かに趣き、山の高みから現場を見ている。
前回の肉体的ダメージは一応不自由がないレベルに回復している。
ジャネット「今回はどうしますか?」
達志「うん・・・」
 山の麓を見ると、安全域に人々が集まっている。たまたま『いい行動』をしたサドンによって救われた
人々である。サドンの助命嘆願を行ったのだがやはり通らず、黙ってみているしかない。人々の中には、
最初にサドンに助けられた少年もおり、悲しそうな顔をしている。
 川上のカウントダウンが響く。
 達志は溜息をつくと、アルファに変身。
 ウルトラマンの巨大な姿がサドンの近くに現れ、驚いた川上はカウントを中断。

156 :名無しより愛をこめて:2007/01/09(火) 17:03:29 ID:5vFezuVe0
 アルファは手をごそごそやり、出し抜けに、彼サイズのでかいラジカセを取り出した。
 スイッチを入れると、サドンが最初に暴走族と接触したときと同じ、バイクのけたたましい排気音が
べうんべうんと響き渡る。その音でサドンは起き、ラジカセを興味しんしんで見る。
 アルファは音を鳴らしたままじわじわと後退し、出し抜けに走り去る。サドンもつられて追ってくる。
追われて暫く走った後、アルファはジャンプして空に飛ぶ。
 サドンも追ってきた。
 空中を走って。落ちる前に足を互い違いに上に上げるを超高速で連続して。
 そのまま両者は、夜空の彼方へ飛び去っていく。

 宇宙へ出たアルファは最大速度を出し、地球の自転の軌道にあわせてぐるぐる回って飛び、回転の輪を
段々広げていく。サドンも全く速度を落とさず付いてくる。
 いい頃合と判断したところで、アルファは鳴りっぱなしのラジカセを、太陽系の外、遥か彼方目掛けて
全力で放り投げた。忽ち小さくなっていくラジカセ。サドンもそれを追って飛んで行く。
 こうして、怪獣サドンは太陽系から去っていった。
 真空の宇宙で何故ラジカセの音が聞こえるのかは言うまい。ほら、耳を澄ませてごらん。ウルトラの世界の
宇宙では、
 ぴん ぽん ぷん ぴゅいいい〜〜〜〜〜ん
 という音が、昔からエンドレスで鳴り続けているじゃないか。

157 :名無しより愛をこめて:2007/01/09(火) 17:04:43 ID:5vFezuVe0
 地球に帰った達志は西野家に戻り、ベッドにぶっ倒れて寝込んだ。ひたすら全速力で飛び回った後に
襲ってきた全身の筋肉痛に呻きながら。見下ろす恵とジャネット。
恵「運動不足です、城先生」
達志「面目ない・・・」
ジャネット「ところで、バイクの音を鳴らしたらサドンが追ってくるというのは、自信があったんですか?」
達志「カン」
ジャネット「サドンが興味を持たなかったらどうするつもりだったんですか?」
達志「カン」

 まあ、その後サドンが帰ってくる様子はないので、結果オーライ。

158 :イースリング:2007/01/09(火) 23:47:16 ID:gS7ISSio0
第9話「怪奇!お化け軍団!」怪化軍団(アブ、ヒラ、ヒメ、クウ)

人間は、怖いものが苦手だ。
なるべくそれを避けて通るだろう。
だが、その怖いものを逆にスリル感覚に楽しむものがある。
”お化け屋敷”
である。
暗い通路を、自らの足で動かし進んで行き、様々な仕掛けに驚きながらも
出口を目指すというもの。

ゴウ・マグマ「ふん!我々を避難し怖がっているくせに、
        怖いものを自ら好むとは馬鹿馬鹿しい。」
ギライバー「どんな神経をしているのかね。人間というものは」
メガンダー「く・・く・・くだらない。」
バド・リュー「ひひひ、なら、それを逆手に使えばいいんでは?」
ギライバー「ほぉ、怖さを?」
バド・リュー「お化け屋敷さ!」
ゴウ・マグマ「おまえごときが、いい作戦をお持ちか?」
バド・リュー「えぇ。ヘル・デス様!お化けの生物を開放してくだせえ。」
ヘル・デス「お化け型の生物は、No.31からNo.34の4体いる。
       No.19〜No.30を飛ばすことになるが、まあそれぐらいはいいであろう。
       本当に良い作戦なんだろうな?」
バド・リュー「は!今度こそ。」
ゴウ・マグマ「ふん。期待してやろう。」
バド・リュー「・・・成功したら二度と見下さないでくれよ」
ゴウ・マグマ「ん?見下したことなんてあったかな?ハハハ」
バド以外大笑い。
バド・リュー「くっ!!」(見ていろ、今度こそは・・・)

159 :イースリング:2007/01/09(火) 23:49:15 ID:gS7ISSio0
数日後、とある遊園地の地味なスペースに新しいお化け屋敷が新設された。
外見からしてあまりにも不気味であり、かなりの行列である。
キャッチフレーズは”怖さに耐えられなければ、帰れないかも?!”
「楽しみだねぇ!」
「ついに!!」
「早く入りたいなー!」
そして30分後、ついのオープン!
カップルらが順番に入ってゆく。
そこには雅人と麻紀の姿もあった。
隆一郎は留守番中のようだ。
中はほぼ真っ暗。
照らすものといえば、適当に飾られているちょちんから放たれる火のみ。
まず第一関門は、いきなり横からヒラヒラと薄い紙の化物が現れること。
誰もが「ワー!」「キャーッ!」と叫んで走り行く。
雅人と麻紀も例外ではない。

第二関門は、横に置いてある傘が勝手に開いて飛び出してくるもの。
あまりのリアルさに気絶しかけるものも・・・
第三は一目の化物。最後は口だけの化物。
これほどまでに怖いのはない!
とみんな出口を目指すが、見つからない。
30分後には、入り口から入った30名がその事態に気づき、
もどってみると入り口が見つからない・・・

全員が心配な表情を見せる。
人が来る気配すらない。
もしや迷子?と騒然としている。

160 :イースリング:2007/01/09(火) 23:50:21 ID:gS7ISSio0
そんな光景を見て、バド・リューは笑う。
バド「ひひひ、まさかお前等は屋敷の地下深くへ閉じ込められたとも知らずに」
やはりこの屋敷こそがサターンズがしかけたもの!
怖がった瞬間を使い、地下へ穴をあけて、閉じ込めるというもの。
怖がった瞬間は精神がほかの事に集中しないようだ。
しかし、お化け屋敷で怖がらないものなどいない。
そこを狙い閉じ込めたのだ。
その閉じ込めた人間らは、再び自らのパワー資源にしようと考えているのだ。
雅人と麻紀ももちろん同じ被害者だ。
「助けてー!」と叫ぶが返事がない。
携帯で連絡しても電波が防がれている。

一体みんなをどうなってしまうのか。

CM

その頃、隆一郎は夕方になっても帰って来ない二人を心配して遊園地へ向かう。
実は朝の9時に出かけており、帰りは4時といっていた。
だが、今は6時30分・・・。
連絡も無い。
いくらなんでも心配しすぎか?とも思ってはみたが、何かあったらたいへんだ。
閉館8時までに間に合うように、タクシーで腕時計を気にする。
やっと到着したときは7時30分。
即効で入るのだが、7時30分以降からの入場は許されないとの事。
隆一郎「しかし!僕の友達が、ここにきて以降行方不明なんだ!」
管理員「そんなことありませんって。入場者・退場者はちゃんとカウントしており、
     いまのところ退場者はしっかりとした数なんです。」
隆一郎「だけど!」
管理員「とにかく入場を拒否します。既に中にいる人のみ、8時まで許されるのです。」
しぶとい管理員。

161 :イースリング:2007/01/09(火) 23:51:25 ID:gS7ISSio0
怪しく感じた隆一郎は、管理員をじっくり眺める。
すると目が1つ?!!
そんな感じがした。
バサッ!と帽子をはぶくと、なんと一目の妖怪らしき正体が!!
隆一郎「お前はサターンズ!」
その化物はすぐさま、遊園地の奥へ奥へと逃げてゆく。
隆一郎は鉄柵を昇って通り越し、あとを追いかける。
隆一郎「待て!待つんだ!」

その化物は例のお化け屋敷の中へ入っていった・・・・
辺りは真っ暗。
よりいっそう不気味と化す屋敷に、隆一郎は足を踏み入れた!
辺りを警戒しながら慎重に歩く。
すると突然前から紙の化物が!
体に巻きついてきたのだ。
必死にほどこうと抵抗するが、なかなか外れない。
やっとのことで解放されたが、地面が急に開き、隆一郎は地下へ落下してしまう。
ドンと強く転び、足を怪我するが、前へ進もうと立ち上がったそのとき!
いきなり前の通路が鉄柵で封鎖されてしまった!
反対方向を見ると、巨大な穴が50メートル先で開いており、
そこから巨大な鉄球が転がってきた!!

162 :イースリング:2007/01/09(火) 23:52:18 ID:gS7ISSio0
このままでは一たまりもなく潰されてしまう。
だが逃げ場が無い。
40メートル、30メートル、15メートル・・・
徐々に近づく鉄球。
だが一か八かでフラッシュラッシュの先端を鉄球に向ける!
すると、先端のトゲの形をしたダイヤから光線が発射され、鉄球が粉々に!!
間一髪で助かった隆一郎は奥へと進み穴を潜り抜けると、
そこには被害者のみんなが火の玉のような丸いケースに閉じ込められていた!
だが何故だかみんなは来ちゃだめ!という素振りをしている。
雅人「奥菜さん!!」
麻紀「ダメ!来ちゃダメ!」
その声は届かず、隆一郎はそのケースへ近づいた・・・・その時!!
周りが炎上し、隆一郎を囲った!

そこへ、化物4体が現れた!!
隆一郎「貴様ら!罠か?!」
ヒヒヒヒと笑うだけの化物。
その化物4体はみんなを閉じ込めたケースを持って屋根を突き破りどこかへと向かってしまった!
このままではいけないと、隆一郎はフラッシュラッシュで変身した。

そして空を飛び、屋敷を出て化物をおいかける。
化物もスピードを出すが、イースリングの空中からのガッツ・レーザーを受けて、
そのまま地面へ落下。
巨大化した。体長は4体とも20メートルほど。
だがイースリングの周りをウロウロ飛び回り、翻弄する。
紙の形をした、ヒラは巻きつく!
傘の形をした、アブは先端でつついてくる!
一目の化物、ヒメはレーザー光線で攻撃!
口だけの化物、クウはイースリングの頭を食べようとする。
そこで地面を転がり、全化物から一時逃れる。

163 :イースリング:2007/01/09(火) 23:53:17 ID:gS7ISSio0
一方みんなの閉じ込められたケースは、空に突如現れたワープ空間へ吸い込まれようとしている!
それに気づいて、急いで大ジャンプ!
ケースを手に掴み、安全な場所へ置く。
するとまたも化物が四方八方をグルグル周り、イースリングを戸惑わせる。
だが、これ以上やられてたまるかと、イースリングはXソードを使用!
強烈な腕剣で4体も順番に斬りつけた。

真っ二つになり、ボトッと地面に落ちる抜け殻。
そこへエモーション光線を放ち焼き尽くした。
お化け屋敷も同時に焼き尽くし、その瞬間ケースは解放。
みんなは無事に救出された。
そのままイースリングは空へ飛び立った。

翌日。
この事件もひと段落つき、みんなが再び遊園地にはまる。
隆一郎も雅人、麻紀とともに。
こんな光景が永遠に続けばと、彼は願い続けるであろう。

すると、とある黒ヒゲ黒眼鏡をかけた男が映された。
男(あれは一体・・・)
と何かに悩んでいる模様。

164 :イースリング:2007/01/09(火) 23:54:40 ID:gS7ISSio0
またサターンズは、
ゴウ・マグマ「このマヌケ野郎!また失敗しやがって」
殴られ倒れるバド。
バド・リュー「ぅ・・・、申し訳ありません」
ヘル・デス「えーい!もうここは、あの裏切り博士が製作に協力した生物、No.19以降からを送り出すぞ!
       今度こそイースリングを倒すのだ!」

この男は何者?
裏切り博士とは?

隆一郎に新たな展開が訪れる!
果たして?!

次回予告
第10話「名を捨てた男」虫獣キリス、強獣ビルデルス
謎の博士と出会った隆一郎。彼はサターンズと関連があったようだ!
そして隆一郎は「俺はNo.099じゃない!」と、キリスとビルデルスとの戦いに挑む。
次回をお楽しみに。

165 :イースリング:2007/01/10(水) 00:06:56 ID:Woc4f/b80
>アルファ作者様
ソニック・ビート1.
アンドロイドでは、どれほど本物と似せようと、怒りたくなるきもちはわかります。
(これは城野隊員の件に対しても含めてるのかな?)
彼女の死にいかり、なれてないソニックビートを飛ばす沖田隊員の無事を祈ります・・

次回よりe新展開。
(といっても、新キャラが増えて、再びストーリー制になるだけですが)

166 :名無しより愛をこめて:2007/01/10(水) 21:38:24 ID:X4tSCaga0
 四日市・沿岸地帯の街。
 何度か怪獣の被害を受けているが、国と民間企業団体の協力によって興された復興計画により、
既に普通に生活できるレベルまで復興されている街である。
 といっても、まだ建造中のビルなども多くあり、ビルの骨組みの並ぶ中を歩く市民。
 と、上のほうで鉄骨を吊るしていたワイヤーが切れ、鉄骨が落ちた。
 不幸にも、下で歩いていた一人の男に直撃。男は重傷を負って倒れ、昏睡する。
 周りの人々は、誰も全く騒がない。最初から見ていなかったかのように構わずに通り過ぎる。
 暫くすると救急車が来て、負傷した男を担架に乗せて病院へ運んでいく。
 去っていく救急車にも、誰も見向きもしない。


 ウルトラマンアルファ 31 怪獣のいない街・1
 忘却機・フォーゲットフォン、地底怪獣・アスゴル三代目 他 出現


 その四日市近辺の郊外に、3、4話に出た怪獣アスゴルの同種が又も出現した。特命防衛隊の
ソニックビート小隊(斎木、美樹、柏村の三名で構成)が向かい、難なく撃破した。アスゴルには
気の毒だが、今回の焦点は彼ではない。同時間帯のカメラの視点を四日市の街に移す。
 街からも割りとはっきり見える地点で戦闘が行われていたのだが、遠くにアスゴルの姿が見えて
いたにも関わらず、人々は無反応だった。自分のことだけをし続けている。

167 :名無しより愛をこめて:2007/01/10(水) 21:40:03 ID:X4tSCaga0
 戦闘と同時に、ディフェンスポートで周囲の観測データを取っていた由美子がそれに気づき、
川村隊長にそれを指摘。川村もおかしいとは思ったのだが、話によると、特防の上層部から
別系統で派遣され、現地の調査と情報統括、復興された都市のセキュリティの全権を任されている
組織が、復興作業時からずっと駐屯しているという。まずその組織に行動の優先権があるらしい。
斎木「又それかよ!?」
柏村「浅間山の『ぬし』騒ぎ辺りからずっとだな・・・最近どうなっとるんだ上は?」
川村「それに対しては我々に文句を言う権利はない。とにかく今は待機だ」
斎木、柏村「はい・・・」

 西野家でも異変が起きていた。
 大黒柱の一誠が、怪獣災害を被った各地の復興のための事業に関わっていることは20話で述べたが、
その仕事のために四日市方面に出張した彼が、もう長いこと帰ってこない。連絡が途絶えたとかいう
訳ではなく、電話すればちゃんと繋がるのだが、かなり忙しそうで、まだ暫く帰れないの一点張り。
声にも余裕がない。
「何かあったんですか?」
 達志が電話に出てみると、一誠は、うむ・・・と唸ったが、いや、直ぐ何とかする、皆心配せず
家で待っていてくれと答え、一応電話はそこで終わった。
「城先生・・・」
 不安げに呼ぶ恵。達志も、何か違和感を感じていた。

 電話を切った一誠の心中。
(只でさえここ暫くよくない話が多いのに、こんな話をしたら、達志君に又負担を掛けることになる。
それに、これはどちらかといえば我々地球の人間側の問題だ・・・)

168 :名無しより愛をこめて:2007/01/10(水) 21:41:43 ID:X4tSCaga0
 四日市の地下。
 問題の特防上層部からの別働組織によって造られた格納庫がある。暗くてよく見えないが、
その中心に、断続的にちかちかと青白い光を放つ、巨大な機械がある。角ばった重々しいフォルム。
「こんなことまでせにゃならんのかね。我々人類は」
「事態は貴方達が考えているよりずっと深刻なのです」
 機械の脇のほうに通路があり、そこで一誠と別の人物が話している。黒いスーツを着た女性、日高(ひだか)
諜報主任。問題の別働組織のリーダーで、かつて由美子や柏村がウルトラマンに関しての調査を情報部に依頼
していたが、その部署に所属している諜報員である。
 彼女の手にしている携帯電話が、ちかちかと光を明滅させ続けている。巨大な機械と呼応して。
この携帯は、巨大機械『フォーゲットフォン』の端末でもある。

 市内。アスゴルと特防の戦闘が見えていた辺りの区画。
「・・・ああああああああ!!」
 市民の一人が、異様な悲鳴を上げた。周りの人々は構わず通り過ぎていく。
 叫んだ男は、息を荒くしながら震える手で携帯を取り出して開く。携帯の画面から、青白い光がぱあああと
男の網膜に降り注ぐ。
 男は平静を取り戻し、雑踏の中に歩いて消えていく。
 そんな光景が、他の区画でも度々見られる。

「街は復興しましたが、又街を壊す怪獣が依然として世界各地に現れ続けるという根本的な問題は未だ解決
されていません。防衛軍やウルトラマンが幾ら怪獣を倒したところで、又現れるのだから焼け石に水です。
人々は自分達の平和だった生活が何時壊されないとも限らないと常に怯えています。防衛軍やウルトラマンを
心から信頼出来る人達ばかりならことは簡単なのですが、そう甘くはありません。国の情報操作によって
表沙汰にはなっていませんが、これまでに世を儚んで自殺したり、発狂してしまった者も少なくないのです」
「・・・・・・」

169 :名無しより愛をこめて:2007/01/10(水) 21:43:48 ID:X4tSCaga0
 フォーゲットフォンは、そうした事態に対し、民衆がパニックに陥るのを回避するために試験的に作られた
システムである。ここにある本体から、被災地からこの都市に移住してきた人々に配布した端末の携帯を
通し、精神に暗示を掛けて興奮を鎮める信号を含んだ光を送る。人々は、世界を脅かす怪獣や宇宙人などいない、
最初からいなかったのだという暗示を掛けられ、平静を取り戻す。そもそも四日市に作られたこの街も、
被災者の受け入れだけでなく、フォーゲットフォン運用によるシミュレーションを行うための実験都市という
意図が含まれていた。
「只、さっきも言ったように怪獣や侵略者は依然として地球を襲ってくるという根本的な問題が解決して
いないため、時間がたてば暗示は解けてしまいます。だから、暗示を何度も掛け続けるしかないのです」
「それこそ、根本的な問題からの逃げではないのかね」
 四日市の復興に携わった一誠は、フォーゲットフォンの存在を知らされてはいなかった。後になってから
日高達が勝手に計画を進めていたのを知った。だから、抗議に来たのである。
「役目として地球防衛を行っている者だけでなく、全ての人々が勇気を出し、一丸となって地球を守るために
動いていくことこそが、本当の根本的な解決への道ではないのかね」
「私も最初はそう思いました。だから、少しでも多くの人が地球防衛のために協力的な姿勢を示してくれる
ように働きかけを続けてきました。しかし・・・もう疲れました。自分から動かないで、只外からの助けを
待っているだけの人が実際に山のようにいるんだから仕方ないでしょう。それとも、かつての戦時中のように
再び徴兵制を発令して国民全員に兵役を義務付けますか? 貴方のご家族もその対象になりますが」
「・・・それは・・・!」
「言っておきますが、我々は一方的にフォーゲットフォンをばら撒いて人々を洗脳しようとしているわけでは
ありません。フォーゲットフォンの開発には、ここに住んでいる人々が自ら資金を提供しました」
「!?」

170 :名無しより愛をこめて:2007/01/10(水) 21:46:39 ID:X4tSCaga0
「宇宙や異世界からの侵略者とかが仕組んだ作戦でも何でもないのです。地球人が自らこの状況を作り上げました。
嘘だと思うなら、我々の上層部にでもこの街の住民達にでも直接聞いてください」
「何故!?」
「だから、恐ろしい嫌な現実から逃げたいからでしょう」
 一誠は日高の目を見る。
 嘘は言っていないと確信できる目だ。だが、怒りも悲しみも喜びも何もない、人として何か大事なことを
忘れてしまっている、何かを諦めてしまった目だ。
「阻止しようとなさるならご自由に。多分街の人々は貴方の言うことなど聞きませんが」
 一誠は周りを見回す。この施設が、入り込んだ者、事実を知った部外者は生かして帰さないとか言う
がちがちのセキュリティを敷いているわけでもなく、黒服のエージェント達が逃げ道を塞いだりしている
わけでもない。大げさに見回している一誠の姿を、日高は馬鹿にして笑ったりもしていない。只ひたすら、
もう何もかもがどうでもいいという顔。
 と、彼女の部下らしい黒服が一人来た。端末からの暗示信号では足りず、多くの市民がパニックに
陥っている区画が出たという。日高は対処策を部下に言い渡す。
 格納庫の上部が開いてエレベーターが出来、鎮座していたフォーゲットフォンの本体が上の街に上昇
していく。
 街に姿を現したところで、現地へ向かうため、移動モードに移行。どうなるのかというと。
 メカの手足が生え、巨大ロボットになって立ち上がった。
 端末とそっくり同じ形の超巨大な携帯電話が四肢だけ生やし、ずしんずしんと現地に歩いていく。
お笑い番組の罰ゲームかなんかで着せられる肉襦袢みたい。
一誠「何で二本足のロボットになって直に歩く必要があるのかね!?」
日高「かつて防衛軍で造られた、手足を生やして格闘で外部からの攻撃に対処する惑星破壊ミサイルが
あったそうで、そのテクノロジーをそのまま流用したそうです」
一誠「技術の話じゃなく、何のために!?」
日高「慣例です」

171 :名無しより愛をこめて:2007/01/10(水) 21:48:47 ID:X4tSCaga0
 現地に着いたフォーゲットフォン本体は、顔の部分にあたる液晶パネルから、青白い光を人々に
ぱああああーーーーーと降り注がせる。恐慌に陥っていた人々は、忽ち幸せそうな表情になって沈静化
していく・・・

 そこへ、別の黒服エージェントが、切迫した様子で別の報せを持ってきた。
 聞かされた日高の表情が張り詰める。
 アスゴルなどとは又別の怪獣が、この街に向かって侵攻してきているというのだ。

 山中を進んでくる怪獣は、地球原産ではない。異次元からこちらの世界への壁を割り、穴を開けて
突然現れた。歩む大怪獣の肩に乗っている人物。
 ピアノ線の先でぷらぷら揺れる蝶々のおもちゃを両手に持つ、悪趣味な色の衣装の道化師。
「ひゃあーーーーーははははは、いい感じいい感じ!! 絶好の機だったようだね!!」
 28話で前哨戦を仕掛けた夢幻怪人・アングラスが、再度の侵略を仕掛けてきた。

 四日市の危機はディフェンスポートにも知らされ、ソニックビート小隊は再び出動。怪獣の撃退という
名目があるので今回は問題はない。
 同時に、臨時ニュースを介して西野家も事態を知る。四日市には一家の大黒柱の一誠がいる。
彼の身を案じる恵と和子に応え、達志はウルトラマンアルファに変身。現地へ飛ぶ。
 一誠を守る決意と、又も現れたアングラスへの闘志を胸に込めて。

 更に、日高諜報主任も只敵の襲来を待っているだけではない。迎撃の用意をする。
「アーマード・フォーゲットフォン、発進!」
 フォーゲットフォン本体の端末は、通常サイズの携帯電話以外にももう一体あった。本体そっくりの
同型機。しかも、ミサイルやロケット砲などの火力兵器で武装している。手足つきの巨大な携帯電話が。
 頭痛が痛い一誠・・・

 続く。

172 :イースリング:2007/01/11(木) 01:11:26 ID:FeSCM5HG0
第10話「名を捨てた男」虫獣キリス、強獣ビルデルス

ウルトラマンイースリングの存在もいよいよ民衆に知れ渡り、
サターンズの存在にもいっそう恐怖感も持ち始めた。
そんなある日のことだった。

何者かが森を走っている。
白いスーツを着ている、男性らしき人物。
そのまま森の奥にある研究室へ入っていった。
かなりでかい研究所である・・・
?「そろそろに違いない・・・、奴が現れるのも・・・。
  ・・・それよりも一体アレはどうしたんだ?」
と、独り言を繰り返している。

その頃、隆一郎は免許獲得の訓練中。
とはいってもバイクは完璧に乗りこなせているため、試験を乗り越すだけであった。
ブゥゥン!とバイクを止めて左足で地面をつき、降りてヘルメットを外し、
見学しに来た雅人と麻紀の元へ笑顔で走り行く。
隆一郎「来てくれたんだね!」
雅人「もちろんですよ!それにしても、完璧な乗りこなしですね!」
麻紀「カッコいいわ!」
隆一郎「ありがとう。」
そのとき大地震が発生!!
騒然とする周りの人々。

173 :イースリング:2007/01/11(木) 01:12:38 ID:FeSCM5HG0
場面はサターンズ城に変わり、
ゴウ・マグマ「ついに・・・」
ギライバー「あいつが協力し、イースリング対抗にふさわしい生物である、
       No,020復活のときね。」
メガンダー「やった。・・ついに・・・奴が!」
バド・リュー「ふふふ、これで勝利間違いなしだ」
ヘル・デス「いでよ!ビルデルス!」
するとNo.20のカプセルが解放し、中から不気味な悪魔の生物が!!
右手には剣が握られ、左手は巨大なハサミ。
頭には角が二本生えており、腹はピンク色に染められており、他の攻撃を防御するようになっている。
強獣ビルデルスここに生誕・・・。
ゴウ・マグマ「おぉ、これこそがビルデルスの姿」
ギライバー「たのもしい!」
ヘル・デス「さあ行くのだ!巨大な姿でNo.099を襲え!そしてNo.Xであるあの男もな!」
再び隆一郎らのいる場が映し出された。
雅人「大きな地震だなぁ」
麻紀「怖いわぁ」
するといきなり目に見える位置にある、少し遠くの山が少し崩れ始め、大爆発!
中から、ビルデルスが出現した!!
雅人「サターンズだ!!」
麻紀「キャーッ!」
隆一郎「またサターンズか!くそ、ゆるせん!」
そういい、山のほうへ走り行く。
走りながらフラッシュラッシュを手に取り、いざ変身!・・・・と、そのときであった。
冒頭で出てきた男が、レーザー銃をビルデルスに向けて攻撃しているのだ!
隆一郎(何をしているんだ?!この人は・・・)
立ち止まる隆一郎。
するとビルデルスが、ハサミから無重力念力を放ったために、その男が宙に浮いてしまう。
このままでは危ないと、隆一郎は変身!
無重力念力を中断され、地面へ落ちそうになり叫ぶ男をギリギリで救出。
男「うっ・・・俺はいったい・・・!!あ、あんた!」
何かに驚き、物陰から戦いを覗くその男。

174 :イースリング:2007/01/11(木) 01:14:06 ID:FeSCM5HG0
ビルデルス「ついに、現れたなNo.099!貴様を殺してやる!」
イースリング「貴様、何者だ?!」
ビルデルス「私は、サターンズ最強の生物、ビルデルスだ!」
イースリング「ビルデルス?!」
直後にビルデルスはハサミから数十弾ものロケットを発射。
側転しながら避けるイースリングだが、最後の一弾は体に受けて爆発!
その場に倒れこんでしまう。
そこへ走ってきて剣を突き刺そうとするビルデルス。
顔を横に振って避け、足で蹴り上げて距離を置く。
ビルデルス「ほう〜、さすがなかなかやるではないか。でもこれはどうだ!」
と、先ほどの無重力念力を放たれ、イースリングは体の自由を奪われ固まってしまう。
そこへ突進して、ビルデルスは剣を突きつける!

危ない!!
するといきなり、ビルデルスのハサミに鉄球がはさまった!
あの男が投げたのだ。
これで無重力念力は防げた。
チャンスとばかりにイースリングはビルデルスの後ろへジャンプし、両手で体を持ち上げる。
そのまま空中へ投げつけた!
だがその直後にビルデルスの姿を消した。
一旦、退散したようだ・・・
一仕事を終え、人間体へ戻る。

隆一郎「・・あなたは一体?」
男「君も一体・・・」

CM

175 :イースリング:2007/01/11(木) 01:15:48 ID:FeSCM5HG0
雅人と麻紀には帰ってもらい、公園のベンチで話す二人。
「私は、とある研究を20歳の頃から35年続けている、大村俊二というんだ。」
隆一郎「何かの博士で?」
大村「あぁ。日々、最新技術を追い続け、様々な乗り物や兵器を開発していた。」
隆一郎「それでサターンズに立ち向かっていたのは、自らの意思で?」
大村「実は私は・・・23年前のサターンズ襲来以降、やつらに協力してしまったんだ・・・」
隆一郎「なんですって?!」
大村「あぁ。自分でも後悔している。だが、やつらが差し出した強力な部品に囲まれ、
    5年もの間、やつらの生物製造を手伝ってしまった。
    私の技術が必要だといわれ・・・」
隆一郎「今までの敵はあなたが?」
大村「いや、私が手伝ったのはNo.19と、No.21からNo.29の10体だ。
    そして先ほど暴れていたのはNo.20.
    やつらが、総力を創り上げていて、かなりのものとは知っている。
    ・・・・私は途中で自己嫌悪になった。
    最終的に、No.Xにしてやるといわれたが、私はその名を捨てて脱走したんだ。
    なんていうことをしってしまったんだ・・・・」

176 :イースリング:2007/01/11(木) 01:16:38 ID:FeSCM5HG0
隆一郎「そうだったんですね。
     しかし、あなたはサターンズから逃げて、正義をつくそうとした!
     もう何も悪くないはずです!」
大村「・・・。そうだ。君こそいったい?」
隆一郎「えぇそうでした。僕はサターンズによって創られた生物、No.099なんです」
大村「んあんと?!生物そのもの・・・」
隆一郎「はい。」
大村「では、何故サターンズと戦っていたんだ?」
隆一郎「僕は唯一、人間体を持っているということで、地球に最初に向かわされたんです。
     そこで作戦を実行して、人間達を滅ぼすはずだった。
     だけど・・・僕は地球を愛してしまった。
     征服が心から嫌になった。
     それでサターンズを裏切り、こうして地球の為に戦っているのです」
大村「まさか、そんな生物が現れるなんて・・・。
    君こそ、正義の味方だ!名は?」
隆一郎「奥菜隆一郎!又の名を、ウルトラマンイースリング。」
大村「ウルトラマン・・・イースリング。そうか。
    ではお互い、サターンズを裏切った者同士。」
隆一郎「はい!地球のために戦い続けましょう!」
そういって、固い握手を交わした。

サターンズ城。
ヘル・デス「何故、ひきさがったのだ!」
ビルデルス「申し訳ございません。邪魔者がおったために・・」
ゴウ・マグマ「ふふ、気にすることはない!
        お前の力があれば、イースリングなどすぐ倒せるはずだ。
        ゆっくり休んでおけ。まずは、あの男、大村が創ったNo.19を送るのだ!」
ビルデルス「ありがとうございます。」
そしてNo.19カプセルが開かれ、中から虫の生物登場。
キリスとして地球へ向かった。

177 :イースリング:2007/01/11(木) 01:18:04 ID:FeSCM5HG0
大村博士の研究所に入る隆一郎。
辺り一面金属的で、入室禁止の部屋はパスワードと指紋以外では入室不可。
そんな近未来的な場所に感動する。
隆一郎「すごい!」
大村「たいしたことはないさ。だが、役立つものなどをどんどん開発している」
隆一郎「へぇ〜、本当にすごい!」
そして博士はとあるボタン8桁を押し、モニターにあるものを出現させた。
隆一郎「これは・・・?」
大村「私が発明している、機器の情報だ。
    多数の武器を装備し、空中を飛び、サターンズへ攻撃するんだ!」
隆一郎「そんなすごいものを・・・」
大村「だが、私の力だけでは、完成するかはわからんがね。ハハ」
隆一郎「博士ならできますって!
     そしてあいつらを倒しましょう!地球を守るために!」
大村「ありがとう!」

すると、カマキリのような虫が隆一郎の肩にとまる。
それをはらうと、地面へ落ち、直後に等身大のサターンズ生物キリスへ!
隆一郎「貴様!」
大村「危ない、どいているんだ!」
隆一郎が、そこから横へどくと、さきほどのレーザー銃をキリスへ放射!
ダメージを受けたキリスは猛スピードで森をかける。
それを車で追う二人。

178 :イースリング:2007/01/11(木) 01:19:47 ID:FeSCM5HG0
だが目の前にビルデルスが!
急ブレークをかける博士。
車から急いで二人を降り、直後にビルデルスの剣で車は真っ二つに!!
隆一郎「貴様、何のつもりだ?!」
ビルデルス「私の可愛い仲間であるキリスに手を出されては困るからね。
        ん?・・・!!やはりお前はNo.Xになるはずだった大村!」
大村「ああそうだ。サターンズに協力し、裏切った大村だ」
ビルデルス「ハハハ、まさかここで再会するとはね。
       カプセルの中にいる頃、よーくあんたの活躍を見ていたよ。
       素晴らしいものだった。ぜひ、もう1度手をくまないかね?」
大村「遠慮する!
    あんたらみたいな奴に二度と協力するものか!」
ビルデルス「くっ!こいつめ!えーい、キリスよ。
       巨大化して踏み潰してしまえ!
       ま、No.099よ。せいぜい頑張るんだな。」
隆一郎「・・・・俺は・・・俺は、もうNo.099なんかじゃない!
     ようく覚えていろ!俺の名は、奥菜隆一郎!
     又の名を、ウルトラマンイースリングだ!」
そういって、フラッシュラッシュで変身!
ビルデルス「イースリング・・・。くっ!」そういって姿を消す。

179 :イースリング:2007/01/11(木) 01:22:40 ID:FeSCM5HG0
巨大化したイースリングは、ほぼ同時に巨大化したキリスに立ち向かう。
大村博士は研究室付近へ避難。
建物などが皆無な森で戦う二人。
キリスの巨大な手の鎌がイースリングを襲う。
斜めにふられつつ、徐々においつめられるイースリングだが、
ジャンプして頭を踏みつけ、後ろへ回避。
キリスの足を掴んで振り回して投げつける。
すると、キリスは地面へ掘ってもぐってしまった!
どこへいったのか、立ち止まるイースリング。
その時、地中から鎌が現れ、イースリングの足を切りつける!
少しかすっただけだが、大ダメージとなった。
さらに後ろの地中かた飛び出してきて、キックを食らう。
フラフラと立ち上がって、鎌を両手で抑えつけるも、腹に蹴りを入れられ、
手を離してしまい、両肩を鎌でしめられる!
このままでは首が切断してしまう!

そのときであった。
キリスの後頭部に光線が直撃!
その衝撃で後ろへ倒れるキリス。
光線の方向を向くと、博士がレーザー銃をうっていったのだ!
うなづいて感謝し、イースリングは立ち上がったキリスの両腕をXソードで切り落とす!
両腕が切断されたキリスはもう無防備。
そこへエモーション光線を放ち、見事撃破したのだった。

そして、数時間たち、隆一郎と博士、雅人と麻紀4人が公園で仲良く歩く姿が。
隆一郎「博士。援護ありがとうございます!」
大村「私はたいしたことはしてない。君のおかげだよ。イースリング!」
雅人「新しい、頼りな味方がつきましたね!」
麻紀「ちょっとー、失礼よ、そんないいかた」
大村「ハハハ、いいんだよ。気にせずに」
雅人「へへ、すみません。」
隆一郎「ハハハ・・・」(ビルデルス。あいつは一体・・・)

180 :イースリング:2007/01/11(木) 01:24:11 ID:FeSCM5HG0
その頃、サターンズ城。
ゴウ・マグマ「あいつは、ウルトラマンイースリングという名で定着しているのか」
ギライバー「醜いやつめ!反抗的な名をつけやがって!」
ビルデルス「全くであります。いつか、必ず奴を倒してみせます!必ず!」

こうして、隆一郎の新たな戦いは始まった。
増えた仲間と宿敵。
果たして、隆一郎らはこれからも守りきることができるのか?!

つづく

次回予告
第11話「勇気とは」植固フォレス、強獣ビルデルス

しつこく現れるサターンズ生物。
また、勇気が欲しいという少年が現れ・・・
本当の勇気とは何か?
次回をお楽しみに。

181 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:34:57 ID:FeSCM5HG0
劇場版
「ウルトラマンミラクル-奇跡なる未来へ-」

奇跡・・・。
一人に一つある大切なもの。
その奇跡を信じて、戦い続けた男がいた。
名は宮野奇跡。
1年間戦い続けた男である。
長く、険しい戦いを・・・

あれから5年。
まだ怪獣の襲来は絶えず、ウルトラマンという巨人の戦いは続いている。
実は宮野もこのウルトラマンであった。
名は”ウルトラマンミラクル”。
赤と銀の正義なる巨人。
負けたこともいくつかはあったが、いつまでも戦い続け、
最後は変身せずに宮野の姿で星人を倒したのであった。

地球防衛軍REDは、事実上解散。
と、いうより別防衛隊と合併し、”日本防衛隊RED-SW”となった。
そのRED隊員であった宮野は、この予備隊員として働いており、
同じくREDであった、妻である小野は、毎日の家事に追われていた。

宮野と親しかった、衛くんは、高校生。
真佐子さんはそんな弟の衛のために働いていた。

他の隊員も、同じように各地の隊員として活動。

怪獣を除けば、何もかもが平和なはずだった。
だが、人間が石化するという事件が続出・・・
その真相はいかに

182 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:36:14 ID:FeSCM5HG0
「はぁ〜ぁ・・・」
大きなあくびをしながら、戦闘機を飛ばす男。宮野である。
宮野「さて!今日も、パトロールだ。」
普通の防衛隊として働いていた。
そんな時、目の前にある山のてっぺんで何かが光っているのに気づく。
ピカッ・・・ピカッ・・・と点滅している。
宮野「なんだあれ・・・?」
気になり、「こちら宮野。G山のてっぺんにて、不思議な光発見。
       着陸し、確認してきます」
 「了解。」
本部の了承を得て、山の下へ着陸。
宮野は山を登ってゆく。
徐々に光に近づき、眩しくなってゆく。
宮野「一体、なんなんだ?!」

ついに光の元へ到着し、物体検証センサーを取り出すが、光の中へ吸い込まれてしまった。
驚いて取り戻そうと、体を前へ押すと自らも強烈な吸引力により吸い込まれてしまったではないか!
宮野「わぁぁぁーーー!!!」

・・・

目覚めると、そこは不思議な異世界。
床は全面にわたって真っ白。
空は全面にわたって虹色。
いたるところに、光の建物や柱がある。
宮野「ここは・・・・?」
ゆっくり歩いていると、「宮野よ」との呼び声が。
宮野「誰?!」
辺りを見渡すが、誰もいない・・・。

183 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:36:49 ID:FeSCM5HG0
しかし、「宮野奇跡よ」との呼び声はハッキリ聞こえる。
宮野「いったい誰なんだい・・・?」
?「ここだ・・ここにいる・・・」
宮野は下のほうを見て、巨大な石を見つける。
宮野「石?!・・・まさかなぁ・・・」
?「いや、あっている。私は石だ」
宮野「なんですって?!」
?「と、いうよりも、石にされたのほうが正確かな」
宮野「された・・・?では、あなたは一体誰なんです?」
?「覚えているはずだぞ。この声を」
宮野「え?まさか・・・ハイパワーマン?!」
ハイパワーマン「そのとうり。」
宮野「一体どうしたんですか!!」
ハイパワーマン「あぁ。実は大変な事になったんだ。」
宮野「たいへんな・・?」

そしてハイパワーマンはことの詳細を話した。

宮野が戦っていた5年前。
丁度、ミラクルが戦いを終える辺りの頃、謎の宇宙人が現れた。
それは未来からやってきた星人であった。
星人は次々に人間を石に変えてゆく。
星人は言った。
「俺は未来からきた、ストリート星人だ!
過去を襲えば未来も同時に混乱の渦になる。
 だから俺はこうしてお前達を襲っているのだ。ハハハハ!」
そう。最近現在でおこっている石化事件は、星人が過去の襲ったためであった。
そしてハイパワーマンも、井上隊長として活動しているときに襲われ、こんな姿になったようだ。
次は宮野らまで襲われてしまう。
そんな危機を救うため、ハイパワーマンとしての力で、宮野をここに導いたようだ。

184 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:37:23 ID:FeSCM5HG0
ハイパワーマン「過去のお前が石化されたら、今いるおまえ自身が危うい!
          ストリーム星人が現れた直前の過去へゆくのだ!」
宮野「しかし、僕にどうしろというのですか?」
ハイパワーマン「もう1度、奇跡を信じて戦うのだ!」
宮野「僕が・・・?」
ハイパワーマン「お前がいかなければ、過去の者は襲われる!そうだろ?
          さぁ、宮野奇跡!今、再び戦うのだ!」
すると、宮野の体少しづつ石化していく・・・!!
ハイパワーマン「過去でお前が襲われているのだ!
          過去のお前が襲われるもっと前の過去へ行くのだ!
          さあ、あの奥にある光の通路を渡れ!」
うなづく宮野。
急いで走り、光の中へ飛び込んだ!

・・・

そこは地球。
上を見上げると、ミラクルが飛び立つところであった。
そうか。本当に過去に来たのか・・・・。
よおく見ると、RED隊員達もいた。
宮野「この景色・・・。確かイーエス星人の戦いを終えた時の!」
もう一人の自分。
まだ石化していない、井上隊長。
他RED隊員達。
この数時間後かに奴が来るというのか?
急いで、報告しようとした宮野だが、石化中のハイパワーマンにとめられる。
ハイパワーマン「今行けば、宮野が二人いるということで怪しまれる。
          宮野と私が二人きりになったところで行くのだ」
宮野「わかった。」

185 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:38:00 ID:FeSCM5HG0
しばらく様子を見て、宮野と井上以外が先に基地へ戻ってゆく。
そこを狙い、宮野は二人のもとへかける。
その時、空から謎の光線が見えてきた!!
ハイパワーマン「これが石化光線だ!俺はこれで石化されたんだ!」
宮野「なんだって?!」
そして宮野は走り、後ろからもう一人の宮野と井上隊長に飛び掛って、倒させて、光線を回避させた。

いきなり倒された二人は何事かと振り向くと、もう一人宮野がいるのに驚いた。
井上「宮野?!」
過去の宮野「俺がもう一人・・・?」
今の宮野「助かった・・ぜぇ・・ぜぇ・・」

そして宮野はことの重大さ、これまでの詳細を話した。
だが、井上隊長がハイパワーマンであるということを、過去の宮野にわからぬように。
宮野「石化する光線がここを襲うのです!
    未来のとある戦士から聞きつけました。その直後に僕は時間のよじれにはさまれて、ここに来たわけです」
井上「と、いうことは、さきほどの光線を受けていたら私と宮野は石に?」
今の宮野「はい。なっていたんです」
過去の宮野「て、ことは未来では井上隊長は元の姿へ?」
今の宮野「実はテレパシーをとってもまだ未来の井上隊長は石化中らしい。
       もしかしたら、まだこの先で井上隊長が狙われているのかもしれない。
       だけど、僕がこうして石化してないということは、過去の宮野は、
       これからも無事のようだが・・・。」
過去の宮野(あ!テレパシーなんていったら、不思議がられてしまうぞ?!)
井上「未来では、過去や未来との通信が可能なんだな?ハハハ」
井上自身は、ハイパワーマンであるため宮野の正体を知っている。
だが過去の宮野自身は井上の正体も、自分の正体を知られているということを全く知らない。
そのため、井上はうまく、宮野の正体を知っていない素振りで、今の宮野は知られていない素振りで会話することにした。

186 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:38:41 ID:FeSCM5HG0
ここで一旦、離れることにした。
今の宮野は、個人で調査。
井上と過去の宮野はREDに、新宇宙人襲来を警告。
次来るのは、明日だと予想された。

そして翌日。
宮野は、昔よく通った場所をなつかしみながら歩いていた。
実は今は遠くへ引っ越していたのだ。
宮野「ここでこんなことあったなぁ・・・」
自分がウルトラマンであったという事実をなつかしむ。
するとパトロール中の橋本と挽地が通ってきた!
焦って物陰に隠れる宮野。

橋本「いや〜、ここ最近は大変だぜえ」
挽地「まぁまぁ。それでも戦わなくちゃいけないのが、俺等の使命だ!」
橋本「そうだよな。
    ところで、お前宮野のこと、どう思う?」
宮野「!!」
挽地「宮野?
    あぁ、あいつは立派だし、しっかりもので優秀だとおもうぜ!」
橋本「だよな。俺等先輩がしっかりしなくちゃいけないよな。」
照れる宮野であった。

187 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:39:24 ID:FeSCM5HG0
さらに街を歩いていると、後ろから「宮野さんだー!」と陽気な声が。
驚いて振り向くと、衛くんと真佐子さんの姿が!
やばい。。と思う宮野だがいつものようにふるまう。
衛「今日は仕事休みなの?」
真佐子「そうだったかしら?」
宮野「え?あ、いや〜・・そのー。。。私服パトロールさ!うん、新導入されてね」
衛「そうなんだ!頑張ってね!」
宮野「うん。ありがとう!お二人はそれぞれ学校で?」
衛「そう!で、それより明日は二人でお母さん家にいくんだ!」
真佐子「そうなの。内緒で遊びに行くのよ!」
宮野「それは、さぞ喜ぶだろうね!お母さんとお父さん」
衛「うん!あ、もうこんな時間。じゃあね宮野さーん!」
真佐子「また明日!」
宮野「うん。さよなら!」

そのとき、ある事に気づいた・・・・。
衛くんの両親は、殺されてしまうという未来を・・・

宮野「ハイパワーマン・・・二人の両親を助けてもいいかい?」
テレパシーで聞く。
だが、ハイパワーマンの返事は「ダメだ」であった。
宮野「何故ですか?!あんなに悲しんでたではないですか!」
ハイパワーマン「お前が変えるべき過去は、石化される人類だけだ!
          他の過去を変えてはならない。
          衛くんらは今の人生で十分楽しいはずなんだ」
宮野「しかし・・・」
ハイパワーマン「万が一、過去を変えて、両親が生きている現在にしたとしよう。
          もしかしたら4人揃って3HJ星人に殺されてしまうのかもしれない。
          だが両親が殺されても、懸命に行き続けようとしたあの二人は無事に逃げていけたのだ。
          いくらお前であろうと、衛くんらの運命を変える資格はないのだ!」
宮野「くっ・・・くそぉー!!」

188 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:39:59 ID:FeSCM5HG0
夕方、宮野は過去の宮野と出会い、
今の宮野「どんなことがろうと、明日は明日の風がふくままに進んでくれ・・・。
      普通に衛くんらを車で送ってあげるだけでいいんだ」
過去の宮野「それがいったいどうしたんだい?」
今の宮野「・・・・・なんでもないんだ。なんでも。。」

そのとき、空から巨大な隕石のような物が地上へ激突!
直後に不気味な雷が発生し、そこからストリート星人が出現した。

今の宮野「現れたな!」
過去の宮野「奴が例の星人だな・・・。よし!」
今の宮野「大丈夫か・・・?倒せるか?」
過去の宮野「まかせてくれ。俺が倒す!未来のお前に感謝してな」
ミラクルパズルを合わせる宮野。

巨大な姿、ウルトラマンミラクルが現れた。
ミラクルの姿を外からハッキリ見たのは初めての、今の宮野。
宮野「頑張れ。ミラクル・・・・」

そしてウルトラマンミラクルとストリート星人の戦いはスタートした。
星人の右手は、不気味なハサミのような形で、ミラクルを襲う。
避けつつ、格闘戦に追い込むミラクルだが、ハサミで首をしめられ苦しむ!
さらに目からの光線で顔面を焼かれそうになる!!
なんとか距離を置き、スパイラル光線を放つも、防がれてしまい、逆に石化光線を放たれた!!

その時であった。
ミラクルの目の前で何者かが石化光線を自ら食らいにいったのだ・・・
宮野「ハイパワーマン!!」
ミラクル「ハイパワーマン?!」
ハイパワーマン「っう・・・気にするな!俺にかまうな!」
そのまま石化するハイパワーマン・・・

189 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:40:35 ID:FeSCM5HG0
宮野(そうか!これがあったから、いまだに未来のハイパワーマンも石化中だったのか。。。)
そして完全に石化する直前でハイパワーマンがミラクル・ショットを放ち、ストリート星人を攻撃。
その衝撃で一旦ストリート星人は引き返す。
ミラクルも元の姿へ戻った。

過去の宮野「くそー!ハイパワーマンー!!」
今の宮野「ハイパワーマン・・・」
過去の宮野「一体、どうすれば・・・。REDの井上隊長やみんなに連絡したほうがいいのか?」
今の宮野「いや、・・・井上隊長は急遽ヨーロッパへ向かってしまったんだ」
過去の宮野「そうなのかい?!」
今の宮野「あぁ。俺に連絡があってね。」(ここは嘘をつかなきゃならない。井上隊長がハイパワーマンだと気づかれないように)
一方、REDでも井上隊長の行方がわからず混乱していたが、今の宮野が過去の宮野を装って基地へ帰り、
この世界でのRED隊員である過去の宮野には調査を報告した。
こうすることによって混乱はなるべく回避される。

今の宮野「実は井上隊長は、ヨーロッパへいったんだ」
橋本「そうなのか・・・」
小野「急だわね」
このように。

久々の基地に感動する今の宮野。
だが、未来からきた宮野ということを隠しつづけなければならない。
後々、妻になる小野。
副隊長になる橋本。隊長になる田上。
他、ずっと一緒に居た隊員達。
何もかもがなつかしかった。

190 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:41:04 ID:FeSCM5HG0
翌日。
過去の宮野は、風のふくまま、衛くん達の運命を知らず車を走らせた。
今の宮野はハイパワーマンの調査を始めた。
果たして元に戻れるのだろうか・・・
と、テレパシーがきた。
ハイパワーマン「元には戻れるかもしれない。だが、過去のお前が石化された時、
          それと同時にお前も石化してしまう。
          過去の宮野が衛くんらの元から帰ってきたら協力するのだ」
宮野「わかりました!」

数時間が経った。
宮野「今頃、ストレス星人によって・・・・」
涙が止まらなくなった。
だが運命のため変えてはならない。
つらく、悲しい運命である。
一方、過去の宮野はミラクルとしてストレス星人と戦っていた。(48話の映像をそのまま使用)

宮野「ところで、ストレート星人の目的は一体?」
ハイパワーマン「奴は、地球や月などを全て石コロとし、
          新人類を築こうとしている。
          だがそんなことさせてはならぬ!」
宮野「なんて奴だ・・・」
ハイパワーマン「今夜、また奴はくるであろう。
          いいな。奇跡と奇跡で合体し、真のミラクルを誕生させるのだ!」
宮野「はい!」

191 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:41:49 ID:FeSCM5HG0
ついに、過去の宮野や衛くんらが帰ってきた。
涙の跡がかすかにあるが、元気を取り戻している。
そして過去の宮野と今の宮野は、森の中で再会。
だが、運悪くそこへ橋本隊員が来てしまった!!
橋本「宮野がふ、ふたりー?!」
今の宮野「いや、実は・・・これには訳が!」
気絶してしまう橋本。
今の宮野「テケテの時と相変わらず変わらないんですね。」
過去の宮野「うん・・・。まずは橋本隊員を車の中へ入れて休ませましょう」

それを終え、再び二人になる。
過去の宮野「まさか衛くんの両親が・・・なんで助けてあげなかったんだい?」
今の宮野「ハイパワーマンに拒否されたんだ・・・。運命は変えてはならないと。」
過去の宮野「くっ・・・。くやしすぎる!」
今の宮野「俺もだ。。。」
二人に涙が流れた瞬間、再びストレート星人が現れた!

過去の宮野「また現れやがったな、石化怪獣!絶対に許さん!」
変身しようとする、過去の宮野を引き止める今の宮野。
過去の宮野「ど、どうしたんだ?」
今の宮野「ここは二人で行こう。」
過去の宮野「二人で・・・?」
今の宮野「君一人の力では及ばない。
       二人揃って変身し、合体しよう!」
過去の宮野「でもどうやって・・?」
今の宮野「二人が1つづつパズルを持ち、合体させればいいのさ」
そういって、過去の宮野から片方のパズルを取り外す今の宮野。
お互いうなづきあい、パズルを合体!!

192 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:42:40 ID:FeSCM5HG0
すると、赤と銀、そして青と金の合わさった新たなウルトラマン。
”ウルトラマンミラクルザフューチャー”が誕生した!
テレパシーで感じ取ったハイパワーマンも驚く。
ハイパワーマン「これが・・・ミラクルザフューチャーか・・・」

今、再びストレート星人との戦いが始まる。
最初は蹴りをかます!この一蹴りだけど、マッチのように強烈な火が発生。
さらにパンチ!タックル!
その度に攻撃筒所に強烈な火が現れ、大きなダメージを与える。
星人「グゥゥゥ!」怒った星人は、石化光線を連発。
だがバク転、側転などで次々に避け続け、避けきったところで大ジャンプ!
そのまま星人へキック!
と、おもったのだが両足を掴まれてしまい、グルグルまわされ、遠くへ投げ飛ばされてしまった。
さらに、立ち上がった瞬間に石化光線を暗い、足が固定されてしまった。
このままでは、体全体が石化してしまう。

と、そこへREDも出動!2,1,1、の乗車割合で3機出動だ。
田辺「新しいミラクルだ!」
挽地「ここは、早く援護しましょう!」
小野「今助けるわ、ミラクル!」
水野「岩石崩壊レーザー発射!」
そういって、レッドボーグからミラクルザフューチャーの足へ攻撃。
見事に石を崩れ、無事自由を取り戻したミラクルザフューチャーはありがとう。と顔を前に振り、
そこからスパイラル光線!
直に受けたストレート星人の体は徐々に破壊されてゆく。
しかし、口から出したロープでレッドボーグ3機を人質に。
下手に手が出せない状況へ・・・
と、ここでロープがいきなり切れたではないか。

193 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:43:15 ID:FeSCM5HG0
そう。
車で寝かされていた、橋本隊員だ!
REDの開発したブーメランを使用したのだ!
橋本「ようし!みんな、トドメだ。行けー!」
再び感謝し、最後のトドメ、”スペシャル・ミラクル・グローバル光線”を発射した!
ストレート星人の体全体を包み込み、そこから脱出しようと必死に暴れるが、
消滅しはじめるストレート星人。
RED隊員、ハイパワーマン、ミラクルザフューチャーが黙って見守る中、
ついにストレート星人は消滅した。

「やったー!」
と喜ぶRED。
「よくやった・・・」
と感謝するハイパワーマン。次第に姿が井上隊長へ戻ってゆく。
「ジュワッ!」
大空を舞うミラクルザフューチャー。
こうして、宮野と宮野二人の奇跡の戦いは幕を閉じた。

薄暗い森の中で握手する二人。
今の宮野「本当にありがとう!」
過去の宮野「何を言っているのさ!それは、こっちのセリフさ。」
今の宮野「ハハハ。さあ、君の戦いももう終盤だ。」
過去の宮野「あぁ。」
今の宮野「明るい未来がまっているはずだ!頼んだぞ!」
過去の宮野「うん。そっちこそ、ずっと幸せにな」
今の宮野「うん!本当にありがとう。また、会えたら会おう。この森の中にある山の下で!」
過去の宮野「当たり前さ!じゃあ、宮野!」
うなづき、そのまま光の入り口へ入ってゆく宮野。
そこは自分がいる本来の世界へ繋がっている。
宮野「・・・ありがとう。僕。そしてハイパワーマン!これで、本当にさようならだね。ウルトラマンミラクル。」
涙をぬぐって光の世界を完全にくぐりぬけた。

194 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:43:52 ID:FeSCM5HG0
・・・

宮野は深い眠りから目が覚めた。
着陸した戦闘機の中で。
そこへ本部から「宮野、山の光というのは一体どうしたんだ?」と応答が。
焦って、マイクを取り山を見ると、光は消えていた。
宮野「申し訳ありません!気のせいだったようです。」
本部「そうか。それならいいんだ。気をつけろよ!」
宮野「はい!」
カッちマイクを切る。
宮野「・・・・夢だったのか・・?」
そして戦闘機から降りると、なんとそこには過去に共に働いたRED元メンバー達と衛くんと真佐子さんがいた!
宮野「みんな!!どうしてここに?!」
橋本「へへ〜ん、あんたが、5年後ここで会おうて言ったんじゃないか。ったく!」
衛「宮野さん!俺、高校生になったんだよ!」
真佐子「お久しぶりです」
小野「あなた!久々ね。次はちゃんと早く帰ってきてよね!」
宮野(そうか!過去の俺が、ここで会おうて伝えてくれたのか)
そう気づき、みんなとの再会に喜ぶ宮野。
今こうしてみんなが元気にいるということは、過去の俺はあれから今の俺と同じように戦ったわけなのか。
安心して喜ぶ宮野。

宮野「みんなー!ありがとう!」

こうして、宮野奇跡のウルトラマンミラクルとしての戦いは本当に幕を閉じた。
今までありがとう。
僕らは君がいたからこそ、こうして幸せにいられる。
これからも、ずっと・・・ずっと、よろしく。
さらば!ウルトラマンミラクル!
ありがとう!宮野奇跡よ!

終わり

195 :ミラクル:2007/01/11(木) 23:49:35 ID:FeSCM5HG0
長編作りました・・・。
わかりづらい部分などがあるとは思いますが、どうかお許しを。
それと「石化怪獣め!」て言ってる場面がありますが、正しくは「石化星人め!」です。
ごめんなさい。

これにてミラクルのお話は完全に終わりです!
今まで本当にありがとうございました。
僕自身の作品でやはり一番愛しているにはミラクルです。
宮野奇跡役の俳優さんも、これを宝にしており大成しております。

さようなら!ウルトラマンミラクル!

196 :アルファ作者:2007/01/11(木) 23:56:16 ID:GC6fNCSR0
突然の劇場版は結構サプライズでした。このタイミングで新モードチェンジが
出るとは思わず、大いに盛り上がりました。完結おめでとうございます。

自分オリウルの番外編とかでミラクルの設定を今後も使わせていただくことが
あるかも知れませんが、それは大丈夫でしょうか?

197 :ミラクル:2007/01/12(金) 00:14:01 ID:C7t9Unwb0
>アルファ作者様
感想ありがとうございます。
最後の集大成とさせて頂きましたです。

ミラクル設定に関しては、状況と場合によります・・・
現在検討中であります。
ただアレス作者様の作中にミラクル登場予定といわれ、
承諾したので、そのとき検討した設定である”ミラクルが宮野の体をコピーしていたため、人間体になれた”
というのであれば大半はOKです。

そのため分離した宮野は、もう本当にただの人間ですので、登場なしということでお願いします。

わがまますみません。

198 :アルファ作者:2007/01/12(金) 00:48:58 ID:+x67nE+e0
了解。宮野とミラクルが分離してるのが最終回の肝なわけだし、
劇場「最強の絆」は特例だしね。

199 :リュウラ著者:2007/01/12(金) 13:07:50 ID:SDacA+ci0
アレス作者さま
最早全ての人が気付いてると思いますが、あえて突っ込みます。モチーフはタロウ前史なんだね
シグマの時は最初から結構詳しく概要を書いてから始めてましたが、今回のEXで分かるのは「剣士」という点ぐらい。
どんな地球人が変身するのか、どんなチームが登場するのか、どんな怪獣と戦うのか、どんな固さの目玉焼きが好きなのか。
本編楽しみですね。

アルファ作者さま
今回の脅威は怪獣よりどう考えても巨大携帯の処遇。
このちょい洗脳系のアイテムとアングラスが絡めばタダで済むはずも無く。
アルファは如何に勝利するんでしょうか。

ミラクル作者さま
今回は↑で呼ばせてください。アルファ作者さんもそうなんですけど、最近の更新ペースが凄すぎませんか。
何か久々に貴方の文体でミラクルの新作読むと落ち着きます。ええっと、バーンと共に勝手に登場させてすいません。
過去は変えられないけど、ていうやや傷のあるヒーロー像を見て、最後の最後で一層ウルトラマンミラクルが私の中で深化した感じでした。
お疲れ様でした。そしてイースリングも頑張ってね。

200 :名無しより愛をこめて:2007/01/12(金) 13:45:36 ID:PfjiVpwf0
 四日市沿岸地帯の街に、郊外より、夢幻怪人アングラス操る怪獣・デスダイムが接近してきた。
 既に防衛線に陣取った、特命防衛隊・別働諜報部開発の忘却機・フォーゲットフォンの
端末兵器、アーマード・フォーゲットフォンは、怪獣への迎撃を開始した。


 ウルトラマンアルファ 32 怪獣のいない街・2
 尋問怪獣・デスダイム、夢幻怪人・アングラス、忘却機・フォーゲットフォン 出現


 アーマード・フォーゲットフォンは、デスダイムに向けて火器を一斉に撃つ。全身で爆発が起こり、
思わず後ずさるデスダイム。アングラスは自分に弾が当たるのを避けるため、早くも本来の醜い怪物の
正体を現し、デスダイムから離れて空を飛び、上空に滞空して様子を見る。尻からジェットを噴かして。
「ほほう、火力は捨てたもんでもないね。地球人のアホの一つ覚えと言えばそこまでだが。
ならば、やはりあの機能を使うしかないようだね」
 アングラスの意志に従い、デスダイムはパラボラアンテナのような形の左手を前にかざす。
左手から、異様な波動が発振される。
 四日市の街に向けて。

 街の人々が、一斉に頭を抱えて叫び出し、のた打ち回る。車道では、我を失ったドライバー達によって
次々自動車が追突し、大惨事になる。
 携帯電話の存在に思い至った者達は慌てて携帯を出し、不安を鎮めてくれるはずの光を自らに浴びせ
続けるが、思ったほど効果が出ない。恐慌に陥った人々は互いを殴りあったり自分の頭を壁に何度もぶつけたり。
 地下でアーマード・フォーゲットフォンに指令を出していた日高諜報主任は、地上の街の異常を
知らされ、何が起こったのかオペレーターに命じて分析。やがて、デスダイムの発している波動が原因である
ことが判明。

201 :名無しより愛をこめて:2007/01/12(金) 13:47:16 ID:PfjiVpwf0
 デスダイムの出す『尋問波動』は、人々の不安を忘れさせるフォーゲットフォンの暗示信号と逆の効果を持つ。
つまり、これまでの怪獣や宇宙人の襲撃で壊される街、その他の恐怖体験や思い出したくない記憶を、
強制的に人々の脳内に呼び覚ましているのだ。それに耐えられない弱い心の市民達は、一斉にパニックに
陥ったのである。
 人々が恐怖するたび、その恐怖も波動となって反射されてデスダイムとアングラスに帰ってくる。それを浴びた
デスダイムとアングラスの顔が、にやりと満面の笑みになる。彼らは、地球人の恐怖をエネルギーとして
吸収するのだ。
アングラス「人の揚げ足を取ったり嫌がらせをしたりして、心の傷をほじくるのはやめられないねえ
うひゃひゃひゃひゃ!!」

一誠「何てことを・・・!」
オペレーター「防壁の厚いこの地下司令室にまでは影響は及んでいないようですが」
 日高は沈黙していたが・・・
「フォーゲットフォン本体の暗示信号の出力を上げなさい。敵の波動の効果を打ち消すのよ」

 両者の放つ波が街でせめぎ合い、人々は興奮と沈静を何度も行ったり来たりさせられ、更に悲惨な状況に
なる。それもアングラスの狙いからは外れない。要は地球人が精神的に地獄の苦痛を味わえばいいのだ。
日高「くっ・・・アーマード・フォーゲットフォン、怪獣を倒しなさい!」
 しかし、フォーゲットフォン本体が出力を上げるために大量のエネルギーを食っているため、その影響を
受けて端末のアーマード・フォーゲットフォンの動きは鈍っている。
アングラス「今だ、デスダイム!」
 デスダイムはアーマード・フォーゲットフォンに接近して格闘攻撃で打ちのめし、とどめに長い尻尾での
打撃を何度も叩きつけ、遂にアーマードは木っ端微塵に破壊されてしまった。

202 :名無しより愛をこめて:2007/01/12(金) 13:48:53 ID:PfjiVpwf0
「・・・まだよ」
 日高は、フォーゲットフォン本体を前進させ、街から出してデスダイムと対峙させ、暗示信号の光を
更に激しく放つ。尋問波動と直接対決する気だ。
 そして。

 ソニックビート小隊とウルトラマンアルファが丁度同時のタイミングで駆けつけたとき。
 本来戦闘用ではないフォーゲットフォン本体は、デスダイムとの根競べに敗れてエネルギーを使い切り、
停止したところをデスダイムの右腕の一撃で叩き潰され、スクラップになっていた。
 街の人々も、相反する信号で何度も互い違いに脳を刺激された挙句、全員精神崩壊して倒れていた。
 地下司令室で愕然としている一同。
「遅かったねえ、ウルトラマンアルファ」
 言い放つアングラス。
「人間の心はそんなに弱くはないと以前君が言ったので、今回は人間の心がどのくらい強いか試してみました」
『・・・・・・』
「だから言ったじゃん、素直に自分に都合のいい情報だけにどっぷり漬かってればよかったって。結局当の
人間達も自分でそういう方向に流れてるのが今回の件で判ったでしょ」
『・・・・・・・・・』
「まあしかし、気に病むことはない。君の責任じゃない。選択したのはこの街の住民達だしねえ」
 沈黙しているアルファをモニターで見つめる一誠。
(達志君・・・)

「言うな」
 最初に、ソニックビート小隊の斎木がキレた。
「もうお前はしゃべるなぁッ!!」
 美樹と柏村も同じ気分だった。三機ともデスダイムに攻撃しようと前進する。

203 :名無しより愛をこめて:2007/01/12(金) 13:50:41 ID:PfjiVpwf0
 デスダイムは、悠然と尋問波動を発振。
 ソニックビート小隊に波動が照射され、三人は脳内の記憶をほじくりまわされる。
 斎木の脳内で、度重なる訓練と奮闘にも関わらず何度も撃墜、脱出を余儀なくされ、無力にウルトラマンと
怪獣の戦いを見るしかない斎木。
 美樹の脳内で、黙って宇宙に去っていく勇、そして極彩色の異次元で襲ってくるケムーリオス。
 柏村の脳内で、彼の目の前でいきなり巨大なハンターナイト・ヴァニルに変貌して街を壊す梶山参謀。
 三人は更に幼少期の怖い思い出や嫌な思い出まで引っ張り出され、絶叫する。ディフェンスポートで
由美子が尋問波動への対策を懸命に検討しているが、そう直ぐに出てくるものではない。
 焦った川上隊長の命令を受け、精神を壊される前に三人は後退するしかなかった。
「畜生・・・!!」

 次に、アルファが黙って前に出る。
 監視役のジャネットは、何時の間にか近くの山の高みに現れ、アルファの動向を見ている。

 デスダイムの放つ尋問波動を、アルファは素早い動きで回避し続けるが、追い縋って波動を撃ってくる
デスダイムの動きも素早く、反撃するタイミングを見出せない。気を抜いて接近すると強力な尻尾や右腕で
痛打を食らう。
「もたもたしてるんじゃないよ、デスダイム」
 アングラスはぱっと消えたと思うと、自分も巨大化してアルファの背後に現れ、不意打ちの蹴りを入れて
アルファを転倒させる。そこへデスダイムが襲い掛かり、怪力でアルファを無理に起き上がらせて右腕で押さえこむ。
 更に、左手のパラボラがすぼまるように変形し、理容店のパーマを掛けるあの機械のように変わる。それを
アルファの頭にかぶせ、尋問波動を直接頭に叩き込む。
『フォオオオオオオオオーーーーーッ!!!!!』
 ばちばちと稲妻が飛び散り、アルファが聞く者の精神に直接来る悲鳴を上げて暴れるが、デスダイムは
押さえつけて離さない。見守るソニックビート小隊。
柏村「これは、あれか・・・よくある、悪の組織に捕まって拘束されて頭に洗脳装置をかぶされるとかそーいうのか」
美樹「アルファ、しっかりして!!」

204 :名無しより愛をこめて:2007/01/12(金) 13:52:36 ID:PfjiVpwf0
 アルファ=達志の頭の中で、過去の光景が次々襲ってくる。
一誠「うちには、人間でないものに身内はおらん!」
梶山「防衛軍は何も好きで敵と戦ってるんじゃない! できるだけ犠牲を防ぐため、あえてやらなければならない
汚れ仕事というものがあるのだ! それを我々ばかり悪いみたいに言いおって! 今度同じことが起こって
又被害が出たら貴様らのせいだからな!!」
長門「それがあんたらの仕事だろう! 国民はそのために税金を払ってるんだ! 怪獣や宇宙人と戦って、
死ななければならないときには死ぬのがあんたらの仕事だ! 僕達は別に礼を言う必要なんかない! 戦って戦って
最後の一人まで敵と心中してくたばれ!」
ズィーベン「これまで地球滞在の際に現地の人々と作り上げてきた関係をかなぐり捨て、戦士として黙って
帰還命令に従って宇宙へ帰っていった者達の立場はどうなる!? お前だけはその立場から逃れようというのか!?
許さんぞ、そんなことは!!」
恵「お父さんに追い出されてから、私が何度も連れ戻しに行ったのに、先生、中々帰ってきませんでしたよね。
私がどんなに心配だったか判りますか? そんな心配かけた城先生が、この人に偉そうなことをとやかく
言えるんですか?」
ジャネット「あの程度の不測の事態でここまでの危機に陥るようでは、今後貴方の言った大言壮語を実現
出来るか怪しいものですね。それとも、あれはその場しのぎの出任せですか?」
 人間を片っ端から貪り食うスラグロンやマテリスやベロス、片っ端から斬り殺すバラス星人・・・

 デスダイムに拘束されながら、段々ぐったりしてくるアルファ。
アングラス「ひゃひゃひゃひゃひゃ!! ウルトラマンアルファもこれで終わり・・・」
 どしゅっ、という音。

205 :名無しより愛をこめて:2007/01/12(金) 13:59:34 ID:PfjiVpwf0
 デスダイムは、ゆっくりと視線を下げる。
 アルファが何時の間にか取り出していたアルファブレードの刃が、デスダイムの腹に、深く刺さっていた。
 じわじわと襲ってきた激痛に絶叫するデスダイム。
アングラス「な・・・何!?」
 思わず身を離して倒れこんで苦しむデスダイム。
 抜いたブレードを手にしているアルファは、又も、全身真っ黒の影で目とカラータイマーだけ光らせて
見下ろしている。
『人が過去のことを覚えているのは、失敗を教訓として同じ失敗を繰り返さないように努め、未来を
よりよいものにしていくためだ。お前達のように、他人の古傷をほじくり返すような不毛なことを
するためじゃない!!』
 デスダイムはまだ諦めず、左手のパラボラを伸ばして再び尋問波動を浴びせようとする。
 その前に、ウルトラ居合い抜きがデスダイムの左腕を斬り飛ばした。
 最大の武器を失ったデスダイムは、一方的に延々と殴られ蹴られた後、ギャラシウム光線で呆気なく
木っ端微塵にされた。

 こっそりと次元の穴を開けて逃げようとしていたアングラスの首根っこを素早く掴み、地面に激しく
叩きつける。それだけでアングラスは呼吸さえ困難になる。
「わ・・・わかった! もう地球侵略はやめるよ! 他の次元世界の奴らに精神攻撃をして侵略するから
許し」
 アルファは無言で、アルファブレードでアングラスの胴を貫いた。

206 :名無しより愛をこめて:2007/01/12(金) 14:01:33 ID:PfjiVpwf0
 アングラスは絵の具が混ざり合ったような派手な色の血の泡を吹いてもがくが、最後に、苦痛混じりの
邪悪な笑いを浮かべる。
「君はさっき、又も綺麗事を吐いたが・・・過去の失敗を未来に生かそうという自覚を持っているのは、
君やその周りの極一部の者だけだ。ウルトラマンアルファ」
『・・・・・・・・・』
「大半の人間は、過去の失敗など何の教訓にもせず、その場しのぎの快楽のためだけに時間と資源を
浪費し、滅ぶのが判っていてもそのことから目を背けて同じことを繰り返す」
『・・・・・・・・・』
「君が何処まで綺麗事を吐き続けられるか、楽しみだよ・・・ひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
 最後まで毒を吐き、アングラスは蒸発して消滅した。

 精神崩壊した街の人々が、防衛軍上層部から送られた医療班によって次々回収されていく。
社会復帰できる可能性はゼロ同然らしいが。
 その中には、28話でアングラスの甘言に乗せられて異次元に捕まり、達志とジャネットが見捨て、結局この街へ
流れ着いたあの連中も混じっていた。
 医療班の作業を見つめて立ち尽くす日高主任。
「どうせ俺達が何か言ったところであんたの上の連中は改めもしないんだろうから、何も言わない。
自分で考えてくれ」
 斎木は日高に言い捨て、ソニックビート小隊の三人は帰っていく。

 無人になった街を、遠くから見つめる達志。
「・・・帰ろう、達志君」
 一誠に肩を叩かれ、二人もその場から去る。

 ジャネットも最後まで見届けるだけで介入はしなかった。

207 :イースリング:2007/01/12(金) 20:33:51 ID:C7t9Unwb0
>リュウラ作者様
ペースは早すぎましたらすみません!
中盤のストーリーや終盤の展開、結末が決まっていて、
書きたくて仕方ありませんでして。すみません!
感想ありがとうございます。
やはりミラクルを書いてる時が一番楽しいかもしれません。はい。
バーンの時の件はOKですよ!
これはミラクルから5年後の話ですので。
ありがとうございます。

>アルファ作者様
沖田隊員お疲れ様です。
最後の戦いが随分、あっさりしてましたね。
アンドロイドはどこまで人間らしきできるのか、
いろいろ考えさせられました。

208 :イースリング:2007/01/13(土) 01:44:10 ID:ah8T4cmk0
第11話「勇気とは」植固フォレス、強獣ビルデルス

<前回のあらすじ>
謎の博士と出会う隆一郎。
彼は、一時サターンズに協力してしまったが、途中で脱走し、
サターンズを倒すために日々研究を重ねる博士と知る。
また、博士自身も隆一郎がサターンズを裏切った生物と知り、
二人は協力して戦う事を決意する。

土から不気味な巨大花のフォレスが出現!
また一本の雷と共に、ビルデルスも出現!
フォレスは蔓を長く伸ばし、ビルや車を破壊。
ビルデルスはビルを剣で真っ二つにしたり、蹴り上げたりする。
そこへイースリングが突撃!
ビルデルスへ突進してぶったおす。
フォレスへも蹴りを入れるが、蔓で体を捕らえられ、身動きを奪われる。
そして花びらに付けられた、トゲの爆弾をモロに食らってしまう。
ダメージが大きいが、力いっぱいに腕を動かしてXソードを発生。
蔓を次々に切り裂く!
さらにジャンプして、立ち上がったビルデルスの首筋に一撃!
そして着地し振り向くと、二体の姿は無かった・・・

209 :イースリング:2007/01/13(土) 01:44:41 ID:ah8T4cmk0
サターンズ城。
ゴウ・マグマ「No.21こと、フォレス。何故逃げた?」
フォレス「ギュルウー」【「申し訳ございません。蔓を切られてしまって・・・】
ゴウ・マグマ「ただそれだけで!!」
ビルデルス「ゴウ様、落ち着きを。彼にとって蔓は我々の腕に値するわけです。
       切られてはどうしようもないのです。
       ですから、強化した蔓を創ってあげてはいかがでしょうか?」
フォレス「ブウウ!!」【ぜ、ぜひ!】
ゴウ・マグマ「うーむ。ビルデルスが言うなら仕方が無い。
        わかった。今から製造してやろう」
ヘルデス「よーし、ではフォレスよ。あのカプセルに再び入るのだ」
フォレス「ゥン!」【ありがとうございます!】
ビルデルス「感謝します。」

研究所。
出ては消えるなどする、ビルデルスは何者なのか調べていた。
大村「奴は、サターンズが手をこんで創っていたのは知っている。
    各筒所に強力なエキスを注入していた。」
隆一郎「たしかにパワーはすごい・・・」
大村「だが君の方が強いはずだ!これまでの敵を必ず倒してきたからな」
隆一郎「しかし、何か他の生物とは違う気力を感じるんです。」
大村「大丈夫だ。私も協力する!」
隆一郎「博士、あなたはやはり危険です。引き下がったほうが・・・」
大村「何を言っている!私だって罪を償いたいのだ。
    たしかにただの人間である私が奴等に立ち向かうには勇気がいる。
    だがここは戦わなければいけないのだ!」
隆一郎「・・・はい!共に頑張りましょう!」
大村「あぁ。」

210 :イースリング:2007/01/13(土) 01:45:11 ID:ah8T4cmk0
とある小学校。
明日のプール試験のために生徒が練習している。
そこに、某有名大学卒業生として特別講師としてやってきた麻紀。
実は将来の夢が教師である麻紀は、生徒一人ひとりに泳ぎ方を指導している。
麻紀「いいわね?そして右手を深く水の中へ入れるの。まずはやってみましょう!」
次々に試す生徒達。だが一人の男子生徒だけが隅っこで座っていた。
麻紀「ねえ、僕。どうして泳がないの?」
生徒「・・・・」
麻紀「どうしたの?」
先生「あぁ、麻紀さんすみません。こいつは、武っていうんですが、
    プールが大の苦手でねぇ。いつも泳がないんですよ。」
麻紀「そうなんですかぁ・・・。
    ねぇねぇ、武くん。1回でいいから試しに泳いでみない?」
首を横に振る武。
その日の帰り、麻紀は武を隆一郎に会わせることにした。
麻紀「ね!隆一郎さんなら、とっても勇気をもらえるわ!」
武「・・・ぅん・・・」

研究所に着き、麻紀は武を隆一郎と大村、たまたまそこにいた雅人に紹介した。
麻紀「この子、泳ぎが怖いらしいの。
    だから、教えてあげて!そして勇気を与えてあげて!」
隆一郎「そうか!よし、まかせてよ!」
大村「しかし君は泳ぎは得意なのかね?」
隆一郎「あっ・・・」
麻紀「そういえば・・」
隆一郎は泳ぐという行為はたしかに、やったことがない。
だが得意だろうと思い、研究所地下の特設温水プールで泳ぐことになった。
雅人「奥菜さん!大丈夫ですって!」
そして地下に到着。

211 :イースリング:2007/01/13(土) 01:45:45 ID:ah8T4cmk0
雅人「まずは俺の泳ぎを見てくれ!」
と、飛び込むのだが全く泳ぎにならず、覚えてしまう。
呆れる一同。
次は隆一郎。
隆一郎「よし!見ててくれよ!」
と、飛び込んでクロールを泳ぎはじめる。
それはそれは華麗な形で完璧な泳ぎであった。
向こう側まで着き、立ち上がり、
隆一郎「お〜い!武くん!泳いでごらん。
     自分が魚だと思えばいいんだ!」
うなづいて、ゆっくり水につかる武。
そして泳ぎだすのだが、足をばたつかせてないため、下へ沈んでしまう。
急いで武くんを救出する隆一郎。
隆一郎「そうだよな。初めは怖いはず。でも絶対に泳げるようになる!」
武「無理だよ」
隆一郎「・・え?!」
武「僕には勇気がない・・・。泳げっこないよ。」
隆一郎「しかし・・・」
そのまま帰ってしまう武。

212 :イースリング:2007/01/13(土) 01:46:56 ID:ah8T4cmk0
それを追いかける大村。
大村「待っておくれ!君は泳げるようになりたいんじゃろ?」
武「そうですけど、なにか?」
大村「だったらいい物をあげようじゃないか。」
武「いいもの?」
大村「あぁ、すぐ泳げるようになるぞ」
そういって研究所の中へ連れてきて、引き出しからあるものを差し出す。
体に張る透明のシールのようなもの。
大村「私が発明した、ウォーター・シール。
    これを体に張ると、水に自然に抵抗してくれて、すいすい前へ進めれる。
    さらに、てんびんのように体の重さを平行にしてくれて、勝手に足が動き、
    バタフライとなるんだ。」
そういって差し渡す。
武「・・・これ、本当?」
大村「ああ、本番で使ってごらん!スイスイ泳げるぞー!」
武「あ、ありがとう!!」
そのまま走って帰る武。
それを見ていた隆一郎と麻紀、雅人は急いで大村の元へ。
隆一郎「そんなことしちゃって、いいんですか?!」
麻紀「ダメですよ、博士!」
雅人「そうですって!道具に頼っちゃ・・・」
大村「ハハハ、まあ見ておれ」

CM

213 :イースリング:2007/01/13(土) 01:47:27 ID:ah8T4cmk0
椅子に座る隆一郎は心の中で思った。
(俺が泳げたのは勇気や実力なんかじゃない・・・
 サターンズ生物だったからなのかもしれない。
 それなのに、まるで勇気を出して頑張ったかのように言ってしまった。
 俺っていったい・・・)
そんな落ち込む後姿を見て、麻紀は声をかけた。
麻紀「どうしたの?」
隆一郎「ん?うん・・・俺って勇気とかなしに泳いだんじゃないかと思って・・・」
麻紀「・・・うぅん!そんなことないわよ!
    隆一郎さんは、あのとき少し不安な気持ちだったでしょ?
    そんな不安に立ち向かって泳いだんだから、勇気を出していたのよ。
    落ち込んでばかりいないで。ね!」
雅人「そうですよ!奥菜さんが勇気を出さなくてどうするんですかー!」
隆一郎「・・・うん!」

翌日、ついにプール大会!
学年で一番早い子には特製メダルが贈られる。
隆一郎ら4人も一緒に応援。
4クラスある中、武くんは3クラス目でその中の23人目。
25メートル自由形で4クラスからぞれぞれ一人づつ計4人が一斉にスタートする。
次々に順番が終わってゆき、ついに22人目。
しかし、22人目の子はクラス一の泳ぎ人。
あまりの速さに隆一郎も驚く。
かなりのプレッシャーが武を襲う。
だが、あのシールのおかげで泳げるはずだ!と心に誓う。
武(僕は泳げる!泳げる・・・泳げる・・・)
ピーッ
笛の音が鳴り、全員が水の中へ。
もう1度笛の音が鳴ればスタートだ。

隆一郎「博士・・・しかし、本当にあのこはシールを?」
大村「ふふふ、実はな」

214 :イースリング:2007/01/13(土) 01:47:58 ID:ah8T4cmk0
ピーッ!
ついにスタート。
4人の生徒が一斉に泳ぎ始めた。
最初は苦しそうな武だが、泳ぐ自信をつけて必死に進む。
10メートル。
順調だ。1位である!
15メートル。
2位になったが、足はちゃんとこいでいる。
20メートル。
ビルになってしまった。だがみんなの声援を受けて、必死に泳ぐ!
25メートル・・・・結果は2位であった。

武「やったー!!」
みんなからもおめでとう!と祝福される。
先生もだ。
だが、武は道具を使ったことを思い出し、罪悪感が残る。。。
しかし、その後ろの金網の外側から応援していた大村から声をかけられる。
武「あ!博士。僕2位だった!・・・でも。。。」
大村「ハハ、君は実力で勝ったんだよ!」
武「え?」
隆一郎「ハハハ、実は博士があげたのは泳げるようになるシールなんかじゃないんだよ」
武「!そういうこと?」
隆一郎「あのシールは今頃、着ていた服の裏側にひっついてるはずだ。
     実はあれはただのシール。何の機能もないんだ。」
雅人「つまり、君は自分の実力で勝ったんだ!」
麻紀「そう。あなたが勇気を出したからこそ泳げたのよ!おめでとう!」
こんな嬉しい事実はない。
武は飛び上がって喜んだ。

215 :イースリング:2007/01/13(土) 01:48:34 ID:ah8T4cmk0
プールの授業も終わり、一緒に帰る一同。
隆一郎「武くん!すごい泳ぎだったよ!」
武「うん!ありがとうー!」
そのときであった。
土からいきなり、植物の蔓が飛び出してきて、武の体を縛ってどこかへひきづってゆく!
武「わーー!!!助けてーー!!」
隆一郎「武くーん!」
雅人「博士!」
麻紀「早く!」
大村「あぁ。私の車に乗るんだ」
近くの駐車場に止めていた車に乗り、猛スピードで追いかける。
だが蔓のスピードも速く、森の方へひきづってゆき、最終的にはそのまま蔓は木の上へ昇ってゆき、
武を4メートルの木のてっぺんに吊るす。
武「お兄ちゃん助けてー!」

216 :イースリング:2007/01/13(土) 01:50:10 ID:ah8T4cmk0
車を止めて、距離を置いて木を見上げる一同。
すると木の裏から、等身大のビルデルスが現れた!
隆一郎「貴様、ビルデルス!」
ビルデルス「久しぶりだな、隆一郎。
        いいか?俺はお前を殺すのが一番の使命なのだ。
        こんなガキどうでもいいのだ。
        だが、この子供を助けてほしければ、勇気でも出して俺を倒してみろ!」
隆一郎「のぞむところだ!」
大村「待て、隆一郎。これは罠だ。簡単に近づいてはならぬ」
隆一郎「しかし!」
ビルデルス「ほうほう、裏切り者二人揃って作戦会議か?
        好きなだけやっていればいい。私とフォレスは巨大化してお前等を踏み潰してやる!」
そういい、蔓で武を捕まえたままフォレスは地中から出現。
ビルデルスも巨大化。
隆一郎らを踏み潰そうとするが、瞬時にイースリングへ変身!
大村、雅人、麻紀を救出する。
大村「いまのうちに逃げるぞ!」
雅人・麻紀「はい!」

217 :イースリング:2007/01/13(土) 01:51:06 ID:ah8T4cmk0
まずフォレスは武を人質にとっているため、なかなか近づけない。
遠くにいても、長く伸ばされる蔓ではたかれてしまう。
それで倒れた直後に、ビルデルスが剣を突き出してくる。
後転で避け、右足で腹を蹴り上げて回避しても、巨大バサミから出る無数のロケット弾で大打撃を受ける。
そこをまたもや蔓で体を縛られてしまう。
ビルデルス「ハッハッハッ、今回の蔓はかなり強化されている。
       もうXソードなどで切れやしない!
       死ねー!イースリング!」
蔓で身動きが取れないイースリングへ剣を振ろうとする!
そのときであった。
武が勇気を出して、蔓を噛み付いたのだ!
いきなりの噛み付きに、いくら人間の歯であろうと反応したフォレスは力を弱めてしまう。
直後に、武は下へ落ちてしまうが、同時に蔓から逃れたイースリングがスライディングで無事キャッチ!
安全な場所へ置く。

ビルデルス「フォレス、貴様なにを?!」
フォレス「グゥゥル!」【すみません】
直後にイースリングの連続回し蹴りがフォレスを襲う!
花びらは全て切られてしまい、蔓を掴まれて振り回される。
そして空高く飛ばされたところを、エモーション光線で敗れた。
ビルデルスにも
エモーション光線を放つが、ハサミから出された光線と相打ちに。
直後に光線と光線の間で爆発が起き、霧が消えたころにはビルデルスの姿はなかった・・・。

218 :イースリング:2007/01/13(土) 01:51:41 ID:ah8T4cmk0
無事に武くんも助かり、ホッとする隆一郎。
武「お兄ちゃんありがとう!」
隆一郎「ううん。俺がいいたいのこっちさ!」
武「ハハハ」
大村「君はとても勇気がある!
    これからも苦しいことは何度もあるだろうが、頑張るんだぞ!」
武「はい!今日は本当にありがとうございました。
  さようならー!」
手を振って走り帰る武。
同じく手を振る一同。
隆一郎らは逆に、武に勇気を貰った。
この勇気を忘れずに戦い続けるつもりだ。
勇気とは・・・
諦めない気持ちなのだ!

つづく

第12話「雅人&麻紀VSサターンズ」忍人スマッシュ

謎の事件が多発。
この謎を解明すべく、博士のレーザー銃を手に、
雅人と麻紀が立ち上がった!
次回をお楽しみに。

219 :イースリング:2007/01/13(土) 15:12:54 ID:ah8T4cmk0
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/8391/
避難所です。
まだ書き込みはしないようお願いします。

220 :アレス作者:2007/01/13(土) 16:07:41 ID:thG+daMY0
最近、パソコンに触れる機会が無くて、いろいろ遅れました。
まずみなさん、感想ありがとうございます。
アレスはリュウラ作者殿が言った通り、タロウ前史が元ネタですw
分からない人はウルトラ博物館を見てください。…やっぱりみんな気付いてた?
>ところでどんな固さの目玉焼きが好きなのか?これがよく分からないんですが…w
二代目兄弟は勝手に確定しちゃったけど、よろしかったでしょうか?
チャットの時の反応も悪くなかったし、ついやっちゃいましたが…。

ミラクル作者殿、自分もこれで呼ばしてください。ミラクル本当の完結編…
泣けます。未来の宮野は全てを知っているけれど、それを救うことは出来ないもどかしさ、
過去の自分と一緒に変身して究極の形態へと変わるミラクル…文句なし!
最高の出来です!!アレスにもミラクルが出る予定ですがしっかり活躍させます!!

アルファ作者殿、今まで、達志はいろんな人や物の考えを見て、聞いてきましたが
逃げることなく、立ち向かう姿が良かったです。しかし、最後すっきりしない
終わり方でしたね…。

221 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:08:56 ID:thG+daMY0
新番組予告「武術修業を終え、東京で暮らすことになった青年、沖田遼は
侵略者との戦いを認められ、防衛隊RATに入隊した。しかし怪獣軍団との
激しい戦いでRATは大苦戦!その時、眩い光と共に二代目ウルトラ兄弟、
そしてニューヒーロー・ウルトラマンアレスが地球にやってきた!アレスの
必殺技が地球を光輝かす!さあ新番組、ウルトラマンアレスが来週から始まるよ!
第一回「ウルトラマンアレス大見参!!」をみんなで見よう!!

222 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:09:54 ID:thG+daMY0
第一話「ウルトラマンアレス大見参!!」二代目ウルトラ兄弟、宇宙怪人デサット星人、
剛雷怪獣バンガーダ、火竜怪獣フレアラス登場。

数々の凶悪な怪獣達が暴れ、悪魔のような侵略者達が今だ地球を恐怖に包む
この世の中…しかし人々はどんな時でも諦めず、最後の最後まで戦い、今日まで
立派に生きてきた。それでも駄目な時、彼らは現れた。遠く地球を離れ
M78星雲から地球の平和のためにやってきた、ウルトラ兄弟が!
この物語はある、小さな島の山奥から始まる。滝の流れをBGMに和服の老人と
一人の若者が木刀を手に、睨み合っていた。老人が打ち込むと、若者は
それをギリギリの位置で避け、足払いをし、老人の体制を崩し、木刀を突きつける。
老人「参った!…遼よ、よくぞここまで…ワシは非常に嬉しいよ」

青年の名は沖田遼。この老人、松林雲瑞のたった一人の弟子で今日は炎道夢想流剣術が
免許皆伝できるかどうか、試験を行ったのだ。
遼「師匠…ありがとうございます!でも本当に僕は免許皆伝を取ったのですか…?」
雲瑞「ははは…本当じゃ。わしは本気のつもりだった。だがお前は見事に
わしを破った。免許皆伝して当然じゃよ」
遼「…はい!」
雲瑞「ときに遼よ、これからお前はどうする?」
遼「はい、東京に帰って生活しようと思います。姉さんに苦労掛けてるし…
それに自分を試したいんです」
雲瑞「そうかそうか。お前のやりたいようにするがよいさ。わしはここで
骨を埋めるが遠くからでもお前を見守っているよ。体に気をつけるんじゃよ」
遼「師匠…本当にありがとうございました!!またいつかお会いしましょう!!」
荷物をまとめ、遼は涙ながらに師匠・雲瑞と別れた。船で東京に戻り、バスを使い
世田谷区祖師ヶ谷大蔵にやってきた遼。

街は商店街が活気溢れ、駅前のウルトラマン像が人々を見つめている。
長いこと、東京から離れていた遼にとって新鮮な気分だった。

223 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:11:17 ID:thG+daMY0
遼は住む場所を決めようと、不動産屋にでも行こうとするが…。
遼「あ、しまった…船とバスで金使い果たした…仕方ない、今日は野宿でもするか」
野宿するのに最適なとこを探そうとしていると神社を見つけた。水無月神社というそうだ
遼「よし、今日はここで野宿しようかな」
鳥居をくぐり、階段を駆け上り、拝殿の前に行く。
遼「そうだ、これから上手く行くようお祈りしとこう」
ご縁があるようにぃ〜と穴が開いてる銭を入れ、拍手をうつ。
遼「(姉さんに幸せが来ますよに!俺の今度のおかずがハンバーグだといいな!
美人の人と知り合えますように!!)」
他はともかく、三つ目の願いはすぐに叶った。遼は視線を感じ、振り向くと
そこにはロングヘアーで巫女装束で竹箒の美人さんがいたのだ!
女性「参拝ですか?ありがとうございます」
遼「あ、ああいえ!(…美人だ…!)」
女性「あら、真っ赤ですよ?熱でもあるんですか?」
遼「いえ、違います!大丈夫です大丈夫です!!」

遼はどうしたらいいのか、あたふたしていた。その時、唐突に怪獣が現れた!
さらに黒い光が水無月神社のとこに激突!爆発と共に宇宙人が現れた!
宇宙人は女性に掴みかかる!
女性「きゃーーー!!」
星人「ははは、女とはいえ、やはり地球人など大したことはないな!」
遼「あっ!?くそぉ!貴様、その人を放せ!」
遼は近くに落ちていた角材を掴み、星人を攻撃!星人は反撃とばかりに目から怪光線を
放つが回転ジャンプでそれを避わし、飛び蹴りをかます!
そのころ、街で暴れている怪獣を倒しに防衛チームRATが攻撃を開始した。
「おお、RATだ!」
「怪獣をやっつけてくれ!!」
副隊長「RAT攻撃開始!怪獣の尻尾と口を狙え!」
女性隊員「了解」

224 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:12:06 ID:thG+daMY0
RATの戦闘機、ラットファイター隊がフォーメーションを組み、怪獣に一斉攻撃!
怪獣は電撃光線を放ち、反撃するがファイター隊は全て避わし、尻尾と口を
攻撃する!直撃し、怪獣はのた打ち回る!
副隊長「よし、原田!アサルトキャノンをお見舞いしてやれ!」
男性隊員「了解!!喰らいやがれ!!」
ラットファイターの主砲が発射され直撃!怪獣は爆発四散した!

星人「バンガ―ダがやられたか!…また来るぞ!」
遼「待て!」
星人に殴りかかろうとするが逃げられてしまう。遼は女性のもとに歩み寄り…
遼「大丈夫ですか?」
女性「ありがとうございます…申し遅れました、私はここの神社の巫女を
やっております、水無月紗奈恵と申します」
遼「あ、僕は沖田遼です。紗奈恵さん、よろしくお願いします」
紗奈恵「遼さん、ですか?…良い名前ですね!」
遼「え?あはは…ありがとうございます!」
仲良く会話しているところにRATの制服をきた中年の男性と商店街の人達が現れた。
「いやぁ〜彼すごかったんだよ、隊長!宇宙人と互角にやりあってたんだ!」
隊長「そうですか…君、名前は?」
遼「沖田遼と申しますが…あなたは?」
近藤「私はRAT極東支部隊長の近藤雄作だ。沖田君、君の力が我々、RATには
必要なんだ。是非、入隊してくれないか?」
遼「え〜と、住む場所と食事が何とかなるなら!」
近藤「あ、ああ。そんなことは気にする必要は無い!生活も大丈夫だ」
遼「分かりました!やってみせます!」
RATに入隊する決心をした遼。その時、どこからか不思議な声が!

???「沖田遼…君は我々の大いなる力を与えるのに相応しい人間だ…」
遼「誰だ!?」
近藤「どうした?」
遼「…いえ、なんでもないです…」

225 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:13:43 ID:thG+daMY0
次の日、遼はRATに入隊した。RATとはRapid Attacking Teamの略称で
基地は世田谷区祖師ヶ谷大蔵に建てられている。ここではラットファイター1号、2号、
ラットデルタ、マラスダ―、アークドルフィンがいつでも発進できるようにスタンバイ
されている。常に地球の平和のために全員が全力で戦っているぞ。
近藤「諸君、紹介しよう。今日から我々、RATの新しい仲間が増える。
沖田遼君だ。彼は炎道夢想流剣術の達人だそうだ」
遼「よろしくお願いします!」
近藤「それでは隊員を紹介しよう。私と長い付き合いで的確な判断を下す、副隊長の
土方秀司君だ。現場での指揮は彼が担当する」
土方「よろしく。甘い仕事ではないが、平和のために頑張ろう!」
近藤「兵器プランナーの永倉毅君だ。ほぼ全ての兵器が彼の設計だ」
永倉「よろしくな。君に合っている兵器もあるぜ!」
近藤「防衛軍の中でも指折りのスナイパー、斎藤一美君だ」
斎藤「よろしくね、沖田君」
近藤「怪力で暴れまわりまくりな、原田大助君だ」
原田「隊長!その紹介は無いぜ!!…まあよろしくな!」
近藤「通信と解析、医療を担当している山崎楓君だ」
山崎「よろしくお願いします!」
近藤「以上、私含め7人がRATのメンバーということになる。沖田君、よろしく頼むぞ!」
遼「はい!…ん!?」

自己紹介が終わると同時に警報が響く。
山崎「隊長!昨日現れた宇宙人と昨日のとは別の怪獣が!」
近藤「よし!私と山崎君は基地で総合指揮をとる!残りの者はラットファイターで
出撃!沖田君は永倉とラットデルタで街の人達の避難誘導だ!RAT出撃!!」
一同「了解!!」
公園が二つに分かれ、中からラットファイター1号が、市民プールの中から
ラットファイター2号が発進する!BGMは何故かやたら明るく楽しそうである。
ワンダバというよりダーダバである。

226 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:14:25 ID:thG+daMY0
土方「よし、星人と怪獣にレーザーで攻撃だ!」
斎藤「了解!」
攻撃を開始するも今回の怪獣はそんなことでは怯まず、炎を吐いてそうそうに
ファイター2号を撃墜する!
原田「いかん、脱出!!」
星人「ははは…デサット星人の力はこんなものではないぞ!」
そう言うと怪獣が避難している人たちに炎を吐いてきた!
遼「くそ!先輩、ここは頼みます!!」
遼はデルタで怪獣に突っ込む!
永倉「おい、遼!?止まれ!そっちに行くな!!」
しかし、事既に遅し。デルタは炎に包まれた!
遼「うわああぁぁぁぁ!!!」

沖田遼は生と死の狭間を彷徨う…その時、一筋の光と共に現れた者がいた!
二代目ウルトラ兄弟だ!!二代目ウルトラ兄弟は遼を光で包み込む。
そしてまたもう1人、新たなウルトラマンが現れた。
二代目ウルトラ兄弟「ウルトラマンアレス!!」
アレス「沖田遼よ…私は昨日、君に語り掛けた者だ。君の水無月紗奈恵を
救おうと、戦う姿に感動した。遼よ、私は君と一心同体になる。そして共に地球の
平和のために戦いたい…」
遼と融合していくアレス…そして眩い強烈な光と共に…。
遼「アレェェェェス!!」
現実空間に遼が、ウルトラマンアレスとして帰ってきた!!
土方「ウルトラマン!?今までのデータには無い奴だ…」
アレス「罪無き人々を傷つけ、街を焼く貴様を許すわけにはいかん!成敗いたす!!」
星人「例え、ウルトラマンでも倒すのだ!フレアラスよ!!」
怪獣が炎を吐いてくるがアレスは炎の中をくぐり抜け、連続で打撃を与える!
怯む怪獣!アレスが続けてアレススラッシュで口を狙い撃ち!怪獣は苦しみ倒れる!
アレス「バルゼウム光線!!」
エネルギーチャージをし腕を十字に組んで放った必殺光線が怪獣に直撃!
爆発四散した!

227 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:15:24 ID:thG+daMY0
星人「お、おのれーーー!!」
星人が怪光線を放つがアレスはアレスバリアーを張り、それを防ぐ!さらに左手首に
装着しているアレスブレスレッドを刀状に変形させた!アレス守兼定だ!!
そしてすれ違いざまに一文字に斬り伏せる!
アレス「宇宙理心流・ウルトラ一文字斬り!!」
星人「ば…か、なぁ…!」
ドサッと星人は倒れ、消滅した。
アレス「斬り捨て御免…!」
同時に歓声が沸く。アレスは空へと飛び去った。

戦闘が終わり、集まっているRATのもとに…
遼「お〜い!!」
永倉「あっ!遼!お前、あんな無茶しやがって!」
遼「ごめんなさい、先輩。アレスに助けられたんです」
土方「アレス?あのウルトラマンの名前か?」
遼「はい!彼はウルトラマンアレスです!」
こうしてウルトラマンアレス=沖田遼とRATの凶悪な怪獣や悪魔のような
侵略者達との戦いの火蓋が切って落とされたのだ。平和への道のりは遠い。
だが諦めず戦い抜けばきっと辿り着けるだろう!頑張れRAT!戦えアレス!!

次回予告「ウルトラマンの力を手にするもその力に困惑する遼。火口から現れた怪獣と
戦いを繰り広げるRAT。住民の願いを受け、アレスは立ち上がり、RATは
奮闘する!!さあ来週のウルトラマンアレス!!みんなで見よう!!」

〜アレスが斬る!!〜
アレス「今日から地球の平和を守るため、二代目ウルトラ兄弟として僕が
派遣されることになりました。地球に行けるという事はウルトラの星ではとても
名誉なことなんだぜ!!それではまた来週もよろしくね!!」

228 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:19:17 ID:thG+daMY0
第一話終了〜!どうだったかな?とりあえずアレスのコンセプトは
「侍」です。RATの隊員の名前もあれだしwそいじゃこれからも
よろしくです!あ、↓から設定投下しますので。

229 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:21:28 ID:thG+daMY0
ウルトラマンアレス設定集

あらすじ
武術修業を終え、東京で生活を始めた青年、沖田遼は水無月神社で
遭遇した宇宙人デサット星人と交戦、退けることに成功し、その功績により
RATに入隊。だが、次の戦いで遼は重傷を負い生死の狭間を彷徨う。その時!
一つの光が現れ、遼は2代目ウルトラ兄弟、そしてウルトラマンアレスに出会い、
彼と同化。地球の平和のために戦う。

ウルトラマンアレス
身長50m 体重5万2000t 出身地M78星雲・光の国 年齢9000歳
最大飛行速度はマッハ20。弱点は寒さとエネルギーが地球上では3分間しか
持たないこと。2代目ウルトラ兄弟に選ばれ、新たに地球に派遣されたウルトラ戦士。
光の国で宇宙理心流剣術を免許皆伝している。性格は真面目で平和のために貢献したいと
常に思っている。シルバー族で顔はネオス似。地球人の沖田遼と一心同体となる。
遼はアレスリングという光の国で作られた特殊合金製の指輪を使い変身する。
アレスの必殺技はエネルギーチャージをし、腕を十字に組み発射するバルゼウム光線。
他にも左手首に装着しているアレスブレスレッドを変形させた各種武器、
基本パターンとして刀状のアレス守兼定、槍上のアレスランサー、
手裏剣状のウルトラ手裏剣など。牽制技はアレススラッシュ、ハンディショット。
強力なキックを叩き込むフェニックスキック、壁型のバリア技、アレスバリアーなど。

230 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:22:06 ID:thG+daMY0
RAT(らっと):RATとは「Rapid Attacking Team」の略称で地球防衛軍が
組織再編成の際に結成した地球防衛軍直下所属の新たな地球の守りである。
本部はワシントンD.C.に置かれ、宇宙ステーションN1、N2、N3があり、
支部はサンティアゴ、キャンベラ、プレトリア、カイロ、ベルリン、パリ、
モスクワ、そして極東にそれぞれ置かれている。極東支部基地は日本の
世田谷区祖師ヶ谷大蔵にRATタワーベースとして建造されており、駅前の
ウルトラマン像に見守られながら平和のために日夜、戦い続ける。なお商店街の方々と
とても仲が良く、怪獣退治や怪奇現象調査はもちろんのこと、迷子のご案内も
お任せあれ!である。極東支部隊員は地球防衛軍の中でも異端児揃い扱いされているが
隊員達はそんなことは気にせず、確実に任務を遂行していく。

極東支部隊員
沖田遼(おきた りょう):年齢18歳。炎道夢想流剣術を免許皆伝した次の日に
東京へ帰ってきた時、侵略者デサット星人を一時撤退させた功績でRATに入隊する。
性格は熱血漢の明朗快活で誠実。しかし恋愛は武術の日々が続いていたせいか、奥手で
周囲をヤキモキさせる。ウルトラマンアレスに勇気ある人物と認められ、彼と
一心同体となる。アレスに変身する際は左手中指にはめたアレスリングを使用する。
なお、肉親は姉の美香のみ。

近藤雄作(こんどう ゆうさく):年齢40歳。豪放磊落でユーモア溢れる
RAT極東支部隊長。若い頃から地球防衛軍の隊員として怪獣と大激闘を
繰り広げていた。副隊長の土方とは長い付き合いである。どこかの隊長の真似して
「昨日、大福食った者いるか?」とか聞いてくる。超甘党。

土方秀司(ひじかた しゅうじ):年齢31歳。規律を守り、RATメンバーを
引っ張る「鬼の副隊長」の異名持ち。ただ規律を守りさえすれば基本は自由に
していて良いという考えの持ち主。厳しい性格だが、結構人情家だったりする。
そして天然交じりな発言もしたりする、憎めない方。

231 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:24:04 ID:thG+daMY0
永倉毅(ながくら つよし):年齢27歳。RATの優秀な兵器プランナーであり、
日夜、平和のために研究を続けている。チームのことを一歩退いた目線で
見ている。落ち着きがあり冷静だが、時に感情的な面も現す。

斎藤一美(さいとう かずみ):年齢23歳。口数は少ないが別にクールキャラではなく
博愛主義な心優しいフェロモンお姉さん。しかし武器の扱いは防衛軍の中で
5本の指に入るほどで、百発百中の射撃の腕前。昔色々あったのよ…。

原田大助(はらだ だいすけ):年齢24歳。今までいろいろなところで手を焼かせていた
防衛軍きっての暴れ者。等身大の宇宙人なら余裕で叩きのめす。斎藤とコンビを
組んで最前線で戦う。気は優しくて力持ち。もしかしたらカレーも好きかも。
防衛軍内では「死にぞこない」と言われ、悪運がすごく強い。

山崎楓(やまざき かえで):年齢20歳。基本は通信やデータ解析が主な任務だが、
諜報活動も行い、情報収集能力に長けている。他にも医療技術にも覚えがあり、
「自分がいるのでRATは安心だ」と言っている。性格は明るく、社交的である。

RATが使用する兵器
携帯兵器:隊員全員が携帯している小型銃、ラットブラスターは怪獣への牽制が
基本だが各種アタッチメント装着や、モードチェンジでいろいろな用途に使える。
他にも強力な小型爆弾や、ビーム状の剣になるラットセイバーなど。

戦闘機:大型で移動司令部となるラットファイター1号に小型で小回りが効き、
1号の支援を行うラットファイター2号などがある。1号は公園の中から発進する。
宇宙のなんでも屋の無敵ロボもびっくりだ。2号は市民プールから発進する。
夏季は基地から直接発進する。どちらも基本武装はレーザー砲、ミサイル、機関砲など
1号には主砲としてアサルトキャノンが装備されている。

地上・海底兵器:パトロール兼戦闘車両のラットデルタはビーム砲とバリアを装備、
地底戦車のマラスダ―は大型ドリルとミサイルを装備している。アークドルフィンは
特殊魚雷とレーザー砲装備の特殊潜航艇である。どれも情報収集が鍵を握る、
地球防衛には欠かせないものである。

232 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 16:25:14 ID:thG+daMY0
その他の人たち
商店街の人々:魚屋の大石さん、八百屋の谷さん、本屋の吉村の親父と
いろんな人達がいるぞ!みんなRATと仲が良いんだ!この他にもいっぱい居るぜ!

水無月紗奈恵(みなづき さなえ):年齢19歳。水無月神社の巫女さん。
作者が巫女さん萌えだからとかいう理由で誕生した。もちろん、巫女装束と
竹箒は常備装備。とても優しく、気さくで誰からも好かれる、天然交じりのほんわかさん。
遼が一目惚れしているが、これからどうなるのやら。
なお水無月神社は実在するがそれとは関係ありません。

水無月杏(みなづき あんず):年齢16歳。高校一年生で紗奈恵の妹。
姉に似て本人もけっこうほんわかさんだ。姉ほどじゃないけど。どうもいろいろ
秘密があるようだが、本編とは関係無さそう。

松林雲瑞(まつばやし うんずい):年齢82歳。炎道夢想流剣術を遼に教え、
育て上げた遼にとって父親のような存在である。ある島で一人暮らしをしていて
仙人様扱いを受けることも。

主題歌:ウルトラマンアレス(タロウのOPで歌ってください)
アレス!ニューウルトラ兄弟 ナンバーシックス!
ウルトラの星から ウルトラの魂が
光を纏って 現れた
空を見ろ 星を見ろ 宇宙を見ろ
宇宙の果て 勇気を燃やす その勇姿
何かが地球に起きる時 指のリングが輝いて
アレスが飛び立つ アレスが戦う
アレス アレス アレス ウルトラマンアレス

233 :イースリング:2007/01/13(土) 17:04:41 ID:ah8T4cmk0
>アレス作者様
侍風なイメージと、完璧な正統派なのがとっても良かった!
最初のシーンによって格闘の強さが十分伝わりましたし、
PATの雰囲気も楽しそう!
これからも頑張ってください。
完成おめでとうございます。
 そして感想ありがとうございます。
自分もこれでミラクルを書かないとおもうと切ないかもしれないです(笑
長い間ご愛読ありがとうございました。

234 :ウルトラマンオーバー:2007/01/13(土) 17:05:24 ID:4Tts/Pfy0
ブラボー
すげえブラボーですアレス作者様!
まとまった内容、豪華な戦闘シーンに設定
すげえ面白かったです!
これからのアレスの活躍に期待します
頑張ってください

235 :イースリング:2007/01/13(土) 18:30:16 ID:ah8T4cmk0
今読み返すと、ミラクル劇場版わかりづら!!
疑問点があればどうぞお聞きください。

ちなみに、光の中で宮野が石化されそうになってしまったシーンは、
過去でいう、ミラクルが石化光線を受けた瞬間に連動していたわけです。
だけど、ハイパワーマンがミラクルの身代わりになるように過去を変えた。だから今だに未来でもハイパワーマン石化してたというわけです。
そして宮野が石化されるという過去も消えたわけです。
(わかりづらかったらすみません!)

いろいろあったらどうぞ、おかまいなく。

236 :イースリング:2007/01/13(土) 18:37:56 ID:ah8T4cmk0
で、それ以降の過去はもう魔法などでは変えられず、自分達の力のみでしか変えられない。

ということも、ハイパワーマンが石化された後のシーンからの設定ということでお願いします。
なんだかグダグダですみません。
矛盾点発見しちゃったので(汗
ではもう退散します。すみませんでした!

237 :アルファ作者:2007/01/13(土) 21:33:43 ID:jvePH9hF0
シグマ作者様
 明るい展開になりそうでいい感じです。RATメンバーの名前は新撰組
モチーフですね。しょっぱなからウルトラマンなしでも怪獣を一頭倒す
辺りが侮れません。これからも期待です。

イースリング作者様
 石化という展開が出たとき、最初はジャーク星人が又復活したのかと
思いました。

238 :アルファ作者:2007/01/13(土) 21:36:27 ID:jvePH9hF0
うっかりシグマと書いちまった、今はアレスでした。

239 :ウルトラマンアレス:2007/01/13(土) 23:46:40 ID:thG+daMY0
感想ありがとうございます。
オーバー作者殿、戦闘シーンは自分なりに力を入れてみました。
時代劇風ってことで、これからもこんな感じになりそうっすw

アルファ作者殿、その通り。RATは新撰組のモチーフです。ということは
これからの話も…w主人公が沖田なのもやっぱイメージ的にね。
RATメンバーはどいつもこいつも実力者揃いですし。異端児だけど…。

イースリング作者殿、今回は侍モチーフだし、最初に主人公が武人として
強い一面を見せておこうと思ってました。
あと、PATじゃなくて…       『RAT』です!!!!

240 :イースリング:2007/01/14(日) 00:07:42 ID:7UpztTv30
いきなり誤記すみません!!
以後、気をつけます
カッコいいですねっ!
応援してます

241 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 19:37:50 ID:Z/U7Gf0xO
保守age

242 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 19:39:58 ID:JNIEVBktO
荒らしかお前?死ね

243 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 19:43:32 ID:Z/U7Gf0xO
だいぶ下がってたから上げただけです。

244 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 19:45:35 ID:JNIEVBktO
今日書き込みあったのに落ちるわけねえだろうが

245 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 19:50:48 ID:Z/U7Gf0xO
そんなに喧嘩腰に言わなくても・・・作者様達も
お怒りなら言われても仕方ないですが。
分かりました、今のは私が悪かったです。申し訳ごめんなさい

246 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 19:51:40 ID:Z/U7Gf0xO
日本語がおかしい。申し訳ありません。ごめんなさい。

247 :アルファ作者:2007/01/14(日) 21:10:40 ID:jUO4m/+V0
怒ってません。有難うございます。
じゃ、投下します。


 ウルトラマンアルファ 33 悪魔と天使が同時に!?
 改造宇宙怪人・ゼラニオス、人造人間・リカ、宇宙異次元人・ゼバット星人 出現


 ケムーリオス敗北からかなり間が空き、そろそろ次の作戦行動を行わないと本当に
本星からの支援を差し止められる(これがデフォルト状況)ので、ゼバット星人
地球侵略軍は久々に活動を再開する。
 いや、第1話からずっとウルトラマンアルファを強く敵視しているのは変わって
いないのだが、何度も強力な改造怪獣を送り込んでいるにも関わらず戦果が思わしく
ないので、決定打となる作戦を中々思いつかないのだ。
「ウルトラマンアルファは普段、城達志と言う地球人の男に化けて過ごしているという
情報を我々は掴んだ。色々考えたのだが、既に変身した後のウルトラマンアルファに
そのまま戦いを挑んでも勝ち目は薄い。そこで今回は、変身前の人間状態の時を狙って
謀殺する作戦を取る」
「おお、成る程」
「先ず奴の身辺に、地球人そっくりに偽装したスパイを送り、城達志の平時の動向を探る。
任せたぞ、人造人間・リカ」
「ははっ」
 ゼバット星人達の前で、小学生くらいの年恰好の少女・・・として、バイオ技術の粋を
集めて造られた有機質の身体の人造人間・リカがかしこまった。

248 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 21:12:15 ID:jUO4m/+V0
 西野家。
「じゃ、今日はここまで」
 普通に恵の勉強を見ていた達志は、自室へ戻ろうとする。
「城先生」
「何? 恵ちゃん」
「最近、なんか疲れてませんか?」
「いや・・・気のせいだろう」
 笑って去っていく達志を見送る恵。

 恵から見えないところで、はあ、と溜息を付いて自室に入る達志。
「お邪魔しています」
「・・・・・・」
 部屋の中に、何時の間にか、ジャネットが立っていた。
 達志は皮肉げに笑い、
「ええ、四日市での戦いでは、心ならずも多くの被害を出してしまいました。僕の力が
至りませんでした。減点でも何でも・・・」
「別に減点はしません」
 答えるジャネット。
「あの状況は、私でもどうにもならなかったでしょう。二代目ウルトラ兄弟の勇士達でも、
例え元祖ウルトラ兄弟だったとしても、地球人自身の意識が変わらない限り、ああいうケースは
本当の意味では解決できません。どれだけ長い時間を掛けても地球人自身が解決しなければ、
地球人は永久にウルトラマンによる外からの庇護を受けるだけの弱い存在であり続ける」
「・・・・・・」
「ウルトラマンでも出来ないことはある。救えない命も叶えられない願いもある。そのことを
受け入れた上でそれでも絶望せず、人々を守りたいという気持ちを失わずに何度でも空しい
戦いに身を投じる。その行為を貴方が続けられるかどうか、それを見届けろ・・・と、
ズィーベン隊長やデリート隊長は仰いました」
「隊長が・・・?」
「くれぐれも私の意図ではありませんので。そこんとこ間違えないように」
 ジャネットは部屋から光と共に消えた。又何処かで見張るのだろう。

249 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 21:14:24 ID:jUO4m/+V0
「慰労パーティ?」
「そう」
 達志の此処暫くの疲労振りを見た恵は、一誠と和子に達志の慰労パーティをささやかにでも
行って元気付けてはどうかと提案した。一誠と和子もその辺は承知していたので賛成。早速準備を
することになる。
 尚、恵は、事前にパーティを行うことを達志に伝えた。
「・・・いや、大したことじゃないし、それにこれはウルトラマンとして地球を守るための
当然の役目だから」
「いいの。私達が先生をねぎらいたいんです。やらせてください」
「・・・はい」
 達志としてもそりゃ嬉しいので結局は承諾。
 尚、こういうイベントだと、ギリギリまで当人には内緒にしておき、いきなりパーティを
開いて驚かせるというのがお約束なのだが、
『準備で急に皆が忙しくなって、しかも何か隠していてよそよそしくなり、それを「僕は
いらない子なんだー!」と勘違いした当人が何処かへ逃げ去ってしまう』
 というのもお約束なので、トラブルが起きるのを避けるため恵は先に伝えるという選択をした。
えーつまんないと言われても、
恵「傍から見てるほうは面白くてもこっちは迷惑なんです!!」
 後、ウルトラマンの日々の苦闘をねぎらうパーティというのも近所に言えるわけないので、
表向きは達志の誕生日パーティということにしておいた。

250 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 21:15:58 ID:jUO4m/+V0
 恵の近所の従兄弟の哲夫もパーティに誘われ、どんな趣向で達志を祝おうかと考えながら
予定日まで過ごす中、桜ヶ丘小学校の彼のクラスに転校生が突然来た。
「青山リカです。宜しくお願いします」
 言うまでもなく、ゼバット星人のスパイの人造人間リカだ。
 人間達に悪印象を与えないよう、後ゼバット星人の趣味で、リカはかなりの美少女に造られていた。
当然クラスの男子の目を引き捲る。特に、偶然にも哲夫の好みにモロに嵌まっており、哲夫は
ぽわわ〜んとなってしまう。
 哲夫が達志の知り合いであることもリカは調べ上げていた。元より哲夫を伝に達志の下へ
案内してもらうつもりだったのだが、これは丁度いいと、リカは転校してきたばかりなので色々
教えてくれとにこやかに哲夫に言い寄る。哲夫もしまらない笑みで直ぐ了解し、他の男子の
冷たい視線も何のそのだった。

 リカは潜入を行う前に、ゼバット星人に重々注意されていた。
「いきなり直接的な行為に及んだら、絶対直ぐ殺される。この前、我々とは別経路で来た異次元の
侵略者がアルファを本気で怒らせ、そのためにマジでむごい殺され方をした。くれぐれも
じわじわとやれ。じわじわとだ」
 余りにもお約束に対して過敏すぎるとも取れる登場人物達だが、
「そりゃこれだけ何時も嫌過ぎる展開が続けば過敏にもなるわい」

251 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 21:17:29 ID:jUO4m/+V0
 仲良くなった、というかリカに気を許した哲夫から、知り合いのお兄ちゃんの誕生パーティが
開かれるという話を聞き出したリカは、自分も参加していいかなと尋ねた。哲夫は何も考えずに
了解した。
 哲夫がパーティの場にいきなり友達を、しかも西野家には殆ど面識のない子を連れてきたので
一家は驚いたが、一緒に達志を祝ってくれるというなら無下に追い出すのも気が引ける。
とにかく達志の正体がばれないように気をつけるということで、一家も家に引き入れた。
既にばれているのだが、西野一家はリカが星人のスパイとは知らないから仕方ない。
 リカは達志と対面。まだリカの正体に気付かない達志は気さくに笑って、
「君が哲夫君のガールフレンドかい」
 古典的に過ぎる第一声。
「ちょ、ちょっと、やめてよ達志兄ちゃん、まだリカちゃんと僕はそこまでは」
 哲夫は勝手に過剰反応してにやけてぐねぐね身をよじっている。リカはそれには一切構わず、
おめでとうございますと言って達志と握手する。
 その瞬間、達志の心に、リカの思念が流れ込んできた。
(!!)
 達志は顔には出さず、心の中で身構える。
(君は・・・人間じゃないな!?)
(ふふふ・・・流石ウルトラマンアルファね。そう、私はゼバット星人に造られた人造人間。
貴方のデータを探り、地球侵略作戦に役立てるためにね)
 直接的な行為には及ぶなと言われたのに、何故いきなり正体を明かすのか。

252 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 21:19:36 ID:jUO4m/+V0
 ゼバット星人に何度も念を押されたリカは覚悟を改め、敵地への潜入前の勉強として、
これまで潜入作戦で地球侵略を狙った先人達の作戦データを色々研究した。そして、ある先人の
非常に有効な作戦を発見した。
 友好的で無害な存在として地球の人々と事前に仲良くなり、守られるべき立場になる。
その後で、ウルトラマンとしての正体を隠している相手だけにテレパシーで自分の正体を明かす。
ウルトラマンとしては当然人間に化けている侵略者は倒さなければならないが、テレパシーを
持たない周りの普通の人々は侵略者の正体に気付けない。その状態でウルトラマンである者が
侵略者の化けている人間を攻撃すれば、周りの人々は気でも狂ったのかと攻撃したほうを
警戒する。真相を明かすには、ウルトラマンである者が侵略者の正体を見破った方法、つまり、
自分がテレパシーを使えるウルトラマンであることを人々にばらさなければならない。
 二代目ウルトラ兄弟の一員・シグマという戦士が傾倒していた大いなる力の戦士は、この
罠にまんまと嵌まり、潜入していた侵略者は倒したものの、自分の正体が周りに知れるところと
なってしまい、その戦いを最後に宇宙に帰らなければならなくなってしまったという。
 これだわ、とリカは確信した。上手くすれば、不戦勝でアルファを地球から追い出せる。
たっぷり精神攻撃して痛め付けてやろう。

(私の正体を見破ったのは見事だわ。けど、私を攻撃できる? 何と説明して? 私の正体を
周りに教えることは同時に、貴方がウルトラマンであることが周りに知れることなのよ。
貴方にそれが出来る? ふふふふふ・・・)
(・・・・・・・・・)
 達志は唖然としている。
(ふふ、声も出ないのかしら?)
(いや)
 達志は、何の気なくテレパシーで言った。
(僕の正体、この家の人達にはもうばれてるし)
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 は?)
 何を言ってるのか判らないリカ。

253 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 21:21:33 ID:jUO4m/+V0
 結構情報通のゼバット星人だが、達志の正体を既に西野一家が知っているという情報までは
まだ掴んでいなかった。当然、リカも知らなかった。何度もテレパシーで達志が説明した後・・・
「じゃ、何であんた地球にいるのよ!?」
 思わず大声で激昂してしまった。西野一家も驚く。
「うん、まあ色々あって・・・ああそうか、あの有名な故事かあ」
 達志はリカの作戦意図を理解し、
「うん、あれは有効な手だよね。あの手は確かにこれ以上ない卑劣な手だけど、純粋に戦略として
考えればすっごい頭いいと思うよ。僕もそれについては高く評価してる。機会があれば使ってみたい
くらい。只、今回は巡り合わせが悪かったのと、もう少し地球人との信頼関係を深くしておく
べきだったね」
『もう少し頑張りましょう』の判子を押して達志はリカにあげる。
「しかし、あれだね。ウルトラマンは正体がばれたら地球にいられなくなるという固定観念に
捉われてるのは、敵宇宙人側もそうなんだねえ。そろそろその辺から抜け出そうよ」
 達志に悪気は全くない。しかし、リカはプライドを痛く傷付けられた。
「あっ」
 半泣きで真っ赤になってリカは表に飛び出す。そして、
「ゼラニオスーーーーー!!」
 結局自棄になって手下の怪獣を呼び出した。

 街中に突然異次元から転移してきた巨大な敵・ゼラニオスは、ゼラン星人の改造強化体だ。
学帽に学生服に半ズボン、背中にランドセルをしょった聾唖者の小学生の輝夫君。でも、
頭だけは、ただれてしわしわの皮膚、黒く落ち窪んだ目に牙の生えた口、夢に出そうな醜悪な顔。
そんなものが、サイズだけ大怪獣レベル。縦笛でアマリリスを吹きながら、住宅を踏み潰して
こっちに歩いてくる。眺める西野一家。

254 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 21:23:21 ID:jUO4m/+V0
恵「・・・宇宙人の手先だったんですか? あの子」
達志「そうみたい。じゃ、ちょっと行ってくる」
 達志はアルファに変身した。

 対峙するアルファとゼラニオス。アルファから見ればゼラニオスは小学生の体格である。
然程強敵にも見えない。
『あの新技を使ってみるか』
 アルファはアルファブレードを出し、抜き身にしてゼラニオスに向かって投げる。すると、
ブレードはくの字型に変形し、ブーメランとなって飛んでいく。対ケムーリオス戦の時
ブレードに回転を掛けて投げ、死角から戻ってきたブレードはケムーリオスの背に突き立ち、
大ダメージを与えた。それにヒントを得て新たに編み出した技『ブレードブーメラン』である。
 地上で見ているリカ。
「ははははは、ばかめ! ゼラニオスに飛び道具を使うとは!」
 ゼラニオスの背中のランドセルが、カチカチと妙な機械音を立て始める。すると、
その内部から異様な波動が発振され、ブレードブーメランに干渉。
『・・・何!?』
 ブレードブーメランは不自然に向きを変え、逆にアルファを襲ってきた。アルファは
慌てて回避するが、ブーメランは何度も襲ってくる。
 かつて、伝説の武器・ウルトラブレスレットの変形したウルトラスパークも逆に操った、
ゼラン星人のあの妨害電波。それが、電波関係ないはずのブーメランの制御をも奪う
強力なコントロール波に改造されているのだ。
「直接手を下すまでもない、お前は自分の武器で滅び去るのよ、ウルトラマンアルファ!
ははははははは!」
 リカは勝ち誇る。

255 :名無しより愛をこめて:2007/01/14(日) 21:24:42 ID:jUO4m/+V0
 だが、又も、そこまでだった。
 ぶしゅっ、という音。二箇所から同時に。
 何度避けてもきりがないと悟ったアルファは、ブレードブーメランを、自ら食らった。
咄嗟に前に出した左腕に刃が深く刺さっているが、ブーメランの攻撃はそこで止まった。
カウンターで突き出した右手からのハンドギャラシウムの小さな光弾で、ゼラニオスは、
喉を撃ち抜かれた。
 喉から鮮血を流し、ゼラニオスは倒れ、絶命した。めちゃめちゃ打たれ弱かった。

 西野家に帰って達志は左腕を恵に手当てされ、その後、慰労パーティはささやかに、
しかしのどかに盛り上がった。哲夫のみが、リカが宇宙人の手先だったことに呆然として
ソファーで脱力していた。

 逃げ帰ったリカはまだ何のダメージも受けていないということで、地球侵略作戦から
いきなり外されて処刑されるとかいうことはなく、再度出撃の機会を待つことを許される。
しかし、ゼラニオスを無駄死にさせたことについてはゼバット星人に正座させられて
半日罵倒気味で怒られた。泣きながら、
「おのれ、ウルトラマンアルファ・・・この屈辱は必ず晴らしてやる!!」

256 :イースリング:2007/01/15(月) 22:41:26 ID:efxmisM70
第12話「雅人&麻紀VSサターンズ」忍人スマッシュ

夜に走る不気味な影。
あまりの速さに、誰の目にもとまらなかった。
その影が立ち止まった先には、某有名ビル。
そこへ走ってゆき、数分もしないうちに階段全てをかけあがり、
何かを手に取りその場から消えていった・・・。

翌日、ついにバイク免許を獲得し乗り回す隆一郎。
今日は、雅人と新宿で待ち合わせ。
そんな隆一郎には疑問があった。
隆一郎(あの、ビルデルスってのは一体何者なんだ・・・。
     俺と戦う最後は必ず消えてゆく。
     だがパワーは確かに強い。
     一体何がしたいんだ?)
と、待ち合わせ場所へ行く途中でビルに警察達が集まっているのを発見。
バイクから降り、何事かを見てみる。
隆一郎「一体、何があったんですか?」
主婦「ん?う、うん。実はね昨日の夜にいっきょに高価なものが盗まれる事件が起きたらしいのよ。」
隆一郎「泥棒ですか?」
主婦「それが、指紋もなにも残ってなくて、目撃者もいないのよ」
隆一郎「そうですか・・・」
そのときは何の疑問も持たず、再びバイクを走らせる隆一郎であった。

そのころ博士は研究所で何かを作っている。
麻紀「博士はいつも大変ですね。」
大村「いやいや、これも地球平和のため。
    やらなくてはいみがないからな。」
麻紀「なるほどぉ、頑張ってくださいね!」

257 :イースリング:2007/01/15(月) 22:42:27 ID:efxmisM70
一方、待ち伏せする雅人。
雅人「まだかな〜奥菜さん・・・」
ふと、後ろを向いて背を街に向ける。
そこにシュッと何かが横切った・・・
本人は気づかず。
と、ここでとうとうやってきた隆一郎。
雅人「奥菜さん〜!待ちましたよー」
隆一郎「な、なぁ・・・。今、雅人の後ろを誰かが通りかからなかったか?」
雅人「え?そりゃ街だから通りかかりますって」
隆一郎「違う!すごい速さで何かを取っていった・・・」
それを聞き、ポケットに手をつっこむ雅人。
すると財布が無いことに気づく・・・。
雅人「スリだー!!わぁぁぁ最悪だー!」
隆一郎(この速さ・・・、間違いない。人間ではない!ならばサターンズか?)
そのとうり、辺りにいる人が物を一瞬にして盗まれて大騒ぎ。
差し出した結婚指輪。
店員から受け取ったばかりのアイスクリーム。
シュッと黒い影が一瞬通り過ぎ、あっというまに盗んでいるのだ。
隆一郎は「雅人は博士のもとへいっててくれ!」と、バイクで影を追いかけた。

しかし、あちらのスピードはあまりにも速い。
全く追いつかず、見逃してしまうのであった。

CM

258 :イースリング:2007/01/15(月) 22:43:27 ID:efxmisM70
サターンズ城。
ゴウ・マグマ「ハハハ、さすがスラッシュ。
        素早さはサターンズ一だな。
        大村博士の協力だけある。だが奴は裏切ったのだから、イースリング共とも死んでもらう。」
ビルデルス「本当にすごい速さだ。
        イースリングも追いつけまい。」
メガンダー「そして・・・この集めた・・・ガラクタらは・・生物の餌に・・」
ビルデルス「きっとなるさ。」
ゴウ・マグマ「よくやったぞ、スラッシュ。
        数時間後、もう1度向かうのだ。それまでゆっくり休んでおけ」
敬礼するスラッシュ。

研究所に戻る隆一郎。
そこには雅人も既にいた。
雅人「奥菜さんひどいですよー!どこかに行っちゃうなんて。」
隆一郎「いやぁ、ごめんごめん!ハハハ」
雅人「でもあの影がいたからしょうがないですけね。で、あの影はいったい・・・?」
隆一郎「うん。サターンズに間違いないはずだ」
麻紀「一体なにがあったの?」
雅人「うん。物凄いスピードで物を盗む奴が現れたんだ。本当にすごい速さなんだ!」
隆一郎(もしや、ビルの事件も同じあいつか・・?)
と、ここで大村が開発室から出てくる。

259 :イースリング:2007/01/15(月) 22:44:40 ID:efxmisM70
雅人「あ!博士!」
麻紀「ついに完成したの?一体何を作ったの?」
隆一郎「博士、何かを作ったんですか?!」
大村「うん。ついに出来上がった!」
その手には3つのレーザ−銃が。
大村「これは”イース・ザ・レーザー”だ!」
三人「イースザレーザー?!」
大村「うん!君達の身の回りには危険が多い。
    守る軍団もいない。
    だからこのレーザーで身の危険を守るのだ!」
雅人「カッコいいー!防衛隊員みたい!」
麻紀「すごいわぁ・・・。でも私達が持ってて平気なの?」
大村「私と、親友である防衛庁長官の野村氏との会談で、許可を得たぞ。」
隆一郎「すごいじゃないですか、博士!」
大村「たいしたことないぞ。ハハ。」

夜、街をパトロールすることにした三人。
大村の指示であった。隆一郎は雅人らを巻き添えにはしたくないのだが、
ここは仕方なく連れてくることに。
雅人「やっぱ、俺ら一般人がパトロールするなんて無理だよ・・・」
麻紀「そうよ!怖いわ!」
隆一郎「そうかもしれない。雅人、麻紀ちゃん。先に帰ってても大丈夫だよ」
こうなると帰る気が起きない二人であった。
すると隆一郎が一瞬動く影を発見!
隆一郎「奴だ!構えるんだ!」
サッとイースザレーザーを正面へ。
一瞬、黒い影が通り過ぎる。その直後に発射するのだが、あまりの早さにレーザーが追いつかない。
四方八方へ乱射してみても当たらないのだ。
隆一郎「落ち着け・・・あいつが次にどの位置に来るかをようく考えるんだ」
そういわれ、真剣に影の動きを確認する・・・。
左・右・上・・・こちらへだんだん近づいてきている。
だが恐れず真剣に眺め、右へ影が移動した直後に上へ発射!

260 :イースリング:2007/01/15(月) 22:45:37 ID:efxmisM70
三人のレーザーは上方向へまとまって発射され、見事影に命中!
そのまま影は巨大なロボット忍者の姿へ変わった。

電子モニターで見ていた大村は「やはりスラッシュか・・」と眺めた。

巨大化した影こと、スラッシュを見て雅人・麻紀は避難。
隆一郎はウルトラマンイースリングへ変身した。
スラッシュは背中に背負ったロケット砲から火を起こしてかなりのスピードで空中を飛べる。
そこから激突されてはたまったもんではない。
イースリングはなんとか避け続けるが、スラッシュの頭に付けられたレーザー砲からの光線を食らって仰向けに倒れこんでしまう。
そこへスラッシュが手に握った短刀で切りかかろうとする!
と、ここで雅人と麻紀がイースザレーザーを発射!
命中し、スラッシュの手から短刀が零れ落ちる。
それを即効で拾い上げて、立ち上がったイースリングが、スラッシュへ投げつける!
その短刀はスラッシュの頭に突き刺さり、体中が故障してゆく。
そこへエモーション光線を放ち、見事撃破した。

「勝った!」と喜ぶが、そこへビルデルスが登場!
イースリング「ビルデルス!!」
ビルデルス「ふふ、今回も勝ったようだな、イースリング!」
イースリング「貴様は何故、いつも途中で逃げるのだ?」
ビルデルス「逃げる?人聞きの悪いことをいわないでくれ。
        お前の攻撃パターンを勉強していたのだよ。
        つまり、キリス、フォレス、スラッシュは噛ませ犬にすぎなかったのだ!」
イースリング「なんという奴!」
ビルデルス「まぁ、いいじゃないか。お前との戦い楽しみにしている。
        今はとんでもない邪魔者が三人いる。だから面倒くさい。
        今はゆっくり休んでいるんだな!」
と、そのまま消え去ってしまった。

空を見上げる、隆一郎・大村・雅人・麻紀。

261 :イースリング:2007/01/15(月) 22:47:02 ID:efxmisM70
バイクの免許を獲得。
雅人、麻紀にもレーザー銃が配られる。
そしてビルデルスとの本格的な戦いもいよいよ始まる。
だが、隆一郎の戦いはまだ始まったばかりなのだ!

つづく

次回予告
第13話「ビルデルスとの戦い!前編」強獣ビルデルス

ついに1VS1で対立する二人。
だが奴は酷い作戦に出る・・・。
イースリングよ、負けるな!
次回をお楽しみに。

262 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 00:04:30 ID:5GvdYiqc0
 ウルトラマンアルファ 34 リカとゼバット星人
 宇宙狂科学者・ドルカン星人、爆弾アンドロイド・チェリオ、
 人造人間・リカ、宇宙異次元人・ゼバット星人 出現


 ゼバット星人の異次元アジト。
 星人達のリーダーの下に、人造人間リカがやってきてある要請をした。
「怪獣になりたい?」
「そうです」
 リカは後学のために又過去の侵略者の資料を漁っているうち、地球に送り込まれるスパイに、
有事には巨大怪獣に変身して直接ウルトラマンと戦う者が多く居るというデータを見出した。
「直接戦う力があればウルトラマン等に負けはしません。何故私の体をこんな地球人と変わらない
非力な体に造られたのですか?」
「そりゃ、お前を造った目的が敵地に潜入させての情報の調査だからだろう。余計な力は必要ない。
直接戦闘は改造怪獣にやらせればいい」
「そこを何とか」
「却下」
 リーダーは折れない。

263 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 00:05:48 ID:5GvdYiqc0
 食い下がった末、潜入調査がしやすいように新たな能力として光学迷彩で保護色を使って姿を消せるように
なったが、そこまでだった。仕方ないので、姿を消しながら今回も地球へ城達志の身辺調査に向かう。
前回リカの正体がばれたため、もう素性を偽って近づく手は使えない。
(こうなったら、姿の消えた状態で気づかれないように近づいて殺るしかない・・・)
 暗殺用に、小型のナイフや鈍器などを隠し持ってきている。
 物陰に隠れていたリカはふと、近くの塀に目が行った。そして、愕然とした。
 あちこちの塀や電柱に、リカの写真つきのコピービラがべたべた貼ってある。
 ビラを作って貼ったのは、哲夫だった。リカが宇宙人の手先だったと知っても諦めきれず、いなくなった
リカを見つけ出すために。『おこるといじげんからかいじゅうをよびだすすがたがけなげです』とか
又平仮名で解説が書いてある。
「本当にこれで見つかるの? 哲夫君」
 達志と一緒に様子を見ている恵が尋ねる。
「やってみなくちゃわからないよ。僕も達志兄ちゃんを見習って積極攻勢に出ることにしたんだ。
こうしていれば、何時かリカちゃんは僕の下へ帰ってきて、そして・・・」
 夢見がちになっていたところを、姿を消しているリカに後ろから殴られた。
 哲夫はうつぶせに卒倒。何故そうなったのか判らず驚いている達志と恵を他所に、リカは又激昂して
その場から走り去った。

264 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 00:07:06 ID:5GvdYiqc0
「どうも上手くいかないわ」
 ずっと姿を消しているのも力を消耗するので、住宅地から離れて繁華街に出た辺りで姿を現し、
リカは愚痴りながら歩いていた。
「私にウルトラマンを倒せるだけの力があれば・・・」
「その願い、かなえてあげようか? お嬢ちゃん」
 声を聞いて顔を上げると、にこやかに笑う初老の紳士がいた。
 リカは、その男が宇宙人の変身した姿だと直ぐ見抜いた。
「誰? あなた・・・」

 特命防衛隊・北米支部。
 アリゾナの荒野に建てられていた兵器工場が爆破され、壊滅的なダメージを受けた。
「何てこと・・・!」
 炎上する工場を見ながら歯噛みするダイアン隊長。

 同じように、各地の特防の軍事施設が散発的に爆破され、被害を受けるという事態が相次いでいた。
 爆破犯は、人間、しかも若い女性に偽装して人工的に造られた機械人間、アンドロイド。
 人間社会に紛れ込んだ後、驚くべき運動能力を発揮して特防の施設に潜入し、破壊工作を行う。
施設に詰めているセキュリティに妨害されてにっちもさっちも行かなくなったときは、体内に仕込まれた
高性能爆弾で自爆して任務を遂げる。爆発に巻き込まれ、既に多くの犠牲者も出ている。
 ディフェンスポートでもオペレーターとしてミリーを使っている今、人間そっくりの精巧なアンドロイドが
居ること自体はそう驚くことでもない。意外な事実だったのは、自爆したアンドロイドの残骸を回収して
調べたところ、地球の技術によるものではない素材や技術が使われていた辺りである。

265 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 00:08:31 ID:5GvdYiqc0
「俺も驚きましたよ」
 北米支部からの通信回線でモニター越しに語る沖田茂樹隊員。情報を持ってきたのは彼だった。
「日本支部も何時狙われるか知れません。用心してください」
 沖田も既に懸念している通りだが、特命防衛隊はこの事件を宇宙からの侵略者によるものとし、捜査を
行うことになった。
 沖田は最後にオペレーター席のミリーに、
「お前も気をつけろ。もし敵のアンドロイドが来ても、タイマン勝負とか言うことは考えるなよ」
「はい」
 通信が終わる。
斎木「しかし、特防狙いでまだよかったぜ」
柏村「全くだ。一般市民の居住区ででも無差別に爆破テロとかされたら・・・」
川上「いや、可能性はゼロではない。厳重にパトロールを行うのだ」
一同「了解!」

 リカは宇宙人の男と一緒に、町外れの廃屋に来た。
 男は、他惑星侵略に当たっての潜入工作員を用途に合わせて改造する技術を持った技術者だと名乗った。
今地球各地で破壊工作を行っているアンドロイドも、彼の手によるものだという。
「見たところ、君は人造人間として非常に興味をそそる素材だ。どうだ、私の手で強化改造を受けて
見ないかね。ウルトラマンを倒したいという君の希望にも沿えると思うがね」
 リカは考えた。上司達の意向を無視して勝手な行動をするのは気が引ける。だが、今の調子では
ウルトラマン打倒は夢のまた夢であろう。結果、男の誘いに乗ってついてきた。

266 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 00:10:18 ID:5GvdYiqc0
 廃屋の地下に建造された研究室へ降りる。未知の文明の機械が敷き詰められている。改造手術用の
ベッドや、転がるアンドロイドのパーツ群も見られる。
 準備をするので待っていてくれと言い、男は通路の奥に消える。
 所在無く待っている間、リカは、何かの気配を感じた。どうしても気になる。気配の方向を見ると、
中途半端に扉の開いた部屋があった。
 ついそろそろと近づき、覗いた。
 やめておけばよかった。

 大きく透明な水槽が幾つも並んでいる。水槽の中には保存液が満たされ、その中に漬けられているもの。
 バラバラに斬り刻まれた、人間の女。
 一人分や二人分ではない。大きな部屋一杯に並ぶ、無数の猟奇死体の標本。
 リカの絶叫が響き渡る。

「おやおや、見てしまったのかね。いかんいかん、うっかり閉めるのを忘れていたようだね」
 男が白々しく後ろから現れる。リカが興味を起こすことは計算済みだった。
「地球人そっくりに似せたアンドロイド工作員を造る為には、本物の地球人を隅々まで徹底的に調べんと
いかんからね。サンプルを採集していたのさ」
 嘘だ。絶対個人的趣味だ。

267 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 00:11:53 ID:5GvdYiqc0
「さあ、君も改造手術を受けたまえ。ウルトラマンも防衛軍も一発で倒せる力を与えてやろう。
そうだ、やはり強力な爆弾による自爆攻撃がいい。若い女の身体がバラバラに飛び散る光景は
実に美しいからねふへへへへへへ」
「いや! やっぱりいや!」
「何を言うかね。君の目的は地球侵略のための戦力強化なのだろう。強力な力を持つ怪獣兵器に
攻撃されて死ぬのも、私に斬り刻まれて死ぬのも、結果的に死ぬなら同じだろう。君のやろうと
しているのはそういうことなのだよ。私と変わらんのだよ」
「そ・・・それは・・・!」
「君のような子供の姿なら、周りの者達はどうしても油断する。不意を突いて自爆攻撃で
吹っ飛ばすには打って付けの素材だよ」
 男はリカを追い回す。リカは恐怖の余り、光学迷彩で消えられることも忘れて悲鳴を上げて
逃げ回る。しかし、次第に追い詰められていく。
「さあ、こっちへ来るんだ・・・」
 袋小路に追い詰められたリカに男の手が伸びようとしたとき。

 何もないはずの中空から、いきなり打撃が飛び、男の背を激しく蹴った。初老の男は
呻いて倒れる。
 蹴った足だけ先に出し、次元の穴から、ゼバット星人のリーダーが身を乗り出してきた。
リカ「リーダー!?」
ゼバット星人リーダー「逃げるぞ。来い」
 リーダーはリカの手を引き、異次元へ救い入れた。
 他にもゼバット星人の兵士達が来ており、自分達の征服目標である地球を横取りされて
たまるかと、光線銃や鈍器でアジトの機械群を破壊して回り、適当で撤退した。
 破壊活動のためにアジトの廃屋から火の手が上がり、結果、特防は事件の主犯の隠れ家を発見。
ソニックビート小隊が攻撃のために出撃する。

268 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 00:14:00 ID:5GvdYiqc0
「おのれ、ゼバット星人め。長いこと地球を狙っていながらろくに戦果を挙げていない
弱小の癖に、こんなときだけゲリラ戦とは姑息な真似を・・・最早これまでか」
 初老の男は、猟奇な性癖に相応しいグロテスクなドルカン星人の正体を現し、巨大化する。
 飛んでくるソニックビート小隊。
柏村「ふん、巨大宇宙人といえど、強化型戦闘機のソニックビートなら楽勝よ!」
美樹「待って、あれを見て!」
 ドルカン星人の出現に呼応し、彼の造った女アンドロイド達がアジト跡から一斉に走り出してくる。
そして一箇所に集結し、ナノマシン融合して一体になって巨大化していく。
 シルエットこそ見事なプロポーションの女性だが、全身メカ剥き出しの不気味な巨大アンドロイドが
誕生した。
『チェリオ! 特命防衛隊を倒すのだ!』
 名を呼ばれたアンドロイドは星人の命に従い、口から強力なレーザー光線を吐いてソニックビート
小隊を狙ってくる。星人も手から光線を打ち、迂闊に近づけない・・・

「アルファーッ!!」
 駆けつけた達志がアルファプラスで変身。ウルトラマンアルファとなってハイジャンプし、
空からチェリオにキックを見舞う。激しい打撃を受けたチェリオは後ずさって身構え、
アルファとの対決となる。
 両者拳や手刀の応酬をしながら間合いを取り合い、やがて、チェリオの後ろに回り込んだ
アルファがチョップを放とうと素早く走り寄る。
 チェリオはセンサーでそれを感知し、首を180度回転させ、首だけアルファを向いて口から
レーザーを放つ。アルファが間一髪で回避する。チェリオは更に首をぐるぐる回転させ、
そこら中見境なくレーザーを撃ち出す。次々爆発する大地。
 遂にアルファは避けきれなくなり、巻き起こった爆発で倒れる。チェリオはその隙を狙って
飛びかかり、アルファを押さえつける。凄い怪力で振りほどけない。

269 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 00:15:37 ID:5GvdYiqc0
 チェリオの体内から、カウントダウンの音が、かちかちかちと聞こえてくる。自爆の時限装置だ。
アナログらしい。
 だが、此処で爆発させるわけには行かない。等身大のときでも特防の施設に甚大な被害を
出したほどだ。巨大化したこの状態で爆発したらどれほどの大被害が出るか判らない。
『フ・・・フォアアアアアアッ!!』
 アルファは雄叫びを上げ、渾身の力でチェリオを無理やり引き剥がした。
 アルファを掴んだままの両腕が千切れ、身体からぶら下がっているが、構わず空高く
チェリオの身体を投げ飛ばす。被害が及ばない高所まで投げられたところで、チェリオは
大爆発して四散した。
『お・・・おお、美しい!!』
 ソニックビート小隊と戦っていたドルカン星人が、その爆発に思わず見とれる。
「ふざけるな!!」
 斎木の怒号と共に、三機のソニックビートから一斉にホーミングミサイルが掃射され、
ドルカン星人も粉々に吹き飛ばされた。恍惚感に酔いながら。

 ゼバット星人達と異次元空間を移動してアジトへ戻っていくリカは、彼方に見える
地上の戦いぶりを振り返る。粉砕されてバラバラのパーツになって地上に転がるチェリオの
無残な残骸が見えた。
「戦うためだけの化け物になるというのは、ああいうことだ。お前はああなりたいのか」
「・・・・・・」
 ゼバット星人のリーダーの言葉に、リカは返答を返せなかった。
 今回はそのままゼバット星人達はアジトへ帰り、この事件はこれで終わったのである。

270 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 07:42:54 ID:tXK4xSrOO
2ちゃんねるが閉鎖になったら、どこでオリトラマンを読めるんですか?

271 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 08:01:40 ID:9MU8/RO50
オリトラマンHPがありますよ

272 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 09:26:29 ID:tXK4xSrOO
という事は、作者様達はHPに直接投下???

273 :イースリング:2007/01/17(水) 11:22:08 ID:2+i2AYBm0
>>272さん
まとめサイトに、2ch閉鎖時避難用のBBSを設立しましたので、そこで投下・感想となります。
よろしくお願いします。
まとめサイトは>>1に記されてます。
2chが閉鎖された時に、URLがわからなくなった場合は、Yahooで「オリジナルウルトラマン バーン」という具合に
検索しますとすぐに検出されますので、お試しください。

>アルファ作者様
26話、27話
無茶苦茶面白かったです。
夏美の同性愛(までいっていいのか?)から生まれた憎しみ。
すごくうまく表現されてたとおもいます。(なんせ恵は同性愛じゃないから、すれ違うわけですしね)
最後死んだのが悲しいですが・・・
 ズィーベンに続いてやってきた新たな、刺客。
なんか強そう・・。
地球を襲う敵らは強すぎるアルファにあっというまにやられてしまいますね。
これからも頑張ってください。

274 :リュウラ著者:2007/01/17(水) 11:28:09 ID:qArxxai60
イースリング作者さま
>>207
いや、更新が早いのはむしろ喜ばしいことなので謝ってもらう必然性はないです。
今回はついに防衛チームのメカ(的なもの)が登場したわけですが、如何にせよ私設のチームであるため、
イースリングの戦いにどれだけ貢献できるのか、と考えると期待より不安が先に立ちます。

アルファ作者さま
面白かったんですよ。ただ、地上波じゃ放送できねえな、と。私もちょいと年齢制限引っかかりそうな話書いてみたいんですけどね、やっぱ気後れしますね。
前回でリカに結構来るモンがあったもので、「おいおい殺さないよなあ?」と心配しながら読みました。
それと、アングラス並みに外道なドルカン星人さんが一撃で倒されたのは爽快でした。あと、ゼバット星人の好感度がアップです。

アレス作者さま
ああ、シグマの後だしね。いやもう凄え豪華でした。最初っから怪獣三匹が登場し、一匹はチームがやっつけちまって、初戦闘シーンは二対一で。
それと、どちらかというとまだ設定の段階ですが、ご町内ウルトラマンって見てみたかったんですよ。
グリッドマン的なノンビリ感はタロウ的世界とマッチするかもしれないです。
ヒロインが四人いますが、メインはやっぱ紗奈恵さんでしょうか。
シグマで雪の描写がうまかったので今回も期待です。
いや、無論ストーリーも戦闘描写も他のキャラの描き分けもですが。
目玉焼きに意味はありません。面白そうだから書いてみただけです。

個人的事情
ウチの蒼いウルトラマンって二代目ウルトラ兄弟にカウントされづらい立場にいるのでちょいと寂しい。まあ自己責任ですが。

275 :ウルトラマンデウス:2007/01/17(水) 12:14:15 ID:dyfDBto/0
第4話「翔んでる!怪獣博士」
暴れん坊怪獣ベキラ、登場。
怪獣研究の第一人者なる人物がいるという情報を得て、早速、情報にあった地区へ向かうP.O.S.E.一行。その地には、古ぼけた家に住む偏屈な老人が住んでいた。
「挨拶に来ておきながら菓子折のひとつも無しとは、礼儀がなっておらんな」
入隊を要請しに来たP.O.S.E.隊員を追い返す老人、Dr.クゼ。
今度は菓子折持参でDr.クゼの下へ行くP.O.S.E.隊員。だが、どんなに高い土産を持って行っても、Dr.クゼは頑として首を縦に振らない。
そんな中、クゼ宅の近くに怪獣出現。早速、祈祷を始めるP.O.S.E.一同。スカイテンプルから引き出した祭壇には、何とコロナスプレッダーが飾られていた。
儀式がクライマックスに差し掛かり、イノリ隊長がコロナスプレッダーを天に掲げると、たちまち現れるウルトラマン。
P.O.S.E.隊員らの目前に迫っていた怪獣の前に咄嗟に立ち塞がり、戦闘を始めるも、攻撃が通用せず苦戦するウルトラマン。必殺の光線技も通用せず、3分経過。ウルトラマンは光となって消えてしまう。
傷ついたリキは、暗い民家の中で目を覚ました。Dr.クゼが、怪獣から逃げる途中、倒れていたリキを助け起こしたらしい。
人類は終わったと皮肉気味に言うクゼに、怒りを見せるリキ。
「自分の住んでる町だろ!ぶっ壊されて、何とも思わないのかよ!」
立ち上がったリキの体が、光へと変わる。次の瞬間、ウルトラマンが再び姿を現した。
「そいつの弱点は背中だ!」
ウルトラマンへ向かって叫ぶクゼ。ウルトラマンは頷き、怪獣へリターンマッチを挑んでいった。
傷の癒えていない体で、怪獣の猛攻を耐えるリキ。大振りの一撃をかわし、飛び越えざまにウルトラ斬撃の一撃。背中を切り裂かれ、ようやく怪獣は倒された。
「どうやら、ウルトラマンにはワシの力が必要らしい」
そう呟き、Dr.クゼはP.O.S.E.基地へ入っていった。

276 :イースリング:2007/01/17(水) 13:11:13 ID:2+i2AYBm0
>リュウラ作者様
そうでしたか。安心しましたです。
はい!前々から出したかった武器の中の1つを出してみました。
たしかに防衛隊ではなくただの一般民ということから、活用できるかは不安でもありますが、
ストーリーにうまく絡みたいと思います。
感想ありがとうございました。

>デウス作者様
短いながら中身のつまった出来でしたね。
Dr,クゼの今後に期待です。

277 :イースリング:2007/01/17(水) 13:17:37 ID:2+i2AYBm0
第13話「ビルデルスとの戦い!前編」強獣ビルデルス

不適な笑みを浮かべるビルデルス・・・。

研究室。
大村「奴のデータを分析してみたが、なかなかいい情報がわからん。」
隆一郎「かなりの力を持っているんですよね。」
大村「あぁ。奴は強い。だが安心するんだ!
    隆一郎。君の方が遥かに強いのだから」
隆一郎「・・・・えぇ。頑張ります」

雅人と麻紀は、その日はそれぞれアルバイト中。
雅人は工場で部品管理などを行い、麻紀はファミレスでウェイトレス。
いつものように暮らしていた。

その時、一本の雷と共にビルデルスが現れた・・・。
大村「ついに来たぞ・・・」
隆一郎「俺は行きますよ!必ず倒す!」
フラッシュラッシュを掲げ、ウルトラマンイースリング登場。

向き合う二人。
ビルデルス「今日でお前も終わりだな・・・」
イースリング「お前が死ぬ番だ!」
突撃して、蹴りを腹のど真ん中に入れるイースリング。
だが少しよろめいただけで、ビルデルスにはあまりダメージが無いようだ。
そしてハサミから小型ロケットを多数発射。
側転、バク転、バック宙で避け続けるが何発かは受けてしまう。
着地し終えたところで、いきなり剣をこちらに向けて走ってくるビルデルス。
それを左向こう側へ前転して避け、背中に一撃蹴りをいれる!
それでも少しよろめくだけのビルデルス。

278 :イースリング:2007/01/17(水) 13:18:46 ID:2+i2AYBm0
一旦、間を置いて再度バトル!
と、ビルデルスは二本の角から光線を発射!
いきなりの攻撃にモロに食らってしまう。
さらには蹴りを食らい、ハサミからのロケットも全て直撃。
仰向けに倒れるイースリング。

大村「あぁ!!イースリング!!」

ビルデルスはそこで無重力念力を発する。
宙を浮くイースリング。
そこへ剣を切り上げる!
バタンと地面へ落ちて苦しむイースリング。
腹には一本の傷跡が。
なんとか立ち上がっても、ハサミで首をしめられてしまい、窒息寸前。
大村は研究所から巨大大砲を設置し、援助しようとする。
・・・だがそのときであった。
ゴウ・マグマが突然現れ、博士を連れ去ってしまったのだ!
苦しみながらその光景を見たイースリングはハサミをなんとか回避し、
ゴウ・マグマを追うが、その瞬間をレーザーで攻撃されつまづいてしまう。

ビルデルス「お前の攻撃は見抜いてある!そしてお前の仲間ももらった!
        いいな?
        これが我々の強さなのだ!」
と高らかに笑っているところへ、イースリングはエモーション光線!
・・・しかしそれをピンク色の部分で吸収され、ノーダメージ。
力尽きるイースリング。
丁度そこへ雅人と麻紀も助けに現れ、イースザレーザーを放つが、
ギライバーにまで捕まってしまった。

279 :イースリング:2007/01/17(水) 13:19:58 ID:2+i2AYBm0
力いっぱいに腕を動かすが、途中で止まってしまう。
ビルデルスはそんなうつぶせで倒れたイースリングの背中に剣を貫こうとする。
だが、緑色のレーザーが突如、ビルデルスの手を焼き払う!
ビルデルス「ううっ?!誰だ?!」
辺りを見渡すが、正体はわからない・・・。
そうしている間にイースリングの姿が消えた!
隆一郎に戻り、バイクで遠くへ逃げたのであった。
ビルデルス「くそー!次こそとどめをさしてやる!」
そういってビルデルスも姿を消した・・・

CM

サターンズ城にて、謎の光線について疑問をはらすビルデルス。
ヘル・デス「一体誰なのだ?サターンズ生物による攻撃か?それとも大村らか?」
ビルデルス「大村ら三人はゴウ・マグマとギライバーにより、連れ去られている途中です。
        なので、サターンズ生物に違いない。」
「も、もうしわけありませんでした!」
突然の謝罪・・・。その声の主は、バド・リューであった。
バド「あのとき、イースリングがもしも息を吹きかえしたら危険と思い、
   光線を放ったんです。そしたら過ってあなたに・・・」
これに激怒して蹴りをいれるビルデルス。
ビルデルス「余計なことをするな!ふざけるんじゃない。
        お前さえいなければ勝ててたというのに・・」
メガンダー「ふ・・ざ・・け・・る・・ば!」
バド「申し訳ありません・・・・」

バイクを走らせる隆一郎だが、傷が深く、砂道で転倒してしまう。
隆一郎(うっ・・・・・博士、雅人・・・麻紀ちゃん!・・・一体何処へ?)
服には血が滲んでおり、腕や頬には傷だらけ。
どう見ても重態である。
そこへ、「相当苦しいようだな、隆一郎。」との声が。
上をむくと、ゴウ・マグマとギライバーが気絶した大村、雅人、麻紀を抱えて宙を浮いている!

280 :イースリング:2007/01/17(水) 13:21:09 ID:2+i2AYBm0
隆一郎「おい!・・・何をしている?みんなを返せ!」
ゴウ・マグマ「そう簡単には返せんな。
        条件がある。」
隆一郎「条件?」
ギライバー「1、我々の元へ戻り、再び地球侵略。
        2、我々の総攻撃で、ここで死ぬ」
さぁ、どうする?
隆一郎「どっちみち地球が危ういじゃないか!俺はどっちも選ばない!
     みんなを助けてお前等を倒す!ただそれだけだ!」
ゴウ・マグマ「あ〜あ、こいつも完全にいかれてしまったようだ。」
ギライバー「早く死ぬがいい!」
と手で光線球を作って思い切り投げつける!
爆発とともに隆一郎は高く吹っ飛び、バイクも故障してしまった。
その間にゴウ・マグマや雅人らの姿は消えていた・・・。
隆一郎「っう。。。みんなー!!」
気絶する隆一郎。

サターンズ城は感極まった。
ビルデルス「あとは私が奴を殺し、全生物で地球を襲うだけだ。」
ゴウ・マグマ「奴等三人も異次元空間に閉じ込めたしな。フフ。
        そして今度はガメザルスを発進しようとおもう。
        機械的な奴で妨害もなくなれば最強の機械獣だ!」
ヘル・デス「よくぞやったぞ。地球を完全に爆破できる日はもう目の前だ!」

そんなピンチの状況。
気絶し、岩だらけの地面が広がる異次元界に入れられた雅人・麻紀・大村。
気絶し、倒れこみ、今まさにビルデルスに狙われようとしている隆一郎。
次の計画を立てるサターンズ。

281 :イースリング:2007/01/17(水) 13:22:29 ID:2+i2AYBm0
果たして地球の平和は・・・?!
そのとき研究所が映しだされた。
ピッ・・ピッ・・と光る謎の巨大な物。
コレは一体?

つづく

次回予告
第14話「ビルデルスとの戦い!後編」強獣ビルデルス、機獣ガメザルス

隆一郎は気絶し、今まさに生死を彷徨っていた・・・
雅人、麻紀、大村の運命はいかに。
イースリング始まって以来最大のピンチ!
次回をお楽しみに。

282 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:42:17 ID:9MU8/RO50
第17話「選ばれた戦士」 宇宙怪獣「ゾル」腐敗怪獣「リヴィゾル」
未確認飛行物体地球侵入の連絡を受けたEARはただちにヴァルチャーE、エアーストーム、エアーハリケーンという陣容で迎撃に向かっていた
ヴァルチャー甲に道城、乙に川浪、丙に津上、エアーストームに石野、ハリケーンには和崎が乗っている
やがて姿を現した巨大な宇宙船は、怪獣4、5体は入るだろうという程の大きさで、長距離から熱線を放ってEAR戦闘機隊を攻撃してきた
道城「分離!!!」
川浪・津上「「了解!」」
分離してそれをかわすヴァルチャーE
その後ろからストームとハリケーンがミサイルを発射して宇宙船を攻撃するが、直撃したミサイルは効果なく、巨大円盤は熱線を連射する
熱線をかわして巨大円盤に接近するヴァルチャー甲
ヴァルチャーの翼から最新鋭攻撃ミサイル、「FB−77ミサイル」が4機発射される
ミサイルは高速回転しながら巨大円盤に命中し、その装甲にめり込んだ後、爆発した
炎を吹き上げながら高度を落していく円盤にさらに攻撃をしかけるEAR戦闘機隊
やがて炎に包まれた巨大円盤は山中に不時着して動かなくなる
道城「やったか?」

283 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:43:17 ID:9MU8/RO50
しかし円盤の屋根部分が開き、今度は中から怪獣が5体も出現した
口から紫色の怪光を放ち、暴れる怪獣達
和崎「な・・・」
石野「団体さんのおでましってわけだ」
言って、ミサイルを放つエアーストーム
攻撃を受けて怯む怪獣
さらにヴァルチャー乙が強力な光線砲「ブレイクウィンドレーザー」を浴びせ、怪獣は倒れ付した
道城「残り4体」
ヴァルチャー甲が再びFB−77ミサイルを放ち、さらに一体撃破する
津上「3体・・・」
ヴァルチャー丙が急降下して怪獣を翼で斬撃し、また一体倒れた
石野「2体」
怪獣の真上から頭部にミサイルを叩き込むエアーストーム、苦しむ怪獣にさらに背後からミサイルを連射する
なすすべなく倒れ付す怪獣
和崎「ラスト一匹」
レーザー光線で怪獣を攻撃するハリケーン
しかし有効打にはならず、逆に怪獣の熱線で撃墜される
和崎「・・・・くっそおおおおおおおおおお」
煙を吹きながらも意地になって戦闘を続けるエアーハリケーン
その光景をじっと見つめる道城

284 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:44:00 ID:9MU8/RO50
道城「・・・津上、川浪隊員、サークルフォーメーションを使おう」
川浪「了解」
津上「了解」
怪獣の上空に来て、高速で旋回を始めるヴァルチャー3機
道城「和崎、後退して不時着しろ」
和崎「そんな・・・この怪獣はお」
道城「攻撃の邪魔だ、下がれ」
道城の一括で、戦場を離れていくエアーハリケーン
やがて円を書くように旋回していたヴァルチャー各機の円の中心に巨大な火球が生まれて落下し、怪獣を吹き飛ばした

不時着したハリケーンの中でうずくまる和崎
その脳裏に先日の戦いでのあの言葉が蘇る
???『帰ったら辞表を提出する事ね、死にたくなかったら』
救助に来た川浪達に連れられてアイアンタワーに戻った後も、和崎の表情は冴えなかった

アイアンタワーでなぜあそこで怪獣と無理に戦闘をしたのか赤山に咎められる和崎
和崎は自分の正直な気持ちをそこで述べる
自分はEARに本当に必要なメンバーなのか?と
確かに和崎には津上の様な格闘能力も、川浪の様なずば抜けた運動能力も、道城の様な精神力も、ないし、雄一他のメンバーより高い操縦技術も石野にははるかに及ばない
そんな自分が本当にここにいる意味があるのかと、弱音を吐く和崎
赤山はしばらく無言でいた後、和崎にそれならなぜお前はここにいるかと尋ねた
言葉に詰まる和崎、そんな和崎に、赤山は謹慎を命じる
驚く和崎、講義の視線を赤山に向ける石野、心配そうに和崎を見つめる川浪、目を瞑り、黙する津上、そして、じっと静観する道城

アイアンタワーの通路で、赤山になぜ和崎にEARに和崎がいる理由を教えないのかと問う道城
赤山「和崎自身がそれを見つけねば、意味は無いだろう?」
そう言って、去っていく赤山、その背中を、道城は通路の奥に赤山が消えるまで見守っていた

285 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:45:47 ID:9MU8/RO50
謹慎を喰らった和崎は自室にいた
和崎の自室にはウルティメットマンやウルトラマンフレンズ、ハンターライダー、銃撃戦隊ガンナーファイブと言った特撮ヒーローや、鬼道狂戦士リュウガンを主とするロボットアニメ
はたまたビートルやウルトラホーク、アイアンキングと言ったミリタリーのプラモ、フィギア、ゲーム、ポスターに玩具が所狭しと並んでいる
過去に地球に来たウルトラマン達のフィギアも例外ではなく、最近地球を去っていったシグマや、ミラクル
今も現役で活躍しているバーストと深部まで再現されたフィギアが歴代ウルトラマン達のフィギアの横に並んでいるのは言うまでも無いだろう
ちなみに凶悪宇宙人達を模した商品は世界の地球外侵略者カード以外は縁起が悪いとの理由であまり商品化されていない

他にもスペースジェットの1/144スケールプラモデルや、RED隊員のアクションフィギア(女性隊員バージョンあり)、スペースガンのガスガン(オプションパーツ付き)などが飾られていたりするのだがきりがないのでこれ以上は省く事にする
それらのコレクションに囲まれたベッドの上で、和崎はあおむけに寝そべっていた
その視線の先、天井には、ウルトラマンイレイズのポスターが貼られている
和崎(思えばいつもみんなの足をひっぱているのは俺だったな・・・)
じっと、イレイズを見つめる和崎
実は、過去和崎を救ったウルトラマンとは、ウルトラマンイレイズだったのである
和崎の家系は代々地球防衛軍の家系で
祖父は超獣ベロクロンに数十のファントム戦闘機を率いて戦いを挑んで命を散らし
父はかのUGMの一般部隊で幾多の怪獣と激戦を繰り広げ、サラマンドラとの戦いでビルに突っ込んで重症を負って退役している
そんな父や祖父を和崎や彼の姉弟は尊敬し、幸せな生活を歩んでいた
しかし、和崎がまだ中学生だった頃、彼の両親はガタストロンに殺されてしまう
尊敬していた父を殺した殺したガタストロンを、和崎は激しく憎み、復讐を誓った
だが、ただの人間で、しかも何の能力も無い和崎が何かできるわけではなく、ただただ、涙に暮れるしかない

286 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:47:46 ID:9MU8/RO50
その後和崎は既に独立していた姉の下に預けられた
元々姉とは仲が良かったため、姉や周囲の人、そう、近所に住んでいた同じ待遇の少年のおかげで心の傷もだいぶ癒えた頃
今度はブラン星人の怪獣、ボルカノンの攻撃で姉は下半身をつぶれた家の屋根にはさまれ、姉を助けようとしていた和崎は逃げ遅れ
イレイズを倒すためにブラン星人が張ったバリアの中に閉じ込められてしまったのだ
そして、ウルトラマンイレイズとボルカノンの戦いが始まり、和崎は絶望した
どちらが勝っても、和崎はイレイズなりボルカノンなりの攻撃の際、とばっちり喰って死ぬ位置にいるのである
かと言って、残された最後の肉親である姉を見捨てるわけには行かない
イレイズにチョップを喰らわせられたボルカノンが和崎の方によろめいてきて、和崎が死を覚悟した時だった
慌ててイレイズはふらつくボルカノンを押さえつけ、その動きを止めたのである
イレイズは出現の際、周囲の人間の位置を既に把握していたのだ
結局、イレイズの周囲に最深の注意をはらっての戦いのおかげで姉も自分も助かり、その戦いで死者が出ることは無かった
自分の事だけでなく、周囲の、言い訳をすれば見捨てる事ができる人間のために、ウルトラマンは命を懸けて労力を削ったのである
それがどれだけの愛の行為かは、はかりしれない

287 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:48:50 ID:9MU8/RO50
その事件から、和崎は地球防衛軍に入ることを決意した
尊敬している父や、顔も見たことが無い、祖母の話の中に出てきた味方の戦闘機が次々やられていく中、撤退命令に背き、町を守るため戦って死んだ祖父、そしてあのウルトラマンイレイズの用に、無償で人を助けよう、そう思っての決意である
その憧れのイレイズが、ガタストロンを倒してくれた時、和崎は感涙で空に向かって「ありがとうイレイズ」と叫び続けた
(俺はウルトラマンイレイズのように、誰かを助け、皆をひっぱて行く様な人間になる)
18歳になって、地球防衛軍隊員訓練所に入隊した和崎は教官や視察に来てくれた当時の特別チーム、SGTの谷村隊員が驚くほどの活躍をし、訓練生仲間から「お前実はウルトラマンだろ?」と言われるほどの成績を打ち出した
実戦でも和崎は他の一般隊員より頭ひとつ上の活躍を見せ、佐々木参謀長殿から「次期特別チームEARの隊員候補に任命する」と言われえた時の喜びようは、飛び上がって喜んだ物である
和崎には自信があった、EARに入っても自分以上の隊員はいないと思っていた

自分の他に隊員に選ばれたのは皆、超人的な能力を持つ、者ばかりで、和崎の自信は、一気に崩壊した
EARに入ってから、和崎に活躍の場は無く、むしろ足をひっぱてさえいる
それでも他の隊員達は和崎を攻めたり、邪魔者扱いする事は一切無く、和崎がミスをすれば必ず石野や道城がカバーし、今まで勝利してきた
しかしそれではいけないと彼なりに考えていた矢先に、あの謎の女性からの警告があった、だから、和崎があの怪獣軍団との戦いで焦ったのたのだ
このままでは、ベロクロンと戦って死んだ祖父や、サラマンドラに叩き落された父に顔向けできない
和崎は思った
次の戦いこそは、どんな手を使っても怪獣を倒そう、と

288 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:49:22 ID:9MU8/RO50
一方巨大円盤に乗ってやってきた怪獣達の死骸を処理すべく、ガーディアン指揮下の怪獣死骸処理班により、科学分析が行われていた
分析の結果怪獣の細胞には未知の部分が多く
有害な物質が出る危険性があるためその場で焼却作業を行う事ができない事がわかる
そのため怪獣の死骸は防衛軍特殊有害物質処分場にまわされ、そこで特殊な処分を行う事が決まった
飛び散った肉片を回収していく防護服をつけた隊員達
ふと、作業中の隊員がある事に気がついた
怪獣の死骸が物凄い勢いで腐っていくのだ
奇妙に思い、凝視する隊員達
と、突然怪獣の肉片が原型をとどめている一体の死骸に群がり始める
慌ててアイアンタワーに連絡する隊員達
死体だったはずの一体の怪獣は、ゆっくりと立ち上がり、破壊活動を開始した
処理隊を支援していたヘリコプターがミサイルで攻撃を仕掛け、武装していた隊員がレーザーガンで応戦するが、物ともしない

非常サイレンが鳴り響くアイアンタワー
EAR隊員が走り、バックアップのD−ストーム隊がスタンバイし、医療班はオペの準備を始め、整備班は機体の最終チェックを開始する
作戦室で怪獣の進行速度などから、今後の作戦を立てていた赤山の元に、和崎が駆け込んできた
和崎「隊長、俺を出動させてください!」
赤山「謹慎中のはずだ」
和崎「しかし」
赤山「今のお前が来ても、足を引っ張るだけだ、戻れ!」
和崎「・・・・じゃあ・・・せめて作戦室に」
赤山はため息をつくと、仕方なさげに頷いた

289 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:51:02 ID:9MU8/RO50
ヴァルチャーEとエアーストームで現場に急行したEAR隊員達
全身ぐちゃぐちゃでところどころ溶けている怪獣は、体から液体を吹きながら前進を続ける
石野「攻撃!」
他EARメンバー「了解」
ヴァルチャーEがヴィクトリーアタックと同威力の破壊光線を機首から発射する
怪獣は半身が吹き飛ぶが、すぐに再生してしまった
今度はエアーストームがミサイル弾を浴びせる
旋回したヴァルチャーEもFB−77ミサイルを発射してそれに続く
しかし、怪獣は爆発で体のほとんどが吹き飛んでも飛び散った肉片が合体してすぐ再生した
全身から怪光線を発射する怪獣
ストームは避け、ヴァルチャーEはバリアでそれを弾く
反転して再度攻撃を加えるが、やはりすぐに再生してしまう

作戦室で赤山と共に戦況を見ていた和崎は、味方が苦戦しているのに、何もできない自分に歯噛みした
和崎「隊長、なぜ俺を行かせてくれないんですか?このままじゃ怪獣は市街地に侵入してしまいますよ!」
赤山「和崎、私はここに残れと命令した」
和崎「しかし!」
赤山「この命令がわからんのなら、お前はEARをやめろ、無駄な屍は増やしたくない」
ショックを受ける和崎だが、赤山の言葉が耳に残る
オペレーターディスクに座る和崎
怪獣の細胞データを検出し始める
赤山はそれを見て微笑むと、自らもその隣で怪獣のデータを処理し始めた
和崎(俺は間違っていた)
モニターに向かう和崎の瞳は輝いている
和崎(どこにいようと自分のできる事を確実に行い、決して自分のために欲張らない、それが)「隊長、わかりました!」
椅子から立ち上がる和崎
和崎(EAR隊員だ!)「あの怪獣は体細胞に微生物が大量に寄生しているんです!ナパームや火炎放射器なら通用します!」
満足気に微笑む赤山
赤山「よし!和崎!エアーハリケーンにナパーム弾と火炎弾搭載!直ちに現地に出動しろ!」
和崎「了解!!」
走り去る和崎の背に視線を送る赤山
赤山(和崎よ、お前は自分で思っているより、ずっと強いパイロットだ、確かに他の隊員よりは能力が劣るが、いくらでも努力で乗り越える事ができる。自信を持って、進め!)

290 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:51:57 ID:9MU8/RO50
市街地では安全保護隊による避難誘導が行われていた
しかし年寄りや子供もいれば、頑として逃げない人間もいるため、決してスムーズに進んでいるわけではない
避難誘導をする隊員達の中には、竹下の姿もあった
男性隊員と組んで非難誘導する竹下
EAR戦闘機と怪獣の戦闘音が徐々に徐々に近づいてくる
竹下(・・・・道城君)
倒れた少年に駆け寄りながら、竹下は一瞬、道城の心配をしたが、すぐに振り払う
竹下(大丈夫よね、彼なら)
少年を立ち上がらせる竹下
その頭上をエアータイフーンが飛んでいく
少年「頑張れええええエアアアアアアアアアアアア」
少年の叫びに、竹下は微笑えむ

戦列に加わるエアーハリケーン
石野「おお、遅かったな」
相手の光線を難なくかわしながら陽気に言ってのける石野
和崎「この怪獣の攻略方法がわかりました!副隊長、先輩達、援護してください」
ヴァルチャー甲のコックピッドで、和崎の復活に微笑む道城
道城「了解、分離!」
津上・川浪「了解!」
分離したヴァルチャーEが3方向から攻撃をかけ、リヴィゾルを怯ませる
さらにミサイルを叩き込むエアーストーム
苦しむリヴィゾル
そこにエアーハリケーンが火炎弾を連射する
体に火がつき、苦しみもがくリヴィゾル
が、次の瞬間体から白いガスが吹き出し、体の炎を消化した
和崎「な!」
石野「あんな能力隠しもってやがったのか!?」
自棄になったように光線を乱射するリヴィゾル
必死にかわす各機だが、このままでは怪獣は市街地に到達してしまう
市街地からも怪獣は既に目視でき、竹下達安保隊員が固唾を呑んで戦況を見守る

291 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:52:32 ID:9MU8/RO50
リヴィゾルの光弾が市街地に命中しようとしたその時、激しい光と共にウルトラマンオーバーが現れ、その光弾を弾き返した
和崎「ウルトラマンオーバー・・・」
ハリケーンからオーバーを見下ろす和崎に、オーバーは頷いてみせる
和崎「・・・・なるほどそう言う事か、副隊長、津上隊員、川浪隊員、強化ナパーム弾を使います!」
石野「市街地まで焼けちまうぞ!?」
和崎「オーバーが何のために来てくれたと思います?」
なるほどと頷く石野
石野「川浪津上道城、俺につづけ!」
リヴィゾルはさらに光線を連射するが、石野達の戦闘機はどうにかかわしてミサイルを発射する
ミサイルに怯むリヴィゾル
オーバーは市街地に向かってくる光線を素手で弾きながら、必死に念力でヴァルチャー甲を動かす
自動操縦では複雑な飛行はできないのだ
徹底攻撃に、ついにリヴィゾルは光線発射をやめた
和崎「未だ!!」
強化ナパーム弾がハリケーンから発射され、次々とリヴィゾルに直撃し、その全身を炎に包む
炎はそのまま市街地にも届きそうになるが、それはオーバーがバリアで守る
あっという間に、リヴィゾルは燃え尽きた
感激に満ちた表情でそれを見つめる和崎
和崎「じいちゃん父ちゃん母ちゃん、見ててくれたか?俺は・・・俺はとうとう怪獣をやっつけたんだ、やった、やったぞおおおおおおおおお」

アイアンタワー
通路を歩いていく和崎を、通路の壁にもたれかかって待っていた道城
和崎の姿を見つけて、にやっと笑う道城
道城「わかったか?お前がEARに入ってる理由」
道城の言葉に、力強く頷く和崎
和崎「焦らなくても、ちゃんと俺は成長できる、そう思えましたよ」
2人は微笑みあって、仲間の待つ作戦室へと向かった

292 :ウルトラマンオーバー:2007/01/17(水) 22:53:04 ID:9MU8/RO50
遅くなってスイマセンでした
ああ、やっとこさ完成

293 :名無しより愛をこめて:2007/01/17(水) 23:33:12 ID:iK2qtQOB0
オーバー作者様
 待ちぼうけましたが、待っただけの読み応えがありました。
偽装のためにヴァルチャー甲を念力で動かしながら戦う効率の悪さ、
その負担を敢えて負うオーバーが素敵です。
 和崎にこんなこと言われたら、イレイズは百合子さんの生徒達を
相手にしたとき同様いたたまれなさで逃げ出します。

294 :イースリング:2007/01/18(木) 00:07:49 ID:lkgwkg7N0
>オーバー作者様
知恵とパワーをフルに使い、大手柄となりましたね。
こっちまで嬉しくなりました。
祖父、お父さんはあの戦闘機にのってたんですね・・・。
久しぶりの投下お疲れ様でした。

295 :名無しより愛をこめて:2007/01/18(木) 12:29:54 ID:VmDfdCRYO
新ウルトラフレンズ
第1話「タイガー登場!!」強敵怪獣ツヨイゴン登場
東京に出てきたツヨイゴン。新しく地球に来た桑田敬之助はウルトラマンタイガーに変身し、タイガービームでツヨイゴンを見事爆破させた!
次回「ウルトラマンカブト登場」お楽しみに!

296 :名無しより愛をこめて:2007/01/18(木) 12:57:14 ID:Bt9VeS9NO
とりあえずフレンズ作者でないのはわかった。消えろ

297 :名無しより愛をこめて:2007/01/18(木) 14:11:13 ID:sg6P4NydO
ageる奴は大抵誰かにかまって欲しくて仕方がない可哀想な子なんだから
スルーしてやれよ

298 :ウルトラマンメテオ:2007/01/18(木) 21:48:52 ID:GZYU4kJs0
10話・テラント 1

・古代両棲怪獣ヴァドスU
・決戦兵器AU2号
・ウルトラマンテラント 登場



突如現れた、もう一人のウルトラマン。
ヴァドスはそれに対し威嚇するように咆哮する。
そのまま数秒間、お互いピクリとも動かなかった。その間辺りを沈黙が包み込む。
だが、それもすぐに消えた。
先手を打ったのはヴァドスのほうだった。頭部の角を突き出し、地を蹴って勢いよく突っ込んでくる。
速い。その巨体からはとても想像できないほどに。
しかしウルトラマンのほうは特別焦ることもなく、ゆっくりと片手を掲げその突進を受け止めた。
若干後ろに下がったが、それだけだ。ヴァドスはなおもウルトラマンを押し倒そうと頑張るが効果はない。
やがてせわしなく動いていたその足が、ゆっくりと宙に浮いた。
見れば、ウルトラマンがヴァドスの体を持ち上げようとしている。片手でだ。
「どういう腕力してやがんだ……」
呆然と呟くハヤトを尻目に、ウルトラマンの腕は完全に伸びきった。ヴァドスは必死で暴れるがどうしようもない。
そのままためらう様子も見せずヴァドスを投げ飛ばす。盛大に水飛沫が飛んだ。
それでも何とか痛みに耐え起き上がろうとする。だがその首を銀色の手に掴まれ、またもや高く掲げられる。
今度は投げ飛ばされこそしなかったが、そのがら空きの腹部に拳を連続で埋め込まれる。
何度目かの攻撃でヴァドスの口から血が吹き出た。それを見計らうと、ウルトラマンはヴァドスを海面に叩きつけた。

だがそれで攻撃をやめたわけではなかった。悶絶しているヴァドスの角をむんずと掴んだウルトラマンは、手刀でその角をへし折る。
そしてそのまま、無抵抗のヴァドスを殴りつけていった。
「……酷い」
遠野の口から無意識にそんな言葉が飛び出ていた。
姿こそメテオによく似ているものの、その戦闘スタイルは全く逆だ。
相手に対して一切の容赦をしていない。冷酷無比な、戦闘マシーン……。

299 :ウルトラマンメテオ:2007/01/18(木) 21:49:37 ID:GZYU4kJs0
ふいにウルトラマンが片手を掲げた。そこに、光が収束する。
やがて手は完全に光に包まれ、辺りを照らし始めた。その光は真夏の太陽の如く目に付き刺さるものだ。
光に包まれていない方の手で、ヴァドスを無理矢理立たせる。
ヴァドスの喉からは空気が漏れる音がし、そのたびに血の泡が出てきた。
その様子を見ていたウルトラマンは、笑った。
気のせいだったのかもしれないが、確かにその表情は笑っているように見えた。――実に嫌な、嘲りの笑いに。
そしてウルトラマンは容赦なく、その腹部に腕を突っ込もうとした、が……

急に上空から飛んできた紫色の怪光線が、ウルトラマンの光っている腕に直撃した。
ウルトラマンはぐぅ、と少しだけ苦悶の声を出し、ヴァドスを放す。
そのままヴァドスは海面に倒れ、動かなかった。息をしているから死んではないだろうが、時が経てばそうなるだろう。
光線が飛んできた方を睨みつけるウルトラマン。やがて、上空から巨大な影が舞い降りてきた。
「! あれは――」
その姿を見たハヤトは目を細める。あいつ、どこかで見たことが……。

ハヤトは正しかった。
舞い降りてきた影、それはかつて怪鳥レドリアルを秒殺し、メテオまでも追い詰めたあのロボットだったのだ。
全く同じ形ではない。所々、相違点はあった。しかしあの妙にスマートなシルエットだけは健在している。
ロボットは静かに足をつけると、ウルトラマンに対し何かを話しかけた、ように見えた。
事実、ウルトラマンはそれに対し嘲るような動作で返している。
その直後、ロボットはその『鳴き声』を出すのを止めた。そして、

ウルトラマン目掛け、襲い掛かった。
瞬く間に取っ組み合いが始まり、辺りに水飛沫が飛び散っていく……。

300 :ウルトラマンメテオ:2007/01/18(木) 21:50:16 ID:GZYU4kJs0
そこから数百メートル離れた海岸。そこで、星斗は大の字になって仰向けに倒れていた。
最早完全に力を失っているのか、ピクリとも動かない。
恐らく意識もないだろう。

だが、その意識内にある別の意識――メテオの意識だけは、ちゃんと残っていた。
星斗の中で、メテオは海上で繰り広げられる戦いを眺めていた。
やがて彼は呟く。


テラント、と。

301 :ウルトラマンメテオ:2007/01/18(木) 21:52:12 ID:GZYU4kJs0
お久しぶりです。メテオ作者です。
しばらく死んでましたが、再び駄文を投下させて頂きました。

とりあえず今回は10話の一部を。10話は2,3回に分けて投稿する予定です。

作品への感想はまた今度でお願いします。申し訳御座いませんorz
では

302 :アルファ作者:2007/01/18(木) 22:09:16 ID:3stM7w/x0
おお、帰ってきた! どうしてたかと思いましたぜ。
取り合えず今年も宜しく。

303 :イースリング:2007/01/19(金) 12:33:17 ID:DFRHuGL80
>メテオ作者様
おかえりなさい!
久しく見なかったので、心配しましたがご無事でなにっよりです。
これからもよろしくお願いします。

304 :イースリング:2007/01/19(金) 12:34:16 ID:DFRHuGL80
第14話「ビルデルスとの戦い!後編」強獣ビルデルス、機獣ガメザルス

倒れている隆一郎・・・。
目は閉じたまま。
すると画面が真っ暗になる。
そして真ん中に丸く赤い光が現れ、それが消えると次は右に青い光。
それも消えると今度は左に黄色い光が発生し、真ん中→右→左→真ん中という順で点滅する。
しばらくすると3色同時に点滅。
 次の画面は、縦に10個並んだ複数の四角いものが、
下から徐々に上へ点滅してゆく。
音楽のメロディの高低差などを調べる画面などでよく見かける、ややこしいやつだ。
それが一番上へまで達する・・・・。
 すると隆一郎は目が覚めたのだ。
これこそが、”パワフル・ドライバー”なのである。
隆一郎「ふぅ・・・少し傷みは和らいだ。。そうだ!みんなは何処へ?」

壊れたバイクを転がしながら、歩き続けるが手がかりが見つからない。
そうしている間にも、ギライバーはガメザルスの誕生を心待ちにしていた。

-異次元空間-
辺りは岩だらけで空は真っ赤。
不気味な世界。
ここで雅人らは目を覚ました。
雅人「うっ・・痛てぇ・・・俺達一体どうしたんだ?」
麻紀「た、たしか・・サターンズに連れ去られてここにきたはずだわ」
大村「なんだか危険な匂いがするな・・・」
と、空が一部割れそこにモニターとしてゴウ・マグマが映る!
ゴウ・マグマ「人間の屑どもよ。目を覚ましたか。
        お前等は我々が生み出した異次元にいるのだ。
        ここは人間にとっては悲痛の環境。1日もすれば全細胞が死に、
        白骨化するのだ!」
大村「なんだと?!」

305 :イースリング:2007/01/19(金) 12:35:11 ID:DFRHuGL80
ゴウ・マグマ「ハハハ。いくら文句を言ったって出られはしない。
        せいぜい助けでも呼ぶんだな。「イースリング助けてー!」と。」
そのまま空は元どうりになり、モニターは消えた。
雅人「くっそー!」
麻紀「私達・・・死んでしまうのかしら・・・」
大村「こら!あきらるんじゃない。
    死を覚悟するなんてことしてはいけない。
    私達が持つイースザレーザーを使い、出口やヒントを見つけるんだ」
雅人・麻紀「はい!」
三人それぞれがイースザレーザーを構え、岩や空に攻撃する。
だが今のところヒントが見つからない。

隆一郎は研究所へ着いた。バイクは倉庫へ停車。
もう夜である。
中で彼は、雅人らが居た地点付近を研究所の観察センターでくまなく調査した。
しかし、これといった手がかりはやはり見つからず。
それならば研究所にあるアイテムを使おうと考えた。
すると地下へ行こうとすると「大事な研究途中。立ち入り禁止。」とパスワード製の鍵がかかっていた。
隆一郎「何かないんだろうか・・・」
と、階段をあがっていると何か足がぶつかる。
何かと確かめると・・・それは剣であった。
しかも立派で輝いている。
隆一郎「剣・・・。剣だ!これを使えば!」
打倒ビルデルスのアイテムとして最適である。
隆一郎はそれを持ち、再び砂の多き先ほどの岩山へ向かった。

CM

306 :イースリング:2007/01/19(金) 12:36:28 ID:DFRHuGL80
ボコボコとカプセルの中で泡が発生し、電気も発生!
機獣ガメザルスの誕生は間近。
ビルデルス「さぁ、出て来い。最強機械獣!」
ギライバー「こいつさえ生まれればこっちのもの。」
メガンダー「やった!・・・やった!」
ゴウ・マグマ「ふふ、あいつとは違いビルデルスらはさすがサターンズだな!ハハ」
そのあいつとはバド・リューである。
バド・リュー「・・・・」

一方雅人らは懸命な活動を続けていた。
そして実際に汗と共に肌が溶けているような感覚に襲われる。
麻紀「キャーッ!」
雅人「博士!!」
大村「落ち着くんだ。冷静にな。
    我々はたしか、出現した謎の穴から放り投げられた。
    その穴を独学で確かめてみせる。」
雅人「はい。。。」
そして大村は目を閉じた考え込んだ。
このような異次元空間を作り出すのは、時間のよじれor強烈な衝撃によるワープが考えられる。
今回のケースはつれてかれたため、時間のよじれをサターンズが起こしたはずだ。
大村「よし!安心しろ!
    現実世界では必ず1秒づつ時間が動いている。
    だがここでは1秒づつという細かさはなく、4秒・・・8秒・・・3秒・・・などと
    入り乱れているのだ。
    だから我々が1秒1秒という細かさを自覚して時間に慣れるんだ!」
うなづき全員が1から数をかぞえてゆく。
その世界を自らの手で現実世界へ変えてゆこうというのだ。
すると徐々に空が割れ始め・・・

307 :イースリング:2007/01/19(金) 12:37:39 ID:DFRHuGL80
回復した隆一郎は、崖を昇って叫ぶ。
「出て来い!ビルデルス!今度こそお前を倒す!
 そしてみんなを返すんだ!」と。
すると雷が発生し、崖の下に等身大ビルデルスが。
ビルデルス「ハハハ、よーく聞くんだ!
       今度戦ってもお前の負けだぞ?
        なんせ最強の機械獣が復活したのだから!」
隆一郎「なに?!」
すると空からガメザルスが着地!同時にビルデルスも巨大化した。
隆一郎は崖から飛び降りて変身!

2VS1のバトルが始まる。
2体の間をくぐりぬけ、右足でガメザルスを蹴り上げ、左足でビルデルスを蹴り上げる!
さらにガメザルスをしつこいほど殴り続ける!
だが後ろからビルデルスのハサミからのレーザーを食らってしまう。
ダメージのせいで倒れてしまうが、ガメザルスに踏まれる直前で転がって避け、
両手を合わせて発生させ、投げつける、ハンド・ドロップという光球を直撃させる!
小さく爆発するが、大きなダメージが無く、ガメザルスの頭の4枚の刀が回転しながらイースリングを襲う!
しゃがみ、ジャンプしで2枚を避けるが、残りの2枚は体に激突して再びうつぶせに倒れこんでしまう。
そこを踏みつけられてしまい、さらにビルデルスに顔を蹴り上げられてしまう。
ゆっくり立ち上がると、ビルデルスが剣を首すれすれに近づけた。
ビルデルス「お前もついに終わりだー!」
と振り上げるが、ジャンプして避け、ビルデルスの方を蹴り上げ、そこからさらにジャンプし、
一回転から着地する際にガメザルスの顔面をキック!
だがガメザルスの体から電流が発生し、足をガメザルスに触れている状態のまま電撃を食らい離れられない状態になってしまう。
そこへ突進して剣を狙うビルデルス!!
このままでは刺されてしまう。

308 :イースリング:2007/01/19(金) 12:38:54 ID:DFRHuGL80
・・・っと、このときだ。
ガメザルスの腹にレーザーが直撃し、イースリングと離別。
そのままイースリングは避け、ビルデルスの剣が勢い余ってガメザルスに突き刺さる!!
そのレーザーの主は大村博士!その左右には雅人・麻紀の姿が!
見事脱出したのだ。
イースリング「みんなぁ!」
ビルデルス「くっ!しまった!」
と剣を引き抜く。
そしてイースリングは研究所から持ち込んだ剣を巨大化させて持ち出し、
ビルデルスに突き刺す!
大村「ぉ!あれは私が発明したばかりのグレーティングソード!」
刺されたビルデルスは「くっ・・ふふ、私は死んだわけではない。さらに凶悪になって生き返るために自爆する!」
と爆発と共に消え去った。
一方、剣の誤爆によってダメージを受けたガメザルスはサターンズ城へ消えていった。
戦いを終え、元の姿へ戻り、みんなの元へ走る隆一郎。

隆一郎「みんなー、無事だったんだね!」
雅人「もうハラハラしましたよー」
麻紀「本当に良かったわ!」
大村「勝ったな。隆一郎・・・」
隆一郎「いえ、ビルデルスは必ず生き返るでしょう。
     そしてガメザルスもまた戻ってくると思います・・。
     だけどみんなの援護のおかげで勝てたよ!ありがとう!」
大村「その剣も、君の武器だ。フラッシュラッシュと共に縮小化してベルトにかけることができる。」
そういい、長い剣をフラッシュラッシュよりも短くし、ベルトのイースザレーザーの横にかける。

309 :イースリング:2007/01/19(金) 12:40:14 ID:DFRHuGL80
一旦はビルデルスと一区切りがついたが、危機はまだ続く!
そしてまたも研究所のとある物体が光る。
かなりでかい・・・。正体はいかに?!

つづく

第15話「イースリング・ジェッター出撃!」機獣ガメザルス登場

強化され、再び現れたしたガメザルス・・・。
雅人・麻紀も援護できない状況になり、イースリングまたもピンチに!
そのとき、一台の巨大な物体が現れた・・。それはなんと!
次回をお楽しみに。

310 :ウルトラマンデウス:2007/01/19(金) 14:06:51 ID:hX6r7TVk0
第5話「狙われない星」
元恒点観測員モロホシ・ダン、放浪宇宙人メトロン星人、登場。
遥か彼方に輝く星から、ひとつの光が旅立った。
永遠とも思える任期を終え、自由となった光は、小さな青い星へと降りていった。青い星の名は、地球。
一人の男へと姿を変えた光――モロホシ・ダンの目に最初に映ったのは、子供に石を投げつけられる一人の若者の姿。
思わず止めに入るダン。だが、子供は、「アレは星人だからやっつけなきゃいけない」と、奇妙な論理で反論する。
不毛な言い争いを止めたのは、傷ついた若者であった。掌の上にメトロン星人の立体映像を出し、脅かしてみせると、子供達はビックリして逃げていった。

「そうか。アンタが、爺さんの言ってた、変わり者の恒点観測員か」
夕陽の照らす土手に、肩を並べて座る、ダンと若者――メトロン星人。
若者が言うには、彼の祖父、ダンと戦ったメトロン星人の最期の願いを叶えるため、祖父の遺影を持ってこの星に降りたらしい。
「爺さんは、この星の連中に命を救われたとか言ってたが、とてもそうは思えないな」
ダンも同意せざるを得なかった。あの優しかった地球人たちは、一体どうなってしまったのだろう?
しばしの語らいの後、若者が立ち上がる。しばらく星々を旅してみると言い、若者は空へ去っていった。
「僕達は、一体何を守ってきたんだろうな……なあアンヌ?」
呟きを残し、ダンはいずこかへと歩み去っていく。


311 :名無しより愛をこめて:2007/01/19(金) 17:02:19 ID:klLeRtUD0
 第20話で、ゾーリミオスとの決戦に赴くウルトラマンアルファに、前座扱いで瞬時に両腕を斬り落とされて
倒れ、それっきりだった改造暴君・ハーケンマグマ。
 実は、奴はまだ生きていた。


 ウルトラマンアルファ 35 怨念兵器リターンマック・1
 怨念兵器・リターンマック、改造暴君・ハーケンマグマ、
 改造宇宙忍者・ゴーストバルタン、改造異次元超人・ファイヤーヤプール 出現


 ハーケンマグマは、辺境宇宙の一角に来ていた。青息吐息で。
 両腕は失われてそのままである。当然大量に流血し、地獄の激痛を伴い、それでも逃げ延びたその後も
激しく難儀したが、生き延び続けてきた。アルファへの憎悪だけを心の糧にして。
 宇宙の多くの星を蹂躙した後刹那的に滅ぼし、地球の侵略も狙ってきたが、今やそんなことはどうでもいい。
アルファを倒した後、それに連なるものも全て皆殺しにする、それ以外のことはもう考えられない。
 これまで共闘していたゼバット星人は、最近守りに入ってしまって当てにならない。元から当てに
ならなかったが。マグマは自力で行動を始めていた。
 そんな彼と奇遇にも合意し、現在行動を共にしている二人の同道者がいた。片や、バルタン星人の残党。
もう一人は、ヤプールの残党。

312 :名無しより愛をこめて:2007/01/19(金) 17:03:23 ID:klLeRtUD0
 バルタン星人は、初代の時期からの老兵であった。判りやすく口周りには長い白髭。そろそろ体力的にも
衰えてきている。バルタンといえば初代ウルトラマン地球就任期から延々とウルトラ戦士との因縁の戦いを
続けているという印象があるが、実は、R惑星に仮移住して以来長く滞在を続けているうちに本陣での一般市民の
生活は段々安定してきており、もう無理して地球を狙うこともないのではいう和平派まで出始めている。
それでも地球侵略を狙うのは、余程腕に自信のある者か、最早個人的な因縁で執拗にウルトラ戦士や地球を
憎んでいる者だけである。今ここに居るのは無論後者。
 ピース9〜11話での総力戦を最後に地球との交戦も長く途絶えてしまっており、今のところ
カイザー1〜2話までバルタン族単独による大規模作戦の予定はない。この場のバルタンは扱いとしては
9代目になるのだろうが、それを名乗るには余りにも心許ない戦力だった。
 一方のヤプール。これも、最初期の地球近辺での勢力がついえた後もしつこく地球やウルトラ戦士を
狙い続け、最近のあの映画は皆さんの記憶にも新しいところだろうが、あの戦いで本勢力(巨大ヤプールの姿は
全ヤプール人が合体したものということらしいので、多分そうなのだろう)が神戸湾の底深くに封印されて
しまって以来、事実上活動はストップ。それでも、爆破されて破片となってもその一個一個が悪意を放ち続ける
執念深いヤプールは、かろうじて自分の分身を宇宙に離脱させていた。それが成長したのが今この場の
ヤプールである。姿も巨大ヤプールのそれである怪物的なものになっているが、力はかつてとは雲泥の差。
後、まがってしまったかおはなおせなかった。タロウでの改造版。
 かくして揃った三人。名前だけ見ればそうそうたる顔ぶれだが、実際は長く貧しい潜伏生活でひいひい
言っているみすぼらしい姿である。地球侵略など到底望めない。そこで、彼らはこの場にやってきた。

313 :名無しより愛をこめて:2007/01/19(金) 17:04:22 ID:klLeRtUD0
「これだ・・・」
 リーダー格のマグマが呟く。
 彼らが苦しい探索活動の末に発見したのは、宇宙の平和の破壊を望む何者かの邪悪な勢力が残したといわれる
オーバーテクノロジーだった。巨大な円盤にも見えるメカニックの塊。外観こそ古びているが、何か、非常に
危険な気配を放っている。
 怨念兵器・『リターンマック』。
 力による他惑星の強制支配や滅亡、ウルトラマンへの復讐等、純度の高い邪な願いを持ち続ける者に応え、
強力なパワーを与えてくれる機械。これまで多くの強豪怪獣や宇宙人が何度倒されても折に触れて蘇ってきた
原因の一端は、この兵器によるものだという。
 その伝説を証明するかのように、巨大な円盤は三人の邪心に反応し、再び起動した。
 地鳴りのように機械音がしたと思うと、円盤から青白い稲妻が三人に走る。三人は稲妻に打ちのめされて
翻弄されるが、最初は強烈な苦痛だったのが、じわじわと強く邪悪な力が体にみなぎり、光の中で彼らの
シルエットが変貌していく。
「おお・・・勝てる、これなら勝てる・・・今度こそ、あの忌々しいウルトラマンアルファをぶっ殺してやれるぜ!
ハハハハハーーーーーッ!!」

「と、いう感じの事態が今起こっています」
 ジャネット人間体が達志に情報を持ってきた。
 力を得たマグマ達は太陽系に向かってきている。今の彼らは、ウルトラマンと地球への激しい憎しみによって
見境がなくなっている。阻止しなければ地球は容赦なく蹂躙されるであろう。
「今回の件は地球防衛のための宇宙警備隊の正式な活動となり、私も出撃します。いらっしゃいますか?」
 無論、達志も行く。

314 :名無しより愛をこめて:2007/01/19(金) 17:05:46 ID:klLeRtUD0
 ウルトラマンアルファと女ウルトラマン・ジャネットは地球から飛び立ち、太陽系を進んでいく。
 アルファはマグマ達に強い怒りを感じていた。
「僕は奴らを許せない。当初の目的は地球侵略だったはずが何時の間にか個人的な恨みにスケールダウンして、
しかも関係ない周りの者に迷惑を掛けることを屁とも思わないような本末転倒で勝手な奴らは許さない!」
 めっちゃ個人的な理由で宇宙警備隊を抜け出して、散々好き勝手してきたあんたがそれを言うのかと
ジャネットは思う。
「そもそも、ハーケンマグマは貴方への恨みから・・・」
「先に手を出したのはあいつだ。元より僕との因縁と関係なくあいつは地球侵略を狙い、実際東京を再び水没
させようとしたり神奈川を壊滅状態にしたり、ろくなことをしてきていない。負い目を感じる必要などないね」
「言ってくれるじゃねえか」
「!」
 マグマの声と共に、巨大な質量のものが眼前に空間転移してきた。
 リターンマックの上に、凶悪宇宙人二人、凶悪異次元人一人が乗っている。いずれもより恐ろしい姿に
変わっていた。
 ハーケンマグマの巨大な両腕は多関節で自在に動き、一節一節が巨大な鋭い刃。物が掴めるのか疑問だが、
彼としてはこの刃でアルファを斬り刻めれば何でもいい。体そのものも強靭な筋肉で膨れ上がっている。
『ゴーストバルタン』となったバルタンも、同様の変化。体がより逞しくなり、彼ら種族の特徴であり武器である
両手の多機能なハサミも巨大化して強力になっている。
『ファイヤーヤプール』となったヤプールは、他二人とは違う様相を見せ、火力が上げられている。どうなったのかと
いうと、彼ら種族の地球侵略開始に当たっての超獣一号機、ミサイル超獣・ベロクロン。その絶大な威力を持つ
ベロクロミサイルが搭載され、全身からあのサンゴの枝のような生体ミサイル発射器官が生え、更に左手の先は
ベロクロンの頭部に変わり、口から大型ミサイルと火炎を切り替えて発射できる。巨大ヤプール本来の能力である
多種類の破壊光線発射機能もパワーアップしている。
 かような強化を遂げた三人は更に、同行してきたリターンマックのバックアップを受けている。

315 :名無しより愛をこめて:2007/01/19(金) 17:07:16 ID:klLeRtUD0
 しかし、その光景を見てもアルファは怯まない。
アルファ「逆恨みをするのは勝手だが、僕は頭を下げる気はないぞ」
マグマ「直ぐに下げる気になるさ」
ヤプール「もっとも、許してやる気はないがな」
バルタン「この戦力相手に、お主ら二人だけでどう戦う気じゃ? ボフォフォフォフォフォ」

「二人ではない。もう一人居る」

 かつん、かつんと、微妙にバランスの悪い乾いた足音。
 振り返るアルファ。
「・・・ズィーベン隊長!?」
 かつての上司が、ウルトラ松葉杖をついて現れた。
「俺もデリートから正式に任務を受けた。さっさと片付けるぞ」
 三人の光の巨人と、三人の復讐の鬼が対峙し、宇宙の真空が張り詰めていく・・・
 続く。

 尚、足場のない宇宙空間でどうやって杖の音を響かせて歩いてきたのか。それは誰も知らない大宇宙の謎である。

316 :デウスの人:2007/01/20(土) 00:57:00 ID:lMv9AX+x0
>>310で、1箇所間違えました。
「モロホシ・ダン」じゃなくて「モロボシ・ダン」です。

317 :名無しより愛をこめて:2007/01/20(土) 08:44:09 ID:ABW+hIrF0
デウスさえ登場してませんが、斬新とは思いました。
何度もこれが続くとどうかとは思うけど。

318 :ウルトラマンメテオ:2007/01/20(土) 22:00:50 ID:XP6rxdIl0
何とか繋がったんで投下させて頂きます。


第10話・テラント  2

・古代両棲怪獣ヴァドスU
・決戦兵器AU2号
・ウルトラマンテラント 登場


今日何度目かの水飛沫が飛散る。
天高くそびえ立つ巨大な水の塔は、上空を旋回するムーンやフェニックスにすら届きそうだ。
「あーぁ。これじゃ全く出番がねぇな」
ハヤトが不満そうに呟く。真下で繰り広げられるド派手な試合を観戦しながら。

ロボットがウルトラマンに馬乗りになり、その拳を振り下ろしてきた。狙うのはウルトラマンの頭部。
だがそれは受け止められ、しばらくお互いの力比べが続く。これを制したのはウルトラマンのほうで、ロボットを仰け反らせその隙に立ち上がる。
すぐに立ち直ったロボットは間髪いれず殴りかかってきた。ギリギリでかわし、伸びきった腕に手刀をめり込ませる。
だが痛みを感じないロボットは怯む様子も見せず、もう片方の手で掴みかかってくる。それを左手で受け止め、更に腹部に蹴りを入れる。
僅かだがロボットの姿勢が崩れた。チャンスは今だ。
一瞬のうちにウルトラマンの右手がどす黒くなる。
「黒い――光?」
常識的には有り得ない現象が、目の前に起こっていた。
確かにウルトラマンが手に纏っているのは光だ。だが、黒いとは……。

ウルトラマンが天を仰ぎ、吼えた。メテオと同じウルトラマンとは思えない、獣のような動作だ。
そして飛び上がる。斜め下に、ロボットの頭部が見えた。一気に腕を振り下ろす――

319 :ウルトラマンメテオ:2007/01/20(土) 22:02:24 ID:XP6rxdIl0

火花が散る。しかし、倒れたのはロボットではなかった。
盛大に海面に激突しているのはウルトラマン。怒りと苦痛で悶え苦しんでいる。
と同時に、逆に起き上がった者がいた。
――ヴァドスだ。
ウルトラマンの猛攻を受けながらもまだ生きていたヴァドスは、隙を見て倒れたまま熱線を発射、ウルトラマンを吹き飛ばしたのだ。

ヴァドスが咆哮する。その目は怒りの炎が燃え上がっていた。
起き上がろうとしたウルトラマンを思い切り踏みつける。何度も、何度も。
更にそこへロボットまでもが加わり瞬く間に試合からリンチへと化す。
「なぁ、援護するべきだと思うか?」
ハヤトはその様子を別に焦る様子も見せず、何とも暢気に見ていた。
「どう……なんでしょうかね」
遠野のほうも同じ様子。あんな残酷な戦い方を見せられては、むしろ怪獣の方を応援したくなるってものだ。
だがそこへ、隊長から通信が。
「そういうわけにもいかないだろう。あのウルトラマンが敵か味方かはわからんが、一つだけはっきりしてる事がある」
「それは?」
少し間を空けて、隊長は答える。

「怪獣は敵だ、ってことだよ」

320 :ウルトラマンメテオ:2007/01/20(土) 22:04:59 ID:XP6rxdIl0

正直気が進まないながらも、ウルトラマンの援護を開始する火竜隊。
せっかくのいいところを邪魔されてか、ヴァドスが怒りの熱線を吐きかける。
しかしそこに僅かな隙ができ、ウルトラマンはリンチ地獄から脱出してしまった。
反射的に振り向くヴァドス。その顔に拳がめり込む。
大きく吹き飛ばされ、ヴァドスは三十メートル以上先の海面に激突した。
背後からロボットの一撃が来る。だがその動きは焦っているのか隙だらけで、簡単に避けられた。
がら空きになった腹を一撃。ロボットも仰向けに倒れた。

ウルトラマンが飛び立つ。そしてヴァドスとロボット、両者を一つの視界に入れられるところで止まった。
再度、ウルトラマンの腕に光が収束する。今までの中で一番でかい光だ。
そして三度目の正直、やっとその腕から閃光が放たれた。

それは凄まじかった。メテオニックウェーブなど比ではない。
海が蒸発し、周りの景色が白一色に染まる。
素早くヴァドスがその胸にある紋章で吸収しようとしたが、無駄だった。
閃光のエネルギーはヴァドスの吸収できるそれより遥かに膨大な量であった上、
そもそも閃光が体全体を包めるほど巨大なのだから吸収活動自体意味を成さない。
瞬く間に、ヴァドスとロボットは同時に消し飛ばされていった。

321 :ウルトラマンメテオ:2007/01/20(土) 22:05:32 ID:XP6rxdIl0

空高く、どす黒い巨大なきのこ雲がもうもう立ち昇る。
先程までは青々としていた海も、今は白く濁り、沸騰している。
それ自体は周りの膨大な水によってすぐ消えるが、抉り取られた海底は二度と元に戻らないだろう。
「……なんてこった」
ウルトラマンが手に光を溜めた時点で遠野とハヤトは逃げて事なきを得た。
が、あの戦いの中辛うじて残っていた何隻の軍艦と戦闘機がほぼ全て消し飛ばされてしまった。

――甚大なる損害だ。
あの一瞬で、膨大な金と時間と、そして人命が無駄になった。
たとえそれが自分たちを守るためであったとしても、彼――ウルトラマンのやったことは許されるものではない。
――糞が。
無意識のうちにハヤトはそう呟いていた。自然と拳に力が入る。

ウルトラマンは目の前に広がる惨状を、さも満足気に眺めていた。
そして一通り見回した後、天を仰いで、再度咆哮する。何度も、何度も。
その様子は、最早人類を守る守護神ではない。

悪鬼、そのものだった。

322 :ウルトラマンメテオ:2007/01/20(土) 22:06:49 ID:XP6rxdIl0
「ぐぅ……ぅぅ……」
戦闘が終ってから数分後、星斗はようやっと目を覚ました。
全身が激しく痛む。特にヴァドスの放った熱線をまともに受けた胸の痛みは酷い。
「そうだ……あいつ、ヴァドスは……」
「死んだよ、星斗」
いつの間にか、目前に等身大のメテオが立っていた。
しかし輪郭がぼやけていることから、実体ではないことが窺われる。
「メテオ……? 一体、どういう……」
メテオは答えない。ただ、どこか悲しげな様子で海を見ている。
そこでようやく星斗も海を見た。そこに広がっているのは、想像を絶する情景。
「こ、これは……!」
愕然とする。まさか、ヴァドスが?
「違う。これをやったのは……別の存在だ」
いつものように星斗の内心を悟ったメテオが先に答える。
別の存在? どういうことだ。あの後に何者かが現れたとでも?
「一体誰が!」
星斗の脳裏に様々な人のことが浮かぶ。遠野、ハヤト、自衛隊の人達、そして――カゲリ。
だがメテオは答えない。言い出すのを渋っているようだった。


323 :ウルトラマンメテオ:2007/01/20(土) 22:08:27 ID:XP6rxdIl0
「メテオ!」
必死の思いで聞き出そうとする。そんな星斗の心にあるのはただひとつの感情、憤怒。
やがてメテオは諦めたようにこちらを振り向いた。
そして喋りだす。
「――これを、これをやったのは……」
「俺だ」
ふいに割り込んできた第三者の声。
驚いた星斗は反射的にそっちを向いた。
そこに立っていたのは、どこか怪しい雰囲気を漂わせる男。
直感的にわかる。この男、地球の人間ではない。
「お前は誰だ!」
叫ぶ星斗。
男は嫌な印象を受ける薄笑いを浮かべ、それに答えた。

「……ウルトラマン、テラント」

324 :ウルトラマンメテオ:2007/01/20(土) 22:09:09 ID:XP6rxdIl0

次回予告
突如現れた、ウルトラマンテラントと名乗る謎の男。
あの惨状を生み出したのがウルトラマンだと知って、星斗はショックを隠しきれない。
だが彼は言う。俺は、自分なりのやり方でこの星を守ったまでだ、と。
そこで今まで黙っていたメテオがついに口を開く。そこから飛び出したのは、彼の忌まわしき過去の記憶だった……。

次回・「警備隊の影」

・ウルトラマンテラント 登場

325 :ウルトラマンメテオ:2007/01/20(土) 22:10:34 ID:XP6rxdIl0
以上です。
今日で一応全体の半分ほどです。
gdgdならないよう気をつけながら書いていきます……。

今回も感想なしですいませんorz

326 :名無しより愛をこめて:2007/01/21(日) 00:31:18 ID:PTADdxLW0
 辺境宇宙で怨念兵器・リターンマックを手に入れ、それを作動させて強力な力を身につけた改造暴君・
ハーケンマグマと、その仲間となったゴーストバルタンとファイヤーヤプールは、憎きウルトラ戦士達への
復讐と地球への侵攻を行うため、太陽系へと侵入してきた。ウルトラマンアルファ、女ウルトラマン・
ジャネット、そしてウルトラマンズィーベンの三人がこれを迎え撃つ!


 ウルトラマンアルファ 36 怨念兵器リターンマック・2
 怨念兵器・リターンマック、改造暴君・ハーケンマグマ、
 改造宇宙忍者・ゴーストバルタン、改造異次元超人・ファイヤーヤプール 出現


 三対三で、各々が自然に互いの相手を選んで戦い始める。
 先ず、ジャネットとファイヤーヤプールがぶつかる。
「消し飛べ、ウルトラマン!!」
 ファイヤーヤプールはいきなり、全身のベロクロミサイル、左手のベロクロンの口からの大型ミサイル、
そして鎌のような右手からのビームなど、火力を総動員してきた。暗い宇宙が眩しく光る。
「グローピス!!」
 対してジャネットはカプセル怪獣・グローピスを召還。カプセルを投げると白い光の渦が湧き上がり、
その中からグローピスが現れる。グローピスは両手のクローを開いて電磁バリヤーを展開、ファイヤー
ヤプールの弾幕の一打目を防ぎ、後ろからグローピスを飛び越えたジャネットが、討ち漏らしのミサイルを、
腕が何本にも見える拳の連打で弾き、体に当たる前に爆破。
「何!?」
 驚くヤプール。ジャネットは更にヤプールに接近戦を挑もうと迫る。
「いかん・・・!」
 射撃戦に特化しすぎているファイヤーヤプールは、不利な格闘戦を避けようと後退しつつ執拗に
弾を撃つ。ジャネットはものともせずミサイルを弾きながら追い詰める。
「この相手は、くみしやすそうですね」

327 :イースリング:2007/01/21(日) 00:31:19 ID:9TMaYd2O0
第15話「イースリング・ジェッター出撃!」機獣ガメザルス登場

<前回のあらすじ>
強獣ビルデルスをついに撃破したイースリング。
だがビルデルスは復活宣言を残した。
また、そのときに戦ったガメザルスもまだ倒れていない!
果たしてこの二体は再び現れるのか?

大村は相変わらず、何かの発明を続けていた。
だが今回は大汗をかいて必死である。
発明を終え、研究室から出てくる大村。
「完成したぞー!」と大いに喜んでいる・
麻紀「一体何を創ったんですか?」
大村「それは秘密だな。」
雅人「勿体ぶんなくてもいいじゃないですかぁ!」
大村「まあ、まあ。」
隆一郎「ハハハ、とにかく楽しみにしてますよ!」
大村「おぉ。」

328 :イースリング:2007/01/21(日) 00:31:56 ID:9TMaYd2O0
まさか1秒差でかぶるとは・・・失礼。おさきにどうぞです。

329 :アルファ作者:2007/01/21(日) 00:32:29 ID:PTADdxLW0
被ってすいません。後で投下します。

330 :アルファ作者:2007/01/21(日) 00:33:32 ID:PTADdxLW0
と、思いましたが、遠慮しあっても仕方ないので、じゃ、お先に。

331 :名無しより愛をこめて:2007/01/21(日) 00:35:10 ID:PTADdxLW0
 ズィーベンはゴーストバルタンと対決。
「フォフォフォフォフォ、わしの動きについてこれるか?」
 ゴーストバルタンはズィーベンの周りを素早く動き回り、更に残像で得意の分身を大量に発生させる。
その状態でズィーベンを包囲し、ハサミから威力の倍加したバルタンロケットを一斉に撃つ。
 しかし、一向に当たらない。
 ズィーベンは涼しい顔で松葉杖を突きつつ、僅かな動きで体の位置を微妙にずらし、それだけで弾を
回避し続ける。
「おのれ・・・何故当たらんのじゃ!? げふぉっげふぉっ・・・」
 調子に乗って加速を続けたゴーストバルタンの方が息が切れてくる・・・

 アルファはアルファブレードを抜き、ハーケンマグマの両腕の巨大な刃と打ち合い、拮抗しながら
凄絶なドッグファイトを展開。
マグマ「しぶとい野郎だ・・・おとなしく斬られやがれ!!」
アルファ「僕は、只のんべんだらりと長いこと地球にいたわけじゃない。ロートルのズィーベン隊長に
しつこく追い回されたり、陰険なジャネットにねちねちねちねち嫌味言われて尻を叩かれ続けたり・・・
けど、そうやってしごかれ続けた御蔭でスキルはこれまで以上にアップしてるんだ」
マグマ「何ぃ・・・!!」
アルファ「これまで宇宙警備隊員として苦闘を続けてきたズィーベン隊長やジャネットも同様だ。お前達が、
出所もよく判らない胡散臭い力で多少底上げしたくらいで・・・追いつけるものじゃない!!」
 アルファはブレードを振り下ろす勢いだけで、ハーケンマグマを弾き飛ばした。
「ぐぅ・・・ッ!!」
 大きなダメージを受けたマグマはそれでも諦めず、アルファへの憎しみを燃やす。

332 :名無しより愛をこめて:2007/01/21(日) 00:37:06 ID:PTADdxLW0
 マグマの仲間二人も、不利に陥っていた。
 ゴーストバルタンは遂に息を切らして動きが鈍ったところでズィーベンに急接近され、ウルトラ松葉杖で何度も
打ちのめされて吹っ飛ばされる。ファイヤーヤプールは弾が切れたところで同じくジャネットに格闘戦に持ち込まれて
叩きのめされ、とどめにグローピスにクローで掴まれてパイルバンカーの連打と電撃の連続攻撃を食らい、
グロッキー状態。
「おのれ・・・我らヤプール、怨念となりても必ずや復讐せん!」
「勝負はまだ一回の表じゃ!」
 それでも彼らもマグマ同様、往生際悪く悪意を燃やし続ける。

 三人の執拗な悪意に、リターンマックが反応した。
 リターンマックが、再びマイナスエネルギーを青白い稲妻として大量に放つ。
ズィーベン「何だと!?」
 稲妻は邪悪な三人に命中。すると、マイナスエネルギーが彼らの体に補充され、三人は再びフルパワーで
復活してしまった。ヤプールとバルタンの撃った弾も全て補充された。
マグマ「ははははは! 俺達は何度倒されてもリターンマックの力で蘇るのよ!」
ヤプール「どれだけお前らが頑張っても同じことだ!」
バルタン「お主らこそ何時まで持つのかのう、フォッフォッフォッフォッ!」
 ここに来てリターンマックを危険視したウルトラマン三人は一箇所に固まり(グローピスも)、リターンマックを
優先して攻撃しようとするが、フル回復した三悪党がそれを妨害し、思うように行かない。確かに、このままでは
ウルトラマン側がジリ貧になる・・・!

333 :名無しより愛をこめて:2007/01/21(日) 00:38:40 ID:PTADdxLW0
 と。
 リターンマックの表面で、激しい爆発が起きた。
 即座に大破するほどの威力ではない。だがこの爆発で、つい先日ドルカン星人は一撃で倒された。
 ホーミングミサイルの一斉掃射。
 特命防衛隊の、ソニックビート小隊が駆けつけたのだ。
斎木「地球を守っているのは、ウルトラマンだけじゃないんだよ!」
柏村「折角新型機が出たのに、中々まともな活躍がなかったからな。暴れさせてもらうぜ!」
 かつての凶悪宇宙人の一団が、巨大な機動兵器を駆って地球に迫っているのは、特防にもキャッチされていた。
N-BID時代に大型戦闘機ヴァルチャーの太陽系外周への移動時にも使用されたワープエンジンは、あれからの技術の進歩で
小型化されており、今回ソニックビートは緊急措置でそれに換装して一気にこの場まで跳んで来たのだ。
 小隊はウルトラマン側を援護すべく、リターンマックに猛攻を掛け始めた。リターンマックも稲妻を
放って応戦するが、ソニックビートの回避性能の前にはかすりもしない。
「うぬぬ・・・地球人野郎が生意気な真似を!」
 マグマは小隊を排除しようとするが、
「お前の相手は僕だろう!」
 アルファが割って入り、マグマの足を止める。マグマはリターンマックの損傷が気になってアルファとの
戦いに集中できない。
 ズィーベン・ジャネット組とヤプール・バルタン組も戦いを再開。マグマ同様攻守が逆転している。
 ゴーストバルタンが奇声を上げて巨大なハサミでズィーベンに襲い掛かるが、死角から銃撃されて
吹っ飛ばされる。
 撃ったのは、リターンマックを攻撃する斎木・柏村と別動してウルトラマン側のフォローに入った美樹。
ズィーベンの前を通り過ぎながら、コクピットの中で振り向いて親指を立てて笑いかける。
(美樹・・・)
 彼女が明るい笑顔を取り戻していることが、ズィーベン=勇は素直に嬉しい。戦いにも更に気合が入る。

334 :名無しより愛をこめて:2007/01/21(日) 00:41:05 ID:PTADdxLW0
 ファイヤーヤプールも、変わらずジャネットとグローピスのコンビネーションにペースを乱される。
特防の介入で、既に大勢は決した感じ。
「おのれ・・・おのれおのれえッ!! おいヤプール、バルタン、あれをやるぜ!!」
「あれか」
「おう、やらいでか!」
 三悪党は後退したと思うと、リターンマックの下に集まる。そして、三人の半身が、リターンマックの
機体に融合していく。リターンマックの正面に、剥製のように三人の上半身が並んで生えた状態になる。
マスターが合体することで、リターンマックはより強力なマイナスエネルギーを発揮するのだ。
「手前ら皆、跡形もなくしてやるああああ!!」
 マグマの怒号と共に、リターンマックが膨大な負の力を湧かせ始める。収束して一気に解放すれば、
ウルトラマン達もソニックビート小隊も消滅するだろう。
ズィーベン「力に取り付かれて大義も本分も忘れたか」
ジャネット「引導を渡してやりましょう」
 三人のウルトラマンもリターンマックに対峙して並び、光の力を貯め始める。グローピスも、ソニックビート
小隊も援護射撃の準備。この一撃で決着がつく。

「ギャラシウム光線!!」
「ズィーベンショット!!」
「本邦初、ジャネットブレイザー!!」
 各必殺光線が一斉発射。ソニックビートのミサイル群も、グローピスの電撃も。
 リターンマックから放たれたマイナスエネルギーの怒涛の激流と激しく押し合う。
 そして。

335 :名無しより愛をこめて:2007/01/21(日) 00:42:25 ID:PTADdxLW0
 宇宙を股に掛けて非道の限りを尽くしてきたハーケンマグマの接写された悪鬼の形相が、光の中で
炭化して塵になって消えていく。ファイヤーヤプールもゴーストバルタンも。
 怨念兵器リターンマックは、集められた勇士達の渾身の合体攻撃の前に、今度こそ、無に帰した。

「さらばだ、ハーケンマグマ」
 黙祷し、それでさらりと終わらせたアルファは、ズィーベンとジャネットが見詰めているのに気付く。
「な・・・何ですか?」
「ロートルがどうとか言ってたな」
「陰険がどうとかとも」
「あ・・・いえ、それは親愛の情を込めた、今流行のツンデレという奴で・・・いや、本当に感謝
してるんですから。そんな怖い顔しないで」
 迫ってくる二人。
 アルファはごめん許して助けてーーーーーと逃げ出し、二人の巨人に待てこらーと追われていく。
斎木と柏村は巨大な三人のウルトラマンが何をしているのか判らずきょとんとしている。
美樹だけがとほほと苦笑していた。モノアイの顔で表情は判らないが、グローピスも。
 腐ったベタオチが出来るほどに、今この場は束の間の平和だった。

 おしらせ
アルファ「何時も応援有難う! もう知ってる人もいるだろうけど、オリジナルウルトラマンシリーズの
投下先・・・じゃなくて、時間帯がもう直ぐ大幅に改変されるんだ。皆気をつけてチェックしてね」
ズィーベン「まあ、今回の話は節目としては丁度よかったかも知れんな。三クール目も締めが近いし」
ジャネット「この話が最終回とうっかり勘違いする人もいそうですね」
アルファ「ともかく、時間帯が変わっても、これからもオリウルシリーズを宜しくね! 序ででいいから
『ウルトラマンアルファ』もねー! じゃあ又ねー!」

336 :イースリング:2007/01/21(日) 00:45:54 ID:9TMaYd2O0
サターンズ城。
ゴウ・マグマ「くっそー!ビルデルスがやられてしまった・・・」
ギライバー「なんということだ・・・」
ヘル・デス「落ち着くのだ。
       まだ死んだわけではない。奴の憎しみという名の魂は
       まだ残っている。復活することも十分可能である」
ゴウ・マグマ「本当でありますか?!」
ヘル・デス「もちろんだ。だからその間に生物を送り込んで地球を狙うのだ」
ギライバー「だったらガメザルスがいいわね」
ゴウ・マグマ「ん?だが奴は完全に故障したのでは?」
と、ここでメガンダーとともに奥の部屋から現れた二体。
メガンダー「私が・直し・ました」
そこには完璧に修復されたガメザルスが!
ゴウ・マグマ「素晴らしい・・・。さすがだ!
        メガンダー、お前はバドと違いいつも役に立つな。
        よし!まずは作戦として世界中に雷を発生させるのだ!」
メガンダー「了解!」
バド・リュー(ちっ。何故俺ばかり見下される?
        どうせ今回の作戦も失敗だろうな。ふっ。)

そして日本を初めとする各国で物凄い勢いの雷が発生。
木も焼かれてゆき、あまりの威力に停電が続出。
隆一郎らもこの謎に疑問を抱く。
すると上空では、飛行用に変形したガメザルスが飛行していた!
雅人、麻紀、大村はイースザレーザーで攻撃するが、ノーダメージ!
さらには強烈な吸引力でイースザーレーザがガメザルスと同化してしまった!

337 :イースリング:2007/01/21(日) 00:47:05 ID:9TMaYd2O0
隆一郎は「変身します!」と立ち向かおうとする。
だが雷を直に食らい気絶してしまった。
焦る雅人らだが、大村が電力無限化装置なるアンテナを取り出し、
ガメザルスの機能を一時中断させた。
そのまま一旦引き返すガメザルスであった。

CM

病院のベッドで頭に包帯を巻き寝ている隆一郎。
雅人「大丈夫かなぁ奥菜さん。」
麻紀「大丈夫よ!きっと。」
大村「だが、奴は強い威力を持っている・・・」
雅人「武器も取られちゃいましたね。」
大村「うん・・・。」
と、一人のプラモデル好きの20歳ほどの青年が双眼鏡で空を見渡していた。
彼の名は秀(しげる)。
秀「あの巨大なプラモみたいなのすごかったなー。またみたいなー」
などと独り言を言っている。

338 :イースリング:2007/01/21(日) 00:53:23 ID:9TMaYd2O0
一方でサターンズは再び、無力化アンテナにより電力が体中でパンクして、
またも体が故障しかけたガメザルスを心配する。
ゴウ・マグマ「一体どうすれば・・・」
メガンダー「ある地球上の男が頼りになりそうだ。」
ゴウ・マグマ「なに?人間なんかが役に?」
メガンダー「プラモデルという細かい作業が得意な男らしきものを発見した。」
ゴウ・マグマ「なるほど。そいつに直してもらい、最後は人質に?」
うなづくメガンダー。
ゴウ・マグマ「そうとなれば作戦を実行しよう。バド!」
バド・リュー「!・・・はい?」
ゴウ・マグマ「人間体になり、そいつのとこへ行き、
        これからガメザルスに向かわせる森林の奥へ連れて来い。
        4本ある腕はちゃんとかくしてな。いいな?次、失敗したら許さんからな!」
バド・リュー「了解。」(とっくに失敗してるじゃねーか!)

そしてガメザルスは大きな森の中で仰向けに隠された。
一方、マンションの屋上にいる秀の肩をたたき、バドの人間体は話しかける。
バド・リュー「どうだい?さっきの巨大ロボットの修復を手伝ってくれないかね?」
秀「え?!さっきの奴、あるんですか?!」
バド・リュー「あぁもちろん」
秀「は、は・・・はい!よろしくお願いします!
  こうみえてプラモデル世界大会は3年連続一位なんです!」
バド・リュー「ほう、なかなかだ。よしついて来るんだ」

339 :イースリング:2007/01/21(日) 00:55:04 ID:9TMaYd2O0
そして連れてくると、その巨体を見て茂は感激する。
秀「す、すげー!35メートルはあるなぁー」
バド「さぁ、そのお腹部分をどんな攻撃からも防げるよう改造してくれ」
秀「まかせてよ!」
と、手際よく様々なパーツを組み合わせてゆく。
みるみるうちに修復されてゆき、ガメザルスは完璧な体を取り戻した。
茂「これで電気がからまることもないはずだ」
バド(こいつ、メガンダーより賢いのでは?)「よくやった。ありがとう。報酬としてこれに乗らせてやろう」
秀「本当ですかー?!万歳ー!」
だが乗り場などなく、秀が戸惑っているうちにガメザルスが動き出し、手で秀を閉じ込めた!
立ち上がって暴れだすガメザルス。
その歩く騒音で目が覚めた隆一郎は、雅人らの反対を押し切り窓から飛び出て、
フラッシュラッシュでウルトラマンイースリングへ変身した。

だがガメザルスの手には秀が・・・。
人間が人質されてると、危機感を感じて手が出せないイースリング。
そこへバドが等身大のまま宙を浮き、イースリングに話をかける。
バド「こいつはゴウ・マグマらが考えた作戦だ。
   命を助けたければ死んでもらうしかないらしい。ヒヒ。
   まあ頑張るんだな!あばよ!」と消えてゆくバド・
イースリングは一瞬間をあけると、ガメザルスの足の裏が顔面にヒット!
ぶっ倒れるイースリング。
さらに踏みつけられ、目から2本の電流光線が放たれた。
体中に電流が流れ、意識はクラクラ。
力を振り絞って、なんとか秀を助けようとするが、ガメザルスが再びプロペラの刃を投げつけてきた。
避けられず、全部が命中。
大ピンチへ・・・。

340 :イースリング:2007/01/21(日) 00:56:42 ID:9TMaYd2O0
と、地上でこの光景を見ていた大村は研究所の研究室へダッシュした。
雅人「博士、どこへ?!」
麻紀「もしや、新発明した新兵器を?」

そのとうりであった。
大村が赤いボタンを押し、レバーを引くと、
その物体の後ろ部分が引火。
天井がガバーと横に開き、その物体をその間から空へ飛び立った!
雅人「ん?!なんだあれ!」
麻紀「これが・・・新兵器!!」
それは、全長20メートルほどはあり、レーザー砲も4つある、
巨大な戦闘機であった!

そして中央2つの大砲から、黄色いレーザーを発射!
ガメザルスの顔面を焼き上げ、手を離させることに成功。
そこから落ちた秀も見事イースリングはキャッチ!
さらに端の大砲からも光線を発射。
それはワープ状にもなり、ガメザルスを捕らえた!
チャンスとばかりに、イースリングは強烈に足を光れて、フラッシュ・キックをかます!
またもや腹が故障し、徐々に崩壊してゆく。
最後は体の中の魂とも言えるエネルギー板をエモーション光線で攻撃し、完全爆破した。
喜ぶ一同。
サターンズ城では、またも皆くやしがっていた。一体を覗いて・・・・
バド・リュー(やっぱりな)

341 :イースリング:2007/01/21(日) 00:58:58 ID:9TMaYd2O0
再び敵を倒し、見事秀を救った一同。
秀「本当にありがとうございました!」
大村「ハハ、いいんだよ。」
隆一郎「それにしても博士、あれは・・・?」
雅人「そうだ!あれは?」
麻紀「ものすごく大きかったわ!」
大村「フフ、あれは”イースリング・ジェッター”という戦闘機だよ」
隆一郎「イースリング・ジェッター・・・・?かっこよかったですよ!」
秀「あれこそ、素晴らしい発明だー!ぼくを助手にしてください!」
大村「ええ!!助手に・・?」
隆一郎「いいんじゃないですか博士?博士も忙しいんですし」
大村「そ、そうかなー?ハハハ、ならよろしく頼むよ!」
秀「はい!ありがとうございます!」

かくして秀を味方にいれ、ガメザルスも倒した一同。
だがサターンズではビルデルス復活の作戦を考えていた・・・。

つづく

次回予告
第16話「悪魔の復活儀式」小悪キッドマン

サターンズはビルデルス復活の方法を見つけた。
それは、地球上の人間達が危機にさらされる非常事態となる!
行く、イースリング!だがそれを邪魔する者が!
次回をお楽しみに。

342 :イースリング:2007/01/22(月) 13:29:06 ID:Swsi+nUJ0
第16話「悪魔の復活儀式」小悪キッドマン

中央には、動物の死骸のようなものが入れられたカプセル。
緑色の水も溜まっている。
その横には灯火が建てられており、地面にはDEVILと書かれた紋章が大きくひかれている。

ヘル・デス「そして、最後に生贄が必要である・・・」
ゴウ・マグマ「生贄?!な、なんでしょうか・・・それは。」
ヘル・デス「他の魂を授けなければいけないのだよ。
        サターンズ生物10体・・・もしくは人間500人だ。」
ゴウ・マグマ「な、なんとそれほどの代償が・・・。
        ならば人間どもをかき集めたほうがいいな」
ギライバー「それには相当時間が必要だけれど?」
ヘル・デス「大丈夫だ。とある有名な相原柔道教室というところがある。
それは日本各地にある。その参加者全人数が1000人なのだ。
そこから特に強い500人を連れ出し、生贄とするのだ」
ゴウ・マグマ「とても素晴らしい作戦であります。
        しかし我々だけでは大変困難であります。
        No.024のキッドマンのご使用をお認めください」
ヘル・デス「よいだろう。奴も強き悪魔だからな」
ゴウ・マグマ「ありがとうございます。」
そしてカプセルから、不気味な色、素肌にベタベタとつく粘液、
背中にしょった先が三本に尖った槍と、独特な姿を持つ小悪登場・・・・

その頃、地球の相原柔道では、かなり厳しい訓練が行われていた。
少しの休憩も許されぬ地獄のような訓練である。
一方、そのライバル柔道である、木村道でも訓練が行われている。
実は1ヵ月後に全世界柔道大会が行われる。
この二つの柔道教室は優勝候補なのである。
お互い嫌味言い合いの険悪な仲なのである。
隆一郎は近々自分も特訓しようと考えている。
最近の自分の弱さについて考え始めたからだ。

343 :イースリング:2007/01/22(月) 13:30:08 ID:Swsi+nUJ0
そして木村道の鬼ともいわれる、木村一朗の元へ。
一朗「お前か?強くなりたいというのは?」
隆一郎「はい。」
一朗「よし!なら1発目は私と組むのだ」
隆一郎「わかりました!」
試合が開始・・・そしていきなり一本!
勝者は・・・・木村であった。
隆一郎(なんという素早さ・・・手も足も出ない。。。)
一朗「お前は細かい筒所を真剣に見ていない。
    どんな状況においても、気を抜くでない」
隆一郎「はい!」力強く返事する隆一郎の特訓は始まった。

研究所。
大村「いいか?この電気とこの電気をあわせれば、
    中央の装置は強烈に起動するんだ」
秀「なるほどー!」
この前助手になったばかりの茂は猛勉強していた。
いつか、自らの手でイースリング・ジェッターのような巨大戦闘機を創るためである。

344 :イースリング:2007/01/22(月) 13:31:03 ID:Swsi+nUJ0
その頃一緒に帰っていた雅人と麻紀は、なにやら慌ててこちらへ走る柔道着を着た男に、
話しかけられる。
男「大変なんです!!変な化物がみんなをさらおうとしてるんです!!」
雅人「え?!化物?」
麻紀「もしかしてサターンズじゃない?!」
雅人「よ、よし!隆一郎さんに早く伝えよう!」
と、三人は隆一郎を探しにでる。
男「その方は強いのですか?」
雅人「もちろんですよ!」
麻紀「今日は木村道とかいうとこへいるらしいわ」
そう言った瞬間、男の足は止まった。
雅人「どうしたんですか?」
男「お前等などもういい!」と突然離れていってしまう。
不思議がる二人だが急いで隆一郎のもとへ。

CM

その化物とはキッドマンであった。
次々に相原柔道の訓練生をなぎ倒しにする。
「うわー!」「かてねー!」と次々逃げてゆく。
そして相原柔道創立者の相原竹多は正々堂々と正面から向かう。
それを影から見て心配する弟子、訓練生達。
ついにスタートしてキッドマンと張り合うが相手はサターンズだ。
勝てるはずもなく、口から吐かれた血のような粘液をつけられ、体中がマヒしてしまう相原。
全員が駆け寄ると、ビルデルスが巨大なネットで全員を捕獲!
相原も捕獲され、空のほうへ連れ去られようとしている!

345 :イースリング:2007/01/22(月) 13:31:49 ID:Swsi+nUJ0
そして雅人、麻紀は隆一郎の元へ到着。
そんな隆一郎は相原はもう少しで一本取る直前であった。
しかし、やはりまだ隙があるらしく負けてしまう。
隆一郎「あ、雅人と麻紀ちゃん。どうしてここに?」
雅人「大変なんだよ!」
麻紀「サターンズが現れたの!」
隆一郎「なんだって?!一体、どこへ?」
雅人「相原柔道なんだ!」

この瞬間、木村ら全訓練生らが黙り込む。
隆一郎「よし!行こう!」
雅人「だけど、訓練生みんなが襲われてるそうなんだ。
    ぜひ、木村道のみなさんも協力してください。」
そう頼むが、木村の答えは「お断りする。」であった。
隆一郎「ちょっと、何故ですか?」
木村「知っているだろう?うちとあっちは犬猿の仲だ。
    しかもライバル。
    ライバルを救ってなにになる?むしろ優勝への道が軽くなる」
麻紀「ひどいわ!最低よ!
    あなただって同じ人間じゃない!
    なのに、嫌いだからって人がさらわれて殺されようとしているのを見捨てるの?
    そんな人に柔道をする資格などないわ!」

346 :イースリング:2007/01/22(月) 13:32:56 ID:Swsi+nUJ0
木村「お前に何がわかる?!
    資格がないだー?それはあっちのことだ。
    俺の親父はな、柔道世界大会で優勝するはずなのに、
    あいつらがしかけた睡眠薬の含まれた水のせいで、負けてしまったんだぞ。
    それを訴えようとしたら、襲撃され、二度と柔道ができない体に・・・・・。」
三人とも黙り込む。
木村「そいつらがどうされようと、俺は知ったものか。」
隆一郎「確かにそれは悲しいことです。
     だけど・・・人が死のうとしているのを見捨てたくありません。
     憎いやつが死ねばなんでも解決するんですか?
     そんなわけない!憎いやつにも良い部分はあるはずなんです。
     聞いた話によると、あなたの訓練生が崖から落ちそうになったのを、
     あっちの方が救ってくれたらしいじゃないですか。
     僕もある日、この雅人に救ってもらい、悪い心が平和を愛する心に変わったんです。
     さぁ・・・行きましょう。憎いなら憎めばいい。
     だが死んでしまう人を見捨てるのはおかしい!」
その瞬間、木村は目をパッチリ開け、「みなのもの!行くぞー!」と叫ぶ。
「オー!」と一斉に叫び、訓練生がみな走り出した。
笑顔でその状況を見つめる三人も後を追う。

捕獲された訓練生は必死に脱出しようとするが、殴られたりして大怪我をする。
このままでは生贄の一部にされてしまうのだ。
と、ここでついにキムラ道の皆がきた!
木村「おい、化物!そいつらを放せ!」
捕獲された状態から相原はその木村たちを見て驚く。
相原「お、お前・・・何故・・・?」
木村「相原。俺はたしかにお前が憎い。
    だが死なれてはこまる。まだやり残した事があるからな。
    お前と1VS1で戦うことだ。それまではどちらも死ねない!いくぞー!」
と、キッドマンに戦いを挑む。
だが一人3秒のペースで次々にやられていってしまう。

347 :イースリング:2007/01/22(月) 13:37:42 ID:Swsi+nUJ0
しかし全員は諦めなかった。幾度となく立ち向かう。
だが負けてしまうのだ。
と、ついに木村が立ち向かう・・・。
キッドマン「かかってこい!」
だが木村は挑発に乗らずたちどまったままだった。
ともかく自分のペースを創るのが肝心と言う思想を持っているのだ。
ここでキッドマンが突撃してきた。
だがそれを体を横にそらすだけで避け、直後にキッドマンの足を取り一本背負い!
見事倒したのだ。
そしてキッドマンは巨大化し始めた!
慌てて避難する一同。
相原訓練生も縄を解いてもらい脱出。
雅人「奥菜さん!!」
麻紀「巨大化したわ・・・」
隆一郎「うん。行く!」
変身する隆一郎。
訓練生らは「あ!ウルトラマンイースリングだー!」と叫ぶ。
木村は黙って眺める。
相原は呆然としている。木村が助けてくれたからだ。

イースリングは最初は取っ組み合うが、キッドマンはわきの隙間から脱出したりと身軽である。
蹴り上げてもその衝撃で空中を浮き始め、そこから突進してイースリングを襲う!
さらには三本棘槍で狙ってきた。
それでビルなどが崩れてゆく。
防ごうと槍を掴むが吹っ飛ばされてしまう。仰向けに倒れてしまい、そこを刺されそうになる!
だが、イースリング・ジェッターが出撃だ!
大村博士らが生物出現に気づいたようだ。
その現地の二人。
大村「遠くにいても援護できるぞ!」
秀「素晴らしいですね博士!」

348 :イースリング:2007/01/22(月) 13:39:00 ID:Swsi+nUJ0
そしてジェッターからのレーザーでキッドマンを連続攻撃!
見事槍地獄から脱出し奪い取り、逆にキッドマンに突き刺す!
それでも突進してくるキッドマンだが、イースリングは木村術を使い、足を動かさず体をずらすだけで避け、
蹴り上げたあとに、エモーション光線で撃破!
喜ぶ一同であった。

そしてお互い向き合い、黙り込む相原と木村。
無言の状態が続き、ついに二人は握手した。

ふたつの柔道一族、隆一郎、雅人、麻紀も大喜びであった。

たとえ、嫌な奴であろうと”死”は残酷だ。
逆の立場から考え、助けてもらわなければどんなに悲しいだろうか。
誰とでも手を取り合え、頑張れる日を願い隆一郎は戦いつづけるのであった。

つづく
次回予告
第17話「墜落飛行機を救え!」黒影ブラドーズ登場

旅行中の雅人・麻紀を襲う黒い影。
それを追う隆一郎に、地球上で敵を追う大村と秀!
三つの同時進行が行われる。
次回をお楽しみに。

349 :ウルトラマンメテオ:2007/01/22(月) 17:29:06 ID:gB7/jbiZ0
>デウス作者様
ちょwwwデウスが出ないwww
コレはものすごい斬新な発想。
なにげにメトロンが放浪宇宙人になってますね。
最後のダンの言葉が悲しい……。

>アルファ作者様様
マグマはともかく、バルタンとヤプールはしつこすぎですね。
いい加減諦めろと。
そして3体がかりで挑んでも結局負けてしまうこの悲しさ。
策は凄かったんですがねぇ……。
やっぱ、悪役は正義の味方に勝てないのか(´・ω・)

>イースリング作者様
人間500人よりもサターンズ生物10体の方が安全確実だと思ったのは私だけですか。
柔道教室の人たちがいい味出してましたね。木村かっこいいよ木村。
あと予断ですが、『小悪』なのに結構強かったですね、キッドマン。
次回は何か凄そうですね。
三つ同時進行……書くのいろいろ大変でしょうが頑張ってください。


例によって11話投下させていただきます。

350 :ウルトラマンメテオ:2007/01/22(月) 17:33:27 ID:gB7/jbiZ0
前置き。
今回の話は先頭もないですしドラマも大してありません。ただ永遠と説明して終わりです。
そして前回書いた次回予告とも微妙に食い違ってる部分があります。
その点をどうかご了承ください。

第11話・警備隊の影

・ウルトラマンテラント 登場


暫くの間、沈黙が続いていた。
聞こえるのは波が打ちつけられる音と、上空を旋回するスターやムーンのエンジン音だけ。
その間男はずっとあの嫌な薄笑いを浮かべていた。

背筋が凍る。
この男、何を言っている?
ウルトラマンだと? そんな馬鹿な。
「そんな馬鹿な、とでも思ってるだろう」
全てを見通したような男の声。
それは、いつも星斗の心を見透かしていたメテオとどこか重なる。
「だが残念なことに、俺はウルトラマンなんだ」
両腕を天に掲げ、太陽の光を一身に浴びる。
もし星斗が先程の戦いを見ていれば、あのウルトラマンと全く同じ動作をしているということがわかっただろう。
男は手を下ろし、再び星斗と――傍らに立つメテオを交互に見た。
「お前も相変わらず甘いなぁ、メテオ。お前の力ならばこの男の意識を潰し、体を乗っ取ることもできただろうに」
メテオの表情が強張った――ように見えた。実際には変化はないのだが。
やがて、絞り出すような声でメテオは男に語りかける。
「……私は、私はそのような事は断じてしない」
少し間を空けて、続ける。
「貴方とは違うのだ。………テラント前隊長」
「隊長?」
何だか全く話が読めない。隊長って何だ?

351 :ウルトラマンメテオ:2007/01/22(月) 17:34:33 ID:gB7/jbiZ0
前置き訂正:先頭→戦闘 ですね;

男はそんな星斗を見て、さも哀れそうな表情をする。
「何だ、何も知らないのか。教えてやればいいものを……」
大きな息が男の口から漏れる。
そして、仕方がないな、と前置きして話し始めた。
「俺から話してやろう。……俺と、そこの男の秘密を、な」



今から数千年前の話だ。
俺は、今そこの男が所属している『宇宙警備隊』の隊長を務めていた。
隊長になる遥か以前から一族の中でも最強クラスの力を持っていた私は、皆から英雄と呼ばれていてな。
今思えば、あのころが俺の最盛期だったかもしれない。


「何で、その英雄があんな事を?」
わけがわからなかった。宇宙警備隊と名乗るのならば、宇宙の平和を守ることが仕事だろう。
それが、何故。
「話は最後まで聞け」
男は再び語りだす。


352 :ウルトラマンメテオ:2007/01/22(月) 17:35:44 ID:gB7/jbiZ0
確かに俺は英雄と呼ばれていた。
だが、仲間内からはあまりいい目で見られていなかった。
……戦い方が、彼等の考えと相容れなかったばかりに。

「あんな男を隊長にして、大丈夫か?」
「え、何で?」
「いや、たださ、噂じゃあいつ、怪獣軍団を倒すために星一個潰したって話だぜ」
「マジか。……そんなことしたら、大隊長黙ってねぇんとちゃう?」
「まだ“噂、だからな。下手に手出しは出来ないんだろうよ。……それに癪だけど実力は本物だからな」

俺は目的を成し遂げるためなら手段は選ばなかった。
凶悪な宇宙人の星に行きそこの住民を皆殺しにしたり、または二度と復活できないよう星ごと粉砕したこともあった。

……だがそのおかげで、救われた星は数知れない。
だから俺は自分のやってきたことを一度だって間違った事だと思ったことはないさ。

353 :ウルトラマンメテオ:2007/01/22(月) 17:36:17 ID:gB7/jbiZ0

「しかしあの運命の日、俺は全ての栄光を一瞬にして失った」
徐々に男の声が感情を帯びる。
それは紛れもない憎しみと、怒りだ。
「俺はある時、同僚の男と共にある星へ調査に向かった」
続ける。
「そこの星には狂暴で危険極まりない宇宙怪獣が多数生息していた。そのまま放っておいたら何をするかわからなかった」
ふいにそこで、メテオが横から割って入り喋り始めた。
「だが一方でそこには、普通の平和な住民が暮らしており高度な文明を築いていた。
彼等はその文明の力で怪獣達を操り、大人しくさせていた」
そのことは調査に行って初めてわかった事実だった。
テラントと一緒に行った同僚は、これならば問題はないと考え、しばらく様子を見ようとの提案を上げた。
「しかしこの男はそれに反対した」
メテオは真直ぐ男を指差している。
男はそっぽを向き、フンと鼻を鳴らす。
「一度も会ってもいない住人達。連中がどういう思想を持っているかなんて、俺にはわからない」
続ける。
「だからもしかしたら、奴等が怪獣達を操り他の星に侵略を開始するかもしれない。そう思ったのも仕方のないこと」
テラントと同僚の男は暫くの間、もめた。
しかし結論は出ず、業を煮やしたテラントはつい先走った行動をしてしまう。


354 :ウルトラマンメテオ:2007/01/22(月) 17:36:50 ID:gB7/jbiZ0

「まさか……」
嫌な予感が浮かぶ。
メテオは悲しそうな声で、そうだ、と言った。
「この男はやってしまった。住民とろくに話もせず、その星を丸ごと消し飛ばした」
男は黙っている。悪びれた様子は見せない。
「当然その行動は大問題となった。すぐさま裁判にかけられ、そして……」
「俺は警備隊を、いや、M78星雲を追放された」
男の声の怒りが最高潮に達する。
その目は思わず目を背けたくなるほど、鋭い。
拳を握り締め、叫ぶ。
「何故だ! 俺は宇宙の平和のためにやったまでだ! 
もし私があそこで何も手を下さず、奴等が侵略に乗り出したらどうする? 連中の何倍もの命が犠牲になっただろう!」

狂っている。星斗はそう思った。
生き物の命、その大切さは量の問題ではない。
多かれ少なかれ、命の重みは変わらない。
だがそれをこの男は、天秤にかけ、多いほうを守るためだけに少ない方を消したのだ。
しかも、“かもしれない”という、何ともあいまいな理由で。

355 :ウルトラマンメテオ:2007/01/22(月) 17:39:08 ID:gB7/jbiZ0

「ふざけんなよ!」
男と同じくらい星斗の声にも怒りがこもる。
今まで自分とメテオも多くの命を地球人を守るために奪ってきた。
だけどそれは最早どうしようもなかったからだ。
少なくともこの男のように、一方的に危険な存在だと決め付け滅ぼしたわけではない。
「ふざけてなどはいない。俺は、俺のやり方でこの宇宙を守ろうとしただけだ」
「その“やり方”がふざけてんだよ!」
殴りたい衝動に駆られる。それはメテオだって同じだろう。
だが男は逆に、先程とは打って変わり落ち着きをはらって言った。
「……もういい。いくら話しても君にはわかってもらえそうもないからな」
「わかってたまるか!」
男は再度、腕を天に掲げ青空を仰ぎ見る。
「やれやれ、そんな考え方では、“奴等”には勝てないぞ」
奴等? 誰のことだ。
星斗が聞くよりも早く、メテオが尋ねた。
「奴等、とは?」
男はメテオの方を見、心底呆れたような口調で話す。
「何だ、そんなこともしらないのか。それでよく宇宙警備隊を名乗れるな」
挑発されてもメテオは何も言わない。
内心、怒りに満ちているだろうが。
「そうだな、まぁ名前くらい教えといてやろうか」
男はそこで一息つく。そして、


「ゼラノイド。……この名を、よく覚えておけ」


356 :ウルトラマンメテオ:2007/01/22(月) 17:41:38 ID:gB7/jbiZ0

みるみるうちに男の姿が掻き消え、別の姿に変わる。
赤と黒の混じった、あの悪鬼に。
そして悪鬼は、ゆっくりと空を仰ぎ見るとそのまま飛翔、何処かへと去っていった。

ゼラノイドとは何なのか。そしてテラントとの関係は?
様々な疑問を残しつつも、星斗は再びメテオと同化、不時着したスターへと急ぐことにした。


次回予告
謎のウルトラマン、テラントの出現から三週間が経った。
そのころ街では、あらゆる建造物が突如切り裂かれるという事件が発生していた。
恐怖に包まれた街を守るため、火竜隊が調査に乗り出すことに。
だが、そんな彼等にも危険が降りかかり――?


次回・「見えない切り裂き魔」

・昆虫怪獣マジャバ 登場

357 :ウルトラマンメテオ:2007/01/22(月) 17:44:23 ID:gB7/jbiZ0
以上です。
どうしてもgdgdな展開になってしまう……。
もっと精進します。

次回はグレートからマジャバを出してみました。
彼はエグイのが多いグレート怪獣の中でもシラリー・コダラーについで素晴らしいデザインだと思います。

358 :イースリング:2007/01/22(月) 18:24:42 ID:Swsi+nUJ0
>メテオ作者様
たしかに説明だけですが、
次回作の台となりましたね。
マジャバ楽しみ!あのデザイン大好きです。
 完走ありがとうございます。
サターンズを消費するのがもったいないため、彼等はこうしました。
以降どうするかは検討中。

359 :イースリング:2007/01/22(月) 21:35:08 ID:Swsi+nUJ0
第17話「墜落飛行機を救え!」黒影ブラドーズ登場

大きな雑誌やコロコロ転がせる旅行用カバンを部屋中に散乱させ、
雅人と麻紀は旅行準備をしている。
雅人「この散らかりようなんとかならないのかな・・・」コッソリぐちる。
麻紀「なんかいった?」鋭い目で睨みつけて聞いてくる麻紀。
雅人「い、いえ!なんにも!」
二人は隆一郎らを残してこの旅でハワイまで行っていいのか心配だが、
隆一郎は笑顔で了解してくれた。

また研究所では、大村と秀が新発明完成間近を迎えていた。
大村「この、ERカプセル01をイースザレーザーにセッティングすると、
    威力はさらに増すんだ!さらには、特定できない場所にいても、
   探しだして攻撃してくれる!使える回数は1つにつき1度だけどな。」
秀「す・・・すごい!これはイースリングの援護に最適ですね!」
大村「もちろんだ。我々はいつもイースリングに助けられていた。
    今度はしっかり恩返しを続けるぞ!」
秀「はいっ!」

一方隆一郎は海辺で空を眺めていた。
第2話にて過去を思い出そうとして現れた、謎の抵抗する男性・・・。
あれは人間なのか?少なくとも大村博士ではない。
一体誰なんだ?
また23年前にサターンズが地球を襲撃したという詳細も俺はわからない。

サターンズ城。
ヘル・デス「次は、あの影だな。よーし、向かわせろ」
ゴウ・マグマ「いえ、ヘル・デス様。もうしばらくお待ちを。」
ヘル・デス「何故だ?」
ゴウ・マグマ「もうすぐあの、雅人とやらがそれぞれ別々に動き始めます。
        そこを狙えばいいのです。」
ヘル・デス「ほぉ。いいだろう。そのときを狙おうではないか。」

360 :イースリング:2007/01/22(月) 21:36:12 ID:Swsi+nUJ0
空港へ見送る隆一郎、大村、秀。
雅人「みなさんお元気でー!」
麻紀「頑張ってね!」
隆一郎「うん。みんなも頑張ってな」
大村「いつでも待ってるよ」
秀「あ〜!帰ってきたらご馳走用意しときますよ!」
そういって離れたそれぞれ。
さらに大村・秀は研究所へ。
隆一郎はサターンズ調査へ向かった。

ここでサターンズ城にて謎の真っ黒な生物が3体に分身してワープしていった。
どこへ・・?
それはもちろんあそこである。

CM

飛行機は発進され、無事に飛行していた。
だが突然ガクン!と大きなゆれを始めた。
雅人「な、な、なんだー?つ、つ、墜落じゃないよな・・・?」
麻紀「怖いわ。。。」
と、いきなり操縦席のドアを突き破って、あの影が出現!!
名はブラドーズ。
全員が恐怖に包まれ叫びあう。最初はテロリストだと思うのだが、
全身が完全な真っ黒であるため人間ではないと思い始める。
雅人と麻紀も大慌て!

361 :イースリング:2007/01/22(月) 21:37:45 ID:Swsi+nUJ0
・・・研究所。
大村と秀は言葉が出ず、終始驚いた顔を見せた。
その理由は、ERカプセル01が無いのだ!
大村「泥棒か?だとしたら核のように使われたら大変だ!」
と、ここで研究室の天井からあの影が飛び掛ってきた!!
分身の2体目である。
大村「あいつは私が協力して創ったブラドーズ!!」
そして大慌てでイースザーレーザーを放つが避けられてしまい、ERカプセルと共に脱走!
大村と秀は走ってそれを追いかける。

そして隆一郎は、テトラポットの上に昇り、海を眺める。
「綺麗だなぁ」と心の中で思っている。
そこをいきなり首をしめてくるものが!
なんとか引き離し、誰だ?と振り向くと、またもあの影の分身であった!
格闘戦で勝負するが、こっちが優勢になると地面に影として入り込み、逃げてゆく。
おいかけるものの、直前になって地面からいきなり飛び出し、突っ込んでくるなど、
追い込まれていってしまう。
そのまま首を後ろから絞められてしまう。
その目の前に、ゴウ・マグマが登場!
ゴウ・マグマ「フフ、奥菜隆一郎!お前の仲間は我々が襲っている。
        雅人と麻紀は飛行機墜落で死ぬであろう!」
隆一郎「な、なに?!」
ゴウ・マグマ「大村らは、盗まれた平気を追う最中に死んでもらう!」
隆一郎「くそー!そうはさせるか!」
とブラドーズを背負い投げで打ち倒す!
そのままブラドーズは巨大化。
ゴウ・マグマは姿を消す。
隆一郎「くそー!いくぞー!」
とジャンプ!

362 :イースリング:2007/01/22(月) 21:39:02 ID:Swsi+nUJ0
直後に大村がブラドーズに飛び掛るシーンとシンクロされる。
しかし、あと一歩届かず倒れてしまう。
秀「大丈夫ですか?!」
大村「いててて、私は大丈夫だ。早く捕まえてくれ!」
秀「・・・・はいっ!」
再び走り出す秀・・・。

一方飛行機内では、雅人と麻紀がイースザレーザー片手に影を追う。
だが異常に飛行機が揺れるためなかなか定まらない。
操縦士が影のパワーにより苦しんでいるのだ!
どうにかしないと墜落してしまう。
雅人「俺達の手で!」
麻紀「戦わなきゃ!」
秀「必ず勝つ!」
大村「さぁ、早く行くのだ!」
隆一郎「変身!」
3箇所の戦いが一直線に繋がった。

雅人が飛び蹴りをかまし、隙を得た。
そこを麻紀がイースザレーザーで攻撃!
後ろから攻撃!
延々とレーザーを撃ち続け、見事消滅に追い込んだ!
だがその飛行機はもう墜落寸前であった・・・・。
しかし、その飛行機を優しく手で包んだイースリングが救出!

363 :イースリング:2007/01/22(月) 21:42:14 ID:Swsi+nUJ0
さらに秀はヘッドスライディングで攻撃し、ERカプセルを取り返す!
直後に回し蹴りで撃退!
残るはイースリングと向かい合う一体のみだ!
蹴り上げ、頭をかかえて振り回す!
真っ暗なブラドーズを痛めつける!
しかし、ブラドーズは地面に入り込み、イースリングを戸惑わせ、
ランダムな場所から突如と光線を放って攻撃を繰り返す。
そんな卑怯な攻撃に腹を立て、大村はERカプセルを設置したイースザレーザーで、
地面を攻撃!
そのレーザーは的確にかくかくと動き回り、ブラドーズのいる地面を確定。
思い切り地面へ突き当たり、見事ブラドーズをおびき寄せた!
飛行機から出てきた民間人や雅人・麻紀も声援を送り、最後はガッツ・レーザーを放ち、
ブラドーズはそのまま消滅した・・・

無事に三組が戦い抜き、ブラドーズからの危機を救った。
たとえ武器を使ったとしても、勇気を信じて戦い抜いたことは立派である。
雅人、麻紀は別便で再び出かけた。
大村・秀も発明を続け、隆一郎は再び旅に出た。
だがヘル・サターンズは諦めないであろう。
滅びるまで戦い抜くのだ!イースリング!

つづく
次回予告
第18話「Dr.OMURA-WANTED!」殺者ツーサン・アー

サターンズを裏切り、さらに邪魔を続けるもう一人の存在、大村博士は狙われている。
隆一郎、博士を守れ!
次回をお楽しみに。

364 :アルファ作者:2007/01/22(月) 21:59:08 ID:GIk6hEwA0
イースリング作者様
 隆一郎の熱い説得と、それが木村さんに伝わったのが胸を打ちました。
自分の話で心無い連中の心無い台詞がしょっちゅう出るので、こういうのに
救われます。やはり、人を元気に出来る言葉を吐きたいものです。
雅人や麻紀や大村博士も、下手な防衛隊より頼りになりますな。

メテオ作者様
 どれだけ難敵でも倒すべき敵ということが確定しているならある意味
気が楽で、こういう内ゲバのほうがやはり辛いですな。テラントが
今後どんな騒ぎを起こしてくれるのか、そして新たな敵の予兆なども楽しみです。

365 :リュウラ著者:2007/01/23(火) 11:41:02 ID:popevEc40
オーバー作者さま
おお!濃いなあ。祖父ちゃんをはじめ、MACやガイア一話のF15など(世界観違うけど)
これまで勝ち目の無い戦いに挑んで命を散らしてきた名も無き多くの一般隊員達へのレクイエムとしても楽しめました。
ウルトラマンには感謝しつつ、決着は地球人がつけるというジェロニモン以来の「熱い」伝統でした。

イースリング作者さま
雅人くん達にチーム名が欲しくなってきました。まあやり方は人それぞれなので現在のままで文句はありませんが。
三箇所同時戦闘による派手な話です。と、よく考えたらイースリングには他のウルトラマンって出てないわけで、
するってえと、二箇所は彼らが独力で勝利したわけで。やりますねえ。

メテオ作者さま
ほお…M78にさえ(世界観違うけど…って前も書いたな)R1号みたいな方がいらっしゃるわけですね。
必殺光線がもう核ミサイル状態で状況描写がお見事です。延々と状況説明も、中身が濃かったのでそう気にはなりませんでした。
むしろ超タカ派なウルトラマンを説明するにはむしろこのスタイルが適していたかも。
次マジャバか…。リュグローはいつ(笑)

アルファ作者さま
三大ウルトラマンと三大宇宙人(ヤプールは異次元ですが)の決戦というシンプルにして燃える展開でした。
簡単な構図でここまで話に引き込む手腕が相も変らず凄いです。
ズィーベン隊長と美樹についてフォローがあったのが嬉しかったです。
ところでグローピスは、モノアイ&クローってことはガイガンみたいなルックスでしょうか?

366 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 13:03:57 ID:Q9gNbd5T0
世界観表、少し見直した方がよくねぇ?

367 :アルファ作者:2007/01/23(火) 13:56:55 ID:CnnYbsZC0
>>365
リュウラ作者様
 感想ありがとうございます。グローピスですが、あれですわ。コスモス
劇場版のグローカービショップ。ジャネットのネタも、ウルトラマンジャスティス=
ジュリだったり。
 リュウラの画像見ました。人相の悪さが最高です。

>>366
 具体的にお願いします。

368 :366:2007/01/23(火) 14:52:56 ID:Q9gNbd5T0
いや、デウスにモロボシ・ダンが出てきたから。元祖M78世界との行き来はあるって事じゃないの?

369 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 15:12:42 ID:CnnYbsZC0
>>367
ああ、そういえば。

どうなんでしょう、デウス作者様。

370 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 15:13:26 ID:CnnYbsZC0
>>368だった。

371 :クラウス筆者:2007/01/23(火) 18:52:29 ID:bSJ8eQZ70

第13話 「返ってきたウルトラマン」

地底野生怪獣ラーヂコッヅ 登場


「クラウスゥゥゥゥゥゥ!!!!」

山中、ウルトラマンクラウスはA&Rエーアール隊と連携を組み、
突如として現れた巨大怪獣と戦闘を繰り広げていた。
ラーヂコッヅと言う名を付けられたこの怪獣は、名前以外、別段これと言った特徴は無く、
ティラノサウルスに適当に角をくっつけて怪獣にしたてた様な容姿である。
クラウスもエーアールもその怪獣に警戒する事と言ったらせいぜいその鋭い角ぐらいで、
後は普段よりも楽勝な具合で怪獣を追い詰めていった。
ラーヂコッヅもこりゃかなわんと思ったか、地底への穴を掘って文字通り尻尾を巻いて逃げて行った。

『あー、こちらシュウ。どうする? 追うか?』
『ん〜、別にいいだろ。あの程度の強さだったらまた現れてもサクっと撃退できるっしょ。』
『そだな。』
フリップ星人とその一行が世間から姿を消したここ数週間、A&Rの防衛への緊張感も薄れ、
近頃はフリップ星人とは何も関係ない‘野生の怪獣’がぽつぽつ出現するようになった。
その野生の怪獣達は、フリップ星人がいつも送り込んできた強力な手下怪獣達とは違って
戦うには少々物足りないと感じてしまう存在であった。
今日も無事怪獣を追い払った一同は、そのままとっとと基地へ帰ったのだった。

372 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 18:53:11 ID:bSJ8eQZ70
―A&R日本海本部、ベース・ネプチューン―

泣く子も眠る午前1時。A&Rの隊員達も一部の夜間勤務員を除いて床に入り、
昼間は騒がしい食堂も今は静寂に包まれている。
そんな食堂の中央席には、4人の男女が歓談に耽る姿が。
レイジと、トウコに、ショーン、そしてオオシマ長官。
このメンバーの共通点はズバリ‘レイジの正体を知る者’である。
以前、レイジがクラウスに変身した日に、こうして深夜の食堂で秘密の集会をした事があった。
それ以来、レイジが変身したその日の夜はこのメンバーで食堂に集まる事が暗黙の了解になっている。
基本的にはその日の戦いの検証等をしているのだが、結局最後は楽しいお茶会となる。
今回、普段の4人とは別に、ビッグゲストが食堂に訪れていた。
ウルトラマンクラウス、本人である。
と言っても、変身道具ウルティメイト・ストーンから放たれる声のみだが。

「―すると、ウルティメイト・ストーンはM78星雲以外の星では宝石扱いになってるのか?」
『ああ。特に‘ゴドラ’と‘ゴドレイ’の惑星間での貿易が盛んになっている。
 あの星ではストーンが特に高く売れるそうだ。……戦争が起こるほど。』
「戦争が!? あなたは、その戦いに…?」
『いや、私はその頃別の場所で行動をしていた。気づけば戦争はすでに冷戦状態になっていた。今も、だ。』
「ふむ、この石は争いを引き起こす魔性の様なものを持っていそうだな。」
『正解だ、オオシマ。このウルティメイトストーンには‘悪魔の宝石’と言う別名がある。
 そうでなくても、私の様な存在が身を隠せる時点で、これが普通の石では無い事がよく解るだろう。』


373 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 18:53:51 ID:bSJ8eQZ70

「魔性の石、か…」
常時、懐にこの石を入れているレイジは不思議な感覚に陥った。
そんな石を身に着けながら、三食食べたり仕事をしたり戦闘機に乗ったり…。
レイジは検めて自分に圧し掛かった責任の重要さを思い知った。

「さて…今日の所はもう解散しようか。」
オオシマのシメで、今日の話し合いは終了した。

―翌日、午後―

ハジマ・シュウは、この日またも現れたラーヂコッヅを軽々と追い払った後、現場付近の岩山を調査をしていた。
放射能反応や汚染物は確認できなかったが、岩場に何か光ってる物体が転がっているのを発見。
それを拾ったシュウは銀色に輝くその物体を一応採取ケースへと入れた。
その直後に、別場所を調査していたレイジが合流、やれやれと基地へ帰還したのだった。

―ベース・ネプチューン―

帰還したレイジ達は、カサゴイ隊長に調査報告をし、食堂で美味しい料理を食べ、
司令室で適当に過ごし、各々個人部屋に帰った後、レイジとシュウはそれぞれある事に気が付いた。
―シュウ個室―
「あ、さっき拾った綺麗な石の事、報告すんの忘れてた…。…ん? あれ? 何処いった?」
―レイジ個室―
「…え? ん? あ? ウルティメイトストーン、何処いった!? え? ウソん!? あれれれれれ!?!?」
―シゲノ・ナオキ個室―
「売ればいくらになるんだろ、この石…。」

374 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 18:56:13 ID:bSJ8eQZ70
―さらに翌日・昼時の食堂―

「―ごめん、レイジ。よく聞こえなかったから、もう1度…」
「だからー、そのですねー、はい、あのー、変身するために絶対不可欠なウルティメイト・ストーンをですね、
ええ、ですから、はい、そのー……なくしちゃったんですよ、トウコさん…。」
「ホントに? 見つからないの?」
「マジです。昨夜一晩中探しましたがまだ見つかってません。」
「…今ここで慌てるのは他の皆に迷惑をかける上に怪しまれるから自粛するけど、私の今の心境、解るよね?」
「…はい。」
「じゃ、私今から食堂の後片付けしなくちゃいけないから、その後なんとかしましょうか。」
「お手数をおかけします…。」
顔の表情こそ普段のトウコだったが、体中からは明らかに不審なオーラが放たれていた。
後片付けを終えた午後1時半、ウルティメイト・ストーン捜索が開始された。
ショーン博士に頼めば「ストーンを発見するヨ! マッシーン」でも作ってくれそうだが、残念ながら彼は出張中。
オオシマ長官も現在重要会議中である。そこでレイジは、テレパシーでクラウスとの交信を試みるが、音沙汰なし。
そもそも、普段はストーンの中に潜んでいるクラウスは、
レイジにストーンを強く握られ、なおかつ強い信念で名を呼ばれた時にのみ、
ストーンから離れレイジと同化し、巨大化する事が出来る。ストーンに入ってる間は、クラウス本人は無力。
レイジに持ってもらわない限り、ウルトラマンクラウスは‘ただの綺麗な石’なのだ。
クラウス自身が独立してストーンから離れて行動するのも不可能。理由は地球の環境の問題である。
意外な事に、戦闘能力は抜群だが、地球環境への適応能力はウルトラ種族の中でも特に低いクラウス。
今、レイジとストーンの距離が離れているこの状況はかなり危険である。下手すれば永遠に変身できない。
一刻も早くストーンを見つけなければ、万が一の時……。そうならない様に、早急な発見が求められる。
とりあえず、食堂や司令室やエーアール格納庫、レイジの個室に、
さらにはトイレまでありとあらゆる場所で探したが、見つかりはしなかった。
ストーンの存在は極秘。他の者に捜索依頼をする訳にもいかず、捜索は難航した。


375 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 18:56:44 ID:bSJ8eQZ70
この時、焦っていたためか2人の頭の中には
「もしすでにストーンが誰かに拾われていたら」と言う考えはつかなかった。
と、基地内に警報が。
例のラーヂコッヅが三度地上に現れたらしい。やれやれ、またかよと指定の位置につく各係員達。
レイジも捜索を中止して司令室へと急ぐ。またさっさと片付けるんだろうな、と思いながら。
だが、司令室には実に数週間ぶりに緊張感が漂っていた。問題は、モニターに映し出された映像にある。
モニターには、予想通り山中を暴れるラーヂコッヅの姿が映し出されていた。だが、何かが違う。
よく見ると、前と比べて体は一回り大きく、角の数も明らかに増えてより凶悪な姿で、そして何より……
口から赤色の破壊光線を放っている。破壊光線は森の木々を燃やしつくし、大規模な山火事を惹き起こしていた。

「…なぁ、あれって昨日のラーヂコッヅとは違うよな? 似てるけど違うよな? ルイ。」
「見た目は明らかに別固体なんですけど、生体反応認識コードは昨日現れたラーヂコッヅと
まったく同様なんです。ですんで、同一の怪獣かと…。」
「マジかよ、恐ろしい勢いで進化してやんの。」
「どうします、隊長。エーアールはまだ点検修理中ですよ?」
「…あー、おほん。…えぇい、いかんいかん! 最近手こずる敵がいないからと言って、
我々A&Rとしての緊張感が欠けているぞ!! しゃきっとせい!!
エーアール各機修理が済み次第、順に出撃しろ!! ルイ、修理はどこまで進んでいる!?」
「あ、はい! αが30%、βが73%、γが95%です!」
「よし、ナオキとシュウはγに乗って現場へ急行、レイジとミスカはαとβの修理が済み次第出撃だ! いいな!」
「「「「了解!!」」」」
久しぶりのワンダバダワンダバダな雰囲気が隊員達の士気を挙げた。
シュウとナオキはエーアールγの格納庫へと出向かい、レイジはαの修理が済むまで再びストーン探索に戻った。
司令室に待機せねばならなかったが、カサゴイ隊長に用事があるのでと伝え、5分間の許しを得たのだ。
いよいよ一刻も早くストーンを発見せねばならない事態なのに、レイジは出撃せねばならない。
少しでも可能性のある場所を考え、その場所をトウコに伝えて探し出してもらうしかない。
トウコと合流したレイジは、急いで用件を言い放った。

376 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 18:57:46 ID:bSJ8eQZ70
「この基地の下水道だ!!」
「下水道!? なんでそんな結論に達したの!?」
「もしかしたら、俺の不注意でストーンを流してしまったかもしれないんだ! 
これだけ探して何処にも無いんだったら、その可能性だってある!」
さすがにトウコは悩んでしまった。いくら人のいいトウコでも、下水道にまで手を出す勇気はない。

「あ…いや、その…ただ可能性を言っただけだから、本気にしなくていいけど…」
「…ううん。探す。私、最後まで探す。だって、少しでも可能性があるのなら、諦めたくない…!」
「…ありがとう。俺も、エーアールだけで奴を倒してみせる。必ず!」
タイムリミットの5分が過ぎた。零時は司令室へと戻り、トウコも下水道に立ち向かうため気合を入れた。

―その頃、エーアールγ・コクピット―

「…おい、ナオキ、その石はなんだ。」
「え? ああ、綺麗だろう。昨日基地で拾ったんだ。持ち主が現れるまでγのお守りにでもしようかな、と。」
「それ、俺が落とした石だ! 昨日あの怪獣が現れた場所に落ちてたんだよ!」
「はぁ!? そんな境遇の石なのか、これ!? ヤバイんじゃないのか!?」
「ひょっとすと、あの怪獣の異常なまでの急激な進化と何か関係があるのかも…」
「なんでそんな石を無くすんだよ! つか、無くしたにしてもとりあえず隊長や科学調査判とかに報告しろよ!」
「そんな重要な石だとは思わなかったんだよ!! ああ、ちきしょー、なんつーこった!」
だが、引き返すわけにもいかず、γはそのまま現場へと急行した。

377 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 18:58:23 ID:bSJ8eQZ70
姿や戦闘能力もろとも進化を遂げたラーヂコッヅは、いよいよ人里へ足を踏み入れようとしていた。
そこに、エーアールγが駆けつけバルカン砲でラーヂコッヅを足止めする。
昨日までならその程度の攻撃で簡単に追い払えたが、今回はそうはいかない。
バルカン攻撃をいともしない上に、赤色の破壊光線でγを撃ち落とそうとしている。
他のエーアールと比べ図体の大きいγは、光線回避に苦労を要した。紙一重である。
と、ラーヂコッヅに別方向からの攻撃が直撃、ラーヂコッヅの頭に火花が散る。エーアールαとβだ。
ラーヂコッヅは、さぁきやがれと言わんばかりに咆哮し、口をバックリ開け光線を乱射した。
エーアール達はなんとか回避し続けたが、運悪くγの左翼に光線がかすり、バランスを崩したγは胴体着陸する。
空中からは残ったαとβが砲撃、地上からはγから脱出したシュウとナオキがブレイクシューターで応戦。
空陸からの攻撃でラーヂコッヅを包囲する。
だが、ラーヂコッヅはケロっとした顔で攻撃の嵐に耐え、一瞬の隙を狙ってαを打ち落とす。
胴体着陸も不可能なため、緊急脱出装置を叩き、空中でαから脱出、パラシュートを開くレイジ。
普段ならここで変身する所だが、今回はご存知のようにウルティメイトストーンが無い故に
そのまま地上へ降り立った。無線で他隊員達に無事を知らせ、ブレイクシューターで怪獣への攻撃を再開する。
残るエーアールβはアタックモードにチェンジ、ラーヂコッヅへ斬りかかった。
先程よりは効いてはいるが、それでも大打撃的なダメージへは繋がっていない。
諦めず、βに乗ったミスカはレバーをぐっと引いてさらに攻撃を与えようとしたが、
ラーヂコッヅの尻尾が猛威を振るう。ついに、尻尾に叩きつけられてしまい、βもむなしく墜落。
ほとんどなすすべを無くしたレイジ達はシューターのトリガーを引きながらも絶望感に見舞われた。
当然ながら、ウルトラマンが現れる気配も無い。


378 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 18:59:18 ID:bSJ8eQZ70

「うがーっ、お前にはこれがいるんだろバッキャロー!!!」
ヤケになったナオキが走りながらラーヂコッヅに例の綺麗な石を思い切り投げつけた。
投球能力のないナオキの投げた石がラーヂコッヅに届くはずも無く、石はコロコロと山の中を転げ回った。
転げ回った末、一人の人間の足元へたどり着いた。その人間は、そう―

「ほえ?」
レイジなのだが、突然目の前に探し求めていたウルティメイトストーンが転がってきたがために、
今の状況がつかめずにいた。基地で探していた物が山の中から転がってきたのだから、当然である。
つんつんとストーンをつつき、本物かどうか確かめるレイジ。その姿、かなりマヌケである。
ある事を思い返した。昨日、現場調査をしていた時、思い切り転んでしまったのだ。ひょっとすると、その時…。
ようやっとストーンをつかみ、クラウスとのテレパシーを試みた。

『クラウス!』
『…レイジか。』
『ごめん! ほんっっとーにごめん!!』
『君にクラッシュウムカノンをぶちまけたい所だが…
 2度とこんな事をしでかさないと約束するなら、今回は止めておこう。…どうなんだ? ん?』
『約束する! 約束するよ!!』
『…解った。…本当に、2度と無くすんじゃないぞ…?』

「クラウスゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

光の中から降臨したと同時に、クラウスはクラッシュウムカノンをラーヂコッヅに撃ち込む。
ナオキ達が「撃つの速っ」と感想を述べている合間に、再びカノンを放つ。
さらにもう一発、オマケにもう一発、トドメにもう一発としつこくクラッシュウムカノンを連射する。


379 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 18:59:57 ID:bSJ8eQZ70
よっぽどストレスが溜まっていたらしい。もうカラータイマーが鳴っている。
ラーヂコッヅのいた場所にはもんもんと猛煙が立っていた。
クラッシュウムカノンを何発も喰らったのだから、生存しているワケがない。合唱。
…と、思いきや、煙の中から生きたラーヂコッヅの姿が。だが、複数生えていた鋭い角は一本もない。
クラッシュウムカノンによってすべて破壊されたのだった。思いっきり戦意を失ったラーヂコッヅは、
勘弁してくださとばかりに敵意の無さをアピールし、今度は深く深く地底へと逃げて行ったのだった。

―ベース・ネプチューン―

シュウは報告を怠った事に関してカサゴイ隊長にこってりと注意を喰らい、
他の隊員達もしっかりと指導を受けたのであった。気の緩みは、様々なミスを惹き起こす。今回得た教訓である。 


…忘れていた。
下水道に全身ビニールコートとマスクで装備して勇敢に立ち向かい、すっ転んで異臭に塗れたトウコの事を。

「…この借りは高いよ。」
「わかってます。…で、何をすれば…?」
「今度の休日に、私とケーキを食べに行く事! 当然、オゴリね。じゃ、シャワー浴びてくるから。」
自業自得とは言え、やれやれと財布の中身を心配するレイジ。
これってほとんどデートの誘いなのだが、その辺全然気付いていない21歳であった。


次回ウルトラマンクラウス 第14話

「白銀の悪魔達」

380 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 23:32:31 ID:6GEVenqG0
 ウルトラマンアルファ 37 光の罠・1
 改造光怪獣・プリズミオス、改造宇宙有翼骨獣・ゲランディオス、
 苦情宇宙人・ノアン星人、宇宙異次元人・ゼバット星人、人造人間・リカ 出現


 ウルトラマンアルファは、突如地球に飛来した宇宙怪獣と今日も戦っていた。
 骨のような外殻を持つその重量級の怪獣は、大きな翼で素早く飛び回り、しかもなんか半端に
スタミナがあり、幾ら痛め付けても中々参らない。逆に結構な威力のビームを吐いてくる。
長引くと不味いと思ったアルファが、隙を突いてギャラシウム光線でけりを付けようとしたとき。
 出し抜けに、予想外の方向から、そのギャラシウム光線と同じくらいの威力の眩しいビームが
飛んできた。
 呆然と見るアルファの前で、ビームは一撃で怪獣を貫き、木っ端微塵に爆破してしまった。
 アルファがビームの飛んできた元を目で辿ると、近くの山中に、高さがアルファの腰ほどにも
迫る巨大なキャタピラ自走式のビーム砲があり、砲口から煙を上げていた。
「よし、成功だ!」
 ビーム自走砲『マインドビームカノン』を遠隔操作していた白衣の若い男、小倉(おぐら)博士は満足げに叫んだ。

 小倉博士は特命防衛隊所属の技術者であり、マインドビームカノンも彼の手によって特防で建造された。
ディフェンスポートで小倉は特防日本支部一同に説明をする。

381 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 23:33:29 ID:6GEVenqG0
「かつて『イレイズ』と呼称されるウルトラマンが現れて地球を守ってくれていた時期、彼が東京都心で
敵の罠に落ちて拘束された事態がありました。しかし、その危機を案じた日本各地の人々がイレイズに
声援を送り、その結果、既に尽きていたはずのイレイズの光エネルギーが回復し、彼は危機を脱することが
出来ました。
 人類のウルトラマンを助けようという感情の動きが、何らかの過程によって光エネルギーに変換されて
ウルトラマンに送られるという現象が起こっている。そう推測、いえ、確信した私は、この作用を
地球防衛のために使えないかと研究開発を進めてきました。その成果が、マインドビームカノンです。
地球を守ろうという意志を持った人間の精神・身体状況に反応して人工的に光エネルギー『マインドビーム』を
引き出し、ビーム砲に充填して発射し、怪獣を粉砕します。原理上はウルトラ戦士の使う光線技全部再現
できるはずです」
 おお、と驚く一同。
「・・・十分なエネルギーさえあれば」
 マインドビームカノンが撃たれた際のエネルギー供出は、小倉の助手達が受け持った。頭に精神・身体状況の
感知用の端子の付いたヘッドギアを被っているが、全員椅子にもたれてぐったりしていた。
由美子「エネルギー補充の問題があるわね」
小倉「ええ。それについても対策は考えてあります。より多く強力なマインドビームを発生させられる被験者を
募るのです」
川上隊長「例えば?」
小倉「ウルトラマンを助けて悪い怪獣をやっつけようというモチベーションの高い人間です」

 小倉は特防の広報部を介し、マインドビームカノンの被験者を大幅に募り始めた。ウルトラマンが大好きな
子供達に向けて。

382 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 23:35:24 ID:6GEVenqG0
 ウルトラマンの戦いに協力したいという子供達は思いの他多く、忽ち沢山の希望者が集まり出した。その
中には勿論、この物語の子供の代表格である西野哲夫もいた。ここに来てこんな機会が来るとは思っても
いなかったらしく、今まで以上にやる気になっていた。
「大体うちの作者は子供サービス悪すぎるんだよな。本来ウルトラマンは僕ら子供のためのヒーローなのに」
 テンション上がっている哲夫の口上を西野一家は笑ってはいはいと聞いていた。
「達志兄ちゃん、これからは僕も一緒に戦うからね! 大船に乗ったつもりでいてくれよ」
「ああ、有難う」
 多くの希望者の子供達はいれど、ウルトラマンアルファである達志当人にこんなことを言えるのは
自分だけだと、哲夫は鼻が高かった。勿論周りには言えないが(5話でアルファに哲夫と一緒にマテリスから
助けられた哲夫の友人達数名だけは達志の正体を知っており、好意で秘密にしている。尚、その友人達も
マインドビームカノンの被験者に立候補している。彼らもアルファの大ファンだ)。
 そんな西野家、特に哲夫の様子にうんざりしながら、外の物陰から偵察している者が居た。ゼバット星人から
送られたスパイ、人造人間リカである。光学迷彩で姿を消しているので気づかれていない。
 しかし、結構重要な情報を得られた。異次元アジトへ持って帰る。

 達志が自室へ戻ると、何時の間にかジャネットがいた。
「・・・又?」
 僕のプライバシーはどうなってるんだと愚痴りたくなったが、ジャネットは真剣な顔をしている。
「・・・どうしたの、ジャネット?」
「あなたも思うところがあるのではないですか、アルファ?」
「・・・うん」
 達志も浮かない顔になる。

383 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 23:36:43 ID:6GEVenqG0
 地球人が自主的に地球を守っていこうという姿勢になっているのはいいことだと思う。しかし、この不安が
何なのか二人にも判らないのだが、何か胸に引っかかるものがある。
「あれですね。人類の期待がかかった凄い発明が出てくるときって、ウルトラでは必ず何かあるんですよね」
「・・・それか」
 カイザー劇場版もそうだった。
 とにかく二人は十分気をつけて事態を見守ることにした。
 達志の不安げな様子に気づいてつけてきていた恵も、ドアの陰から二人の会話を聞いていた。
(城先生・・・)

 ゼバット星人の異次元アジト。
 先に地球に怪獣・ゲランディオスを送り込んだのは、今回一時的にゼバット星人と共同戦線を張った侵略者・
ノアン星人だった。しかし、ゲランディオスはあっさりやられてしまい、ノアン星人達は改造怪獣
ゲランディオスを依頼されて造った張本人であるゼバット星人達に怒っていた。
「どういうことだ! 使えない怪獣兵器をよこしおって」
「知らんがな。あんな横槍が入るとは我々も思わなかったのだ。ウルトラマンの光線技と同等のビーム兵器を
地球人が造っていたとは・・・」
 今回改造の素体にしたゲランダは結構優秀な宇宙怪獣だったんだがなあ、と愚痴るリーダー。彼らは元祖M78
世界の住人なので、原典のネオフロンティア宇宙でも似たような末路を辿っていることまでは知らない。
確かに、ヴァンヴァリアルくらいの戦闘力はマークしているのだが。
 ちなみに、ノアン星人もゼバット星人と組まねばならないほど、侵略者勢力としては弱小。当人達にも
目立った戦闘能力はなく、全身タイツに申し訳にパーツをつけただけの貧相な姿。そのくせ文句だけは言う。

384 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 23:38:09 ID:6GEVenqG0
 マインドビームカノンへの対策をどうするかという話をしていたところに、リカが帰ってきて情報を報告。
地球人の精神力だけであれだけのビームが撃てたという事実にノアン星人は驚き、更にいきり立つ。
「やはり地球人は忌むべき存在だ! 放っておけば宇宙全てにとって癌になる!」
 自分達が宇宙の意志の顕現者だとでも言いたげに、一丁前に厭戦的な批判をする。弱小でヘタレな種族だから
するのかも知れないが。
「ウルトラマンだけでさえやりにくいのに、そんな恐ろしい反則武器を使われてたまるか!」
 何とかしてよ〜とゼバット星人リーダーにのび太ノリで泣きつく。まあゼバット星人にとっても困った事態であり、
リーダーは考えていたが、
「・・・あれを使ってみるか」

 小倉の呼び掛けに応えて数十名の子供達が集まった。ビームの威力が上がるに越したことはないと、
小倉はほぼ全員を採用した。全員にヘッドギアをつけてシミュレーションで訓練をする。小倉の私設研究所の
広いフロアに子供達が並び、歴代公式ウルトラ戦士やオリウル戦士、本作の主人公であるウルトラマンアルファの
光線技(といっても、アルファは必殺の威力を持つ光線技はギャラシウム光線くらいしか使ってないが)など、
一連の光線技のポーズの練習をする光景は異様であった。勿論どの子も真剣である。
 ポーズをとると大モニターの画面内に仮想設定された怪獣が次々光線を食らって爆発し、威力の数値が成績として
表示される。子供は気力も体力もあり、成績はめきめき上がっていく。
 十分実用に耐えうると小倉が評価した矢先、ディフェンスポートから連絡が入った。丁度怪獣が現れたという。
次元の穴を開けて現れたことから、又もゼバット星人の侵攻だろうと特防は仮定。まあ当たりなのだが。
いい機会だと、小倉は子供達の力を早速マインドビームカノンで試すことにした。

385 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 23:40:14 ID:6GEVenqG0
 現れた怪獣は、見た目なんか地味。スタンダードな長い尻尾の恐竜体型で、体表が満遍なく削り出した
ばかりの岩のようで、テトラポッドの突起部のような頭には目も鼻も口もないのっぺらぼう。
 ウルトラマンである達志とジャネットは、一応遠方の目立たない位置から見届けている。何かあったとき直ぐ行動に
出れるように。
 先行して何時ものソニックビート小隊、斎木と美樹と柏村の三機が出る。機銃やホーミングミサイルで
攻撃するが、効いている様子がなく、怪獣は平然と突っ立っている。しかし、反撃する様子もない。
「どういうことだ?」
 ディフェンスポートの司令塔で首をかしげる川上隊長。悩んだが、此処は試しにと、小倉にマインドビームカノンの
使用許可を出す。小倉は意気揚々と了解。子供達も。
 じっとしている怪獣の正面にマインドビームカノンがやってきて停止し、狙いを定める。
 小倉の研究所にいる子供達の付けたヘッドギアから、マインドビームエネルギーが直接送られるように
なっている。小倉の合図を受けた子供達は、揃って溜めのポーズをとり、ギャラシウム光線の発射態勢に
近付けていく。
「発射!!」
 子供達がモニターに映った怪獣に向けて発射ポーズをびしっと決めると、ビームカノンの砲口から
眩しいマインドビームが迸り、怪獣に直撃した。対ゲランディオスのときより遥かに大きい威力で。
「やった・・・」

386 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 23:41:38 ID:6GEVenqG0
「え・・・?」
 小倉は、異変に気付いた。
 ビームが直撃したのに、怪獣は爆発しない。さっきからずっと照射しっぱなしなのだが、爆発しない。
爆発力として炸裂するはずのエネルギーは何処に行っているのか。計測器を見て気付く。
 怪獣の身体に、吸収されている。
「・・・いかん! ビームを止めるんだ!」
 しかし、止まらない。小倉や助手達が幾ら制御しても勝手にビームが出続ける。怪獣が、自分から
無理やりビームを吸っている。
 子供達は、光線発射態勢のまま動かない。動けない。彼らの身体自体が眩しく光って光そのものとなり、
段々透明になって消えていき、やがて、フロアから全員消えた。ヘッドギアだけががしゃんがしゃんと
床に落ちる。
 子供達の身体そのものまで怪獣によって光に変換され、エネルギーとして吸収されたのだ。
 続いて、岩のようだった怪獣の体表が、光り始める。最初は柔らかく、次第にキラキラと美しく光り輝く、
それ自体光を発する結晶のようになっていく。
 ゼバット星人の張った罠、改造光怪獣・プリズミオスが、正体を現し、女性のハミングのような
通る声で鳴いて両腕を挙げた。

 異次元アジト。
「勿論、改造素体はあの残酷なる光怪獣・プリズ魔だ」
 おおー凄いとノアン星人達が絶賛する前で、ゼバット星人リーダーは不敵に笑う。
「かつて南極から現れ、あらゆるものを、勿論人間も、全て光に変換して自らに吸収し、多くの犠牲を
出したあの怪物の機能を更に強化して再現している。当時は手も足もない氷山のような只の塊だったがな」

387 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 23:42:52 ID:6GEVenqG0
 呆然としている小倉の横で、実験に立ち会っていた由美子は先に我に返り、消えた子供達は
どうなったのか素早く分析し、
由美子「子供達は、まだ生きているわ」
小倉「本当ですか!? 一体何処に!?」
由美子「・・・・・・怪獣の中に、光になって閉じ込められてる・・・」
小倉「!!!!!」

 プリズミオスの体内・・・というのか? 真っ白な光で埋め尽くされて他には何も見えない世界。
(助けてーーーーー!!)
 哲夫が絶叫するが、声は音にならない。
 無音の世界で、光と一体化した大勢の子供達が、上も下もない状態で恐怖に怯えて漂いながら
もがき続けている。

 強い光の力を手に入れたプリズミオスは、既に沈黙しているマインドビームカノンに向かい、
ゆっくりと溜めのポーズを取った後、ギャラシウム光線を発射した。
『ギャラシウム光線!!』の白毛筆テロップもちゃんと画面一杯にどーーーーーんと出る。
 マインドビームカノンは、木っ端微塵に爆破された。
 更にプリズミオスは、ビームカノンの残骸も光に変換し、吸い込んで食べてしまった。
 ソニックビート小隊の三人も、地上で見ていた達志とジャネットも、愕然としている。

388 :名無しより愛をこめて:2007/01/23(火) 23:44:11 ID:6GEVenqG0
「ウルトラマンの光や、それを信奉する者の心から生まれいずる光は、無条件で自分達を守ってくれる
神聖なる力だとでも思っていたのだろうが、そんな都合のいい力など存在しない。あるわけがない」
 笑って語るゼバット星人リーダー。
「力は力以上でも以下でもない。人間の愚かな感傷の付け入る余地などない。ちょっとベクトルの
向きを変えてやるだけで、いとも容易にかつての主人に牙を剥く」
「まさにその通り」
「それを下手に崇め奉るからこのような目に合うのだ」
 ノアン星人達も尻馬に乗る。
 地上では、どうしたものか迷い続ける達志とジャネット。
 聳え立つ美しき結晶の魔獣は、空に向かって美声で吼え猛る。
「どうだウルトラマンアルファ!? 体内に地球人の小僧どもを閉じ込めた、このプリズミオスを
攻撃できるか!? 倒せるか!? ふははははははは!!!!!」

 続く。

389 :アルファ作者:2007/01/23(火) 23:55:43 ID:6GEVenqG0
クラウス作者様
 うあ、自分の分投下してから今クラウス13話読んだら、「弱い怪獣と
思って油断してたらえらいことになった」ネタ被ってる・・・
 結構なピンチ編ですが、登場人物達のコメディな反応に笑えて楽しめました。

390 :ウルトラマンデウス:2007/01/24(水) 00:52:50 ID:ABDhJFw00
第6話「戦いの理由」
冬眠怪獣ゴロネウス、登場。
長雨で崩落した山から、怪獣が出現した。早速出動するP.O.S.E.。
そこでP.O.S.E.隊員たちが見たのは、崩れた地肌の上で、スヤスヤと眠る怪獣の姿であった。
手馴れた動きで儀式を始め、コロナスプレッダーを掲げる。光と共に、ウルトラマンが現れた。
儀式を行うP.O.S.E.の面々を指差し、何やら怒ったような様子のウルトラマン。だが、「デュワ」だけでは話が通じないのを悟ったか、肩を落として怪獣に向き直る。
この騒ぎを気にも留めず、ただ眠り続ける怪獣。あまりの反応の無さに、ウルトラマンも攻撃できず、3分が経ってしまう。
「何故怪獣を倒してくださらなかったのですか」リキを問い詰めるイノリ隊長。
「倒せと言っても、アイツは何もしてないじゃないか」
「ですが、アレは怪獣です。怪獣は倒されねばならんのです」あくまで怪獣退治を主張するイノリ隊長。
「無闇に力を振るうのは、ウルトラの教えに反するんじゃないのか?」
リキの指摘に、言葉が詰まるイノリ隊長。
緊張の走る言い争いが続く中、腹に響く低音が一帯を包む。怪獣が動き出したのだ。リキは再び変身する羽目に。
怪獣はノソノソと動いて、地面に手を突き立て、土を掻き出している。ウルトラマンが出現しても、意に介さず、ただ黙々と目の前の作業を続けている。
手を出したものか迷うリキ。怪獣の体が半分ほど地面に隠れたあたりで、リキは決断した。
突如、山の周囲に光の壁を張るリキ。人々の声を無視し、リキは怪獣の掘っている場所を一気に掘り進み、怪獣を押し込み、そこを土で塞いだ。
「アレは一体どういうつもりですか、ウルトラマン様!」
その場を去ろうとするリキに、イノリ隊長が声をかける。
「アイツはきっと、間違って地上に出てきただけなんだ」
リキはそう言ってバス停に走っていった。

391 :ウルトラマンデウス:2007/01/24(水) 00:53:30 ID:ABDhJFw00
※「ボクの考えた最強怪獣」コンテスト開催のお知らせ※
「ウルトラマンデウス」にて、TVの前の皆が考えたオリジナル怪獣を募集するぞ。
応募者は、「最強怪獣コンテスト参加」と書いて、このスレに設定を書き込んでくれ。
最優秀怪獣は、「ウルトラマンデウス」本編に出演するぞ!
みんなの応募、待ってます!

392 :アルファ作者:2007/01/24(水) 01:02:37 ID:vcWSRllg0
デウス作者様
 開始当初はかなり気まずいノリが支配してたのに、既にこの状況に
何とか適応している登場人物達が素敵です。ゴロネウスはいいキャラでした。
取り合えず、怪獣ネタはなんか考えときます。

 後、上のほうで、5話でダンが登場してたが、デウスの世界は元祖の
M78世界と地続きなのか、それともパラレルなのかという指摘がありました。
どうなんでしょうか?

393 :名無しより愛をこめて:2007/01/24(水) 15:58:12 ID:k2ibgFhI0
 特命防衛隊の新兵器、人間の心を光エネルギーに変換して発射できるマインドビームカノンに対抗するため、
ゼバット星人は、改造光怪獣・プリズミオスを地球に送り込んだ。プリズミオスはありとあらゆる光エネルギーを
吸収する能力を持ち、果たして特防はゼバット星人の罠にはまり、マインドビームのエネルギーを提供していた
有志の大勢の子供達が、マインドビームカノンから発射されたビームごと、光に変換されてプリズミオスの中に
吸い込まれ、人質となってしまった! どうする、ウルトラマンアルファ!?


 ウルトラマンアルファ 38 光の罠・2
 改造光怪獣・プリズミオス、苦情宇宙人・ノアン星人、宇宙異次元人・ゼバット星人 出現


「アルファーーーーーッ!!」
「は!?」
 呆気に取られるジャネットの前で、達志はいきなりアルファプラスをかざし、変身した。
 ジャネットは巨大なアルファを見上げ、
「何を考えてるんですか、アルファ!? 敵はどんな光線も吸収し、自分の武器として逆用する得体の知れない
相手ですよ! 考えなしに挑むのは・・・」
『もたもたしてられないんだ!!』
 テレパシーが響く。
 アルファの視覚は、怪獣の中で助けを求める子供達を捉えている。具体的な状況も。
『光そのものにされた哲夫君達が、じわじわとだが、怪獣の体にエネルギーとして吸収されている。長い時間を掛けて
いたら、哲夫君達は完全に吸収されて消えてしまう!!』
「な・・・!?」
 予想以上に事態は悪い。

394 :名無しより愛をこめて:2007/01/24(水) 15:59:11 ID:k2ibgFhI0
「しかし、どうやって助ける気ですか!?」
『レスキューダッシュ!!』
 間髪入れずに技名叫び。ウルトラ縮地を応用した超高速移動で敵の内部に飛び込み、閉じ込められている人質を
素早く助け出す。第6話以来の使用である。
 アルファは瞬時に姿を消す。無論、プリズミオスの内部に飛び込んだのだが・・・

 出て来ない。
 いや、出て来れないのだとジャネットは気づく。
 入ったはいいが、光エネルギーの実体化そのものであるウルトラマンの体は、光を大好物とするプリズミオスとは
親和性が高すぎた。プリズミオスはウルトラマンアルファをも餌として認識し、体内に捕らえ、出て来れなくして
しまったのだ。
 白一色の光の世界で、アルファは小規模のバリヤーフィールドを作り、その内部に哲夫達を収め、とりあえず
彼らが光として取り込まれるのは阻止した。だが、光の世界から出られないアルファ自身の体から、光エネルギーが
じわじわと吸われていく。脱出しようにも360度全方位見た限りでは出口らしきものも壁も引っかかりも何もなく、
もがくしかない。
「二重遭難・・・!」
 ジャネットも助けに行きたいが、無策のまま飛び込んでは恐らく同じ目に合う・・・

 プリズミオスはそのまま悠然と東京都心に侵攻し、破壊の限りを尽くす。
 防衛線を張っていた戦闘機編隊や戦車隊を、罰当たりにも、スペシウム光線やエメリウム光線で一掃。ビル群を、
八つ裂き光輪やバーチカルギロチンで次々切断して倒壊させていく。ウルトラマンアルファや、彼を愛する子供達の
心の力を光エネルギーとして取り込んでいることで、ポテンシャルが恐ろしいことになっている。
 ソニックビート小隊はもう一度実弾射撃を試す。ビーム攻撃と違い無効にはならないが、並の銃撃程度では
大したダメージは与えられない。ドルカン星人やリターンマックを撃破した必殺のホーミングミサイル一斉掃射さえ、
プリズミオスにとっては並である。
 異次元アジトで、ゼバット星人やノアン星人は笑いが止まらない。

395 :名無しより愛をこめて:2007/01/24(水) 16:00:08 ID:k2ibgFhI0
「ちょっと待って下さい!! 何度も説明したとおり、今回の目標に対してはビーム攻撃は全く無意味で・・・」
 川上隊長が特防北米支部への直通回線に必死に叫ぶが、北米支部は大統領の意志の下、レーザー衛星での怪獣への
狙撃を勝手に決定した。世界の警察様は、とにかく相手よりでかい力で際限なく爆撃すれば何でも片がつくと思っている。
プリズミオスの中に捕らえられているアルファや子供達のことも知ったことではない。電話口のえらい人らしい相手は、
勝手に死ねとはっきり言い捨てた。
 日本支部の意向を無視し、大気圏外から、大出力のレーザーが東京に向けて放たれた。二次災害も知ったことではない。
 そして。もうお分かりと思うが。
 皮肉にも、東京の完全壊滅は、プリズミオス自体によって回避された。
 プリズミオスは衛星からの高出力レーザーも全て平然と吸収し、カウンターでそのまま空に撃ち返した。
 撃墜された軍事衛星は狙い済ましたようにワシントンに落下し、大惨事となる。
 更にプリズミオスは念を押し、海の向こうに向け、M87光線、ライトニングノア、スパークレジェンド、グリッター
ゼペリオン光線、その他諸々を余裕で届かせ、北米各地は壊滅していく。
川上「やめろおおおおおーーーーー!!!!!」
 光での攻撃はプリズミオスには絶対に効かないことが演出された。食いすぎで吐きそうなほど。

 指令席に突っ伏している川上にアンドロイド・ミリーが淡々と尋ねる。
「物理攻撃ならダメージを与えられる可能性はあります。機動司令塔を発進させてハイパードリルで突貫しますか?」
「・・・駄目だ。ドリルが当たる前に間違いなくビームで狙撃される。それに・・・目標の中には、これまで地球を
何度も救ってくれたウルトラマンアルファと、地球の明日を担う多くの子供達が人質になっている! 救出しない限り
とどめは刺せん!!」

396 :名無しより愛をこめて:2007/01/24(水) 16:01:22 ID:k2ibgFhI0
 小倉博士に向けて物凄い勢いで、子供達の親からの非難が来る。必ず救出すると言明することで特防がどうにか
抑えているが、実際には具体的な手段も上がっていない。小倉は精神的にボロボロになっている。
「私の・・・私のせいで・・・!!」
「悔いてるんだったら、ぼけっとしてないで対策を考えなさいよ」
 はっと顔を上げる。
 由美子は愚痴っている時間も惜しみ、データとにらめっこして黙々と対策を練る。アイデアが出なくても目の下に
隈を作って練り続ける。
 小倉も黙って隣に座り、作業を始める。

 西野家。
 恵と両親は近所の哲夫の家に向かい、哲夫の両親を慰めていた。あのエキセントリックな性格の哲夫からは
想像付かないほど普通の人達で、しかも一方的に特防を責めるような物言いはしていない。そもそもマインドビームカノンの
被験者に自ら志願したのは哲夫で、その辺りは理解している。といって、一人息子が怪獣の体内に捕まっている状態で
悲しんでいないかというとそんなわけはなく、しかし一般人である彼らが怪獣相手に勝てるわけもなく、ただ哲夫の
無事を祈って悲嘆にくれるしかない。
 哲夫を助け出さない限りこの場に居ても意味がないと思い、恵は一人外に出る。しかし、どうやって。子供達を
助けようとした一番の希望であるウルトラマンアルファ=達志自体も、怪獣に飲まれてしまっている。
そう、達志である。哲夫には悪いが、恵が一番心配しているのはやはり達志だ。
「城先生・・・」
 こんな思いは何度もしてきた。その度に恵は勇気を振り絞って達志を信じ、達志もそれに応えて必ず生還してきた。
先ず自分が信じなくて誰が信じるのか、それは判っている。判っていても、激しい不安で足から力が抜けて崩れそうになる。
祈るように、胸の前で両手を組んで強く目を瞑る。
「城先生・・・!」

397 :名無しより愛をこめて:2007/01/24(水) 16:02:24 ID:k2ibgFhI0
 達志=アルファは、未だに真っ白で何もない光の世界に閉じ込められている。
 プリズミオスに向かってエネルギーを発散してしまうだけなので、無駄にもがくのはやめ、昏睡している哲夫達を守っている
バリヤーフィールドを維持することだけに神経を集中していた。しかし、じっとしていてもじわじわとエネルギーを
吸われているのには変わりない。自分が力尽きたらバリヤーが解け、哲夫達も再びプリズミオスの毒牙にさらされる。
全員遠からずお陀仏だ。
『どうしたものか・・・
 ん?』
 何もない、真っ白な世界のはずだった。だが、視線の遠く先に、しみのような小さな一点が見える。ウルトラマンの
超視覚で凝視。
『・・・・・・恵ちゃん!?』
 それは、本物の西野恵だった。
 光の世界の中にいるわけではない。彼女がいるのは、相変わらず自宅の近所の路上だ。だが、アルファ=達志には
捉えられた。自分を閉じ込めている空虚な世界の中で、達志にとってこの世で一番大切な存在、恵だけが見えた。
宇宙全ての無辜の人々を守る強い心の光を固持し続けることも大切だが、生憎、一番は恵だ。
 辛そうな恵の表情まで見える。自分がちんたらこんな場所に留まっているために、彼女が辛い思いを必死に
堪えなければならない状態にいることが理解できる。
 帰らなければならない。
 周りには他に何もない。遮るものは一切ない。目標さえはっきり見えれば、後はそれに向かって一直線に飛ぶだけだ。
造作もない。
 達志は、生身で宇宙の果てまで飛べるウルトラマンなのだ。
『恵ちゃーーーーーん!!!!!』

398 :名無しより愛をこめて:2007/01/24(水) 16:03:32 ID:k2ibgFhI0
 異次元で祝杯を上げていたゼバット星人とノアン星人は、杯を取り落とした。グラスがスローモーションで落ち、
がしゃーーーーーんと割れた。
 荒廃した東京の街を映すモニターの中で、プリズミオスの背中が風船のように膨らんでぶち割れ、中から、
ウルトラマンアルファが絶好調な調子で飛び出してきたからだ。
「馬鹿な・・・馬鹿な!? 何故出てくる!?」
 アルファは、地球からは捕捉出来ない、彼からも視覚では見えていない異次元アジトの大モニター画面に
アップになり、星人共に向かって臆面もなく言ったものだ。
『愛!!!!!』
 ズルでもインチキでも八百長でも何でも愛。

 手を出せずに居たジャネット、異変の報告を受けた特防一同、見ていた多くの人々が息を呑む中、20話でゾーリミオス
相手に怯みもせず突き進んだあのときの佐橋女性コーラスが、世界中に大ボリュームで轟き出す。
 子供達を地上にそっと下ろしたアルファは、身を破られた苦しみに悶絶しているプリズミオスに向けて、必殺の
ギャラシウム光線を放とうとポーズして・・・慌ててやめた。
 うっかり光で回復させてしまうところだった。
『光でない物理攻撃なら、効果はあるんだったな』
 アルファはウルトラ縮地で跳び、一気にプリズミオスに肉薄した。そして、
『ナックルストリーム!!!!!』
 技名を叫ぶが、原理そのものは何のことはない、相手が捉えられないほどの高速移動を周りで続けながら、ひたすら
拳で殴り続けるだけだ。だが、その威力とスピードが半端でないのは、月でテンペスト星人を同様にボコボコにしたあの鉄拳の
連打で証明済みだ。
 それでも、プリズミオスは素の体そのものも防御力は並ではない。だから。
 砕けるまで殴った。
 後のことなど考えずひたすら走り回って殴った。

399 :名無しより愛をこめて:2007/01/24(水) 16:04:20 ID:k2ibgFhI0
 逆襲開始時は正午頃だったのが、空一杯に夕陽が赤く差している。
 ボロボロになって煙を上げ、もう使い物にならない両拳をだらりとぶら下げ、息を切らしているアルファ。カラータイマーも
鳴り響き続けている。
 沈黙して対峙していたプリズミオス。
 その体が、次第に光を失って只の岩の塊となり、そして、砂のようにさらさらと風に飛び、更に砕け、完全な無にまで
還元された。
 固唾を呑んで見守っていた全ての人々が、大きな歓声を上げた。

 アルファの生還と勝利が日本中に臨時ニュースで流され、それを聞いて安堵する恵。
「結局、又暴走して自分で片付けちまいやがった」
「!? あなたは・・・城先生の上司の・・・」
 突然の声に恵は驚き、見ていたテレビから庭先に目を向ける。
 ウルトラマンズィーベンの人間体・大谷勇が、松葉杖を突いて立っていた。
 事態を聞いて緊急で援護に来たのだが、無駄足だったようである。
 勇は皮肉げに笑っていたが、突然、恵に頭を下げる。
「有難う。俺の部下を助けてくれて」
「え・・・いえ、私は何も」
「いや、あいつを助けたのは、君だ。あいつと争いになっていたときのフォローといい、君には面倒を掛けっぱなしだ」
 勇は真剣な眼差しを上げ、
「これからも、あいつを助けてやってくれると助かる」
「・・・助けるとか、そんな話じゃありませんよ。城先生は、もう私達の家族ですから」
 恵は笑った。
 後、勇は、この話をしていたことは達志には秘密にと頼んだ。俺がこんなことを言っていたと知ったらあいつは
又つけあがると毒づいて。

400 :名無しより愛をこめて:2007/01/24(水) 16:11:34 ID:k2ibgFhI0
 事件終了後、マインドビームカノンの正式採用は当面見送りとなった。完全封印とならなかっただけでも僥倖だろう。
小倉は特防一同に深く頭を下げる。まあ悪意でやったわけでなし、今回は色々巡り合わせが悪かったということで、
これに懲りず研鑽してくれと言って川上は済ませた。
 特に体に異常も見られず無事だった子供達は、笑顔で家へと帰っていく。哲夫に懐かれ、両手に包帯を巻いた
達志も、恵との再会を待ちわびて。

「やってらんねーよ」
 祝杯はやけ酒となり、ゼバット星人やノアン星人達はアジトでべろんべろんに泥酔してマグロとなっていた。

401 :イースリング:2007/01/24(水) 17:21:14 ID:bG3WKpPA0
>アルファ作者様
冬をテーマにしたシーズンもの。
王道的で面白かったです!
また、ジャネットがいつも見ていて、
減点するなどの新要素はとってもひきつけられます。
 そして感想ありがとうございます。
頼りでしょうか・・?でしたらとても嬉しいです。

>リュウラ作者様、メテオ作者様
感想ありがとうございます。
一応、防衛軍が無いという設定ですので、チーム名などは恐らくつけないとおもいますが、
これからも頑張って活躍させたいと思います。


402 :イースリング:2007/01/24(水) 19:04:02 ID:bG3WKpPA0
第18話「Dr.OMURA-WANTED!」殺者ツーサン・アー

「許せん!とにかく奴を真っ先に殺せ!
 奴の発明兵器が我々を邪魔する!
 指名手配だ!」
ヘル・デスの怒りが響く。
ゴウ・マグマ「かしこまりました。
        次のNo.26は奴が創ったなかでも協力です。
        そして私の考えた作戦で奴を窮地へ追い込みましょう」
ヘル・デス「作戦?」
ギライバー「何かあるのかね?」
ゴウ・マグマ「あぁ、最高の作戦だ」

研究室。
隆一郎「今頃、雅人と麻紀ちゃんはハワイ生活を満喫してるんだろうな〜」
秀「羨ましいんですか?」
隆一郎「ん?いや、まぁ俺もいつかは、たくさんの人と旅がしたいな〜て。
     親もいないしさ。ハハ」
そこへ大村がやってくる。
隆一郎「あ、博士!」
秀「お疲れさまです!」
大村「いや・・・その・・・」
隆一郎「どうしたんです?」
大村「・・・何故か街中に俺の指名手配のポスターが貼られてるんだ・・・。」
隆一郎・秀「なんですって?!」
秀「そんな、博士が悪いことをしたとでも?!」
隆一郎「とにかく見に行こう」

403 :イースリング:2007/01/24(水) 19:05:07 ID:bG3WKpPA0
そしてまさに、木や電柱、壁、至る所に「WANTED $100,0000」とあった。
隆一郎「博士に賞金がかけられている・・・」
秀「一体誰のいたずらだ?!」
その直後、博士の顔すれすれに通り、壁に弓矢が刺さった!
何事かと、弓矢の飛ばされた方を見ると、一人の髭だらけの男が襲い掛かってきた!
男「貴様を殺して賞金を獲ってやる!」
お金ほしさに目がくらんだ男のようだ。
隆一郎らは慌ててそこから走って逃げ出す。
しかし、走り行く方向の向こう側から今度は包丁を持った女性が!!
隆一郎「これはサターンズ達なのか?!」
大村「いや、逆であろう。あのWANTEDの紙を作ったのがサターンズのはずだ。
    これはお金欲しさに暴れまわる人間達だ!」
秀「なんてこった・・・。西部劇じゃあるまいし」
横からも武器をもった人間が現れ、窮地に追い込まれる大村達。
ここは仕方ないと、大村がイースザレーザーを電気スタンガン風に設定し、
周りの4人に突きつけた。
そのまま一旦気絶する4人。
大村「いまはこれしかない・・・」
隆一郎「この人たちを病院に送り、ポスターを外しましょう。
     正当防衛で逮捕はされないはずです。」
大村「あぁ。」

CM

404 :イースリング:2007/01/24(水) 19:07:48 ID:bG3WKpPA0
病院から出て、三人歩く途中。
例のポスターはいまだ貼られている。
警察にもわからぬポスターということで、いたずらと信じてもらえたが、必ずこの賞金目当てで襲う人物がいるはずだ。
そんな危機から逃れるため基地へ急ぐためタクシーを拾う。
これで平気だ・・と、ホッとするが、突然タクシーの運転手がこういってきた。
「あなた、大村さんですよね・・・?」と。
大村「えぇ・・」と返事すると、運転手はニヤッと不気味な笑みを浮かべ、いきなりバックし始めめた!
驚く一同が後ろを見ると、大きな電柱が!!
この運転手も賞金目当てのようだ・・・。
慌てて説得するが、聞く耳を持たない運転手。
仕方なくもう1度スタンガンとしいてイースザーレーザーを使用し、危機を乗り越えた・・・

しかし、基地の周りを50人もの老若男女が囲んでいたのだ・・・
大村「おいおい、嘘だろ・・・」
秀「どうします・・・?」
隆一郎「みんな!目を覚ますんだ。
     そんなにお金が欲しいのかい?お金のためなら、君達は人を殺してしまうのかい?
     僕には金銭感覚がないからよくわからない。だけど、人を殺すなんて行為は、
     考えられないはずだ!
     君らだって、テレビで人が殺されたのを知ると悲しいだろう?犯人が憎いだろう?
     そんな憎い存在に君らまでもがなってしまうんだ。
     一人ひとりが正しい意識を持てば、そんな存在はきっと無くなる!
     遠い遠い未来かもしれない。だけどきっとくるはずだ!」
男「うるせー!俺は金がほしいんだ!」
女「そうよ!あの大金が手に入るのよ!」
隆一郎「なら君達は親を、友を、恋人を殺せるのか?!」
男「っう?」
女「・・・・」
男2「俺ならできる!!」
隆一郎「君達は人を殺せるのか・・・。ひどい。まだこういう人たちが残ってるなんて。
     俺は許さない!」
秀「隆一郎さん・・・」

405 :イースリング:2007/01/24(水) 19:09:00 ID:bG3WKpPA0
ここでいきなり空中からサターンズ生物のツーサン・アーが上陸!!
大村「あれはツーサン・アー!!」
隆一郎「サターンズ!!」
ツーサン「モウ・・・マツノガ・・・メンドウダ・・・。イマココデ・・・ゼンインコロス!」
その直後に50人のみんなは助けを求める。
自分が死ぬ立場になると恐怖に包まれるのだ。
隆一郎「ほら。君達は自分が殺される立場になると嫌がる!
     君達が殺そうとした人の立場だ!よくわかったかい?!」
男「わ、わるかったよ・・・。だから助けてくれ!」
女「キャーッ!」
隆一郎はその場で変身した。

逃げる老若男女。
大村と秀は無人戦闘機・イースリング・ジェッターを出動させる。

ツーサン・アーはかなり近未来的なロボットであり、腹には赤・青・緑のランプがあり点滅している。
そこから赤い光線、青い光線、緑の光線を発射しイースリングをおいつめる。
バク転で避け続けるものの、イースリングは三色連続で受けてしまい、突進されてぶった押される。
そこをジェッターが攻撃するものの、ダメージが小さいようで、赤い光線を受けて地面に不時着してしまう。
大村「くっ!」
秀「博士、奴の弱点は?博士が作ったのならわかるはずです!」
大村「そうだったな・・。奴は・・・頭のアンテナだ!あのアンテナを切ればいいんだ!」
うなづくイースリングは、側転→バク転でツーサンの元へ近づき蹴り上げ、
アンテナを両手で掴む!
必死に抵抗するツーサンは、目の前のイースリングに赤い光線を放ち、大ダメージを与える。
手を離してしまい、また倒れるイースリングだが、ネックスプリングで起き上がり、そのまま空中へ!
そこから着地する際に、アンテナをチョップで切り落とす!
暴走して方向性を無くすツーサン・アー・
最後はガッツレーザーを3つのランプに食らい、大爆発と共に消えうせた。
みんなは大喜びした。

406 :イースリング:2007/01/24(水) 19:14:10 ID:bG3WKpPA0
研究所。
大村「俺は本格的に狙われているようだ・・・」
隆一郎「大丈夫ですって!俺が必ず守ります!」
秀「ぼくだって頑張りますよ」
大村「ああ・・・」

サターンズ城。
ヘル・デス「むむ!またイースリングが勝ちおったのか?
       何をしておるのだ、お前達は!」
と、主要部隊4名へ電撃を食らわす。
ゴウ・マグマ「申し訳ございません・・・・、しかし!大村さえ殺せばいいのです!
        おまかせください!」
ヘル・デス「あいつが発明する品も邪魔なのだ。これ以上製造させるんでないぞ」
ゴウ・マグマ「了解いたしました!」

隆一郎の戦いはまだ終わりそうに無い。
長い戦いはまだ続く!

次回予告。
第19話「改造!二つの新兵器」新像キライ
さらわれた子供を助け出せ!
いまここに2つの新兵器誕生!
次回をお楽しみに。

407 :デウスの人:2007/01/25(木) 00:52:30 ID:LX8L3whI0
1クールも片付かないうちからヒイコラ言ってるデウスの人です。
全53話とか、一人で創り上げただけでも偉業ですね。

ご指摘の件ですが、個人的に、背骨がグラグラ揺れるような事態は避けたいなと思っております。
そんなわけですので、1話限りのクロスオーバーみたいな事はやらない方針でやっております。
既に屋台骨がグッチャグッチャという指摘はご勘弁を。

楽屋ネタは控えると言っておきながら、今日は語りすぎました。それでは、オリトラスレの続きをどうぞ。

408 :イースリング朝一更新:2007/01/25(木) 07:07:49 ID:LCuxWHH90
第19話「改造!二つの新兵器」新像キライ

隆一郎は麻紀から貰ったペンダントを手に取り、じっと見つめる。
「俺が来てから、もう4ヶ月・・。
こんなにもいろいろな事があったけど・・・まだ戦いは終わらないのか」
そう嘆くのみであった。
そして今日は、雅人と麻紀が帰ってくる日。
隆一郎は心待ちにしていた。
しかし、この日も非常事態が怒るとは・・・

ゴウ・マグマ「何故我等は負けるのだ?!」
バド・リュー「あいつが強すぎるんだ。イースリングがな」
ゴウ・マグマ「なんだと貴様!」
ギライバー「あいつが強いだと?あんなものすぐ倒せる!」
メガンダー「ソウダ・ソウダ」
バド・リュー「何回も負けておいてそのセリフとはな。ふっ」
ギライバー「貴様・・・反抗する気か?」
バド・リュー「いや。別にそうではない。」
ゴウ・マグマ「お前こそ、何度作戦を失敗したことか?!」
バド・リュー「もういいかげん奴を殺せばいいんだ!子供をまた誘拐し、人質にして死んでもらえば」
ゴウ・マグマ「過去にそういう作戦をし、失敗しているのだぞ?」
バド・リュー「試すだけ試せばいい!」
ヘル・デス「落ち着くのだ!・・・ふん、ならばもう一度やってみればいいのだ。」
ゴウ・マグマ「うっ・・・。わかりました。。
        こんなときにビルデルスが復活し、あの最強生物”No.100”さえ誕生すれば・・・」
そしてサターンズは、No.27を新像キライと名づけて向かわせた。
これも大村の製造によるものだが、造形などはいたってシンプルで強いのだ。

409 :イースリング:2007/01/25(木) 07:09:02 ID:LCuxWHH90
そして空を大きく飛び回る。
地上にいるサラリーマンなどは驚き逃げ回る。
キライは赤い目からレーザーを放ち、ビルなどを破壊してゆく。
そこへバーン!と巨大化したイースリングが登場。
イースリングの顔から肩ほどの小さい敵のため、掴んで投げ飛ばすなど優勢となるが、
突然キライの顔の茶色の部分が横へ開き、中から鞭のようなものを長く伸ばし、
イースリングに打ちつけたり、首を締めたりと強烈に襲う。
だが、猛反撃とばかりにチョップで鞭を切り、エモーション光線を放つ!・・・直前にキライは姿を消した。。
そんな中、壊されたビルに下敷きにされた人々が大勢いる。
いきなりの襲撃で、逃げ切れなかったのだ。
惜しむ隆一郎多達。
隆一郎「どうして奴等は人の死を喜ぶのだろう・・・。
     僕には考えられない・・・」
大村「隆一郎・・・」
秀「隆一郎さん・・・」
そのとき、大村は足元に落ちていた隆一郎のアクセサリーを拾いあげ、そのまま渡さず自分のポケットに入れた。

CM

大村は研究所で専用防具をつけて、どんどん何かを製作している。
目は真剣そのもの。
隆一郎は空港で雅人、麻紀を待ち合わせだ。
すると、赤信号の道路に突然飛び出す子供の姿が!
隆一郎「危ない!」と、飛び出しなんとか救い出す。
だがほっとしたのもつかぬま、キライがまたも現れ、礼の鞭でこの子を縛りつけ、捕まえてしまったのだ!
そのまま体内に閉じ込められてしまう子供。「助けてー!助けてー!」の叫びも響かぬまま連れ去られてゆく。
誰もが見上げて大騒ぎ。
警察も銃を発砲するが、効き目なし。
ここで変身すると大きな災害をもたらすと、隆一郎は走りながら追いかけた。
隆一郎「くそ!こんなときにバイクがあれば・・。だが壊れちゃったし。。」

410 :イースリング:2007/01/25(木) 07:09:54 ID:LCuxWHH90
と、「リュウイチロー!」と機械性質な声が聞こえた。
横を見ると、イースリングの顔をイメージしたような完全武装方バイクが停車されていた!
しかもメカ状態となりコンピューター装置。トゲの部分から光線発射可能。
 ハンドルには、先ほど無くしていたアクセサリーを発見。
こちらも改造されている。
するとメカから大村博士の声が再生された。
大村「隆一郎!それはお前のために私が改造した2台兵器だ!
    まずはバイク。これは”イースリング・ライダー”という名だ。
    超高速であり、坂道も思い切り登る。
    光線も発射でき、ジャンプの際はかなりの威力で上へ跳ぶぞ!
    お前だけの秘密兵器だ。
     そしてアクセサリー。さっき落としていたから私が改造した。
    サターンズ生物の存在を素早くキャッチし、勝手に動き出して先の尖った部分を矢印に見立て、
    前や右や上を勝手に向いて、敵の居場所を教えてくれる!近くになれば中央のダイヤが赤く点滅する!
    名前は”スパイダー・ダイヤモンド”!
    さぁ。お前の新たな戦いの始まりだ!行けー!」
隆一郎「ありがとう!博士!」

イースリング・ライダーにまたがり、スパイダー・ダイヤモンドを首にかけて、エンジンをかけ、
隆一郎はダイヤの誘導どうりにバイクを走らせた。
交通違反の恐れはあるが、早すぎて周りには気づかれない機能もついている。
ダイヤが前、右、左と誘導してゆく。
すると、ピッピッと点滅し始めた。キライは近いのか?!
上を見上げると、そこにはキライの姿が!
急いでコンピューターを操作し、頭部のトゲから光線を発射!
キライに見事命中し、キライは墜落・巨大化!
顔から出す鞭には気絶した子供が握られていた。
怒った隆一郎はイースリング・ライダーを停車し、そこからジャンプしながら変身!

411 :イースリング:2007/01/25(木) 07:11:02 ID:LCuxWHH90
巨大な姿を堂々と掲げる。
「デュアッ!」と両手をむけ、立ち向かうのだが、子供を見せ付けられて手も足も出ない。
さらに光線を連続して受けてしまう。
だが諦めずに立ち向かう!
イースリングは、頭のトゲにパワーを集め、光球を作って手で握る。
それをキライに投げつける!
するとキライの体を鞭以外全体をこれで包み込む。
鞭に握られた子供は、その光球からはみ出た状態であり、そこを狙って鞭をチョップで切断。
子供を無事救出。
最後は光球に閉じ込められたキライを空へ投げつけ、落ちてきたところをガッツレーザーで破滅した・
この光球こそ”イースボール”なのである。
戦いを終え、イースリング・ライダーに乗ってなんとか雅人・麻紀のお出迎えに間に合う。
隆一郎「お帰り!」
雅人「ただいま、奥菜さん!」
麻紀「ただいまー!あら?そのカッコいいバイクは?アクセサリーも少し違う?」
隆一郎「うん。博士が改造してくれたんだ!」
雅人「すごい!!カッコいいな〜。」

その頃研究所。
博士は疲れていた・・・。かなりの体力を使っていた。
秀「博士・・・少し休んでは?」
大村「おんなこれしき!サターンズに協力してしまった罪を償いたいのだ。。。」
秀「しかしー・・・」
しかし大村はこの罪を償おうと必死に立ち上がるのだった・・・。

412 :イースリング:2007/01/25(木) 07:13:51 ID:LCuxWHH90
新たな兵器を手に入れた隆一郎。
しかし、それを発明した大村は過労で倒れそうにあった。
果たして二人は無事平和を戦いぬけるのか?!

つづく

次回予告
第20話「許されぬ罪への償い」鳥怪スカイン、三首ドラゴム

サターンズは大村博士に再び協力するよう求める。
だが拒み続ける大村に、ついに最大の危機が!
行け!隆一郎!
次回をお楽しみに。

413 :アルファ作者:2007/01/25(木) 09:20:00 ID:oGxCOTZR0
>>407
デウス作者様
ご足労ありがとうございます。要するに、元祖M78とは別という解釈で
よろしいでしょうか? そうなるとダンが出てきたのは何でかと言う気もしますが、
まあ、「狙われない街」自体クロスオーバーなのか違うのか紛らわしいしなあ。
並行宇宙のダンと解釈しておけばいいですか?

414 :アルファ作者:2007/01/25(木) 10:03:50 ID:oGxCOTZR0
と、余り問い詰めるのもあれだな。めんどかったらてきとーに流してください。
全部終わってから改めて設定について説明すると言う断りも前にあったし、
人の台所に口出しするのも主義じゃないので。

外野の突っ込みまでは止められませんので、その辺は任せます。

415 :ウルトラマンオーバー:2007/01/25(木) 21:55:11 ID:1CQc4lIc0
「最強怪獣コンテスト参加」
催眠怪獣「シャクラ」
マイナスエネルギーが環境破壊の犠牲になった沼の生物達と融合し、誕生した怪獣
蜘蛛の様な六本足とボディで海老の鋏のような腕を持ち頭はサンドワームの様なデザイン
全身を強固な甲に守られ、甲の継ぎ目からは海藻の様な毛が生えている
メインカラーは赤で、毛の色は緑
見た目の割りに知力は高く
普段は深い沼の中に隠れていて
「人間の子供の頃しか聞こえない特殊な音」を沼の中から発して近くの町の子供達を催眠状態にして
夜に沼に誘い込んで捕食する
戦闘能力も高く、怪力で、光線などは出せないが、それをとっても余りある戦闘能力を発揮するが、水がないと干からびてしまい、力を失ってしまう

416 :イースリング:2007/01/25(木) 23:25:04 ID:LCuxWHH90
参加します!

 殺戮怪獣マーダー・ハンター
身長:42m 体重:4万t
顔の頭には三本のトゲが縦に鶏冠のように並べられており、
顔面は銀色の仮面のようなものをかぶっている。
体には銀の鎧に、首からへその辺りまでかけて、縦にトゲが装備。(背中も同様)
右手はそのまま剣になっており、左手は伸びるアーム状で、丸いハサミのような形で相手の首などをしめる。
足は3段階変形可能。
1つは普通の2速歩行用。2つはタイヤ状になり高速移動用。3つはロケット状になり空中飛行用。
トゲからは光線も発射できる。
”死の国”にてうまれ、生きる人間達を自分の国へ連れ去ろうと企む。

417 :アルファ作者:2007/01/26(金) 00:07:48 ID:WFr1t9Ji0
では、私も。

暴露宇宙人・ソニホン星人
 地球侵略を狙う宇宙人。P.O.S.Eの登録ウルトラマンシステムの情報を
入手し、それを民間人にばらすことでP.O.S.Eの信用失墜と社会混乱を
誘発し、その隙に地球攻撃を図る。
 脳組織や目、耳、口などの感覚器官が異様に肥大した頭だけのグロテスクな
姿で、首から下は退化して存在していない。念力で宙に浮いて移動し、
巨大化と縮小も使い分けられる。テレパシーによる脳波干渉、目からの
渦巻き催眠光線、口から発する大音量の声による衝撃波、地球の裏側で
アリが歩く音も聞き逃さない耳などの超能力を持つ。又、巨大な頭で突撃して
体当たりも行う。

418 :名無しより愛をこめて:2007/01/27(土) 08:33:48 ID:Fr0AZCWZ0
ほしゅ

419 :イースリング:2007/01/27(土) 12:25:04 ID:iW+4zkLA0
第20話「許されぬ罪への償い」鳥怪スカイン、三首ドラゴム

大村は、一人ずっと立ち上がったまま研究所を眺めている。
「許されないん・・・だよな・・・」

サターンズは2つのカプセルをオープンし、2体の生物を出動させた。
No.28とNo.29である。
大村が製作協力した最後の2体だ。
前に2つ、後ろに1つ顔がある赤と黄色のドラゴン”ドラゴム”と、
体中に刃が付けられた鳥獣の”スカイン”である。
早速地球に着くと、ビルに体当たりしたり、炎を吐いたりと大暴れしている。

雅人「また現れやがったぞ!」
麻紀「しかも2体・・・」
大村「私が作った最後の生物だ・・。隆一郎よ、ここは私にまかせてくれ」
隆一郎「え?!博士、何を言ってるんですか!ここは僕にまかせて」
大村「いや!私がいく。私はサターンズを創ってしまった最低な男だ。
    この罪は償うしかないんだ」
隆一郎「でも、僕なんか侵略者として生まれてしまい、地球を攻撃しかけたのですよ!」
大村「まだましだ。
    ”しかけた”だろう?私なんか、人間なのにしてしまったんだ。だからここは私にまかせろ!」
秀「しかし、これまでたくさんの発明をしたではないですか!」
大村「ダメなんだ」

420 :イースリング:2007/01/27(土) 12:25:56 ID:iW+4zkLA0
と、ここでゴウ・マグマが突然現れ、大村を連れ去ってしまう!
隆一郎「博士ー!」
そこを、追いかけようとするのだが、ゴウ・マグマが放ったレーザーカプセルに4人は閉じ込められてしまう!
空の彼方へ消え行く博士とゴウ・マグマ・・・
街では2体の生物が大暴れしている。
と、ここで怪獣を察知したイースリング・ジェッターが自動で動き始めた!
そして隆一郎らを閉じ込めたカプセルにレーザーを放ち救出。
雅人「助かったー!」
麻紀「ありがとう、ジェッター!」
隆一郎「まずはの2体を片付けなければ!」とイースリングに変身して立ち向かう。

まずはドラゴムに掴みかかるが、首が3つではなかなか攻撃できず、炎を直に受けてしまう。
側転で遠くに離れても、後ろから激突してきたスカインのくちばしが背中に刺さり、痛み苦しんでしまう。
さらに街の破壊を続ける2体。
ジェッターもロケット攻撃で援護するが、炎が燃え移ってしまい不時着してしまう。
イースリングは気合を入れてジャンプし、上からドラゴムを踏みつける!
さらにスカインの尻尾を掴んで振り回し、ドラゴムに打ち投げた!
激突した2体はいったんひきかえってしまった。
・・・しかも街はボロボロ。
イースリングらは悲しみにくれた。

CM

421 :イースリング:2007/01/27(土) 12:27:18 ID:iW+4zkLA0
大村はサターンズ城で気絶していた。
目を覚まし、辺りを見渡して戸惑う。
大村「ここは・・まさか、サターンズ城?!」
ゴウ・マグマ「ふふ、どうやら見覚えがあるようですね、大村博士。
        約23年前はお世話になりました。」
大村「だ、だまれ!一体なんのつもりだ?」
ギライバー「ふふ、簡単よ。命が惜しければ、もう1度我々と協力すればいいのよ」
ゴウ・マグマ「あんたの発明力は天才だ。あのジェッターにバイクに。
        ぜひ我々にも作って欲しいのだ。もちろん報酬はたくさんやる!」
大村「ふぜけるな!私は二度とおまえらなんかに手はかさない!
    誰がなんといおうとな!」
ゴウ・マグマ「ほぉ、それがお前の言えるせりふか?」
メガンダー「オオムラの・・脳を検査した・結果・・・罪悪感で・・・いっぱいです・・・」
ゴウ・マグマ「へえ〜、あんなに大金に喜んでサターンズ生物を創った奴がか?
        それなら罪悪感を消す方法を教えてやる。
        サターンズ生物をさらに作り、地球を全滅させることだ!
        いいか?そして、お前が開発した邪魔くさい兵器も全て使えなくしろ!」
オオムラ「なにがなんでもいやだ!地球を私の星だ!」
ゴウ・マグマ「ふざけやがって。」
と、光線を発射!ギリギリで避ける大村だが、どんどん攻められる。

422 :イースリング:2007/01/27(土) 12:28:55 ID:iW+4zkLA0
バド・リュー「ふん、まるで隆一郎だな」
大村「彼はまだいい!侵略せずに貴様らに対抗し、地球を守ってくれているのだから。
    だが私は・・・手を加えてしまったのだ」
ゴウ・マグマ「あっそ。まらしょうがない貴様を殺してやる!」
大村「!!」
ギライバー「それしかないようね。」
大村「・・・ああ!殺せばいい!私など!」
ゴウ・マグマ「だが、イースリングと共に死んでもらう」
大村「なに?!」
ゴウ・マグマ「有人戦闘機を私は用意した。これはお前ほど有能な機能はないが、
        イースリングに激突するよう設定されている殺戮戦闘機だ!」
大村「そんな馬鹿な?!」
ゴウ・マグマ「これでイースリングに大ダメージを与え、2体の生物がそのあまイースリングを食い荒らす!」
大村「くっ!・・・」

そして大村はその戦闘機に無理やり載せられてしまい、ついに発車されてしまう!
ハンドルもエンジンもなにもない。
ただただイースリングへ激突しようと作動されている戦闘機である!!

一方地球。
再び暴れ始めた生物2体。
隆一郎は背中の怪我がひどく、変身をみんなから止められる、
また、ジェッター、雅人・麻紀・秀のレーザーで猛攻撃!
ダメージは少しあるものの、長続きしない。
また、怪我した隆一郎は「博士はどこへ・・・?」とずっと思い続けていた。
しかしこのままではダメだと、みんなの反対を押し切り変身してしまう。

423 :イースリング:2007/01/27(土) 12:30:11 ID:iW+4zkLA0
雅人「奥菜さん・・・」
麻紀「ダメだっていったのに!」
秀「ここは仕方ない。援護しよう!」
イースリングは急いで2体を倒して大村博士を救出しようと考える。
だが2体は強い。
スカインの体のトゲも邪魔でなかなか攻撃できない。
さらにはドラゴムの首を噛まれ、足も噛まれてしまい体を捕らえられてしまった。
そのドラゴムはさらにもう一方の顔から街を燃やし続ける!
スカインはその捕らえられたイースリンの背中をもう1度くちばしや針で刺そうと企む!
このままではさすがのイースリングも敗北してしまうかもしれない!
だが雅人らの援護もほぼ意味がないのだ・・・

その頃、大村はポケット似れていたナイフ型ドライバーを取り出し、正面のBOXに何度も打ち続ける。
ガンッ!ガンッ!バキッ!とそれは何度も何度も・・・。
そうしているうちに、ついにBOXはオープンされた!
中は複雑なコードや板で埋め尽くされていた。
だが大村はそれを見慣れた物なのかのようにすばやく改良していき、標的固定を解除したのだ!
そしてそのドライバーをBOXに突き刺し、自動操作に変更したのだ!
そのまま地球へ急発進!

そんな戦闘機が地球へくるのを発見したイースリングや秀ら。
秀が何者かと双眼鏡で覗くと、まぎれもなく大村!
秀「博士だー!!」
雅人「なんだって?!」
麻紀「無事だったの?!」
イースリングもデュアッ?!と首と足を噛まれた状態で驚く。

424 :イースリング:2007/01/27(土) 12:31:07 ID:iW+4zkLA0
大村「みんなー!俺は罪を償うため自分の命を代償にイースリングを救出する!
    今まで本当にありがとな!」
雅人「な、なにをいってるんですか・・・博士・・・」
麻紀「命を代償にって・・」
秀「まさか死ぬ気か?!」
雅人・麻紀「え?!」
イースリングもその声が聞こえたらしく、大村を見て顔を横に振る。
だが大村は表情一つかえず、スカインに向けて戦闘機を移動させる!
雅人・麻紀・秀「博士ーー!!!!」
イースリング「!!!」
大村(さらば、隆一郎。そして地球よ・・・。)

ドカーンッ!

強烈な爆発と共に大村と戦闘機とスカインは消滅した。
言葉を無くす一同。
この衝撃でイースリングはドラゴムから避けられ、バク転したあとにガッツ・レーザー!
正面の顔を爆破させ、ジャンプしてからの下の顔を膝で踏み潰す!紫の血がブチュッとはみ出る。
最後の顔はエモーション光線で焼きは払い、博士製作最後の生物も見事撃破した。
そのままもとの姿に戻り、雅人ら4人で大村博士が落ちた部分へかけ走る。
・・・しかし、大村の姿はどこにもなかった。
隆一郎「博士・・・」
雅人「そ、そ、そんな・・・」
麻紀「嘘よ!こんなの!・・・絶対に・・」
秀「博士は隆一郎さんのために自分の命を犠牲に・・」

425 :イースリング:2007/01/27(土) 12:32:56 ID:iW+4zkLA0
誰もが悲しむ非常事態であった。
隆一郎は助かり、生物2体も消滅した。
だが一人の勇敢な仲間を亡くしてしまった。
あまりの悲しみに怒りさえ出てこない。

だが隆一郎らはよりいっそうサターンズを憎みに憎む。
必ず、何が起ころうとも必ず奴等を倒さなければならない!
隆一郎は、大村や罪も無く死んでしまったたくさんの犠牲者のの思いを胸に秘め、
これからも戦うことを誓うであった。

つづく

次回予告
第21話「復活!!悪魔の化身」強獣ビルデルス・ダーク・サイド、誘魔ダーク・サイド

大村博士は死んでしまった。
そしてついに奴が復活してしまった・・・
地獄の悪魔が!!
イースリングピンチ!そのとき、あの兵器が!!
お楽しみに。

426 :イースリング:2007/01/27(土) 12:46:04 ID:iW+4zkLA0
第21話「復活!!悪魔の化身」強獣ビルデルス・ダーク・サイド、誘魔ダーク・サイド

No.30の誘魔ダーク・サイドが目覚めた・・・。
ヘル・デス「今度こそ人間どもを500人連れ去れ!
       貴様の魔力で奴等をエネルギー空間に移動させ、
       そこから我等の力でワープさせてここへ連れてくる!」
ついに生贄500人を連れ去り、ビルデルスを復活させる気なのだ・・・。

その夜。
様々な人々一人一人に真っ黒い魂のようなものが入り込む。
その度に人々が目を真っ青にして起き上がり、無意識に歩き始めたのだ。
「ここへ来い。ここへ来るのだ」という自分だけに聞こえる声と共に。
次第に人々は、ポカッと突如目の前に現れた不気味な穴の中に入り込んでゆく。
何の不振も持たずに。
ついに500人が集まってしまった。
笑みを浮かべるサターンズ達。

翌日の朝は大騒ぎ。
ニュースでも「急に消えた500人!」などと大きく報道され、「500人誘拐事件」と時代の中心へ。

雅人「これはまさか・・」
隆一郎「間違いない、サターンズだ!くそー!博士が死んだばかりだというのに、
     何度も何度も!」
怒り爆発の隆一郎。
そして昼の町に現れた、不気味な手が巨大な目ん玉を掴んでいるだけのグロテスクなデザインの、
ダーク・サイドが出現!
そこへイースリングも現れ、飛び蹴りをかますが猛スピードで避けられてしまう。
またダーク・サイドも目から光線を発車するが、イースリングは右手の拳でそれを打ち返し、
ダーク・サイドが自らが食らってしまう。

427 :イースリング:2007/01/27(土) 12:47:20 ID:iW+4zkLA0

さらにこちらへ近づいてくるが、それをも避け、ガッツ・レーザー!
見事命中し苦しむダーク・サイド。
最後は角を右手で掴み、パワーを集め、光線型のトゲを投げつける!
そのままド真ん中に命中し、ダーク・サイドは消滅した・・・。
弱い相手ではあるが、隆一郎はなにか気にかかるのであった。

サターンズ城。
ついに500人の人間は1つの光に包まれてしまう。
ゴウ・マグマ「そしてこの光が、ビルデルスのカプセルの中に入ることで・・・
        復活するのだ!最強の悪魔が!ヒヒヒ」
そしてついに生贄にされてしまった!!
500人の罪の無い人間が殺されてしまったのだ。
ギライバー「ついに!!」
メガンダー「復活!」
ゴウ・マグマ「最強の悪魔、ビルデルス!」
ヘル・デス「おぉぉ。」
バド・リュー「・・・・」

物凄い炎と煙が発生、直後に”眩しい闇”に覆われる。
全員が腕で目をふさぎ、眩しさが消えたため、前を見ると・・・・
前よりももっと凶悪な姿になったビルデルスが復活した・・・

CM

ヘル・デス「なんと素晴らしい!ビルデルスの化身!!」
ゴウ・マグマ「おぉ!す、すごい。」
ギライバー「これで・・・」
メガンダー「奴を殺せる」
バド・リュー「へぇ〜・・。」
名はビルデルス・ダーク・サイドと名づけられた。
すぐさま地球へ送りつけられ、破壊活動が始まった。

428 :イースリング:2007/01/27(土) 12:48:14 ID:iW+4zkLA0
恐ろしい程鋭い剣でビルなどを切りつけ、家を踏み潰す。
目からの光線は強烈な炎へて変えてゆく。
イースリング・ライダーに乗って現地へ急ぐ隆一郎。
超高速ダッシュ!
5分で現地へつくが、あたり一面は醜い風景へ・・。
隆一郎「復活?!」
ビルデルス「ブアーッハッハッハッ。イースリングよ、500人の生贄を得て私は復活した!」
隆一郎「なに?!」
ビルデルス「
今日はお前を殺してやる!
隆一郎「そうはさせるか!変身!」
巨大化し現れるウルトラマンイースリング。

お互いはまず掴みあうが、ビルデルスの強烈なパワーに押さえ、上へ投げ飛ばされてしまう。
バーン!とビルに落ちてしまい苦悩するイースリング。
さらには光線を食らい、体に炎がついてしまう。
床を転がって火を消すものの、剣から放たれたロープ状光線で首をしめられてしまう。
苦戦するイースリング。
それを援護しにきたジェッター。
なんとかそこから放たれたロケットでロープは切断されるが、ビルデルスの飛び蹴りで腹をぶっつぶされてしまう!
さらに辺り一面が闇に包まれる。
イースリングはガッツ・レーザーを放つが効かない・・。
X・ソードで肩や腕を叩くがこれも効かない・・・。
仕方なく、グレーティング・ソードを使用!
剣と剣のアクションを始める。
そして隙をつき、ビルデルスの腹に突き刺す!
大きな穴が腹にでき、ビルデルスはうつむくが、自然に穴がふせがれてゆく・・・
驚いて立ち止まるイースリング。
さらにハサミから現れた光線を延々と顔に食らい、もがいてしまうイースリング。
そこを狙って首を腕でしめてきたビルデルス。
その状態からさらに剣を顔に向けられてしまう。
このままでは危ない!!

429 :イースリング:2007/01/27(土) 12:49:53 ID:iW+4zkLA0
そのときである。
イースリング・ジェッターが変形し始めたのだ。
それと同時にイースリング・ライダーも変形。
その二台はそのまま合体!!
超新兵器”ダブル・イースリング”の完成である!
下には秀の姿が。
秀「イースリング〜!俺やったぞ!俺も再改造して変形合体できるようにしたんだ!
  必ず援護する!」
その名のとうり、ダブルeはかなり太く強烈な光線を放ち、ビルデルスの背中を焼き尽くす!
痛みに耐えられず、後ろに倒れてしまうビルデルス。
さらにダブルeは自らビルデルスの顔に激突!
それでもダブルeは無傷である!
チャンスとばかりにイースリングはグレーティング・ソードで切りつけ続ける!
さらにそれが修復されるまえに、エモーション光線!
細胞が死に、これで穴はふせがれない。
苦しみ続けるビルデルス。
最後はトドメとばかりに、2度目の使用。
”シャイニング・ニードル・スラッシュ”で思い切り貫く!
辺り一面を光に戻り、ビルデルスも少しづる破裂してゆき、消滅した。

ヘル・デス「なんということだ!!」
ゴウ・マグマ「くっ・・・まさかビルデルス・ダーク・サイドまでも・・・」
ギライバー「悔しくてストレスが!!」
メガンダー「一体・どうして・・・」
バド・リュー(・・・・やっぱりね。)

430 :イースリング:2007/01/27(土) 12:51:38 ID:iW+4zkLA0
超強敵のはずのビルデルス・ダーク・サイドを倒したのだ!
・・・しかし、500人という犠牲を出してしまい、ひざをついて悲しむイースリング。
その姿は次第に小さくなり、隆一郎となる。
隆一郎「俺には助けられないことも多すぎる・・・・
     全てを守れない・・・・」
その後ろに来た雅人、麻紀、秀。
雅人「奥菜さん。それは、本当に苦しいことではあるけど、
    そうなってしまう運命なんです。」
麻紀「。。。全てを守りたい!みんなの思いだわ。
    だけど守れないものも出てしまうの。手に掴めず漏れてしまうほど大きなものがあるでしょう?
   それと同じで。」
秀「俺だって守りたいものはある!
   だけどここで、くじけたら、もっと被害は拡大してしまう!奥菜さん、頑張ってください。。。
   実は俺はもうアメリカに行かなければならないのです。」
隆一郎「・・・え?!」
秀「もっともっと修行をつんで、みんなの役にもっと立ちたいんです!」
隆一郎「そ、そうなのか・・・・」
秀「急ですみません!でも、でもいつか!必ずみんなの役に立ちます」
雅人「僕もいつまでも奥菜さんのそばで頑張ります!」
麻紀「私だってー!」

431 :イースリング:2007/01/27(土) 12:52:45 ID:iW+4zkLA0
翌日、飛行機が飛んでゆく。秀が乗っている。
それを金網の外側から見上げる隆一郎、雅人、麻紀。
険しい悲しみを乗り越え戦う三人は悲しみを捨て、笑顔をもつことにした!
明日、明後日、明々後日。
いつまでも平和に暮らすために!

かくして、大村・秀・ビルデルスとの戦いは終わったのであった。

つづく

次回予告
第22話「犬猿の仲!別れた雅人と麻紀?!」犬猿ドグモン

雅人と麻紀が大喧嘩してしまう!
争いを止めるべく立ち上がる隆一郎だが、
サターンズ生物が舞い降りた!
お楽しみに。

432 :フレンズ作者:2007/01/27(土) 13:05:44 ID:i3do6SQK0
久しぶりです。早速ですが感想
イースリング作者様 ダークサイド・・・人を操るなんてものすごい能力ですね。サターンズは侮れませんね。
今はこれしか言えません。では最強怪獣コンテスト私も参加します。
「操作怪獣リーモ」
何でも操れる脳波を発し、生物であればなんでも操り僕にする。格闘能力も知性も大変優れている。
ではまた!

433 :名無しより愛をこめて:2007/01/27(土) 13:41:56 ID:1JTg2cazO
>>423何ageてんだよ消えろ偽者

434 :名無しより愛をこめて:2007/01/27(土) 13:45:18 ID:Fr0AZCWZ0
お前も上げんな役立たず

435 :フレンズ作者:2007/01/27(土) 16:29:23 ID:i3do6SQK0
第4話「どんな時でも」ウルトラマンファイ登場


天志田と春賀と(以下省略
嚥下&春野&佐井「省略って何でじゃーーー!」
覚えられなかったから(特に佐井)
春賀「そんな事言う為に来たんじゃないだろ。」
天志田「そうそう。今回の件だが・・・」
全員(ゴクリ)
天志田「俺ら最近出番少なくね?」
ドンガラガッシャーン!
春賀「そうそう。ゴットと作者が前作ってた方のフレンズの主役の共闘や作者がフレンズ(無印)時代にアルファ作者から許可取ったウルティメットマンとゴットの戦いや・・・」
おいおいそれ言うなよ。よしあいつ呼んでやる。
春賀「それってもしかして・・・」
水野「おい作者ぁぁぁぁ!呼び出しやがって何の用だよまったく・・・」
春賀「ああーまだよかt」
天道「作者ー用って何?」
春賀「天道も来た・・」
非常警報発せー直ちに向かえー
春賀「出ためんどくさくなったら使う技・・・まあ出動だ。」
隊員「了解!

436 :フレンズ作者:2007/01/27(土) 16:58:02 ID:i3do6SQK0
天道「ん?んんんんん?ウルトラマンが町壊してる?天志田変身するぞ!ゴーーーーット!」
天志田「やっと俺の出番だ!エンジェーーール!
フレンズ「お前はいったい誰なんだ!!」
ファイ「俺の名前はウルトラマンファイ。光を持ち、復讐する男だ!」
ゴット「誰に?」
ファイ「俺を裏切りやがった仲間たちだ!」
ゴット「何で裏切られたんだ?」
ファイ「冗談で包丁の刃先向けたら・・・」
ゴット「イヤマジでそれお前が悪い。」
ファイ「うるさーーーーーい!」
ゴット「お前ははた迷惑何じゃーーー!ゴットソード!一刀両断!グランドスラッシュ!」
ファイ「はじいて・・・」
エンジェル「ウィングバスターッ!」
ファイ「ウゴウッ!?」
エンジェル「続けて!ワープ光線!」
ファイ「わあぁぁぁぁぁぁ」
ゴット「それってほかの場所に移すだけの光線じゃ・・・」
エンジェル「どんな時でもそのときに合わせて技を応用する。それがウルトラマンだろ?」
ゴット「ああ!」

437 :フレンズ作者:2007/01/27(土) 17:01:49 ID:i3do6SQK0
次回予告「敵はエンジェル?だが偽者。本物はどこに!?次回「ゼッコロイドより強力な敵!その名もソーダーズ!」
お楽しみに。」

438 :名無しより愛をこめて:2007/01/27(土) 17:20:46 ID:2eGdsNnCO
読ませてもらった。相変わらずのクオリティの低さに溜め息だ。
ギャグ作品として見てもつまらないなぁ。
休止中、数ヵ月間もあったのにレベル上がってない。
まさかパソコン選びとその他日常だけで終わったわけじゃあるまい。
これで見てる人が面白いと思えるものか。
なにがどんがらがっしゃーん!だよ。音だから活きるんだろ、
文で書いてみたとこで「はっ?」だぜ。

まあ、他の作者達からすりゃ荒らし扱いにされちまうんだろうな。
自分の感じたことを書いただけだけどな。

439 :アルファ作者:2007/01/27(土) 22:53:58 ID:S6MYpBM60
フレンズ作者様
お帰りなさい。
ネガティブな書き込みには構うなというのが此処の方針というのは
判っているのですが、自分では書かない、或いは書けないのに勝手に
ひがんでる外野の人(他の作者様方はどうかわかりませんが、私個人は
対等の相手とは思っていません)に身内びいきと思われるのもあれなので、
気になった点を一応幾つか指摘。

○防衛隊(うさぎだっけ?)の戦いなしにいきなりウルトラマンの戦いに
話が飛んでいる。これは無印フレンズのときからもそうだったが、
防衛隊のいる意味がない気がする。
○ファイは仲間に裏切られ? て凶行に走ったらしいが、今後その仲間に
ついて話が書かれる予定はあるのか? 又、別次元に飛ばされたファイにも
今後フォローはあるのか? 単なる一発ネタだとしたら、正直エピソードと
して弱い。
○作者が呼ばれたり喋ったりする楽屋落ちは、せめて本編以外の注釈とかで
やったほうがいいと思う。ギャグとして効果があるならいいが、現状では
確かに余り笑えない。

効果音とかの演出的な部分に関しては各人のセンスの問題と思うので、
あえて突っ込みません。後、「めんどくさくなったら使う技」とかの
パターンへのおちょくりとかのネタは私も結構使うので責める権利ありません。

>ファイ「冗談で包丁の刃先向けたら・・・」
>ゴット「イヤマジでそれお前が悪い。」

この辺は好きです。ちゃんとお前が悪いと指摘してる辺りが。アルファの
ほうでちょくちょく出てくる困ったちゃん登場人物達の問題にも通じる
ものがあると思いました。

440 :名無しより愛をこめて:2007/01/27(土) 23:36:45 ID:ImsVpbXu0
かに型ビースト かにギラス

441 :名無しより愛をこめて:2007/01/27(土) 23:44:54 ID:1JTg2cazO
今回のフレンズ作者は本物???




作品ヒドス…

442 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 00:40:38 ID:oFbmUFt8O
今回のどころか、いつでもヒドイよ。下手な楽屋落ち、
わけわからん効果音、ほとんどの登場人物要る意味がない、
ウルトラマン出して戦わしときゃいい。そんな風に見える
言い出せばキリがない。他の作者のが良なだけに、余計に目立つ。
こんなん作ってよく恥ずかしくないなぁ。ギャグでもつまらない。
あとアルファ作者さん
>自分では書かない、或いは書けないのに勝手にひがんでる外野の人
つまりなにか否定的というかキツいこと言いたきゃ作者とかになれって
ことですかね?そうでなきゃ対等な存在とは思わないと?

443 :アルファ作者:2007/01/28(日) 01:04:03 ID:bgya8bFu0
思いません。

確かに彼の作品には多々問題点がありますが、そんな一朝一夕で上達する
ものでもないでしょう。誰でも最初は下手です。私も下手でしたし、未だに
上手くなったとは思ってません。まだまだ反省の余地がありますから、
上達するために書き続けてます。
フレンズ作者様の作品は微々ながらも向上していると思います。
そう思えないのは勝手ですが。

何もしてない人よりは何かしてる人のほうを私個人は評価します。
「何かする」は、必ずしも「書き手になる」だけではありませんが。
何すりゃいいかくらいは自分で考えましょう。その手のことは
自分の作品でも折りに付け書いてきました。読まないのも勝手ですが。

見るのも嫌と思うくらいひどい作品と思うなら、貴方がここを覗きに
来るのをやめるほうが手っ取り早いと思います。

444 :アルファ作者:2007/01/28(日) 01:24:41 ID:bgya8bFu0
後、前にも言いましたが、私は読み手側に読んでくれと頭を下げて頼んだり
報酬を貰ったりしたわけではないので、読み手に無条件で何でも譲歩する
義務も何もありません。自分で望んで書いているうえで自分で目標を
定めて向上は目指しますが、必要以上に卑屈になるいわれもありません。
嫌なら読まなくて結構です。

445 :ウルトラマンデウス:2007/01/28(日) 02:45:08 ID:/71+bsUo0
第7話「ふるさとは地球」
棲星怪獣ジャミラ、登場。
ビル街に飛来した、1隻の巨大飛行物体。
「我々は第1次地球外開拓旅団の子孫だ。地球の代表者と話がさせてもらいたい」
飛行物体から、全周波数域で呼びかけられるメッセージ。
だが、各国首脳は、宇宙よりの来訪者とのコンタクトを拒否。早速、P.O.S.E.の出動と相成った。
飛行物体の目前に、ウルトラマンが呼び出された。飛行物体からの反応は、意外なものだった。
「銀の巨人?もしかして、君がマックスか?」
飛行物体から地に放たれる光の柱。その中から現れたのは、人間にはとても見えない、奇怪な姿の巨大な怪物であった。
思わず構えるウルトラマン。その対応に、片手を突き出して待ったをかける怪物。
「僕たちは戦いに来たんじゃない。せめて、話をさせてくれないか?」
その言葉に頷き、下を指すウルトラマン。直後、リキは変身を解き、下で手を振った。
怪物が飛行物体を見上げると、飛行物体は怪物に光を浴びせる。光を浴びた怪物は、人の大きさに縮小していく。
「教えてくれ。お前たちの望みは何だ?」
「僕たちは、ご先祖様の暮らしたこの星に帰ってきたんだ。できれば、このままこの星で暮らしたい」
「悪いが、今の地球人は、君たちみたいな訪問者を受け入れられる状態にないんだ」
残念そうな様子の怪物。地球を去る事を渋々受け入れる代わり、彼はひとつの頼みを叶える事となった。
「この星を去る前に、海というモノを見たい」それが彼の頼みだった。
陽の照らす海を、リキと怪物が見つめている。
「風が、ちょっと肌に痛いな」哀しげに笑う怪物。
「頼みを聞いてくれてありがとう、地球のトモダチ」
「俺はリキ。コダイ・リキだ」
「僕はトウマ」
リキと握手を交わした後、トウマは飛行物体に回収され、空の彼方へと去っていった。

446 :デウスの人:2007/01/28(日) 02:56:28 ID:/71+bsUo0
「ウルトラマンメビウス」を見るまで、マイナスエネルギーの事が頭から完全にすっぽ抜けていたデウスの人です。

「ボクの考えた最強怪獣」コンテストの締め切りは、2/28(水)とさせていただきます。
応募数制限も、ハンドルをつける必要もありませんので、どしどしご応募ください。
なお、当選は本編への登場をもって代えさせていただきます。
皆さんのご応募、お待ちしてます。

デウスは進行の都合により、しばらくお休みいたします。私信によるスレ汚し失礼。

では引き続き、オリトラスレの続きをお楽しみください。

447 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 03:07:32 ID:EjdNpOgxO
作品に欠点があって、それを具体的に指摘したり「こうした方が」と言うのは、
オリトラ作者である必要はないし、そこはアルファ作者さんも否定しないだろう。
だが「ヒドい」や「挙げるときりがない」じゃ何も伝えてないし、極端な話、全く欠点のない話をこう言って貶める事さえ可能。
そういう事じゃないかね。作品の質を問うなら批評の質も求めんと。

しかし、残念なことに「イヤなら読まなくていい」は、そういった揶揄(批判とは言わん)レスにも適用されるんだよね。


448 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 10:17:15 ID:m5gCti130
>>447
フォロー有難うございます。色々失礼致しました。

ただ、責任が伴うのは書く側だけでなく読んだり評価したりする側も
同じだ、とは言っておきます。

449 :イースリング:2007/01/28(日) 12:19:26 ID:U0ffkec/0
>デウス作者様
良い怪物なのに、叶わない交流・・・
いつか、いつの日にか、宇宙と交流できる日がくるといいですね。
面白い話でした。(笑うとかそういう意味ではなく)
ただタイトルが漢字をひらがなにしただけなのは、どうなのかな・・・??
(あ、いえ、悪い意味ではないので気になさらずお願いします

450 :フレンズ作者:2007/01/28(日) 15:34:39 ID:+ZnIxBq30
アルファ作者様  いや本当ご指摘ありがとうございますこれからの資料にさせて頂きます。
データ
USGメカニック ムーンガン     麻酔弾も打て、レーザーも打て、実弾も捕獲弾も撃てる。実はこれは隊員章の代わりで、新入隊員には真っ先に渡される。
メモリーライト   懐中電灯と、基地に送る写真を撮る物、目暗ましにも使う。
ラビットウィング  USGの主力戦闘機。マッハ2でしか飛べないが、旋回はお手の物。
ムーンジェット   もう一つの主力戦闘機。旋回はあまりできないが、マッハ9で飛べる。
ジェットウィング  ラビットウィングとムーンジェットが合体した機体。二つの良い所を合わせた飛行能力。
ハンマーカー    陸用機、偵察に使われる。

451 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 18:56:21 ID:PasWFRWg0
 都内の街の一角。空はどんよりと曇っている。レオ初期の背景のように。
 城達志、ジャネット、ズィーベンの人間体の大谷勇は、ある産婦人科の病棟全体を見渡せる
位置に揃って立っている。一様に重い顔。
 病院の中から、彼らの脳にテレパシーで声が響く。
『どうしたね? 何もしないのかね?』
 一見穏やかに聞こえるが、明らかに嘲った声。


 ウルトラマンアルファ 39 妄執の輪廻
 ハンターナイト・アヴォル、ハンターナイト・ヴァニル、怪獣寄生体・スカルホーン 出現


 同じ頃。
 郊外の地方都市近くの麓に、一頭の巨大な怪獣が横たわっている。
 既に死んでいる。ウルトラマンアルファが出るまでもなく、特命防衛隊のソニックビート小隊に
一斉射撃を受けて倒された。周辺には特防下の調査団のテントが点在し、危険がないか分析が
行われた後、死体は処分される予定。
 この山の地中に以前から生息し、時折地上に姿を見せていた地底怪獣・・・身体の随所に赤く
鋭い角が生えていることから、作戦呼称『スカルホーン』と命名・・・は、実は、山の麓に住む
地元民によって、土地の『ぬし』といわれ、恐れられつつも崇められていた。ちょっかいを
出さない限り特に派手に暴れ回って被害が出たということもなく、どうにか共存してきた。
まあ、前に信州の雪山に出たユキギララのようなものだろう。
 だが、そのスカルホーンが、突然凶暴化して暴れ、麓近辺の街にも被害を出した。
 原因について取り沙汰されるべきだったのだろうが、特防に報せが入った時点で既に死傷者も
出ており、とにかく大至急片をつけねばならないということで、特防はやむなくスカルホーンを
ホーミングミサイル掃射で殺傷した。

452 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 18:57:49 ID:PasWFRWg0
 現場の近辺にある、暴力団ともつるんでいて悪徳で名高い不動産業者のビル。
「上手くいきましたね、社長」
「おう、ちょろいもんよ」
 大体事情は判ったと思う。
 こいつらはスカルホーンの住む山を伐採して切り崩し、買い取ろうとしていたのだが、
怪獣が邪魔で、しかもスカルホーンを畏怖する地元民の抵抗もうるさかった。そこで、密かに
スカルホーンが山中で食べている植物や飲んでいる水などを調べ、強力な興奮剤を混ぜて
暴れさせたのである。
「しかし、特防の連中が死体を調査するそうですが、直ぐばれませんかね」
「何、それが判ったところで、でかい畜生の怪獣野郎はもう死んじまってるからどうにもならん。
何か文句言ってきても、そこはそれ、地元の知事へのコネを使えば情報操作なんぞ何とでも
ならあな」
「ごもっともで。しかし、いい世の中ですわな。怪獣がばんばん建物をぶっ壊してくれるから
私ら不動産関係には幾らでも仕事が来るというもの」
「全く怪獣様様だわな、はっはっは・・・ん?」
 顔をしかめる社長。
「ん? んん・・・?」
 きょとんと見るあからさまにヤクザな部下達の前で、椅子から中腰に立って調子悪そうに胸を
押えて呻いた後。
 社長の身体が、じわじわと、そして眩しく、赤色に光った。
 と思うと。

453 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 18:59:24 ID:PasWFRWg0
 ぱ ん

 風船のようにいきなり膨らみ、肉片となって飛び散った。
 体内から出現するもの。
 べっとりと全身に鮮血がこびりついた、銀と赤のツートンカラーの、鎧を纏った怪人。
 ヤクザ達を、兜に覆われて目の位置が判らない顔でねめつける。
 恐怖に捕われて絶叫したヤクザ達は、即座に拳銃を出して一斉に怪人を撃つが、びくともしない。
『お前らが生きていること、生まれてきたこと自体が罪だ』
 音のない声をヤクザ達の脳に響かせた怪人は、事務所内を歩み回ってヤクザ達を追い回し、
一人一人丁寧に首をへし折ったり手足を腕力のみでむしったりしながら全員始末した。
 その後、又赤い光を発したと思うと、忽然と姿を消す。

 続いて赤い怪人は、スカルホーンを見下ろす上空に浮かびながら転移してきた。
 姿が透明になっており、地上に滞在している調査団は気付かない。
 怪人は、スカルホーンの死体から立ち昇るマイナスエネルギー、理不尽に殺されたことへの
怨念を感じ取る。
『お前のその強い無念の意志の力、借り受けるぞ。俺にはやらねばならんことがある。あいつが
いる・・・直ぐ近くに』
 怪人は降下し、怪獣の死体の中に吸い込まれるように入っていく。そして。
「な、何だ!?」
「どうして生き返るんだ!?」
 驚く調査団の前で、死体となっていたはずのスカルホーンは身を起こし、立ち上がる。
巨体から赤い光が走ったと思うと、全身の赤い突起が更に伸びて鋭くなり、より凶悪な姿に変わる。
 ろくな武装のない調査団を無視し、街ヘ向かって前進。建物を踏み潰して。

454 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 19:01:12 ID:PasWFRWg0
 時間帯は若干遡る。
 西野哲夫の桜ヶ丘小学校での級友・タケシの母が、二人目の子を身ごもっていた。もうじき
生まれる予定で既に入院生活を続けており、タケシはもう直ぐ兄になることで気負ってやる気に
なっていた。
 タケシの招待で哲夫は彼の母の病院に招かれ、哲夫は皆で祝って欲しいということで、恵や
達志も連れてきた。母親はベッドに横たわったまま喜んで迎え、恵と達志も彼女の懐妊を
心から祝い、皆で談笑していた。
 そんな達志の晴れやかな想いを、頭に突然響いてきた声がぶち壊した。
『久し振りだね、ウルトラマンアルファ』
 達志=アルファが見たのは横浜での一度だけだが、誰だか直ぐに判った。
 ウルトラマンの道を踏み外したあの青い悪魔、ハンターナイト・アヴォルだ。
 場の和やかな空気を乱さないよう辛うじてポーカーフェイスを保ち、テレパシーで問う。
『お前・・・あれから何処にいたんだ!?』
『改造巨獣ゾーリミオスの思わぬ介入で痛手を受けた私は、ダメージを癒して再び再起し、憎むべき
ヴァニルを滅ぼすため、この地球の地に潜伏していた。そして、再起の機は然程間をおかず訪れた。
アングラスとかいう異次元の侵略者や、宇宙から次々来る邪悪な宇宙人の暗躍、それによって
誘発される地球人の暗い感情の高まりによるマイナスエネルギーの蓄積によって、ね。御蔭で、
もうじき私は再びこの世界に甦れる』
『そして、又周りの迷惑も顧みずにヴァニルとの戦いを始める気か!? そんなことはさせないぞ!』
『ほう。まあ、それは造作もないことだろうね。君が手段を選ばない覚悟があるのなら』
『・・・どういう意味だ?』
『私が何処に雌伏していて、何処から君に声を送っているか判るかね?』
 達志は、感覚を研ぎ澄ませて声の元を探った。
 そして、蒼白になった。

455 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 19:02:46 ID:PasWFRWg0
『ウルトラマンが他の星の生き物と合体し、命を一つとして共有できる力を持つのは、我らにとっては
周知のこと。よって、私もそうさせてもらった』
『き・・・さ・・・ま・・・!!!!!』
 達志は、おぞましい感覚と激しい怒りを必死で押し殺す。
 アヴォルは、生命力回復のためのよりましとすべく。
 タケシの母の胎内にいる、これから生まれてくる子供と、合体していた。
『卑劣すぎるぞ、貴様!! 今直ぐ出て来い!!』
『いやです』
 目も鼻もないアヴォルの金属質の顔が、達志の脳内で笑顔を見せる。その表情の不快さは、
アングラスに勝るとも劣らない。
『ほら、早く私を始末してみたまえ。君に、これから生まれてくるこの子を巻き添えに出来る覚悟が
あるのならね。ほら早くやってみたまえ。ほらほら』

 達志は苦悩の末、ジャネットと、前回来てまだ地球に留まっていたズィーベン=勇に事情を話した。
自分だけでは解決できずに結局二人に相談したことで、地球滞在資格テストの減点対象にはなるだろうが、
もうそんなことは言っていられない。
 ジャネットと勇も言葉を失う。彼らにとっても、減点がどうとか言う話どころではなく、本気で
怒りを覚える。
勇「ウルトラマンとしての誇りを、本当に失いやがったか・・・!」
ジャネット「何という情けない・・・!」
達志「・・・でも、あれですよね」
二人「?」
達志「僕達に危害を加えようとしてくる敵が、一々手段なんか選んでくれるわけない・・・
そうなんですよね」
二人「・・・・・・・・・・・」

456 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 19:04:16 ID:PasWFRWg0
 鉛の塊を飲んだような感覚で、三人はとにかく病院へ向かう。しかし、何の策も浮かばない。
無論、タケシの母やタケシ本人、西野一家にもまだ内緒である。こんなこと言えるわけがない。
 何も出来ずに病院を前に只立ち尽くし、アヴォルは何も知らないタケシの母の腹の中から
いやらしく挑発のテレパシーを送ってくる。
 勇は、延々考えた後。
「アルファ」
「はい?」
「お前は、これからもこの地球に留まり続け、西野家の皆や他の人々を守っていきたい。
どんな障害があろうとも。その思いに嘘はない。そうだな?」
「・・・はい。しかし、何故今それを・・・」
 達志は答えながら、内心覚悟していた。ならば、他の無関係な人々を巻き込まないため、心を
鬼にして、母親の中の子供ごとアヴォルを始末しろ。そういわれると思っていた。
 だが、違った。
「ならば、これからも地球の英雄、旗印となっていくためにも、お前が手を汚すべきじゃない。
恵君や哲夫君も悲しむ」
「え・・・?」
「既に地球での思い出を過去のものとしている俺がやれば、お前の面目は立つ」
「・・・ズィーベン隊長!?」
 勇は病院へ向かおうと杖を突いて歩み出す。焦る達志とジャネット。
「しかし、それでは!!」
「判っている。この外道に手を染める以上、俺はもう地球に立ち入ることは出来ないだろう。
例え周りの者が許しても、俺自身が俺を許さん。だが・・・お前が以前無理やりにでも美樹と
もう一度話し合う機会を作ってくれたことで、俺は以前よりはうんと救われている。もう
思い残すことはない」
 勇は振り向いて笑う。
「さよならだ、アルファ・・・いや、一人の地球人、城達志」
「隊・・・長・・・!」

457 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 19:06:03 ID:PasWFRWg0
「それはいけません!」
「!!」
 達志より先に素早く跳躍して勇の道を遮ったのは、ジャネットだった。
「既にデリート隊長にも事態を報せました。今、どう処遇を下すか熟考しておられる最中です」

 M78星雲・勇士司令部。
「・・・どうしたものか・・・」
 懸命に頭を捻っているデリート。彼を以ってしても、即座に答えの出る問題ではない。

「答えが出るまで、軽率なことは・・・」
「そんなことを言ってる場合か! もたもたしていたらアヴォルが復活してしまうぞ!」
「いけません! ウルトラマンである前に人の道からも、一人の人の未来を絶つようなことは、
私個人としても納得が行きません!」
「・・・どうあってもか」
「聞くまでもありません」
 睨みあう勇とジャネット。

 両者は戦い始めた。人間の姿のままでだが、それでも尚、迂闊に近付くと只ではすまない、
常人なら殺し合いレベルのマジ勝負。物凄い速度で動きながら打撃をぶつけ合っている。
「ちょ・・・ちょっと! 内輪同士で争ってどうするんですか!?」
 達志が止めるも、聞く様子はない。
 そして、更に事態は悪化する。

458 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 19:07:34 ID:PasWFRWg0
 街から、人々の悲鳴が響いてくる。
『アヴォルーーーーーッ!!!!!』
 怪獣スカルホーンと合体した赤い怪人・・・ハンターナイト・ヴァニルが、アヴォルを
殲滅すべく、侵攻してきた。ヴァニルも、既に他の生命体と一体化してなら活動できるまでに
甦っていたのだ。
 ヴァニルは達志達と違い、アヴォルと合体した赤ん坊の安全のことなど最初から考慮していない。
アヴォルを滅ぼすことしか頭にない。
斎木「何であの怪獣が生き返ったんだ!?」
美樹「しかも、あの変わり果てた姿は・・・?」
 ソニックビート小隊が再度の攻撃を試みるも、ヴァニルとの合体で遥かに強化されたスカルホーンは
全く応えていない。
『来たか』
 アヴォルも、ヴァニルが間もなく自分の下に来ることは見越していた。それでも動じていない。
達志=アルファが嫌でも身重のタケシの母の中の子=アヴォルを守らざるを得ないことも
見越しているからだ。
『ほら、ウルトラマンアルファ、行かなくていいのかね? 街が壊されて人々が苦しんでいるよ』
「・・・・・・・・・」
 達志は歯が折れそうなほど口を噛み締めるが、確かに今は怪獣の進撃を止めるしかない。
「アルファーーーーーッ!!」
 アルファプラスを光らせ、ウルトラマンに変身。
 突進して怪獣の巨体を全身で止めるが、怪力でずるずると押される。しかも、スカルホーンは
赤い突起の鋭く尖った腕をアルファに叩きつけ、何度も痛打を与えてくる。確実にダメージが溜まる。
『アヴォルーーーーーッ!! 殺してやるアヴォル、死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね』
 脳内に、自分だけのレベルの怒りしかないヴァニルのけだもの同様の叫びが響き渡る。

459 :名無しより愛をこめて:2007/01/28(日) 19:09:16 ID:PasWFRWg0
 絶対に踏み入らせるわけにはいかない後方の病院では、勇とジャネットが戦うべき相手を
間違えて小競り合いを続け、ウルトラマンにしか見えないアヴォルの巨大な虚像が病棟から
浮かび上がり、苦しむ者達を見てげらげら笑っている。
『そうだ、思惑など関係なく君達は私を守るしかない。世の中には「許される罪」というものが
厳然と存在するのだよ。どれほど人の犯してきた罪が重かろうと、その代償を支払うだけの器が、
家畜以下の連中にはないのだから仕方ないじゃないか。もう皆自分のしたいことだけして
刹那的に生きて無為に死ねばいいのだよあははははははは!!!!!』

 いきなり映る、こことは別のある巨大な病棟の地下施設。
 四日市の実験都市で精神崩壊した人々が、それぞれの独房で人形のように暗い天井を只見詰め
続けたり、泣き喚きながら暴れ回ったり。それを黙って監視し続ける日高情報主任・・・

 続く。

460 :バルグ作者:2007/01/28(日) 20:08:40 ID:X88Xmn9j0
アルファ作者さん、デウス作者さん、フレンズ作者さんGJ!

さて、とりあえず俺も僕の考えた最強怪獣作ってみます。
(名前がダサいのは許してください)

一本角怪獣 ホーンゴン
全長60m 体重85t
サイのような角が特長の怪獣。
とても乱暴物で力も強い。
角をつかった突進は厚さ80mの鉄板をも貫く。
四足歩行の怪獣である

461 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/29(月) 11:56:58 ID:iOHMNkOX0
特別章その弐 その名は桜ヶ丘
硫酸怪獣ホー 羽根怪獣ギコギラー発現
ウルトラマンメビウス ウルトラマン80登場

「なあ、なぜ俺はここにいるんだ?イメージマターもピグマも滅ぼしたろ。」
(この時代、未だカイザーは地球へ来ておらぬ。ここはそれより百年ほど前の時代だ。)
「いやそこに文句があるんじゃなくてさ、ついさっきカイザーを見届けて、他のウルトラマン連中に別れを告げて『帰る』と宣言したにも関わらず、どうしてそのままの世界にとどまってしかも百年も遡る必要がある?」
ヒスイはいい加減疲れていた。イメージマター撃滅直後である。ようやく元の世界に戻れると思っていたら、何故か龍の野郎、カイザーの世界に留まって時間を遡りやがった。
眼前には、やはり何の風情も無い白い建物が聳え立っている。
「桜ヶ丘中学校」
こちらの世界の子供達が通う学び舎らしい。しかし、子供達の嬌声は聞こえない。この日は日曜日であった。そのかわりに、屋上からそう若くない男女の声が聞こえる。
ヒスイはちょうど近くを歩いていた男に事情を問う。
「ああ、あの学校ね、少子化くらって無くなるんだよ。オレもあそこの卒業生でさ、今日はオレらの三年先輩が屋上借りて同窓会やってんだ。」
その時、学校が不気味に光り、続いて巨大な獣が姿を現した。
「!…龍、行くか?」
(待て。奴からはさほどの邪念は感じられん。)
ヒスイは様子見を選択、代わりに周囲の民を避難させる。先程の男が嘆いている。
「ああ、結局廃校を待たずに怪獣に壊されちまうのか!」
彼は逃げつつ、ヒスイに、桜ヶ丘中学校の思い出を語った。修学旅行、運動会、卒業式。そして初恋の相手だった体育教師。彼女はピアノも上手かった、というが、ヒスイはそこまで聞いていない。
ひたすら桜ヶ丘中学校を睨みつけ、時々周囲を気にする怪獣。そこに、ウルトラマンが姿を現した。一応、イメージマター戦で共闘した連中の先輩という事になるのだろうか。
「メビウス!思い出の学校を守ってくれ!廃校になるまでは、せめて後輩達には最後まで今のままの校舎で勉強させてやりたいんだ!」


462 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/29(月) 11:58:40 ID:iOHMNkOX0
ウルトラマンメビウスに懇願する男。しかし、メビウスは怪獣ホーの流す硫酸の涙に苦戦する。その時、妙に優しそうな顔立ちのもう一人のウルトラマンが駆けつけた!
「ウルトラマン80(エイティ)」
の名が周囲から聞こえる。80はバックルビームでホーを狙撃。ホーは満足げに消えていく。
「思い出の学び舎、助かったな。」
男に笑いかけるヒスイ。だが男は、
「ああ、でも、結局桜ヶ丘中は廃校だ。沢山の思い出が染み込んだ建物なんだ。
それが消えるってことは、オレらの思い出自体も消えていくってことだ。年をとるってのは、そういう風に、沢山の思い出に別れを言い続けるってことなのかな…。」
ヒスイは少し考え、男に向き直る。
「森羅万象には全て『名』があり、『名』には『力』がある。先刻の獣は学び舎自身の意思が生み出したものだ。…桜ヶ丘中学校は消える。それは避けられない。
ただ、『桜ヶ丘』という名は消えない。その名をアンタらで語り継げばいい。桜ヶ丘って名前自体に思い出を感じるのなら。思い出の詰まった、懐かしい名前として。」
そう言うや、ヒスイは空を見据える。太陽系の外周に、地球を目指して一匹の怪獣が飛んでいる。GUYSスペーシーの監視システムにも引っかからない位置だ。
「…全く、どいつもこいつも風情の無い…!」
ヒスイは男に簡単に別れを告げると物陰に隠れ、アクアアイを召喚。等身大のリュウラに転化し、太陽系の外周へ瞬間移動した後巨大化する。
別に桜ヶ丘中学校の前で転化しても良かったのだが、何かウルトラマン80と屋上の卒業生が卒業式を始めてしまったのでそれを邪魔したくなかったのだ。
謎の時空波に呼ばれ、地球を目指して飛ぶ怪獣、ギコギラー。その眼前にウルトラマンリュウラが立ちはだかる。
「こちらは知らんが、俺達の世界にはこんな言葉がある。」
リュウラは精神感応で宣言する。
「空 気 読 め」
M78星雲と異なる戦士の出現に、ギコギラーは慌てて熱線を吐きつける。
だがリュウラはドラゴンフィールドでその熱線を反転しギコギラーに叩き付けた。よろめくギコギラー。リュウラはゲキへ変身し、シャイニングボムで完全に消滅させた。


463 :ウルトラマンリュウラ:2007/01/29(月) 11:59:46 ID:iOHMNkOX0
「…龍よ、今度こそ俺達の世界へ帰るぞ。」
(うむ…次はウルトラマンの存在が民に公とされておらぬ絆の世界へ行きたかったのだが)
「帰る。」
こうしてリュウラは、ようやく自分の世界へ帰った。
別世界の巨人との邂逅で経験値を増やしたリュウラを神々が危惧し、高位星神仙ミカヅチと高位闘神仙ラゴウが地球を襲う事となるのだが、
その顛末は十九〜二十一章に詳しいのでここでは省く。

「桜ヶ丘の名前を語り継げ…か。ありがとう。名も知らぬ人。」
その後、桜ヶ丘中学校自体は取り壊された。だがその地域では「桜ヶ丘」という名が浸透し始める。
デパートも桜ヶ丘、マンションも桜ヶ丘、蕎麦屋やラーメン屋も桜ヶ丘。駅名も桜ヶ丘。そして、新たに出来た小学校、高校も桜ヶ丘。それは、桜ヶ丘中学校への敬意に溢れた思い出の名前。
数年後、生徒の一人、西野恵の家庭教師=ウルトラマンアルファとゼバット星人の戦いに巻き込まれたり巻き込まれなかったりで桜ヶ丘高校はたまにグロい事件が発生したりする事になるのだが、それはヒスイとは関係ない。ないってば。


464 :名無しより愛をこめて:2007/01/29(月) 13:41:59 ID:IfZI6fTU0
リュウラ作者様
 まとめサイトの掲示板も見ました。恩に着ます。

465 :名無しより愛をこめて:2007/01/29(月) 13:42:30 ID:IfZI6fTU0
>>464はアルファ作者でした。

466 :名無しより愛をこめて:2007/01/29(月) 16:52:34 ID:IfZI6fTU0
 その力は強大にして、その根性はクズ丸出しのウルトラマンの恥、ハンターナイト・アヴォルとヴァニルが
頼みもしないのに復活した。ウルトラマンの特性である他の生命との合体能力を使い、アヴォルはタケシ少年の
母の胎内に宿った胎児と合体、地球を守るウルトラマン達の攻撃の手を封じてしまう。更に、そのアヴォルの
存在を知ったヴァニルは、人類によって理不尽に殺された怪獣スカルホーンの肉体と怨念に合体して力を得、
アヴォルの人質にされた胎児のことなど考えもせず、只アヴォルを滅ぼして自分の憤りを鎮めるためだけに
病院を狙って街に進撃してきた。子供を宿した母親を守るため、病院を庇って怪獣と戦わざるを得ないアルファを
高見の見物で悠然とせせら笑うアヴォル!!
 いい加減皆欝になって見捨てられるぞ! どうなるウルトラマンアルファ!?


 ウルトラマンアルファ 40 命の決死圏
 ハンターナイト・アヴォル、ハンターナイト・ヴァニル、怪獣寄生体・スカルホーン 出現


 アルファはむかついて仕方なかった。アヴォルのクズぶりは言うに及ばず、ズィーベン隊長とジャネットは
冷静な判断力を失って事態の打開もせずに同士討ちをしているし、ヴァニルの取り付いた怪獣がさっきから
尖った手でぼかぼか殴ってきて痛いし苦しいし、もうマジで全部投げ出したい。
『邪魔をするな貴様! どけ! 俺はアヴォルの野郎を死なすんだ!』
 ヴァニルが頭に響く声でずっと喚き続けている。
『知るか! 出来るもんなら僕がやりたいわいそんなこと! 僕だってあいつを一発殴れたらどんなに
気分いいか・・・』
 ・・・ん? 待てよ。
 僕もこいつも、アヴォルに一矢報いたいという気分は同じ。なら・・・

467 :名無しより愛をこめて:2007/01/29(月) 16:53:48 ID:IfZI6fTU0
『待て! 聞けヴァニル!』
『ああ!?』
『このままお前がこの怪獣の体を使って周りの被害も省みずにあくまでも病院ごとアヴォルを攻撃すると
言うなら、僕も命を賭してでもお前を阻止する!』
『何ぃ・・・!!』
『それはお互いに大損だろう。だが、お前が僕の提示する条件を飲んでくれる用意があるなら・・・アヴォルを
倒すため、お前に協力してもいい!』
『・・・・・・』

 怪獣スカルホーンが、アルファと組み合ったまま、動きを止める。
柏村「どうした・・・?」
 上空を飛びつつ様子を見るソニックビート小隊。

『でたらめを言っているのなら、貴様も一緒に始末してやるぞ!』
『嘘じゃない! 策はある! 今思いついたんだけど』
 アルファは、ヴァニルにその策を伝える。
『・・・・・・』
『適宜に選んだ地球人と一体化する方法を取らず、自ら人間に変身して地球に駐留していた僕は、物理的に相手に
干渉することしか考えていなかった。だが、この方法なら可能性はある! お前の協力を得られれば、成功確率は
更に高まる!』
『・・・・・・・・・』
『とりあえず、その怪獣の体を使って暴れるのをやめろ! それから、攻撃する相手はアヴォルだけに絞ること!
この条件が飲めないなら、僕はお前と刺し違えてでもお前の願いを通させてやらないぞ!』
『・・・・・・・・・・・・』
『ヴァニル!!』
『・・・・・・・・・・・・・・・』

468 :名無しより愛をこめて:2007/01/29(月) 16:54:54 ID:IfZI6fTU0
 スカルホーンは倒れた。
 既にその中からヴァニルは抜け出し、怪獣は元の死体に戻っていた。
 事態が飲めないソニックビート小隊の眼下で、アルファも全身から光を発したと思うと、その姿が消える。

 だが、アルファの戦いはまだ終わっていない。
 彼は今ヴァニルと共に、真っ赤な光が辺りを支配する世界に居た。初代マンがハヤタと初対面して命を二人で一つに
して蘇生させたり、迎えに来たゾフィーと対話したりした、あの世界。
『貴様・・・もし妙な企みをしていたら、舌を引っこ抜いて針千本飲ませて目でピーナッツ噛ませて鼻からラーメン
食わせた後死なすからな』
『好きなように。とにかく、目的地へ急ぐぞ。作戦コードネームは・・・「戦いの場所は心の中だ」!!』
 上も下もない赤い空間を二人は飛んでいく。

 一方。
『やめなさい、二人とも!!』
 M78星雲から直通で飛んできたデリートのテレパシーによる叱咤で、傷だらけになって戦っていた勇と
ジャネットは、やっと正気に戻った。
勇『デリート・・・』
ジャネット『何かあったのですか?』
デリート『何かあったのですかじゃありません。既に貴方達が戦う事は無意味です。アルファ君が事態を打開する
ための行動に出ました』
ジャネット『! どうやって・・・?』
デリート『とにかく、暫く様子を見ましょう』

469 :名無しより愛をこめて:2007/01/29(月) 16:56:48 ID:IfZI6fTU0
 アルファとヴァニルのたどり着いた場所。そこは、タケシの母の胎内にいる新生児、それを構成しているもので、
肉体とは別の物理的でない要素、概念としての精神や生命によって形作られているフィールドだった。
 アヴォルの寄生によってその世界は真っ青に染められ、その中心部に、アヴォルの本体がいた。
『ギギーーーーーッ!?』
 変な声で鳴くアヴォル。
 目に見えない、壁らしきものがある位置に、四肢の力で逆さに虫のようにへばりつき、首だけ捻ってアルファと
ヴァニルを見ていた。
アヴォル『おのれ・・・その手があったのか!!』
アルファ『こっちとしても、ここに至って「悪魔の住む花」をやるとは思わなかったけどね』
 人間と一体化できるのは、アヴォルだけではない。アルファは新生児の生命の世界へ自分もダイブし、
その中に潜んでいたアヴォルと直接対決する作戦を取ったのだ。しかも、ヴァニルという援軍を得て。
『・・・ふふふ、成程、思ったほど馬鹿ではないらしいね。しかし、いいのかな? この世界自体がタケシ君の
弟か妹かになって生まれてくる子の生命そのものなのだよ。ここで私とヴァニルを本気で戦わせたら、赤ん坊
自体にどのような影響があるか・・・』
『そのために、二人で来たんだ』
 アルファはヴァニルの方を向き、
『ヴァニル。お前の望んだ戦いの場だ。好きなだけ思い切りやっていいぞ』
『・・・何?』
『僕はお前とアヴォルの戦いの余波をウルトラ念力で食い止め、子供への影響を防ぐ、そのことだけに専念する。
だから、お前は絶対にアヴォルを倒してくれ』
 ここに来て、ヴァニルは初めてアルファの顔をまともに見る。
『・・・何のつもりだ?』
『何のつもりも何もない。僕だって、あのアヴォルのやり方にはいい加減頭にきてるんだ。お前がその恨みを
晴らしてくれ』
『・・・・・・』

470 :名無しより愛をこめて:2007/01/29(月) 16:58:18 ID:IfZI6fTU0
『お前は、さっき取り付いていたあの怪獣の境遇に対して義憤を感じたから、あの怪獣と一体化してたんだろう。
最初は色んな世の理不尽への義憤からスタートしたんだろう、お前は』
 策とは関係なくアルファは言う。
『信じてるんだよ、お前を』

 両ハンターナイトの戦いが開始された。
 ずっと彼らがそうしてきた通り、最初は互いの力が拮抗していた。激戦による飛び火を、アルファは念力による
障壁で只抑え続けるしかない。介入する余裕などない。
 長く戦いが続いた後、これまでと流れが変わった。
 互いに大きなダメージを受けているのだが、アヴォルの方が、先に息を切らし始めた。
 一方、ヴァニルの纏う雰囲気には、どうしたことか、余裕のようなものが見受けられる。
『ふ・・・ふふふ』
 笑っていたりする。
『何だ・・・何がおかしい、ヴァニル!?』
 引きつったアヴォルの叫び。
『お前は私に直ぐに倒されるんだぞ! なのに、何故そんな風に笑っていられるんだ!?』
『俺にもよく判らん・・・が』
 ヴァニルは横目に視線を送り、ぼろぼろになって、それでも挫けないアルファを見る。
『永らく忘れていたな・・・自分だけのためでなく、他の奴のためにも戦えるんだってこと』
『何!? 何を言っている!?』
『そして、何でだか判らないが、そのほうが余程身が入るんだってことを、な』
『訳の判らんことを!! いいからさっさとくたばれーーーーーッ!!』
 両者は今まで以上の力を振り絞り、正面衝突し、赤と青の眩しい光が迸った。
 大勢は、もう決していた。

471 :名無しより愛をこめて:2007/01/29(月) 17:00:00 ID:IfZI6fTU0
 満身創痍のヴァニルが、アヴォルを見下ろす。
 アヴォルの息は既にない。鎧は砕け散り、殺虫剤を食らった虫のように四肢を異様な方向に曲げて仰向けに
倒れ、最後まで生に執着して宙に手を伸ばしたまま、硬直していた。その姿も、煙のように蒸発して
無に帰していった。
『・・・終わった・・・のか・・・?』
 よろよろと、アルファがヴァニルに近づいてくる。
『判ってやってくれ』
 ヴァニルが言う。
『アヴォルの奴も最初は俺と同じように、宇宙全ての奴らの幸せを願って戦いを始めたはずなんだ。なのに、
何でこんなことになっちまったんだろうな』
『そんなもん、やけくそになったお前らの自業自得じゃないか』
『・・・きつ・・・まあ、その通りだがな』
 やがて、周囲の生命の世界から、アヴォルによって満たされていた青い光が消え、柔らかな白い光に
満たされていく。
 同時に、ヴァニルの体も、煙を立てて蒸発を始める。アヴォルを倒した今、もう彼がこの世に留まる
理由もなくなった。消えていくだけである。
『俺達は駄目だったが・・・ウルトラマンアルファ、お前はなるべく沢山の奴らの幸せのために、精々
頑張って足掻いてくれ』
『どうしろと・・・?』
『いいんじゃねえか。先ず、お前にとって一番大切な奴を全力で守ることから始めれば』
 恵の面影が、アルファの脳裏に浮かぶ。
『・・・それだけで一杯一杯だよ』
『だろうな』
 ヴァニルは最後にもう一度鼻を鳴らして笑った。
『最後の頼みだ。俺をここまで連れてきてくれたあの怪獣を、ささやかでいいから弔ってやってくれ。
 じゃあな』

472 :名無しより愛をこめて:2007/01/29(月) 17:01:18 ID:IfZI6fTU0
 後日。
 タケシの次の子が無事に生まれた。弟である。
 タケシは喜び勇んで、父と一緒に病院へ急いで向かう。しかし、その途上で何故か親父と一緒に影踏みを始め、
楽しそうにちんたらちんたら行く。何故影ふみなのかは不明。不明ったら不明。頑張って原典を探してください。

 ズィーベンとジャネットはデリートに重々の戒告を受けたが、まあ今回は事態が事態だったということで
デリートも余りきつく言うのはやめておいた。
 アルファ=達志と彼ら二人は、ヴァニルとの約束を果たすべく怪獣スカルホーンの住んでいた山へ向かい、
墓を作ってスカルホーンを弔った。定番の、木で作った十字架に花輪が掛けてあるだけのめっさ適当な墓だが、
要は弔おうとする気持ちなのでこれでいいのである。
「ヴァニル・・・」
 帰り道、達志は澄み切った空を見上げて呟いた。
「ちゃんと約束果たしたから、アヴォル共々もう迷い出てくるのはやめてくれよ。頼むから。マジで」
ジャネット「余韻をぶち壊すのはやめましょうよ」

473 :イースリング:2007/01/29(月) 17:46:48 ID:qeFuxHhv0
第22話「犬猿の仲!別れた雅人と麻紀?!」犬猿ドグモン

いきなり怒鳴り声が聞こえる。
何事かと隆一郎が下の部屋へ降りると、雅人と麻紀が喧嘩しているのだ。
隆一郎「ちょっと、2人とも!何してるんだよ?!」
雅人「奥菜さんは黙ってて!」
麻紀「ここは私達の修羅場なの!」
隆一郎「いや・・・そんなこと言われても・・・」
メラメラと燃える雅人・麻紀の視線。
一体何が起きたのかと恐る恐る聞いてみる。
雅人「麻紀ったら些細な事で怒るんだぜ?!」
麻紀「人のプリン勝手に食べておいて、何よその言い方!」
隆一郎「え?・・・プリン?」
そ、そんなことかよ・・・と呆れた隆一郎はイースリング・ライダーで旅を始めた。

そんな道中、森で犬と猿が威嚇しあっているのを発見する。
隆一郎「聞いたことあるぞ。犬猿の中って。本当だったんだなぁ。
     動物界にも敵・味方とかってあるのだろうか。」
そんな事を思いながら再びは走りだす。

サターンズ城。
ヘル・デス「とにかく人々が争えばいいのだ!
       憎み合い、競い合い、そして殴り合い、殺し合い!世界を破滅に追いやるのだ!」
ゴウ・マグマ「ハハァ!ではNo.035の犬猿ドグモンを早速出動させましょう!」
メガンダー「了解!カプセル・オープン!」
そしてドグモンがカプセルから出動する・・。

474 :イースリング:2007/01/29(月) 17:47:44 ID:qeFuxHhv0
そのドグモンが目から発する光線を受け、人々はそれぞれ猿属性・犬属性に分けられてしまった。
猿属性は野生的で反発的。
犬属性は凶暴的で威嚇的。
街中みんなが喧嘩してしまう。
コンビ二店員と客。サラリーマンと上司。彼氏と彼女。つまり雅人、麻紀までさらに大喧嘩し、
殴り合いを始めてしまう!
一挙に人間達が争う様子を見て、思わず戸惑う隆一郎。
バイクから降りてみんなを抑えようとするが、ダメである。
因みに隆一郎はサターンズ生物のため光線は無効化。
どっちの属性でもないため、どの属性の人間からも狙われないのである。

そしてそこへ雅人が通りかかる!
隆一郎「あ!!雅人ー!」
雅人「ん?あぁ、奥菜さんか。」
隆一郎「これは一体どうしちまったんだ?」
雅人「これ?これってなにがですか?
    俺達はただ、犬属性を追いやるだけなんです」
隆一郎「犬属性・・・?人間なのにそんなものがあるのか?」
雅人「さぁ〜・・。」
隆一郎「そうだ!麻紀ちゃんは?」
雅人「あんな馬鹿女とは別れてやったよ!」
隆一郎「え?!そ、そんな・・・。まだプリンについて喧嘩してたのか?」
雅人「プリン?そんなもんじゃないんです。我々猿属性が犬属性と対抗するのは当たり前なんです。」
そういって立ち去ってしまう。
街中では、蕎麦をおじさんにぶっかける青年や、ピストルを空に発砲して大工を追いかける警察・・。
隆一郎「まさしくサターンズに違いない!」
そう確信し、調査に出た。

CM

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